HI!心呼吸 2月6日(月)

M1>  Follow Through  /   ギャヴィン・デグロウ

 

このインフルエンザの猛威のお陰で色んな音楽を改めて聞くことができました。

だって時間が潤沢にあるんですもの。

今週はインフルエンザのお陰で再確認した曲たちを何曲かご紹介していきます。

2005年のアルバム「チャリオット」から。

まずは「21世紀のビリージョエル」ギャヴィン・デグロウ♪

そんな肩書も似合う彼。

まさにピアノマンの彼の声は潤いを帯び、耳から離れない艶を持ち合わせます。

ラジオから流れたこの名曲。

一目惚れならぬ一聴き惚れ。”FOLLOW THROUGH”

休み明け、「あぁ、なんだかいいスタートだと思わない?だってあなたと一緒にいたいから・・・」と僕にはピッタリの詞。

ちょっと寂しかった僕の心をひたひたと潤してくれました。

ラジオをつけっぱなしのまま、ぼーっとしている。

この曲がすんなりと・・・勝手に想像したんです。

メロディがカラダに広がっていく感じ。胸の奥に眠っていたDJ心。みたいなものが溶け出してきました。

 

M2>  愛の歌  /   河口恭吾

 

懐かしい名曲を。

優しく、広がる青空、夕陽、夕焼け、星空。

当たり前のように毎日見せてくれる自然の景色。

 

こんな状態になると尚更実感したりするものです。

その時に頭の中にフワッとメロディが浮かんできたのが河口恭吾さんの声でした。

シンプルで温かい。

春の日差しを感じながら彼の声に癒される。

「桜」の大ヒット。その歌手としての存在感を大きくアップさせた河口恭吾さん。

2004年第1弾シングルがこの「愛の歌」

「愛の歌うたおう/青空どこまでも/愛する君のため/僕は歌おう」

という、これ以上はないシンプルでストレートな言葉からはじまる1曲。

 

家族のこと、愛する人のこと、大事な友人、ラジオ、曲、僕の周りにいてくれる方々。

大切な事をシンプルに、気づかせてくれる。

イイ曲です。

「愛の歌」は、日本的な情緒を感じさせるメロディをアコースティックなアレンジで彩ったスロウ・バラード。ほっこりできた?

HI!心呼吸 2月3日(金)

M1>  ALL MY LOVE feat.サム・オック /    GEMINI

 

今日はこれからのシーズン、ドライブに連れて行ってもらいたいアルバムを1枚。

HIPHOPシーン随一のヴァイオリニストAsuka Mochizukiと

仙台のロック・バンドEGNISHのキーボーディストShiho Suzukiによる女流ユニット『Gemini』のファースト・アルバム。

2014年にリリースされた『Brand New Addiction』

 

ゲストに「サム・オック」による「All My Love feat.Sam Ock」がフロントを飾るアルバムは鮮やかなメロウ・アンセムに仕上がってます。

日本人の心地よさを意識したのか、分かり易いメロディが彩ります。

季節柄、このメロウさは心地いい。

耳障りもいいのでこの気持ちよさを分かち合いたい♪

 

この曲のほかにもゲスト・ラッパー/シンガーを迎えた曲を詰め込んだ1枚に♪

「午前中のドライブ」をイメージして選曲。

さりげなく聞こえる彼女たちのストリングスの音色が彼の歌声をサポート。

良い雰囲気を演出しています。

楽しいドライブ、エンジンをかけるとこの曲が・・・爽やかじゃない?

 

M2>  ALL MY ONLY DREAMS  /  THE WONDERS(ザ・ワンダーズ)

 

1996年に公開されたトム・ハンクスが映画化した青春映画を覚えているでしょうか?

『すべてをあなたに』(That Thing You Do!)

1960年代に「ビートルズ」のようなスターを夢見た若者たちを描くいた作品。

ハンクス自身が彼らのマネージャー役で出演もしていることでも注目を集めた作品。

大好きな作品でした。

(ちなみにトム・ハンクスの夫人であるリタ・ウィルソンがウエイトレス役、息子であるコリン・ハンクスが新人のボーイ役でそれぞれ出演しています)家族映画w

 

ビートルズをもろに意識した映画の内容は、面白かった。

なにより音楽が映画のために作られたオリジナル。

どれも素晴らしくて驚いた。

舞台は1960年代。しかしリリースは1997年・・・。

その時代を飛び越えてきたような陽気で楽しい曲が、新鮮で気持ちよかった♪

その映画のサウンドトラックから。

 

映画の中では地味な曲でしたが、お気に入りを久しぶりに♪映画見直そうっと♪

HI!心呼吸 2月2日(木)

M1>  CELLOPHANE(セロファン) /  ワンダー・ミンツ

 

南カリフォルニア出身4人組「ワンダー・ミンツ」

この4人組による趣味的なデビュー作がインパクトがありすぎました!

彼らの音楽には色んなアーティストの要素が入っています。

ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、コステロ・・・。

偉大なアーティストの才能のエッセンスをうまくまとめる。

そのまとまった音楽の心地よい事♪

その曲ごとに偉才のエッセンスが見え隠れする。

そのチャーミング的なものを感じたりします。

 

「ブライアン・ウィルソン」のバック・バンドとして来日し、単独公演も行なったワンダーミンツ。

名曲「セロファン」

ロングセラーを記録しました。

ポップセンス、メロディセンス。

60年代の要素が見え隠れ。そうビーチ・ボーイズ。

ブライアン・ウィルソンのエッセンスを味わえます。甘酸っぱいポップソング♪

キュンキュンするのはなぜ???

 

M2>   ザ・ベスト・シング  /   リチャード・ペイジ

 

「MR.MISTER」のヴォーカルであり、ベーシストでもあった「リチャード・ペイジ」

彼がこれまでいろんな活動(BAND,ユニットなど・・・)を経てリリースしたソロ・アルバム。

1996年にリリースされた『シェルター・ミー』

このアルバムからの1曲「ザ・ベスト・シング」

彼がチカラを入れて活動していたBANDが解散し、テンションも下がる中、見事に立ち直りアルバム制作したのです♪

それも今までのカラーを脱ぎ捨てて。

見事にシンプルに変身した音楽はMR.MISTERの面影を消しています。

とても自然体の歌声、曲調、アレンジ。

ハンドメイド感を味わえる温度が伝わる作品。

渋味のある曲が延々と続いていきます。

少し気怠さも感じるかもしれませんが、それが彼の音楽の神髄だったのか…と気づくと心地よかったりします。

ちなみにラストに収録あれていカヴァーは「S.ワンダー」の名曲『1000億光年の彼方』この選曲もニクイ♪めっちゃいいです。これ。

HI!心呼吸 2月1日(水)

M1>    Arcos(アーコス)  /    アレックス・デ・グラッシ

 

日本にも縁があるという事で以前にもご紹介したギタリスト「アレックス・デ・グラッシ」

それもそのはず。1952年2月13日 日本の横須賀生まれ。

しかし幼少の時にはすでに日本を離れているので、日本の記憶はほとんどないそうですが・・・。

大学時代には本格的にジャズ・ギター、ジャズピアノ、作曲のレッスンを受けたそうだ。カリフォルニア大学バークレー校では地理経済学の学位を取得。

これはツアーで全米の各地を回るのに役立ったっていうから面白い。

あくまでも音楽ありき。

 

さてアレックスのアルバム1991年にリリースされた『Deep At Night』

ギター一本で奏でられた5枚目のアルバム。

このアルバムでも堪能できるのはアレックスの世界。

テクニックももちろんですが、さわやかで美しいメロディは本物そのもの。

シンプルで清々しいメロディは色鮮やかな世界を味わうことができます。

「自分の音楽は、たくさんの異なるジャンル・・・フォーク、クラッシック、ジャズ、ワ ールドミュージック・・・の最先端でありたいといつも考えている。」

彼の言葉がこれからの音楽も楽しみにしてくれる♪

 

M2>  スウィング・マイ・ウェイ  /    CHARITO (チャリート)

 

フィリピン・マニラ生まれの女性ジャズ・ヴォーカリスト「CHARITO」

日本でも数多くのステージを踏んでいることでも有名な彼女。

1970年代に来日し各地で歌い始めた彼女の美しい歌声、存在感は本物です。

1990年にアルバム『ディス・ガール』でデビュー。

これまでのキャリアは素晴らしいものばかりです。

マンハッタン・ジャズ・オーケストラ、ミシェル・ルグランといった大物ミュージシャンと共演をはじめ、この方の印象は「チャリティ活動」の盛んな事。

日本とフィリピンの文化交流イベントも行なっていることでも知られています。

 

さて今日の選曲はハリー・ホイトカー、アレックス・ブレイク、ワレス・ルーニーのような有名な一流ミュージシャン達とのアルバム91年『Swing My Way』

このアルバムのタイトルトラックがこの「スウィング・マイ・ウェイ」

 

爽やかな歌声に心癒されて、リズムには心を踊らされ、幸せな気持ちになります♪

この力強い歌唱力でスタンダードジャズからアップビートナンバーまでを歌いわける本物を聴く。

心の奥をつかまれます。さぁあなたも捕まれちゃえ!

HI!心呼吸 1月31日(火)

M1>   リトル・ガール・ブルー  /   サム・テイラー

 

1916年テネシー州で生まれたテナー・サックス奏者「サム・テイラー」

日本にもたびたび訪れたプレイヤーとしてお馴染み。

懐かしいなぁと感じた方々も多いはず。

僕が知ったのはやはり代表曲「ハーレム・ノクターン」

 

父親のバンドでクラリネット奏者として活動した後、アルト・サックス、さらにテナー・サックス奏者へ転向したというサム・テイラー。

その時には、これから日本に行き、日本の曲を数多く吹くことになるなんて想像もしなかったろうと思う。

後に「君こそわが命」「小樽のひとよ」「夜霧のしのび逢い」など歌謡曲を取り上げ“ムード・テナー”のブームを築いくことになるが、正直その当時のことは僕は全く知らない・・・。

90年にこの世をさったサム。

あくまでもサックス・プレイヤーのイメージが強い彼の音色は、日本の歌謡界にも、お茶の間にも浸透したまさにサックスのパイオニア。

 

じっくりと聴いてほしい。

「ムード音楽」というジャンルに収まるはずのないテクニックと哀愁漂う大人の音色。

低音響く堂々としたサックスに安心感さえ覚えるから。

メロウな響きに大人の皆さんも懐かしさと「安心」を思い出すのでは???

 

M2> ウォーキング・オン・ア・ワイアー  /   リチャード&リンダ・トンプソン

 

60年代後期のイギリスが生んだフォーク・ロックの名グループ「フェアポート・コンヴェンション」のリーダーだった『リチャード・トンプソン』

1974年から1982年までの間に彼の夫人であった『リンダ・トンプソン』と数々の名アルバムを制作することになります。

1枚目に製作された「I Want To See The Bright Lights Tonight」と

そして今日の選曲した「Walking On A Wire」を収録している82年にリリースされた

「Shoot Out the Lights」が歴史的な名盤に!

実に良いアルバムです。

 

リチャードのギターとリンダの歌声からなるシンプルな構成。

アレンジもほとんどない。

シンプルすぎるほど。

ただ、このシンプルさがブリティッシュ・フォークの神髄なのかもと思わせてくれます。

トラッドなものよりもシンプルでどこかで日本のフォークに近い湿度を感じる。

日本のフォークファンに受け入れやすいんじゃないかと思うんです。

要は日本ぽい。

言葉とメロディにフォーカスされた音の世界をじっくりとどうぞ♪

HI!心呼吸 1月30日(月)

M1>  ソリッド・カラーズ  /   リズ・ストーリー

 

1999年にリリースされた「リズ・ストーリー」のアルバム「ソリッド・カラーズ」からのタイトルチューン。

ビル・エバンスの音楽に触れ、ジャズに目覚めた彼女。

デビューを果たした彼女の代表作の1枚でもあります。

名盤です!

 

彼女がデビューを飾ったレコード会社『ウィンダム・ヒル』

(1976年にギタリストのウィリアム・アッカーマンと彼の前妻アン・ロビンソンにより創設されたレコード・レーベル)

このレーベルには当時珍しい女流ピアニストとして活動をスタートさせます。

 

そんな彼女のピアノは美しい響きが何年たっていても新鮮です。

知的で華麗。印象的なメロディやフレージングがこのアルバムを見事に彩ります。

美しくも耳に残る曲たちが並びます。

ジャズのチャートの上位に食い込んだのも頷けます。

 

さて1月も大詰め。

春を待ちわびる気持ちも増してきました。こんなピアノで耳を春モードに♪

 

M2>  ミルク・シェイキン・ママ  /   ダン・ヒックス&ザ・ホット・リックス

 

サンフランシスコのグループ「ダン・ヒックス&ヒズ・ホット・リックス」

1969年の作品『ダン・ヒックスとホット・リックス』

この美しく個性的で懐古調なサウンドは色あせません。

 

多くのファンを獲得したシンガー・ソング・ライターの「ダン・ヒックス」(Dan Hicks)が亡くなったのは昨年2016年2月6日。

2年間喉と肝臓の癌と診断され闘病生活を送っていたそうです。74歳でした。

最近までツアーでも日本を訪れていた印象・・・。

 

このアルバムにも収録されている「ミルク・シェイキン・ママ」♪

このオールドファッションな音楽がカッコいいでしょ。

ブルースの余韻もの残しながらこの懐かしい感じ。

リリース当時は受け入れていたでしょうが、その後はなかなか受け入れられていない印象。それもそのはずです。時代の流れに流行の音楽も変わっていく。その中でも彼の貫いた自分の音楽は今の時代、40年を経てその素晴らしさに時代が気づいたのでしょう♪

この熟成された音楽を召し上がれ♪たんまりと♪

HI!心呼吸 1月27日(金)

M1>  マイ・バック・ペイジズ  /   キース・ジャレット・トリオ

 

スタンダード万歳!

やはり気持ちいいですね♪

活動後期(最近)では「スタンダード・トリオ」なんて呼ばれていますけど。

でもスタンダードをしっかりやってくれることは嬉しい事にも感じます。

 

「キース・ジャレット」が「チャーリー・ヘイデン」(ベース)「ポール・モチアン」(ドラムス)を従えて1968年に録音した快作といわれる1枚

『サムホエア・ビフォー』

キースの最初期のピアノ・トリオ作品です。

この作品を一躍名作にしたのが、ご存知1曲目のこの曲「Bob Dylan」の「My Back Pages.」

ディランの作品は今までにも数多くのアーティストがカバーしていますが、この曲はまさに名演♪

 

ジャズ・ピアノ・トリオの作品としても聴き応えもちろん十分。

キース・ファン、ディラン・ファンどちらの方にもこのアルバムは手にしたいもの。

ロックって言葉が必要だと思っていましたが、この演奏で歌詞のない世界でロックをしっかりと表現することに感動さえしてしまいます♪万歳!スタンダード♪

 

M2>   Marlene (マーリーン)   /     トッド・ラングレン

 

「トッド・ラングレン」の曲を聞きたくて・・・。

 

改めてトッド・ラングレンは、アメリカはペンシルベニア州アッパー・ダービー出身のミュージシャン。ジャンルなんかにとらわれない音楽活動を行い、多くの作品を発表しているレジェンド。

2015年にはフジロックのステージに登場したことも記憶に新しい♪

現在68才!年齢なんかに「とらわれない」レジェンドです。

1960年代から音楽活動をはじめ、現在に至るまでコンスタントに作品を発表しているというところもレジェンドたる所以でしょう。

 

1982年ごろまでの全盛期のトッドの曲をほぼ網羅した2枚組ベストアルバム。

それがこの「SINGLES」

今までも彼のベスト盤がたくさん出ていますが、初めてトッドをお聞きになる方にはこのベスト盤は、まさにベスト!

もちろん、そのアーティストを良く知って、また味わうためにはオリジナルのアルバムを集めて聴くのが一番なんでしょうが、第一歩としてはこのベストは良いと思う。

 

数多くの曲中には必ずお気に入りになる曲が含まれているはず。

名曲が多くあり過ぎるなぁ・・・今、この文章を書きながら「Cold Morning Light」が流れています♪素敵な週末になりますように♪

HI!心呼吸 1月26日(木)

M1>  ザ・マン・アイ・ラヴ  /   カーメン・マクレエ

 

1920年4月8日、米国ニューヨーク生まれ。

ベニー・カーターやカウント・ベイシーのバンドで歌うことで存在感を増していった「カーメン・マクレエ」

1950年代から1980年代にかけてエラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンと並ぶ大御所ジャズ歌手の1人として長く活躍し、日本ではこの2人と共に「ジャズボーカルの御三家」と呼ばれたりする「カーメン・マクレエ」

 

アルバム「Can’t Hide Love」(1976)(キャント・ハイド・ラヴ)はタイトルにもなってるこの曲はEarth,Wind&Fireの1975年の1曲のカバー曲。

Jazzyになり過ぎないサラッとセンス良くアレンジされている1曲ですが、この曲ではなく今日は「ザ・マン・アイ・ラヴ」を♪

 

幅広い表現力と、完璧な節回しに感動です。

ベテランの貫禄、その雰囲気だけで感動します。

アルバム全体に完成された見事な1枚。

正座して聞きたいと思います♪

 

M2>  あまく危険な香り(カバー)  /   ORIGINAL LOVE

 

本日は僕にとって大事な日になるのです。

93年の「接吻」で一気にファンになったORIGINAL LOVE。

「田島貴男」さんの才能に怖いくらいにおびえた時期もありました。

僕が20歳そこそこでインタビューさせていただいてから20年あまり。

今夜、ご一緒しているはず。お仕事で・・・。

 

2004年の夏のシングル『沈黙の薔薇』

ピアノの調べに導かれるイントロ、流麗なストリングス・・・。

そして田島さんの歌声。サックスなどのフォーンセクション。

1つになった瞬間に田島貴男AORの完成。

カップリングにはこの曲のカバーが輝きます。

ご存知1982年にリリースされた「山下達郎」さんの名曲です。

香り立つような色気と歌いこなし。田島さんしか出せないこのモード。

唯一無二の歌声はと心が幸せで飛び跳ねます。

潔い歌いっぷりに感動と尊敬とルーツを見るような、懐かしい匂いに包まれるようなセンチメンタルなきもちになる・・・。これは初恋に似ているきがします。

思っていればいつかは叶うんですよね。再会できるんです♪

HI!心呼吸 1月25日(水)

M1>    ニサヨン   /    ノア&ギル・ドール

 

1995年にリリースされたアルバム『ノア&ギル・ドール』

透明感のある歌声で魅了するのは「パット・メセニー」のプロデュースでデビューした

イスラエルの女性シンガー「ノア」

NYに生まれ、ユダヤ人であるアイデンティティーを大切に生きて行きたいという理由から単身イスラエルへ移民。

兵役中に音楽家として数々の舞台を踏んだという特異な経歴を持つノア。

彼女のこの「凛」とした精神性は、ユダヤ人としての深い宗教心から来るものだそうだ。

 

音楽的には欧米の要素も多分に混じっている

イスラエルでは後々絶大な人気を誇り、世界で活躍するトップシンガー。

最近でも2015年に「NOA」としてアルバムをリリースしています。

そんな彼女とギタリスト「ギル・ドール」とともに作り上げたこの作品。

ノアにとっての出世作になりました。

 

一つ一つの言葉が真実味を持ち、語り掛けてくる。心にストレートに溶け込む独特な音楽世界をどうぞお楽しみください♪

この溶けていく歌声、あなたの中にも染み渡れ~♪

 

M2>  But Not for Me  /   クリス・コナー

 

「バードランドの子守唄 」はあまりにも有名。

この他、代表作を多数残したアメリカのジャズ・シンガー「クリス・コナー」

安定感の歌唱力を持ち、この独特のハスキーボイスは1950年代に成功を収めたシンガーの一人。

同時期にはアニタ・オデイなどと活躍したシンガーです。

 

さてこのアルバムには感情豊かに、情景が浮かんでくるような美しい曲が並びます。

クリスの人気盤

「HE LOVES ME, HE LOVES ME NOT」

(ヒー・ラヴス・ミー、ヒー・ラヴス・ミー・ノット)

(オリジナルは56年に録音)

ペギー・リーと同じようなハスキーな歌声はペギーとは違う深みがあります。

かすれている様でズッシリとこちらまで届く声量。

心地いいハッキリとした歌声でJAZZを聴きたいと言う方には彼女の歌はおススメです。

彼女のバラードもゆったりとじっくりと楽しむには最高かも♪

今日はスタンダードの「But Not for Me」を♪

情感たっぷりの彼女の絶品バラードをどうぞ召し上がれ~♪

HI!心呼吸 1月24日(火)

M1>  ウイングス  /   古川忠義 Tadayoshi Furukawa

 

1960年生まれ、ギターリスト古川昌義さんの実兄。ギタリスト「古川忠義さん」

15歳で弟さんとデビューコンサートを成功させたというお方です。

おしゃべりもお上手です。

それもそのはず!ラジオパーソナリティの顔もお持ちのギタリスト。

 

そのテクニックは素人の僕が見ても圧倒されるほどです・・・。

教則本も沢山お出しになっていらっしゃいます♪

ベンチャーズのカバーなんてきちっとした正確な演奏は清潔感と真面目さの印象です。

美しいメロディに心も一緒に旅をさせてくれるような1枚はこちら。

古川氏の2001年にリリースされているアルバム「プラハ」

 

ヨーロッパの伝統音楽にポップのエッセンスを加え、透明感あふれるサウンドを奏でてくれます。

この「Wings」は青空が目の前に広がり、翼を広げながら進んでいく優雅な姿の鳥を蓮オスさせてくれます。

ショパンの曲のギター・ヴァージョンも聴きどころ。

温もりを感じながら冬を過ごしたい方にはおすすめです♪

 

 

M2>   つづれおり  /    Baby Boo

 

1996年に神戸を拠点に活動をスタートさせた「Baby Boo」

同じころ、僕も神戸で活動していました。クリスマスイベントなどではご一緒していました。優しいお兄さんたちです♪

 

2003年「Baby Boo」のセカンド・アルバムがこの「SLOW」

この作品は作家陣に、古内東子、松原憲、松井五郎など・・・豪華な作家人が参加しています。

女性の気持ちに立った女性のための作品に仕上がっている「SLOW」でメロディアスな一枚。

アルバムの中で古内東子さん作詞の「恋人」は女性の切ない恋心を優しく歌った名曲です。

部屋でまったりもピッタリですが、自分だけの世界でヘッドホンでじっくりと聴いてほしい優しいコーラスは本物です♪

 

「つづれおり」この曲はアルバムの中盤のキラーソング。

アルバムが呼吸するように潤いと癒しをくれます。この乾燥の季節・・・この声たちで潤ってみてはいかがですか?潤い潤い潤い王♪・・・・???なんのこっちゃ?