HI!心呼吸 3月21日(火)

M1>     ドリーマーズ  /    バニー・ハル

 

『バニー・ハル』の1991年のアルバム『Truth & Tenderness』から。

アメリカの音楽シーンにおいて彼女の「縁の下の力持ち」的な存在感は非常に大事。

1990年代の音楽シーン。

数多くのミュージシャンのレコーディングに彼女の声は欠かせなかった。

レコーディングの「バッキング・ヴォーカリスト」として活躍した彼女。

 

その実力をいざ!発表!それがこのアルバム。

多くのミュージシャンのバックでレコーディングを重ねた彼女にはその多くの経験が豊富でした。

本格派なシンガー・ソング・ライターとしてデビューを飾った作品。

美しいキーボードの音色によるスタイリッシュなサウンド。

彼女の澄み切った透明感溢れる美しいヴォーカル。

非常に気持ちのいいAORサウンド。

 

春の陽気にピッタリです。

このふっくらした歌声に爽やかな風を感じるようです。

さて春先のBBQのBGMに採用決定w良い曲に肉・・・。最高や♪

 

M2>  サンシャイン  /   ワールド・パーティ

 

1993年の4月にリリースされた「BANG!」

彼にとっては3作目。

なぜ「彼」?なのか・・・。「ワールド・パーティ」というからには数名のバンド構成なのかな?と思っていたら実は「カール・ウォーリンジャー」という人がひとりで制作しているというもの。

この方の才能がすさまじい。

もともとこの人はイギリスの「ウォーターボーイズ」というグループのメンバー。

この「ウォーターボーイズ」は全く知りませんw

 

さてワールド・パーティの魅力はポップさに最先端の(その当時)ハイテクな要素を加えて見事に調和させてしまっているところ。

でもアコースティックな仕上がり。

マジック見たい。ごちゃごちゃしていない。シンプルにさえ聞こえてしまうから不思議。

シンセサイザーの音が耳に残る感じもまた風情を感じます。(現在だから)

聞けば聞くほど味もでてくるそんなアーティスト。

耳に心地いい。この季節にパーティだい♪

HI!心呼吸 3月20日(月)

M1>  アンダー・アフリカン・スカイズ  /   ポール・サイモン

 

南アフリカ音楽を全面に取り入れた、

ポール・サイモンの名盤「グレイスランド」

1986年発売後1400万枚以上を売り上げ、1987年グラミー賞で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。人種差別アパルトヘイト政策時代の南アフリカに乗りこみ、現地のミュージシャンとのコラボで生まれたワールド・ミュージックは後の音楽シーンに多大な影響を与えた名盤にふさわしい1枚。

 

色鮮やかなアフリカの音楽に自然に融合するサイモンの声とメロディ。

青空が日本とはまるで違う青。そんな想像をさせてくれます。

シンプルなメロディにポップさを加えた音楽はこの時代に聞いても新鮮です。

この曲「アンダー・アフリカン・スカイズ」はドキュメンタリー映画として全米で公開されました。

アルバムの中でもこの曲が大好きです。

新緑の日本。この春の風景にこのアフリカン・サウンドとサイモンの美しいイキイキした歌声は気持ちよくマッチします。「春分の日」に合いますか????(不安・・・w)

 

 

M2>  ボーン・アンド・レイズド  /  ジョン・メイヤー

 

「春分の日」ここから春がいよいよ始まる。植物たちも目覚め始める。

そんなことをイメージして選曲してみました。

『ボーン・アンド・レイズド』

「ジョン・メイヤー」の2012年のアルバム。

2001年にデビューを飾ったご存知ジョンメイヤー。

この作品にはプロデューサーに、ローリング・ストーンズやB.B.キングらを手がけたこともある『ドン・ウォズ』を迎えた作品。

 

どこか70年代のフォークやカントリー・ミュージックを連想させる1枚。

シンプルでいて温かで温度を感じます。

そしてこのスモーキーな歌声。

小気味よいアコギのリフから始まり、後半になるにつれ、音の厚みと一緒に熱を帯びる。

このシンプルな音の中に色んなものを察知できる。

このアルバムの魅力がわかるアルバムタイトルのこちらをどうぞ♪

ほら。どこか出かけたくなりますよね。素敵な祝日を♪

HI!心呼吸 3月17日(金)

M1>   私のお気に入り /    ミニー・リパートン

 

スティーヴィー・ワンダーに見出されて、プロデュースされた名曲

“Lovin’ You”は皆さんご存知の1曲。

小鳥がさえずるピースフルな雰囲気。

春先になると今年も彼女の歌声を聞きたくなります♪

もともとは子守唄のために作られたそうですね。

 

『永遠の詩/THE BEST OF MINNIE RIPERTON』

は全13曲収録した、1981年発表のベスト・アルバム。

歌声が舞うようにハラハラとひらひらとキラキラと♪

Minnieのハイ・トーン・ヴォイスはこの時代にも響きます。

5オクターブとも言われる彼女の美しい歌声。

 

今日は「私のお気に入り」を♪

ポップなサウンドは晴れ渡った青空をイメージさせ、穏やかな週末の時間を演出してくれます。彼女のお気に入りが詰まったかわいい1曲。

イントロから天性の才能を魅せつける。

この甘さと温かみをこの春も必要としている僕がいます。

ミニーと春を楽しもうっと♪

 

M2>  Hummingbird ハミングバード  /     AMP (アンプ)

 

アメリカ在住の韓国人3ピース『AMP』(アンプ)

地元であるメリーランド州ボルチモアを拠点としながらも、

結成当初からコンスタントなライブ活動を続け、彼らが放ったクールな1枚。

 

2012年にリリースされたアルバム「Glory Songs」から。

たまに聞きたくなってしまいます。

“天使の歌声”を持つメイン・シンガー「Sam Ock」を中心としたこの3人組。

JAZZY/MELLOW HIP HOPを統括、そして通過して独特な世界。

スピリチュアル・メロウ・グルーヴを見事に聞かせてくれました。

 

ドライブにも普段の生活、お掃除?お料理?送迎?どんなシチュエーションにもピッタリです。

ファンキーなビートと大合唱必至のコーラスが印象的な「No Other Place」、

美しいピアノの旋律で幕を開ける「People’s Song」

このキャッチーなメロと心地いいフロウの「ハミングバード」は大好物♪

 

彼らの音楽は日本の音楽シーンでも注目を集めましたよね。

亀田誠治氏も絶賛したり、楽曲が「ももクロ」のコンサートで使用されたり・・・。

良いもんは・・・やっぱり・・・いいもの♪

HI!心呼吸 3月16日(木)

M1>   So Alone  /    Men At Large (メン・アット・ラージ)

 

90’sサウンドが最近多いですよね?

すみません。マイブーム(死語w)です。今頃90’sが気持ちいいんです。

隠れた名曲を♪

 

「故Gerald Levert」(ジェラルド・リバート)が発掘した巨漢デュオ。

このヴォリューミーな感じが他人事ではなくて好きでもありますが、

このクリアで独特のハイトーン・ヴォイスは印象的で聞かせてくれる名バラード♪

 

このアルバムは1992年に発売された彼らのデビュー作『Men At Large』

 

名前の通りビッグな2人の歌声が重なると涙腺にくる物があります。

曲もスロー、ミディアム、アップとちりばめられていてバラエティ豊かな1枚。

このバラード「So Alone」は抜群の安定感の歌声。

潤いの中できらめく感じ。

夜のドライブに大きなボリュームで聴いてみるとバツグンに気持ちいいですよ♪

スウィートな歌声をBGMに春のデートのお供にいかがでしょうか?

巨漢の2人がラブラブなお2人をサポートします。僕も入れれば3人がw

 

M2>  アイム・ジャスト・フーリン・マイ・セルフ  /   ダイアン・シューア

 

同じ時代。

ジャズ界からこちらをどうぞ。

スタン・ゲッツが見出した盲目のシンガー『ダイアン・シューア』

1992年リリースされた記念すべきデビュー作。

『ディードゥルズ』

彼女の記念碑的な1枚。

 

多彩なヴォーカル・スタイルによる豊かな歌声はキラキラと輝きます。

ヴォーカルだけではなく、この作品はソング・ライターとしての才能も評価が高い名盤。

 

ピアニストでもあるワシントン出身のダイアン・シューア。

ピアノと3オクターブ以上出せるという広い音域。

デビューしたての彼女の歌声は跳ねるように爽やかでイキイキしています。

スタンダードを気持ちよくシャウトしている歌声。

ヴォーカルの声量の大きさと艶と言う部分では先ほどおかけした「Men At Large」に通じるものを感じてしまう。

声量って大事なんだなぁ・・・伸びやかな歌声は生命力に溢れますね♪

HI!心呼吸 3月15日(水)

M1>  The Very Secret Spring /   大江千里

 

2016年、昨年にリリースされた『answer july』

4作目となる「大江千里」さんの作品。

非常に綺麗な作品。それでいてサラッとしていない。

ドキドキするような大江作品が詰まったオシャレな1枚です。

 

9年前NYにて学生生活を始めたきっかけともなったNYアーテイストとの共演を実現させたアルバムでもあります。初の全編ヴォーカルアルバム。

それも豪華なヴォーカリストがずらっと♪

「シエラ・ジョーダン」や「ジョン・ヘンドリックス」そしてこの曲を歌っている『ローレン・キンハン』などを迎えたアルバム。

 

大江さんのソロのピアノの美しさと色気はゾクッとしてしまいます。

47歳にして長年の夢だったジャズ留学で渡米し、音大卒業後に全米デビュー。

現在もニューヨークを拠点に活動しています。

イキイキとしたピアノとジャズは笑っているように朗らかです。

敷居の高さを感じるほど、素晴らしいヴォーカリストを起用していますが、「大江千里」テイストがその余計な心配事を払拭してくれるように聞きやすく優しい♪

癒されるジャズがここに。

大江千里ってやっぱり凄い・・・。大江ジャズ。素敵です♪

 

M2>  ベイビー・マイ・ハート /    カール・アンダーソン

 

「カール・アンダーソン」懐かしい♪え?知らないわ?という大人のみなさん。

若い方ははじめましての方が多いでしょうね。

 

1991年にリリースされた「Pieces of a Heart(邦題:心のかけら)」

このタイトル曲はタバコの(パーラメント)のCMソングとして使われてヒットした曲。

宇和ー!あの曲の!っていう方がいたら嬉しいですw

その曲がタイトルになっているアルバム。

このアルバムには良い曲が多い。心に沁みるメロディ、歌声が収録されているんです。

 

90年代バリバリのサウンドいいでしょ?

アルバムの邦題は「夏の夢のかけら」・・・ちょっと季節は早いけどこの爽快さと、心地よさは春にも会うはず。

AOR好きな人、スムースジャズ好きな人にはオススメです。

AOR,スムース好きの僕には大好物です。

ソウルフルでいて爽やか・・・このジャケットの笑顔で歌の上手さはわかりませんか?

58歳でなくなったなんて早過ぎたよ・・・

もっと色んな曲を聞きたかった・・・と本気で思います。

HI!心呼吸 3月14日(火)

M1>   MISTY  /    ケニー・バロン(SUPER TRIO)

 

今日はスタンダードをゆっくりとお楽しみ下さい♪

 

今日のピアノはピアノの名手「ケニー・バロン」

ケニー・バロンをフィーチャーした華麗なる正統派ピアノ・トリオ「SUPER TRIO」スーパー・トリオのデビュー作。

 

『Super Standard / スーパー・スタンダード』

名前がだってスーパーがついちゃってるくらいのスタンダードが並びます。

「クレオパトラの夢」やこの曲「ミスティ」など、聞き馴染みのアル曲が何とも美しく鮮やかな1枚。

 

2004年に録音、リリースされたこのアルバムには、ケニー・バロンのピアノが歌いまくりです。全開のフレーズとアドリブは華麗です。

当たり前に、簡単なようにスタンダードを演奏する。

その当たり前の演奏が個性を魅せてくれる。

実力がなければ出来ないこと。

さてお紅茶でも頂くとしますか?

 

M2>  アズ・アイ・アム  /   アン・マレー

 

もう1曲は卒業をイメージしての選曲にして見ました。

1988年の「アン・マレー」のアルバム『As I Am』

「自分らしく」と訳すのが1番最適でしょうか?

 

彼女はカナダ出身のシンガー。

デビューする前は地元の高校で体育教師をしていたという異色の経歴を持っています。

どことなく凛としているような歌い方は、爽やかで物事をハッキリ伝えてくれる女性をイメージさせます。

現在もカナダをベースとして現役で活動中という彼女。

現在71歳でいらっしゃいます。

 

落ち着いた歌声。

この曲は何度聞いても落ち着きます。

澄みきった歌声と、シンプルな演奏が噛み合っています。

アン・マレー本来の魅力を伝えてくれています。

「自分らしく」ゆっくりと生活して下さい。

彼女が教えてくれているようです。春ですね~♪

HI!心呼吸 3月13日(月)

M1>    Doky Folky   /    クリス・ミン・ドーキー

 

デンマーク出身の世界的ジャズ・ベーシスト「クリス・ミン・ドーキー」

歌手であるデンマーク人の母と、医者でクラシックギター奏者でもあったベトナム人の父との間に生まれたクリス。

6歳の頃からピアノを弾き始めた彼は才能を発揮する。

 

今では世界的なベーシストとして著名な彼は、今までにランディ・ブレッカー、坂本龍一、マイク・スターン、矢野顕子などといったミュージシャンとも共演を果たしている。

 

さて1999年に録音され、2000年にリリースされた『リッスン・アップ』

以前もこのアルバムから1曲お送りしています。

ヴォーカルを迎えた「Eternally」。この美しい曲調はクリスの得意とするところ。

クリス・ミン・ドーキーのプレイは美しく・優しい。

そのため、聞いていると心が安らぐ。

心地よく音と一体化するような感覚になれるから不思議だ。

この「Doky Folky」も心地よく世界感に引き込んでくれる1曲。

 

彼のテクニックや演奏の見えない音のシャワーに心落ちつかせるエッセンスが入っているみたい。このシャワー浴びてみませんか?

 

M2>   デブリン  /    トニー・ライス

 

1990年のアルバム『Devlin』

「トニー・ライス」の作品。

 

1951年生まれ。アメリカ、バージニア州出身のギタリスト。

ブルーグラスミュージシャン。 ブルーグラス、ニューグラス、アコースティック・ジャズにおける最も影響力のあるギタリストの一人です。

 

全曲インスト。

スウィンギーで乗りの良い演奏は心地いい曲ばかりです。

ヴァイオリンの演奏も小気味良くて聞きやすい。

耳のすわりの良い美しい曲たちはノン・ストレスで聞けるはず。

洗練されていて、おしゃれです。

さらっと聞き流せるか?という問いには正直ウンとは頷けない。

どうしてもリズムをとってしまうほどウキウキしてしまうはず。

さてリズムをとりながら春の風に吹かれて満喫できる1枚。

どうぞ爽やかな風を感じてください♪

シンプルな音の迫力も感じちゃう。

このギター美しいです♪

HI!心呼吸 3月10日(金)

M1>     ストリート・ライフ   /  ダン・シーゲル

 

シアトル出身のキーボーディスト『ダン・シーゲル』

以前にも彼の曲をお送りしたことがありましたが、今回はヴォーカルもの。

1980年代のアメリカのスムース・ジャズ・ブームの火付け役。

 

1981年のアルバム「the Hot Shot」はビルボードのジャズチャートで10週連続トップ10を記録するヒット。

そんなスムース・ジャズの大御所ダン・シーゲルの2001年のアルバム「KEY OF JOY」から。このアルバムのオープニングを飾る1曲です。

 

ヴォーカルに「イヴェット・ケイソン」を迎えての爽やかな1枚。

この「ストリート・ライフ」は爽快さを感じるウェストコーストの伝統を踏まえながら、洗練されたサウンドを届けてくれます。

聴きやすさと馴染みやすさは、ベテランならではの味わい。

くつろぎのBGMとしては最高の1枚♪

まさにスムース・ジャズ。

ピアノ、ベース、ヴォーカル。シンプルな音の心地よさは・・・居眠りしそうw

 

M2>    Lets Stay Together   /     Al Green

 

70年代のサザンソウルを牽引してきた『Al Green』の名盤

1972年の代表的なアルバム「Let’s Stay Together」

他のアーティストが自分たちのスタイルを確立していく中で、サザンソウルを洗練させていく。

このアルバムはその形を世に示せたような1枚。

この「Lets Stay Together」はいつの時代に聞いても輝きを失わない存在感。

ファルセットを多用したセクシーな彼の歌声。

聴きごたえのあるサウンド。

アル・グリーンの優しくも人間味を感じるような、温かな熱量を感じるような歌声は唯一無二であり、今もいない声。

その声には心を落ち着かせる力を持っているようにも感じる。

 

車に乗せてヴォリュームを上げてみる。もうどうにもこうにも気持ちいい。

ハワード・グライムスのドラムが醸し出す重たさ。

このホッジス兄弟のギター、ベース、オルガンのグルーブ感も相まって・・・もう最高です。やはりたまにはスタンダードを聴きたくなります。

HI!心呼吸 3月9日(木)

M1>   心の思い出(FOR THE GOOD TIME)/  レイ・プライス

 

1971年の曲だそうだ・・・。

なんて美しい曲なんだろう「心の思い出」と名付けられた歌。

この曲はなぜか知っていた。もちろんアーティストの名前も「レイ・プライス」

ただ、どんな方だったのか?って知らずにいた。

 

ふと先日ネットで「レイ・プライス」の少し前の記事を読んだ。

『カントリー・ミュージックのレジェンド、シンガーソングライターのレイ・プライス

(Ray Price)が2013年12月16日、膵臓がんのためテキサスにある自宅で死去。87歳でした』と。

 

急に彼のことを知りたくなった。

まさにレジェンドだった彼のことを知るたびに偉大さを知ることに。

昔の映像で歌い彼は優しく、甘く歌い上げる。

晩年の映像でも歌われた彼の歌声は昔と変わらずにセクシーだった。

僕らはこんなに素晴らしい曲を知る必要があるんだ。ですよね?

 

M2>      Peri’s Scope   /      フレッド・ハーシュ

 

1955年、オハイオ出身のピアニスト「フレッド・ハーシュ」

ジョー・ヘンダーソン、スタン・ゲッツなどの大物ジャズ・ミュージシャンと共演するほか、クリス・コナーやジャニス・シーゲルの伴奏となどを務め、サイドメンとしてのプレイでも知られるピアニスト。

 

ジャズに多大な影響を及ぼした「ビル・エヴァンス」のトリビュート作品。

1990年にリリースされた

『Evanessence: A Tribute To Bill Evans』

このアルバムにはスペシャルゲストに「ゲイリー・バートン」

と「トゥーツ・シールマンス」を迎えた最高のトリビュートアルバム。

ヴィブラフォンのゲイリー・バートンとハーモニカのトゥーツ・シールマンが参加していることで、ひと味違う作品になっている。

ビルが障害愛し続けていた「ぺリ」の名前が付けられた1曲を味わいたっぷりに、趣を変えるアイデアで彩ります。

ピアノとヴィブラフォンの語っているようなデュエットの演奏はピカイチです♪

HI!心呼吸 3月8日(水)

M1>  緑の木々  /    ラフェール・ルイ・トリオ

 

フランスはリオンで結成されたグループ「ラフェール・ルイ・トリオ」

メンバーは「クリート・ボリス」(ヴォーカル)、「ブロンコ・ジュニア」(ドラム、キーボード)、クリートの弟「カール・ニアガラ」の3人。

心地いい音楽を届けてくれるポップバンドです。

 

1980年代にデビューしましたが、当時からの特徴はラテン&ジャジーな音楽。

この音楽の混ざり合う不思議なポップ感は心地良さと、爽快さを運んでくれます。

 

1990年にリリースされたアルバム『Sans Legende』(サンレジェンド)は

ここでは見事なオトナポップへと姿を変えるんですね。

より味のある魅力的な世界を作り上げています。

耳障りの良いポップサウンド、歌詞の意味は分かりませんが、意味よりもサウンドに身を預けたくなるオシャレさと楽しさを持ち合わせます。

“ラテン民族の、ラテン民族による”粋な遊び心。

どうです?遊びに出かけたくなりません?

 

M2>  心が見えたから?(Porqué Te Conocí?) /  エクトル・ラボー

 

1946年にプエルトリコで生まれたサルサを代表する歌手・ラテン・シンガー

『エクトル・ラボー』

プエルトリコ音楽学校に通った彼は、17歳のときに、ニューヨークに移りバンド活動をスタート。このころ他のラテン系の歌手と区別するために、彼はフェリペ・ロドリゲスのあだ名”La Voz”(声)を採用し、芸名をラボー(Lavoe)に変えたそうな。

1978年の傑作アルバム『コメディア』

ストリングスも駆使した凝ったアレンジは実に素晴らしい♪

サルサに興味がある方は持っておいた方がいい1枚。

美しく伸び伸びした歌声は響きます。

せつなくて美しくて、晴れやかな気持ちになります。

背筋がゾクゾクするような繊細さと、もの悲しいような哀愁。

「サルサ史上最高の歌い手の一人」と言われる彼の実力をバリバリ感じられる1枚から。

このバラードも魅力の一つ。

「心が見えたから?」この切ない名曲を久々に聴きたくなりました、

サルサが似合う季節がゆっくりと近づいてきたのかしら?