HI!心呼吸 3月7日(火)

M1>  心のインディア  /    オールド・マン・リバー

 

オーストラリア出身の詩人。旅人。シンガー。

「オールド・マン・リバー」

幼少期は戦火の絶えないイスラエルで過ごしたという彼。

“悠然と流れ続ける川のように、生きることすべて受け入れる”

という名を名乗る。

 

彼の最大の武器は優しい歌声と優しい人柄。

デビュー後に日本にも訪れていて、その際には障害を持った子供たちに歌のプレゼントをしたり交流をもったオーストラリアの歌のお兄さん♪

 

そんな彼の2010年にリリースされたセカンドアルバム「トラスト~絆」

とっても平和でキャッチーな曲調。

そこにインドで録音された音には深さが加わった音世界。

良質なメロディにオルタナ・ロックをくっ付けたようなユニークな音は飽きさせない。

古いようで新しい音楽。何度聞いても魅力を感じます♪

温かな音楽は人を優しくします♪

 

M2>  Eu nao exosto sem voce (かけがえのないあなた) /  マリア・ベターニア

 

「マリア・ベターニア」をお送りします♪

ブラジル出身の女性歌手。

「カエターノ・ヴェローゾ」の妹さんです。

現在御年70才です。

 

今日までに30枚以上のアルバムをリリースする活動をするブラジルを代表するアーティストさん。

1964年リオ・デ・ジャネイロのショー「オピニオン」でデビューを飾った彼女。

1981年にカエターノとジルとともにジョアン・ジルベルトのアルバム『Brasil』の制作協力をしているという伝説の人です。

キャリア50年。

2005年に届けられた味わいたっぷりの優しく、ゆったりと心落ち着く1枚。

『Que falta você me faz』

これまでのブラジル音楽にはないというほど、力強いメッセージ。

愛にあふれた歌声に感動をすること間違いなし。

この方の音楽をご紹介できて嬉しいっす。

HI!心呼吸 3月6日(月)

M1>  If You Could Read My Mind  /   ゴードン・ライトフット

 

「ゴードン・ライトフット」カナダ出身のフォーク・シンガー。

70年代に活躍したシンガーです。

日本ではあまり注目されなかった彼。

このサラッと聞き流せてしまう感じは日本のフォーク好きな方にはあまり受け入られなかったなんて話も。

アクが強いこともなく、サラッとして・・・歌声も特徴がそんなにあるわけでもない。

でもそこが僕は好きだったりするんですけどね。

この時代は特にシンガー・ソング・ライター全盛時代。

ときに流されることもなく、自分のスタイルを貫き通したスタイルは尊敬にも値します。

 

「GORD’S GOLD」はゴードン・ライトフットのバンドを組んでいた時代から(リプリーズ)からのベスト盤。

味のある懐かしさを感じたい、味わいたいという方には聞いていただきたいシンガー。

このベスト盤は90年にリリースされています。

この懐古的世界は日差しによく似合う。

マスター!コーヒーおかわり!って言いたくなる。

 

M2>  再会  /  ダン・ヒル

 

カナダ繋がりでこの方。

カナダの吟遊詩人と呼ばれるシンガー・ソングライター「ダン・ヒル」

 

さてダン・ヒルは日本でも人気を博したシンガーの一人。

代表曲として「とまどい」はまさに名曲。

ご存知の方も多いはずの名曲です。男女の恋を歌い上げる1曲。

歌詞を理解しなくてもこの恋心は伝わってくるから不思議です。

 

世界的には大ヒットには恵まれなかったのかもしれませんが、このエモーショナルなヴォーカルは心地よく僕の耳を惹きつけます。

根強い人気を誇るのも頷けます。

この心暖まる歌声はさすが。

ホッコリとした雰囲気の中、じんわりと温かみを感じる彼の歌声は春先にはシックリときます。1991年にリリースされた「ダン・ヒル」のアルバム「Dance Of Love」

珠玉のバラードが詰まった1枚です。

さぁこのホッコリした心をもって出かけることにしましょうか♪

HI!心呼吸 3月3日(金)

M1>   ピンク・カシミア  /   プリンス

 

いつかかけたいと思っていた1曲です。

殿下が亡くなってから。

1958年6月7日。ミネソタ州ミネアポリス生まれのミュージシャン。

本名「プリンス・ロジャー・ネルソン」日本では“殿下”の愛称で親しまれた「プリンス」

彼が残した数多くの作品。

その時代ごとに最先端の音楽を取り入れ、別の角度からアプローチをして、僕らを飽きさせることのない姿勢はまさにプリンス。

 

1993年にリリースされた「HITS 1 & 2 (3CD BOX SET)」

天才が自由に真面目に遊ぶ。そうなるとこういうことになる。

芸術的感性と自由な好き勝手さのクロスオーバーの先には、こんなに素晴らしい世界と幸せが待っていたんですね。

今日は桃の節句。ピンクが入ったこの曲を。

今日みたいな日じゃないとかけれない気がして・・・。ファルセット気持ちいい。

やっとかけれました。この優しさはなんだろう・・・。殿下・・・。

 

 

M2>   PINK MOON  /    おおはた雄一

 

ピンクつながりで…もう1曲。

「おおはた雄一」さんの音色と、歌声が好きです。

大人向けのカヴァーアルバム。

『SMALL TOWN TALK ~“アコースティック・ライフ”カバーズ~』がリリースされたの

は2008年。

リリースは春先だったと思います。

 

季節が変わり、花もほころぶ、空気も温まる。

そんな季節と同じように自然に体に入っていました。

上質な音を聞くと、高価なヘルメットを使用するように頭の先にメロディが入ると、

安心に包まれ、カラダを包みこむ。

フィット感も良いんです。しっくりと頭にフィットする感じ。

 

ちなみにこの曲は「ニック・ドレイク」のカヴァーです。頭にも体にもあなたの耳にもフィットすれば嬉しいなぁ♪今日は桃の節句。ピンクつながり・・・感謝です。

HI!心呼吸 3月2日(木)

M1>  Honey I Love You  /   アシュフォード&シンプソン

 

60年代、70年代と多くのR&Bの名曲を作り上げてきた

ソングライター夫婦『アシュフォード&シンプソン』

アメリカでは大ヒットを記録したこのご夫婦。

日本ではあまりヒットしなかった…不思議です。

この2人が作った名曲の数々をカヴァーして大ヒットしているアーティストは数知れず。例えば(マーヴィン・ゲイとタミー・テレル)によってヒットした、「ユア・オール・アイ・ニード(You’re All I Need To Get By)」とか、「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」、

など、たくさんのアーティストにカヴァーされる作品を生み出した2人。

 

彼らの作品の最大の特徴は、とても覚え易いメロディーと実生活に根付いた歌詞にあるといわれています。

特に2人の得意部門は「ラブ・ソング」

1985年、自らのデュエットソングで、ヒットを記録した「Solid」(ソリッド)

このブラコン・テイストとR&Bのをミックスさせたこのデュエットナンバーの数々。

午前中からメロメロに。春も間近。

愛情もたっぷりの曲でホッコリと行きませんか?

 

 

M2>  ワン・タイム・フォー・ザ・ロンリー  /   ピーボ・ブライソン

 

「アラジンのテーマ」や「美女と野獣」で一世を風靡したご存知「ピーボ・ブライソン」

1951年4月13日アメリカはサウスカロライナに生まれたピーボ・ブライソン。

現在65才。

 

彼は14歳の時に「アル・フリーマン&ザ・アップセッターズ」(Al Freeman & The Upsetters)のシンガーとしてプロ活動をスタート。

14歳にしてキャリアをスタートさせていたんですね・・・ご存知でした?

すでにデビュー51年。スゴイ。

そんな彼の1990年にリリースされた「All My Love」から1曲を。

デビューから中期の時代の作品ですが、現在の彼の片鱗を感じることができる作品です。

というのも幅広いジャンルで活動してきた彼がバラード、ラブソングを主体とするアーティストになったまだ初期の作品。

まだドップリのピーボ節ではないんです。歌唱力はもちろん素晴らしいですが、若く爽やかなヴォーカルを聞かせてくれます。

「One Time For The Lonely」はそんな中でもメロウでじっくりと聞かせてくれる1曲。

壮大さがすでに出てきてますよね。やはりきれいな声ですね。羨ましい♪

HI!心呼吸 3月1日(水)

M1>  One Of These Things First /   ニック・ドレイク

 

1970年のセカンド・アルバム『Bryter Layter』

彼の才能をヒシヒシと感じることのできる作品。

このジャケットから伝わる独特の雰囲気。

ただモノではない感じ・・・。

さて1stアルバム「Five Leaves Left」のセールス不振。

その不安や葛藤の中から絞り出された才能。

その結晶がこのアルバム。

冒頭のイントロから感じます。ただモノではないことを・・・。

何かを変えようと別のアプローチを感じます。

少しポップでジャジーなアレンジ。

物足りなさを感じるかもしれませんが、これで十分なんです。

短い人生で彼が伝えたかったメッセージ。

今だからこそ知りたくなりました。

3月に入った今、少し彼に勇気をもらって自分を変えてみるのもいいのかな?

さぁ、新たな気持ちでスタート切りましょう♪

 

 

M2>  Lookin’ For Love  /  ジョニー・リー

 

なぜかこのサウンド・トラックを持っている・・・。

このジョニー・リーを知ったのもこの1枚から。

 

1980年に公開された映画、ジョン・トラヴォルタ主演の映画

『アーバン・カウボーイ』

この映画自体は観たことがありません・・・。この頃はジョン・トラヴォルタが出演する映画もサントラもヒットをする時代。

この映画のテーマ曲がこの「Lookin’ForLove」

「ジョニー・リー」本名John Lee Ham

カントリーのシンガー・ソング・ライター。

イントロを聴いただけでブルッとする。1980年、ミリオンセラーのヒットとなり、カントリーチャートで1位をマーク。

ちょっとノンビリした明るい曲調は3月の陽気に合いませんか?

甘酸っぱ歌詞もこの時期に合うような?

爽やかな1曲で今月はは始まりましたよ~♪

HI!心呼吸 2月28日(火)

M1>  Finish What We Started  /   Diamond Rio

 

『Diamond Rio』 ダイアモンド・リオは1991年のデビュー以来

メンバー・チェンジすることなく活動を続け、カントリー・バンドの牽引グループ。

アメリカン・カントリー、クリスチャン・カントリー・ミュージックの大御所。

その固いチームの結束力で第一線を走り抜けてきたバンドです。

 

グラミー賞や数々のカントリー部門の賞を獲得してきたバンド。

既に昔のバンド?という勘違いを起こしそうですが、最近もリリースを果たしたばかり。

往年のベテラングループの演奏は安定感と、渋さを兼ね備えています。

 

さて今日は1994年の「Love a Little Stronger」というアルバムから。

全米ビルボード・カントリーチャートでは最高位13位。

若さがにじむMVは涙モノ。

90年代の匂いまでしてきそうなベタな内容ですが、

この曲との相性、切なさ、淡い恋心がシンクロします。

カントリーミュージックの真面目で、さわやかな1曲です。

キュンキュンしてください。2月が終わり、また新たな月が始まる♪

 

M2>  Runaway Wind  /   ポール・ウェスターバーグ

 

「ポール・ウェスターバーグ」のソロ第一弾アルバム「14 Songs」

1993年にリリースされた。

さてポール・ウェスターバーグは81年にファースト・アルバムをリリース、ガレージ・パンク・バンドとしてデビューを飾った「ザ・リプレイスメンツ」のフロントマンとして活躍した。後には方向性の違いからアメリカン・ロック・バンドとして活動していくことになりますが、その後はソロとして活動。

ジョーン・ジェットやGOO GOO DOLLSなど他アーティストへの楽曲提供なども精力的に行っているアーティストです。

ソロに転身して初めての作品がこの「14songs 」1993年にリリースされています。

記念碑的な1枚です。

アコースティック、メランコリック、スムース・・・キャッチーな曲はほとんどないですが、彼の得意な音が自己紹介のように並びます。

風味がいいというか、耳障りのよさ。シンプルさ。

なにかしら耳の奥に残してくれるトラッド系の音楽。

オシャレとかそんなんじゃなく、中身の音。

どの曲があなたの耳に残るのか・・・。僕が気になるw

HI!心呼吸 2月27日(月)

M1>  このままでいたい  /  アンドリュー・ゴールド

 

ウェスト・コースト・ロックの黄金期を支えたシンガー・ソングライター

「アンドリュー・ゴールド」

 

彼が亡くなったのは2011年6月。

70年にケニー・エドワーズ、カーラ・ボノフ、ウェンディ・ウォルドマンとともに

「ブリンドル」を結成。

グループ解散後、リンダ・ロンシュタットのアルバムに参加するなどそのマルチな活躍は偉大。

あの矢沢永吉さんにも多大な影響を与えたことも有名ですね。

 

そんなアンドリュー・ゴールドの1977年のアルバム「自画像What’s Wrong with This Picture?」

(邦題は『自画像』となっていますが原題は”この写真の間違いは何処?”という間違い探しになっているそうです。どこが間違いかお分かりでしょうか?)

どこか懐かして、潮風を感じるような爽やかなサウンド。

優しいメロディに甘く切ない大人の歌・・・。

全米ヒット・シングル「ロンリー・ボーイ」も収録された1枚。

ちなみにアルバムのラストをこの曲が飾ります。

このジャケットも好きなんですよね・・・良い風を感じません?ヒュー♪

 

M2>  Love Has Found It’s Way  /   オブライエン

 

『ドゥーイン・オールライト+ユー・アンド・アイ』

 

ソウル・シンガー「オブライエン」の1982年のファースト・アルバム「DOIN’ALRAIGHT」と1983年のセカンド・アルバム「YOU AND I」を合体させた1枚。

1980年代初期シンガーの中でも屈指の万能プレイヤーだった彼の魅力がたっぷり詰まった作品。

ダンスフロアーなどではスロー・ナンバーの名曲「YOU AND I」がパワープレイされていたそうですが、この甘い歌声を聞きながらその当時のディスコではチークタイム?

その当時のディスコを知らない僕は伝説的に話を聴くわけです。

ちなみにこの曲、オリジナルはスティービ-・ワンダー。

このしっとりと歌うオブライエン。哀愁があります。

 

正直ジャケットはだいぶ暑苦しい仕上がりに・・・。

しかし、アルバムの内容はとっても爽やか。

ジャケットのイメージを見事に裏切ってくれます。

メロウもアップもお手の物。この万能さは聞いていても面白い。

選曲した「Love Has Found It’s Way」もしっとりと歌い上げるスロー・ナンバー。

このメロディとアーバンな雰囲気は嫌いじゃない・・・いい。

HI!心呼吸 2月24日(金)

M1>  コールド・ハーティド・マシーナリー /  フィールズ

 

2007年にリリースされたデビュー・アルバム「EVERYTHING LAST WINTER」(エヴリシング・ラスト・ウィンター)

デビュー前にフジロック・フェスに登場して話題にもなった彼ら。

ロンドンに拠点を置くエレクトロ・フォーク・バンドの5人組「フィールズ」

何回でも聴けてしまうこのアルバム。

何が魅力なのか・・・このフォークと、エレクトロ、ポップさにメランコリック。

雑多なようなキーワードを見事に料理している・・・。

メロディの良さ、バランスも整っている。

聴いていて何の違和感もない。

ほんとうに新人なの?というほどの完成された音。

だからなのか?さほどのビッグヒットに恵まれていないがこの世界を愛してやまないファンはこの素晴らしく広がる音世界に恋をする。

 

季節が動いている。春が近づく。このメランコリックでポップなフォークをお供にでかけてみませんか?

 

M2>  ミスター・マジック  /    ジェイソン・マイルス

 

「ジェイソン・マイルス」

1951年ニューヨーク生まれ。

80年代からマイルス・デイビス、マーカス・ミラー、

マイケル・ブレッカーなどのキーボード奏者、プログラマーとして活躍した彼。

あまり知られていないかもしれないですが、そのキャリアは素晴らしいモノばかり。

彼が残した作品はトリビュートのものが多数。

イヴァン・リンス、マーヴィン・ゲイ、マイルス・デイビス・・・。

しかし、そのトリビュートもしっかりと彼の意志と思いが詰め込まれています。

 

この作品は2001年発表の「GROVER WASHINGTON Jr.」へのトリビュート作の続編。

2008年にリリースされた『2 GROVER WITH LOVE』

彼は実際にグローヴァー・ワシントンの作品のプログラマーとして作品つくりに参加しているという事。

今までに発表された作品、マイルス、リンスなどの作品も手掛けている彼の作るトリビュートは愛にあふれています。

明瞭な演奏、美しくもメリハリのある演奏は心地よさと、愛情でできています♪

HI!心呼吸 2月23日(木)

M1>   count on me  /   マーク・ネルソン

 

この方をご存知ですか?

「ボーイズ II メン」は本来5人組。

デビュー当時とある理由から脱退したとか・・・。

そんなもう一人がこの「マーク・ネルソン」

後の96年には「AZ YET」として活躍して、自身が歌う他・色々なアーティストのプロデューサーを勤めていました。

 

そんな彼も本来なら「ボーイズⅡメン」のメンバーとして世界を席巻していたのかもしれません。

デビュー前までのメンバーとしても有名ですが、その「ボーイズ II メン」と時を同じくして発売されたのが彼のデビューアルバム。

「I WANT YOU」

1991年にリリースされています。

1曲目には「マービン・ゲイ」のカバー”I Want You”を収録。

そして僕もお気に入り「count on me」は甘々の1曲。

とろけてまうやろ~♪

 

M2>    She’s gone  /   TAVARES (タバレス)

 

1974年のアルバム『Hard Core Portry』から。

「タバレス」はマサチューセッツ州出身の兄弟グループで、

5人の歌唱力あるコーラスを聴かせてくれるファミリー・グループです。

このセカンド・アルバムは彼らにとって大きなきっかけとなったアルバムです。

歌唱力、コーラスは抜群。あとはヒット曲・・・。

このアルバムでカヴァーをしたのがお馴染み「ホール&オーツ」が1973年に放った

「She’s gone」

この「She’s Gone」はこのヴァージョンがヒットした事で、オリジナルにもスポットが当たり、1976年に再ヒットしたのは有名なお話♪

曲そのものに魅力が溢れ、ソウルフルな曲に彼らのコーラスが完璧なまでにフィットしたんですね。

ブルー・アイド・ソウルの味わい深いナンバーです。

何度聞いてもキュンキュンする名曲。ダリル・ホールにとっても大事な曲らしく、オリジナルのソロアルバムでも改めて自身で歌っています♪

やっぱり良いわ~♪

HI!心呼吸 2月22日(水)

M1>   kissing me  /  マリア・ソルヘイム

 

ノルウェー出身のシンガー・ソングライター「マリア・ソルヘイム」

彼女の2004年のセカンド・アルバム『Frail』

彼女は言葉を置くようにゆっくりと穏やかに歌う。

 

「今まで存在した、どんな才能とも異なる全く違う次元の新しい才能!」。

これは2001年にデビューアルバム<Barefoot>がリリースされた際、ノルウェーの国営新聞はそう彼女を評しています。

彼女のもう一つの歌う以外の才能はフリーライターとしてのキャリアを持っていること。

わずか15歳でノルウェーの全国週刊誌のフリーライターとして活躍したそうだ。

文学的才能にも恵まれた彼女。

彼女の曲の中の詞にも注目したいところ。

若くして自分を表現するすべを持ち合わせていた彼女。

彼女の歌の世界にもマリアの個性が垣間見えます。

 

このアルバム「Frail」は穏やかな時間が流れ、彼女の才能と彼女の時間を感じることができます。あぁ、穏やか・・・気持ちいい。

 

M2>  ドクター・ジャズ  /   ジョン・ジョーゲンソン

 

ギタリスト「ジョン・ジョーゲンソン」(John Jorgenson)

もともとはカントリー&ブルーグラスのバンド「Desert Rose Band」 の名ギタリストとして活躍した人。

もちろんカントリー好きな音楽ファンの方にとってはお馴染みの方。

そんなジョン・ジョンゲンソンが2000年以降アコースティック・ギタリストとして変身したというのは大きな衝撃だったようです。

 

このアルバム1981年のアルバム「アフター・ユーブ・ゴーン」

このアルバムにはそんな過去の姿?音?は全く感じられないのです。

西海岸をイメージさせる爽やかなスウィング・ジャズを味わえます。

 

しかし「ジャズ」というより心地いいイージー・リスニング・ミュージック。

そんな印象を持たれる方も多いかも。

とにかく気持ちいいサウンドは自由に耳を洗浄してくれるかのように、すんなりと耳に入ってきます。

メロディックな味わい・・・大人だねぇ・・・♪