「ともだち」
谷川 俊太郎(絵)和田 誠(イラスト)
発行:玉川大学出版部
「ともだちって何だろう?」
絵本「ともだち」には、そんな疑問への答えやヒントが詰まっています。
「ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと」
「だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない」
「ともだちって すばらしい」
谷川俊太郎さんのわかりやすい、シンプルな言葉と、
和田誠さんのやわらかく、親しみやすいタッチの絵が相まって、心が温まる絵本です。
私は、ページをめくっていて、自分自身が私の「ともだち」に対して、
このような優しい存在でいられているのか、
相手に求めてばかりいないかと、考えさせられました。
コロナ禍で、人との繋がり、コミュニケーションについて、
改めて考えた人もいるかもしれません。
世の中の変化が大きい”大変”な時期だからこそ、
少しずつの優しさを持った行動や言葉を選んでいきたいものです。
お子さんと一緒に、「ともだちって・・」の後に続く言葉を
考えてみるのも素敵だと思います。ぜひ、手にとってみてください。