#1 2024シーズンを振り返る

こんにちは、笹川裕昭です。今回は、今シーズン、2024シーズンを振り返りたいと思います。

今シーズンは、年間 3勝に終わり、ダントツでのJ2最下位、J3 降格となった訳ですが、どうしてそんな結果になってしまったのでしょうか?

去年、終盤まで J1昇格PO入り(3位から6位)を争い、クラブ最高位の11位でフィニッシュしたザスパは、就任3年目を迎える大槻毅監督と契約を更新し、主力選手の多くを残す継続路線を選択しました。

しかしながら、去年夏ごろから抱えていた得点力不足が改善されず、さらには、ザスパのサッカーを研究され、対策された部分を上回る事ができませんでした。

思う様な戦いができず、勝ち切れない、粘り切れない勝負弱さも出始め、負けが重なり、悪い流れから脱却できなくなりました。

その後、結果、内容で変化が見えず、5月に大槻毅監督を解任し、武藤覚ヘッドコーチを昇格。夏の移籍でも、能力の高い選手を積極的に補強したものの、結局、変化を生み、結果につなげることができませんでした。

悪い流れを変えられないまま、ラスト6試合を残し、J3降格圏内の 18位以下が確定、年間、わずか3勝と、これまででもっとも厳しいシーズンを過ごすことになりました。ちなみに、今シーズンの勝率は、「.078」で、J2 の最低勝率歴代 2位を記録してしまいました。ちなみに、J2における最低勝率のワーストは、2010年北九州で、年間 36試合で1勝 (.042)でした。改めて厳しいシーズンだったことがうかがえます。

赤堀洋社長は、先日の会見で、低迷の理由を「キープコンセプトとなり、リスクをとらなかったため。」と発言。結果が出た中で、成長のための変化、チャレンジが足りなかった事を理由に挙げました。

また、チームの雰囲気は良く、仲は良いチームでしたが、ここ数年と比べると、今年は、ピッチ内でリーダーとなれる存在がおらず、局面、状況を自分たちで判断、解決できることが苦手なチームだった印象でした。

選手の力はあったと思いますが、分かっている同じミス、課題をどうしてもクリアできなかったことが低迷の理由だと思います。

そして、2025シーズン。来シーズンに向けて、ザスパがどういうクラブ、チームになってくのでしょうか?

ザスパは、現役引退した地元・群馬スター・細貝萌さんが社長兼GMに就任することになりました。細貝さんはじめ、多くの仲間とともに、しっかりとしたコンセプトを作り、それに沿ったクラブ運営、チーム作りに期待しますし、まずは監督、そして、どんな選手が集まるのか、みんなで見ていきましょう。

Jリーグは、25日に、2025シーズンのスケジュールも発表しています。J3は2月15日土曜に開幕し、11月29日土曜に最終節が行われる予定です。

過去、1年でJ3からJ2に戻れたのは2クラブだけ(大分、大宮)。厳しい戦いは承知の上ですが、生まれ変わる、そんな思いで力強く戦っていきましょう!


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