HI!心呼吸 4月24日(木)

M1>     Day Too Soon   /   Sia (シーア)

 

『Sia』本名「シーア・ケイト・イゾベル・ファーラー」、

『シーア』は芸名です。

オーストラリアのシンガー・ソング・ライター。

1990年代半ばにはアシッド・ジャズバンド「クリスプ」のボーカルとしてデビュー。

2008年にリリースされた『Some People Have Real Problems』

このヴィジュアル・イメージとは裏腹に、

オーセンティックなポップスに驚きと感動を覚えてしまうんです。

歌声をマネしようとしても似せることも出来ないような独特な歌声。

その歌声にはソウル、ヒップホップ、ファンクをベースにしていることを裏付けるように

曲の中に散りばめられていて実に表情も豊か。

その表情に耳まで奪われます。

無気力になってしまうようなリラックス効果?を持っているんですよね。

ちなみに2014年当時。

BRW誌が発表した個人資産リストで彼女は40歳未満のオーストラリア人で97番目の資産家にランク入りしていましたw

 

 

 

 

 

M2> If I Had My Wish Tonight(風のファルセット)/ デヴィッド・ラズリー

 

『デヴィッド・ラズリー』

1947年ミシガン州ソールト・セント・マリー生まれ。

1970年代から80年代前半にかけて「ルーサー・ヴァンドロス」と並ぶ

売れっ子「男性バック・コーラス・シンガー」として知られるアーティストさん。

「ロバート・ジョン」に匹敵する抜群のファルセット・ボイスの持ち主。

ブルー・アイド・ソウルの代表するアーティスト。

このアルバム 『Missin‘ Twenty Grand』から

「If I Had My Wish Tonight」直訳すると「今夜願いが叶うなら」という意味ですが、

「風のファルセット」という邦題がw

1982年に初のソロとして発表した代表作。AORの名盤だと思います♪

セッション歌手かつソングライターとしても売れっこだった「デヴィッド・ラズリー」

魅惑のファルセット・ボイスをご堪能ください。

洗練されたサウンドが非常に心地良い。

デトロイトを発祥の地とする「モータウン」サウンドの全盛期を、体験しながら育った

幼少期がしっかり身体に染み付いたサウンドはブレません。

 

HI!心呼吸 4月23日(水)

M1>    One Heartbeat Away  /   ブリンドル

 

『Bryndle』(ブリンドル)

1960年代末にロスにて結成され、1970年にシングル「Wake Up This Morning / Let’s Go Home and Start Again」をリリース。しかし、アルバムを発表する機会が得られずに「解散」してしまった幻のグループ・・・。

でもね。そうそうたるメンバーなんです。

「カーラ・ボノフ」、「アンドリュー・ゴールド」、

「ウェンディ・ウォルドマン」、「ケニー・エドワーズ」によるスーパー・グループだったんです。アルバム・デビューを果たせぬまま解散し、それぞれの活動で名をあげた4人が

20数年ぶりに集合して95年にデビュー・アルバム「ブリンドル」をリリース。

それから7年後にリリースされたのがこの2002年リリースのセカンド・アルバム

「ハウス・オブ・サイレンス」

良い話でしょ。じゃ、あの頃の果たせなかったアルバムをまたやってみるか!って。

1970年代後期の香り漂う、フォーク・ベースの良質な音が詰まった作品です。

それぞれの成功を手にしたメンバーが改めて音楽に向き合ったとき、

表現された音楽はシンプルなカントリー・フォーク。

彼らの原点の音楽に立ち返った雰囲気です。

 

 

 

 

 

M2>  The Right to Walk Away  /  サウスサイド・ジョニー

 

こんなシブさをたまには味わいたい。

「余裕」「貫禄」ということでしょうね。

しみじみ、ゆっくりと山でキャンプなんかしながら、

ランプの明かりなんかの下でコーヒーなんぞを飲みながら・・・そんな時間無いな・・・

そんな音楽です。

『サウスサイド・ジョニー』

こと「ジョン・ライオン」1948年、ニュージャージー生まれのアーティスト。

かの「ブルース・スプリングスティーン」とは旧知の仲。

「ブルース・スプリングスティーン」が1975年に『Born To Run』でブレイクしたのを受け、翌年「サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス」もデビュー。

イブシ銀の作品が到着したのは1991年のこと。

通算11枚目のアルバム『Better Days』

この作品には友人「ブルース・スプリングスティーン」、

「リトル・スティーヴン」も参加しているという感動作。

この3人が創造する世界はいつだって「男」「友情」「武骨」良いです。

 

 

HI!心呼吸 4月22日(火)

M1>     Stormy Weather  /     ジェフ・リン

 

『Jeff Lynne』(ジェフ・リン)です。

1970年から「エレクトリック・ライト・オーケストラ」(ELO)のリーダーとして

活動を開始したジェフ・リン。

1980年代にかけて「シャイン・ラヴ」「ザナドゥ」など数々のヒット曲を

連発した発起人

初のソロアルバムがこの傑作アルバムでございます。

1990年に発表されたアルバム『アームチェア・シアター』

数々のプロデュース活動なども経てたどり着いた作品は、

全体的に終始リラックスムードです。

ジェフ節?というべきなんでしょうか?彼の本質を感じられる1枚。

エレクトリックの要素もありながら引きずられ過ぎない。

ポップでありフォークでありブルースでもある。

チャートを無視した、本当にやりたいことはこんな音楽だったんだ。

楽しんでいる彼の音楽性が最高です。

その才能に触れながら良い音と一緒に季節の変化を感じましょう。

 

 

 

 

 

M2>   If You’re Lonely   /   エリック・カズ

 

1972年にリリースされている『If You’re Lonely』

シンガー・ソングライター『エリック・カズ』のデビューアルバム。

このジャケットのダラッとした感じ・・・いいですよね。

部屋には飾りたくないけどwでもずっと眺めていられる1枚。

しかしアルバムを聴いてみると、これが素晴らしい訳で。

ジャズ評論家の「マイケル・カスカーナ」という方がプロデュースを担当していて、

「ボニー・レイット」なども参加しているという1枚。

歌詞を読んでみると、家族愛や、恋人への切ない気持ち、悲しみなど、

美しくて、そして人間臭い「エリック・カズ」の世界に感動します。

美しいメロディと優しい歌声は心を刺激します。

深呼吸をさせてくれるような歌声です。

素朴でありながら、切々と語り掛ける歌にはビリビリと心が揺れる。

アルバムのタイトルチューン「If You’re Lonely」はピアノとストリングスの

シンプルな旋律に彼の歌声がしっかりと乗った名曲です。

リラックスして耳を傾けて心の整理をしてみましょうか。

 

 

HI!心呼吸 4月21日(月)

M1>  Living For Love   /  コリアーナ(KOREANA)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

『KOREANA』(コリアーナ)

名前の通り韓国のヴォーカル・グループです。

1979年にデビューした韓国の4人組ポップ・グループ。

ちなみに1988年に開催されたソウル・オリンピックで主題歌を歌っていたのが

このグループだったんです。

 

そんなグループが1990年にリリースした『リビング・フォー・ラブ』

英語と韓国語で歌われるメロディは新鮮でした。

「ジョルジオ・モロダー」がプロデュースしたソウル・オリンピックのテーマ・ソング

「Hand In Hand」が世界的に大ヒット。

あの会場で世界にメッセージを放ったアーティストさん。

やはりスケールの大きい音楽を奏でます。

そして韓国のヴォーカル・グループのレベルの高さを実感させてくれるグループ。

普通に聴いていたらアメリカのヴォーカル・グループにしか聞こえない・・・。

 

 

 

 

 

M2>     Second Skin   /    ヘザー・ノヴァ

 

『Heather Nova』(ヘザー・ノヴァ)

バミューダ諸島出身の女性シンガーソングライター「ヘザー・ノヴァ」

10代後半に学校通うようになるまで、弟・ミシカと両親とバミューダ諸島内を漂う

ボートの中で育った・・・という彼女。

彼女の音楽は「海のリズム」が支配しているんでしょうか?

1996年にリリースされた『グロウ・スターズ』

歌声の向こうには波の音が聞こえる・・・ような。

それほど海とリンクしている音を届けるアーティストはそうそういない。

自然を感じる緩やかなリズムとどこまでも緩やかにしなやかに。

時々、重く、暗い夜の海のように歌われる彼女の声は、

一瞬のうちに青い海へと表情を変え、バミューダの海や風や星を

想像させてくれているようです。

遠くの国に連れて行ってくれているような気分にさせてくれるところがあります。

個人的におすすめなのが「セカンド・スキン」

この歌声に惚れ込んでしまったわけです。自然を感じませんか?

 

HI!心呼吸 4月18日(金)

M1>   クロース・トゥ・ユー  /     Fried Pride

 

今週の締めくくりはこんな2曲です。

『Fried Pride』(フライド・プライド)

ヴォーカルの「Shiho」さんと、日本を代表するギタリスト

「横田明紀男」さんのデュオ・ユニット。

2016年の年末に活動を終了してしまいましたが、デビュー当時から大好きでした。

何度ライブに足を運んだか!

結成10周年を迎えたFried Prideの過去6アルバムから、

アーティスト本人が選曲したベスト・アルバムとマキシ・シングルをプラスした

2枚組アルバム。2008年にリリースされた

『MILESTONE-FRIDE PRIDE 10th Anniversary Best Album』

結成10周年を迎えた記念にリリースされたベスト盤です。

もちろんこの曲も。

このカバーが大好きです。自由でありながら信頼の中で守るべきルールを守っているような硬派なアレンジが聴きたくなります。

 

 

 

 

M2>  Quand Quand Quand  /     WINTERPLAY

 

今週の締めくくりは♪

カバーというとこのカバーもたまに聴きたくなってしまうんです。

クールに聞こえてくるけど不思議と温かい。

日本でのデビュー・アルバム2009年にリリースされた

『ソングス・オブ・カラード・ラヴ』

『WINTERPLAY』

女性ヴォーカルの「ヘウォン」とプロデューサー/ソングライターでもあるトランペット奏者「ジュハン・リー」を中心とするお隣「韓国」ジャズ・シーンで注目されている

ジャジー・ポップ・ユニット。

2007年11月に結成。

韓国で人気を獲得した後、2009年7月にこのアルバム「ソングス・オブ・カラード・ラヴ」

で日本においてメジャー・デビュー

初めて聞いた瞬間にファンになってしまいました。

クール・ビューティーなルックスと透き通る少しはスキーな歌声。

そして貫禄にも似た堂々としたスタイル。

 

 

HI!心呼吸 4月17日(木)

M1>   Time of Your Life   /  サイモン・ウェッブ

 

マンチェスター出身のイギリス人歌手、作詞家、俳優

『サイモン・ウェッブ』

ロンドンを拠点に活躍した『Blue』(ブルー)のメンバーとしても活躍。

そんな彼が放った2005年にリリースされたアルバム

『Sanctuary』(サンクチュアリ)

ちなみにブルーの時にやっているラップはこのアルバムには存在しません。

サイモン自らの音楽のジャンルを「R&B」ではなく

「アーバン・フォーク」とコメント。

このアルバムには彼のやりたい音楽が詰め込まれています。

何気なく聴いていると単なるR&Bに聞こえてしまうかも。

しかし、根底に流れるフォークのこだわり。

アコースティックなギターの音色に鍵盤が重なり、シンプルだけど重厚なメッセージ。

聴けば聴くほどハマる音楽。

このアーバン・フォークという音楽ことが理解し始める。

すんなり耳に飛び込んでくるメロディは「アーバン・フォーク」

 

 

 

 

 

M2>     Shine    /    ジョン・レジェンド

 

アーバン・フォークに続いては「アーバン・ソウル」

『ジョン・ジェンド』

2010年にリリースしたアルバム

『Wake Up!』

この作品もじっくりと味わいたい。

アルバムは以前から交流が深いことでも知られる「ザ・ルーツ」との全編コラボ。

もうそれだけでも良質に決まっています。

アルバムの中身も最高です。

だって「ダニー・ハザウェイ」「ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノート」など主に

70年代のソウルミュージシャンの名曲をカヴァーするというもの。

その他にも「ビル・ウィザース」「カーティス・メイフィールド」の曲なども・・・。

まさに「ルーツ」を探る旅のように丁寧にそして楽しそうに歌い上げます。

そしてこのアルバムンのラストにほっこり暖かさを残してくれる優しいバラードは

ジョン・レジェンドのオリジナル。安心感を与えてくれるようなソウルバラード

感動で。何度も何度も繰り返して聞きたい1曲。

 

 

HI!心呼吸 4月16日(水)

M1> KIERRA, FOR YOU(キエラ・フォー・ユー) /  14カラット・ソウル

 

1975年に米国ニュージャージー州で結成。

「グレニー・T.ライト」を中心とする5人編成のア・カペラ・コーラス・グループ。

『14カラット・ソウル』

ニューヨークを中心に活動し、82年に『LOVERS FANTASY』でデビュー。

88年には山下達郎さんがプロデュースした

「ガール・イン・ホワイト」のヒットで日本での知名度を高める。

CMでも活躍していたので耳にしたことがある方も多いはず。

それがきっかけで僕は彼らの大ファンになってしまいました。

もう随分昔の話w

1993年にリリースされた『FOR KEEPS』

購入しようと探していたら既に廃盤になってしまっておりました・・・。

コーラスグループってたくさん存在します。

その中でも僕のコーラスグループといえば彼らが浮かぶんですよね。

優しい柔らかい歌声のコーラス。

小学生の僕にドゥーワップを教えてくれた彼らに感謝です。

 

 

 

 

M2>  TAKE 6「BIGGEST PART OF ME」

 

熱狂的に夢中になったアカペラグループ『TAKE6』

ライブにも足を運び、ハーモニーに涙をし、

アカペラの迫力を教えてくれたTAKE6。

1980年.アラバマ州の「オークウッド・カレッジ」に在籍していた

あの「ブライアン・マックナイト」の兄「クロード・マックナイト」が

「ジェントルメンズ・エステート・カルテット」という4人組アカペラグループを結成。

そこに「マーク・キブル」や後に大物プロデューサーとなる

「マーヴィン・ウォーレン」が加わって6人組に。

さて1980年に発表された「アンブローシア」の「Biggest part of me」を

TAKE6がカバーしたバージョン。

このシーズンに聞きたくなったのはこちらのバージョンでした。

1994年にリリースされたグラミー賞を受賞した名アルバム

『Join the band』からの1曲。

シングルカットされてホットR&B~ヒップホップ・チャートで36位を記録。

彼らのコーラスをジックリ聞けるだけで胸の奥がゾワゾワします。なんでだろう?

 

HI!心呼吸 4月15日(火)

M1>    The Circle Game  /   バフィ・セント・メリー

 

Native Americanがルーツでもあるカナダ出身のシンガー・ソングライター

『バフィ・セント・メリー』

映像作家、社会活動家、平和主義者としての活動も有名な彼女。

「レナード・コーエン」「ジョニ・ミッチェル」「ニール・ヤング」

などのアーティストさんと同期に活動していたアーティスト。

そんな彼女の1967年のアルバム

『Fire & Fleet & Candlelight』

このアルバムからお送りしたのは彼女の代表曲

「The Circle Game」

1970年に公開された映画「いちご白書」で

印象的に使われていたこの曲がヒットを記録します。

軽快なメロディでウキウキするようなフォーク・ロック。

ポップなアルバムを想像するとちょっと違う世界が広がります。

特殊な雰囲気が彼女の魅力でもありますが。

彼女の細かくビブラートする歌声も魅力ですよね。

 

 

 

 

 

M2>    APRIL IS GONE  /   Michal (ミカール)

 

『Michal』 (Michal Towber)

2000年に弱冠18歳でデビューを飾ったニューヨーク育ちの

女性シンガー・ソング・ライター

「ミカール」

ハートウォーミングな歌声はなかなか出会えないかも。

まだあどけない少女の素直な歌声がピュアで真っ直ぐ届きます。

ジックリ聴いていると、その爽やかさの中に見えてくる強さの様な

ぶれない頑丈さを感じます。

2000年にリリースされたアルバム

『スカイ・ウィズ・スターズ』

このアルバムのプロデューサーは90年代アメリカの

オルタナティヴ・ロック・バンド

「ソウル・アサイラム」のヴォーカル「デイヴ・パーナー」っていうからビックリ。

美しい乾いたメロディ・ライン、ミカールの独特の包み込むような優しい歌声。

うまく引き出された秀逸なアルバム。

 

 

 

HI!心呼吸 4月14日(月)

M1>   To The Music   /    レディ・リネット&ザ・スポークスメン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

懐かしい1曲からスタート。スウェーデンのポップバンド

『Lady Lynette & The Spokesmen』(レディ・リネット・アンド・ザ・スポークスマン)

スウェーデンの音楽プロデューサー「トーレ・ヨハンソン」がプロデュース。

その当時「トーレ・ヨハンソン」の名前はいたる所に。

日本がスウェーデン音楽(スウェディッシュ・ポップス)に溢れていた時代。

キラキラサウンドがたくさんでしたね。

そのサウンドたちの中で彼らは一味も二味も違っていたんです。

シンガー「レディ・リネット」を起用しているところ。

彼女は南アフリカ出身の女性ボーカル。

リネットを中心にフルートやギターを用いたサウンドにダンスの要素を。

オシャレでソウルフルで。

それまでのスウェディシュのイメージを変えてくれた。

1995年のデビューアルバム『When Roots Let Go』

カラフルな季節にカラフルな音楽を♪

 

 

 

 

 

M2>   A BETTER WORLD  /   リネット・コヤナ

 

「トーレ・ヨハンソン」のプロデュース・・・

ソウル・シンガーとして。ソロとして。

『リネット・コヤナ』

2000年にリリースされた彼女のデビュー作品

『HUGS & TAGS』

カーディガンズ、クラウドベリー・ジャムなどのスウェディッシュ・ポップスが流行っていた時代。

トーレ・ヨハンソンのプロデュースで1996年に

『レディ・リネット』名義でアルバムをリリースした彼女。

名前を改名して『リネット・コヤナ』として始動したのがこの作品♪

さらりとブルー・アイド・ソウルに収まるサウンド・マジック。

この『ベター・ワールド』からアルバムはスタート。

この曲のイントロから一気にブルー・アイド・ソウル♪

オシャレです。

ポップな曲をメインに歌っていた彼女の大人びたクールな歌声は清涼感を感じます。

 

HI!心呼吸 4月11日(金)

M1>  You’d Be So Nice To Come Home To  /  アート・ペッパー

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

春先、家の窓を開けて少し大きめの音で聞きたくなる。

実は大学生の時、引っ越し先で、新生活のタイミングで。

僕にとって春の部屋の風景が思い浮かぶ。

何度聴いても飽きることもなく、これからも聞き続けるであろう1曲。

親日家としても有名だったサックス奏者

『アート・ペッパー』

1925年にカリフォルニア州生まれの生粋の西海岸人。

彼の才能は白人でありながら東海岸の黒人ジャズメン達にも一目置かれ、

マイルス・デービス、ジョン・コルトレーン達がロスまで演奏にきた際には

必ずそこに加わって演奏を行ったといわれるサックス奏者。

そんな彼の絶頂期(1957年)にレコーディングされた1枚。

レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が奏でる色あせない名曲の数々・・・。

アート・ペッパーはやはり「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」♪

 

 

 

 

 

M2>  YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO /  小林桂

 

今週の締めくくりはこの人の声で♪

『小林桂』

1979年生まれ。日本のジャズ・シンガー。

祖父、両親ともにジャズ・ミュージシャン一家の3代目。

幼い頃からジャズやバレエに親しんでいた桂さん。

1999年.20歳の時にこのアルバム

『ソー・ナイス』でメジャー・デビュー。

そのデビュー当時からのファンであります。

いつかはご一緒したいと願っているアーティストさん。

邦人男性ジャズ・ヴォーカリストとして記念すべきメジャー・デビュー作をどうぞお聞きになってください。

弱冠二十歳の青年が歌うアメリカン・ソングブック。

ジャズのヴォーカリストとして円熟味を増してきた現在の桂さんの歌を味わいたい。

そんな願いを込めてデビューアルバムからスタンダードを♪