Hi!心呼吸 12月26日(月)

M1>   恋におちた時  /   ヘレン・メリル

 

年末になると個人的にこの方の声を聞きたくなってしまうのです。

「ニューヨークのため息」と呼ばれたジャズ・シンガー『ヘレン・メリル』

思わずため息が出てしまうような彼女の歌声で年末のバタバタをちょっとリセットです。

 

1955年に録音された名盤。

「ヘレン・メリル・ウィズ・ストリングス」

ストリングスと見事なリズム・セクションをバックに愛の歌声を届けてくれる1枚。

思わずリズムを刻んでしまう名曲の数々にアナタも虜になってしまうかも。

それにしてもこの脱力感の中にアル存在感は一体なんでしょう?

 

このメンバーの豪華さでもどんなアルバムか分かってしまいます。

ハンク・ジョーンズ(p)ミルト・ヒントン(b)ソル・ガビン(ds)バリー・ガルブレイス(g)

こんなサポート陣をバックに歌われる彼女の歌世界。

 

普段は聞きたくならないのに、年末や特別な時期に聞きたくなってしまう・・。不思議な感覚です。さぁ今年も大詰め。音も聞き収めが近づいてきました。

 

M2>  ぬくもりに抱かれて  /   フランチェスカ・バゲイ

 

1991年にリリースされた「フランチェスカ・バゲイ」のアルバム『花詩集』から。

温もりを頂いて下さい。

 

「フランチェスカ・バゲイ」の特徴と言えば社会や時事問題を歌詞などに混ぜ込んで、聞く人に投げかける様にメッセージを届けてくれるアーティスト。

そのメッセージが強すぎるときもありましたが・・・。

 

しかしそのメッセージ性の強いところはキャロル・キングに少しダブるような雰囲気と素晴らしいインパクトをと土臭さも残してくれました。

 

アルバムに収録された「ぬくもりに抱かれて」は柔らかでソフトな彼女の歌声と、優しいメロディがお気に入りです♪

 

僕が知っている限り、過去にアルバムのリリースはこの1枚だけなはず。

ソフトな歌声とメロディが並ぶアルバムですが、彼女の歌唱力にも是非注目していただきたい1枚。

聴いている耳を離さない不思議な力。

改めてこの年末に耳を奪われてしまった・・・。

Hi!心呼吸 12月23日(金)

M1>  ホールド・アウト・フォー・クリスマス /  ロッカペラ

 

1992年に発売された「ロッカペラ」のアルバム『BASH!』

今年のクリスマスはア・カペラが聞きたくなってしまいました。

その年によってクリスマスにはどんな曲を聞こうと楽しみになりますが、今年のクリスマス・イヴイヴにはこの曲を選ばせていただきました。

 

1986年から活動をスタートさせた、ニューヨーク発ア・カペラ・グループ「ROCKAPELLA」のサードアルバムです。

僕が彼らを知るキッカケになった1枚です。「BASH!」

この頃(結成当時は4人組でした。現在は5人組になっています。)

このコーラスワークと遊び感覚を持ち合わせるボーカルの美しさ。

ルックスも良くて、僕の友人たちもファンが多くて、聞きまくっていたな♪

クリスマスに関係なく十分楽しめるアルバムでもありますが、この「ホールド・アウト・フォー・クリスマス」は思い出も沢山ある1曲。

まろやかな響きのハイテナー、スコット・レナードのリード・ヴォーカル。

心穏やかにクリスマスをこんな1曲と共に過ごしてみるのもオススメ♪

どうぞ素敵なクリスマスをお過ごし下さい♪

メリー・クリスマス♪

 

M2>    River    /   リンダ・ロンシュタット

 

2000年にリリースされた「リンダ・ロンシュタット」のクリスマス・アルバム

「ア・メリー・リトル・クリスマス」

このクリスマス・アルバムはとてもピースフルで温かなクリスマス・ソングが並ぶ1枚。

ジョニ・ミッチェルの名曲「River」のカヴァーや

このアルバムの凄いところは『故ローズマリー・クルーニー』とのデュエットソング

「White Christmas」を収録されているなど聴き所満載♪

このローズマリー・クルーニーさんは本家「ビング・クロスビー」とのデュエット経験もあるというお方。(このアルバムのリリースの2年後2002年に亡くなっています)

 

大人のためのクリスマス・アルバムです♪

まさに多才。そして多様なスタイルで歌い上げた飽きのこない曲ばかりです。

そしてスタンダードがやはり良いなぁと思わせてくれるゴージャスなアレンジばかり。

オススメの1枚です。

いつもとちょっと違うクリスマス・ソングをお探しの方はこのアルバムはオススメです。

コーラスが厳かな雰囲気を盛り立ててくれる雰囲気の中、明りを灯し、食卓を囲んで、こんな音楽を聴いてクリスマスを過ごす・・・素敵だなぁ♪

ウチのクリスマスにはまだこの曲は似合わない・・・かな??MERRY CHRISTMAS♪

Hi!心呼吸 12月22日(木)

M1>  Snowbound(スノーバウンド)/  ドナルド・フェイゲン

 

1993年にリリースされたドナルド・フェイゲンのアルバム

『KAMAKIRIAD(カマキリアド)』から。

ドナルド・フェイゲンのセカンド・ソロ・アルバムです。

プロデュースは「ウォルター・ベッカー」です。

そう、「スティーリー・ダン」の2人が揃った作品。

 

アルバムがタイトルがユニークですよね。

日本語の「カマキリ」とギリシャ古典文学『イリアス』の英語表記である「イリアッド」を掛け合わせたというタイトル。コンセプトは僕には難しすぎました・・・w

 

「ウォルター・ベッカー」との13年ぶりの共作と言うことで注目されたこの

「スノーバウンド」はまさに「スティーリー・ダン」の色濃い作品。

所々に聞こえるギターのリフはクリスマスをイメージさせてくれます。

複雑なベースの個性はベッカーのものと分かります。

 

でも複雑なんだけどスンナリと聴けてしまう・・・不思議な大人の世界。

大人のクリスマスソングにオススメさせていただきます♪

 

M2>  O Come All Ye Faithful  (神の御子は今宵しも)  /   TAKE6

 

もう四半世紀も経つの?

1991年リリースの「TAKE6」のクリスマスアルバム「He Is Christmas」に収録。

もうアカペラのエリートって感じがする。

美しくてたまりません。

 

もうそんなに長い間聞いているんですね。

このグループにあの「ブライアン・マックナイト」も候補に挙げられたたっていうから、もしブライアンが加入していたらどんなTAKE6になっていたんだろうってわくわくしますが、エリートコーラスグループであることは変わらなかったでしょうね。

この時期になると彼らの歌声を聞きたくなります。

このクリスマスアルバムはクリスマスシーズンのために作られた企画盤。

僕もなんとなく手にしたアルバムですが、こんなにもずっと僕の近くにあるアルバムになるなんて。

それだけ企画盤という概念を軽く超えていると言うことになりますね。

 

イキイキと歌い上げる美しいハーモニーは申し分ない美しさと重厚さ。

思いのこもった歌のプレゼントとしてこの曲、アルバムはオススメですね♪

Hi!心呼吸 12月21日(水)

M1>     Silver Bells  /  マール・ハガード

 

1937年4月6日生まれ、カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身のカントリー・ミュージシャン、シンガー・ソングライター、ギタリスト『マール・ハガード』

カントリー音楽の伝説的な歌手である「マール・ハガード」さんが今年4月6日に、亡くなった。

伝説のカントリー・ミュージシャン。

最期まで伝説を残したのは自身の誕生日に亡くなっている・・・。

60年に及ぶキャリアの中で30回以上全米ナンバーワンヒットを記録しているビッグミュージシャン。

若い頃は収監されるなどヤンチャを繰り返していたという彼が残した時代を代表する曲の数々はどの時代も照らし続けた。

 

このクリスマス・アルバム1973年の『Christmas Present』

このジャケットが幸せなクリスマスのお手本みたい♪

暖炉の前に家族が集まってクリスマスを祝う。

そんなお手本みたいなクリスマスに聞きたくなる♪

 

シンプルで心に温かさをプレゼントしてくれる「シルバーベル」の音が聞こえますか?

 

M2>  snow dance  /  DEPAPEPE

 

お気に入りの冬の1曲をギタリスト繋がりでもう1曲。

「DEPAPEPE」以前もご紹介しているアコースティックギターデュオ。

 

あぁ・・・イントロを聴いただけで冬の景色が広がります。

温かな日差しの中、冬ばれの青空が広がり、吐く息は白く、何かが始まりそうなワクワクを感じながら過ごす「冬」

降り始める雪はまるで踊っているように軽やかで、美しくて。

 

2004年にリリースされた3rd ミニアルバム『Passion Of Gradation』

この「snow dance」のほかに5曲。6曲しか収録されていないのですが、ここまでインパクトを残してくれるギター2本の世界。

景色が浮かぶ・・・気持ちいい。

なんだかワクワクしませんか?

この奥行きを感じる音世界に飛び込んでみませんか?

行きがフワフワのスキー場で全身で冬を楽しむように。

 

キラキラと流れる今年の暮れ。冬を楽しむためにこんな1曲をいかがでしょう?

こんなに奥行きのある楽曲が出来るのかと目からウロコです。就寝前に聴いてると、寝つきの悪い私が、完全にリラックスして体の力が抜けていました。心地が良い音楽です。

Hi!心呼吸 12月20日(火)

M1>   グロリア  /    14カラット・ソウル

 

2002年にリリースされた「14カラット・ソウル」のアルバム「フォー・キープス」から。

日本で馴染み深いアカペラグループ「14カラット・ソウル」

これまでも数多くのアカペラグループが登場していますが、僕が個人的に大好きなグループはまずこの14カラット・ソウル。

ぞれぞれグループの持ち味、個性がありますが、この14カラットに関しては初めて、彼らの声だけの世界に衝撃を与えてくれた存在は大きいんです。

全体に聴き易く馴染み易さを武器に日本でも大人気になりました。

コーラスだけではなく、楽器や打ち込みなど拘りの幅を広げ行ってくれたのも大きな人気の要素だったでしょう。

そんな中でベーシックなレトロな楽曲や、ラヴ・ソングのシンプルなコーラスは見事。

なんといっても彼らの歌声がやさしい。

キャッチーなポップさに、バラードなどでは得意な高音で表現する。

そんな中でこの『グロリア』

この曲は30組以上のアーティストにカバーされているドゥーワップの中でも最もカバーされた曲の一つとなっている。

カバーした有名なアーティストではビリー・ジョエルもいましたね。

そして山下達郎さんもね♪

 

M2>  メリー・クリスマス・ベイビー /   B.B.キング

 

ずばり大人のクリスマス・アルバム。

B.B.キングの2001年にリリースされたアルバム

『ア・クリスマス・セレブレイション・オブ・ホープ』

 

ブルースの王者B.B.キング、76才にして初のクリスマス・アルバムがこの1枚です。

まさに華やかで渋くピースフル。

数多くのクリスマス・アルバムがリリースになってますが、絵に描いたクリスマスの風景が浮かぶアルバムはなかなかありません。

この「メリー・クリスマス・ベイビー」を初め、「ロンサム・クリスマス」など、

クリスマス・ブルースの名曲の数々に酔いしれます。

 

まさに貫禄の演奏に心まで痺れます。

しっとりクリスマス・ソングももちろん素敵だし、ムーディで心地いいですが、こんなクリスマス・ナンバーもオツでしょ?

このBGMに七面鳥にケーキにツリー。

キラキラの包み紙に包まれたプレゼントが並び・・・

メリー・クリスマス・ベイビー♪

Hi!心呼吸 12月19日(月)

 

M1> スノー・イン・ザ・プレリーズ /  トルクアート・マリアーノ

 

「トルクアート・マリアーノ」は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のギタリストまたは作曲家、音楽プロデューサーさん。

スムースジャズの世界で注目されるギタリストです。

 

この方を知るキッカケになったのは『ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ』(ブラジルのポピュラー音楽の意味)同行アーティストと言うカタチでライブやレコーディングに共に音楽の時代を構築したアーティストの中に僕の大好きなアーティスト「ジャヴァン」が入っていたこと。彼のギターがジャヴァンを支えていたんです。

 

ジャヴァンだけではなくカエターノ・ヴェローゾ、マリーナ・リマなどもそんなメンバーの一人。ブラジル音楽を語る上では重要な人物なんですね。

 

そんな彼の奏でる優しく温かなサウンド。

寒い冬の温もりの時間を演出してくれます。

昼間に聞く彼の音色はもちろん癒しをくれますが、夜に聞くとまた格別です。

冬のとき。日の傾きを感じる時間帯。または夜。

クリスマスの気配の中でゆったりと素敵音楽をどうぞ♪

 

 M2>  ピープル・ゲット・レディ  /   アサンテ

 

NYはブロンクス出身の4人組『アサンテ』

アイズレイ・ブラザーズっぽいメロウさが魅力のコーラスグループとして活躍したアサンテ。別の名を(ヤング・アイズレイ・ブラザーズ)と呼ばれるほどこのトロトロ感はお気に入り。アカペラはもちろん実力たっぷりの本格派です。

 

1995年にリリースされたデビューアルバム『Asante Mode』から。

「ピープル・ゲット・レディ」♪

この曲はThe Impressionsの名曲シングルをカヴァーした1曲。

(生みの親はCurtis Mayfieldです)

 

名曲をア・カペラで聴かせるあたりにグループの自信がうかがえますね。

この名曲をア・カペラで聞かせてくれると、こんなにもメロウで美しくカバーできるのかと驚きと感動に変わりますね。

 

アルバム全体としては、実力派ヴォーカル・グループらしいヴォーカル・ワークを活かした楽曲が多く、的確にこのアルバムのコンセプトを感じられる魅せ方。

この心地よくも鮮やかな美しきコーラス・ワークをお楽しみにして下さい。

クリスマス前、こんな曲で盛り上がってみるのもいいんじゃない♪

Hi!心呼吸 12月16日(金)

M1>  静かに 何も言わないで(シレンス・ヌ・ディ・リエン) /   コリーヌ

 

カンヌ生まれの女性ヴォーカリスト『コリーヌ』のデビュー・アルバム。

1994年リリースされた「コリーヌ」から。

 

プロデュースは元「ゴダイゴ」の「トミー・スナイダー」

スナイダーさんの才能を¥に感謝します。

彼女のアルバムはまさにジャケ買い。

何気に手にした彼女の歌声は見事なアレンジに調和して儚い感じ。

季節を聞かれると春夏をイメージするかもしませんが、リリースされたのは11月。

僕が初めて耳にしたのがちょうどこの時季・・・。

やはり冬にもシックリとくる美しい曲が並びます。

 

どことなくラテン風の演奏と初々しいコリーヌの歌声が、少しレトロっぽいイメージを生んでいます。

ソロのピアノや各アーティストの演奏もしっかりと聴けます。

なんだかジャズのアルバムを聴いているようにリラックスして、

「しっとり」と「ポップ」が入り混じる音世界に行ってらっしゃい。

 

フランス語のこのアンニュイさ・・・冬に温めてくれるようで好きっす♪

 

M2>  BELL,BOOK,&CANDLE  /  ブー・ヒュワディーン

 

「エディ・リーダー」、「ポール・ヤング」、「K.D.ラング」など数多くのアーティストが共感する独特の世界感を持つアーティスト「ブー・ヒュワディーン」

1961年ロンドン生まれ。85年に『バイブル』を結成。

 

「アズテック・カメラ」「プリファブ・スプラウト」などが認める

「ブリティッシュ・ポップ・バンド」

その「バイブル」のリーダーとして活躍していた彼が91年よりソロ活動をスタートを切り、彼の3作目がこの99年『Thanksgiving』

 

呟くような歌声。穏やかな口調。

シンプルすぎるほど鋭さも感じるメロディ。

それがまた丁寧な演奏を聞かせてくれます。

弦楽器の優しさと彼の声が温もりと安らぎをプレゼントしてくれます。

そして不思議なことに海外の空気を直に感じているような感覚に・・・。

さてアナタはどの国に彼の音楽と出かけましょう。

そこにはベルと本とロウソクがあればいい。

 

今週はクリスマス・ソングが少なかったのでこの曲を♪

Hi!心呼吸 12月15日(木)

M1>  カサブランカ  /   バーティ・ヒギンズ

 

1982年にリリースされたこのアルバムがデビュー作。

『Just Another Day in Paradise』(カサブランカ)

 

と言いながらこの方は60年代から活動されたベテランさんらしいです。

「らしい」と言うのは実は僕この曲(カサブランカ)しかちゃんと知らなくて・・・。

このジャケットを見たのも初めてでした。「バーディ・ヒギンズ」

この曲のいいところは、気負いのない大人の音楽と言ったとこ。

味のある歌声と、哀愁のような寂しさも纏い、渋さの中にあるサウンド。

 

調べるとただのAORのブームに乗ってきたアーティストではないということ。

60年代から活動してきたベテランだからこそだせるアルバムの内容。

バラードからAORサウンドまで幅広い音楽が散らばっています。

この曲を聞いて思わず「懐かしい」と思った方も多いかも。

「ボズ・スキャッグス」がカリフォルニアのポップ・シンガー代表なら、この「バーティー・ヒギンス」はフロリダのポップ・シンガー代表だそうだ。

魅力的なアーティストに改めて出会ったようで嬉しい♪

M2>  エレヴェイト・アワ・マインド / リンダ・ウィリアムズ

 

1970年代の中盤から約4年間、「ナタリー・コール」のグループに参加して活動していた「リンダ・ウィリアムズ」

楽曲提供やキーボード奏者として活躍したシンガー・ソングライター。

 

彼女が残した「リチャード・エヴァンス」のプロデュースによる1979年発表の作品が

『シティ・リヴィング』

このアルバムから「Elevate Our Minds」(エレヴェイト・アワ・マインド)

ダンスクラシックの名曲といわれる1曲です。

この曲しか知らない・・・というソウルミュージックファンも多いはず。

ですが、アルバム自体が素晴らしいアルバムです。

(作曲や楽曲提供などで活躍していた彼女。サック品はこの1枚だったのか?)

 

しかしこの曲「エレヴェイト・アワ・マインド」のカッコいいこと。

ピアノのクールなイントロから一気に引き込まれますが、

この後半にはサルサチックなリズムにシフトしていくこのリズム。

クリスマス時期なのに・・・完全に無視している選曲・・・お許し下さい。

Hi!心呼吸 12月14日(水)

M1>  Fellows feat. Hervé Samb & Joe Powers / Yosuke Onuma

 

2016.11.23

「小沼ようすけ」さんのニューアルバムがリリースされた

[Jam Ka Deux](ジャム カ ドゥ)

デビュー15周年を記念して設立された自身のレーベルからの第一弾作品。

 

1974年11月24秋田に生まれた天才ギタリスト。

14才で父の影響によりギターをはじめた小沼さん。2001年11月にデビュー・アルバム『nu jazz(ニュー・ジャズ)』をリリースしデビューを果たす。

あれから15年

新たな旅が始まったようだ。カリブ海に浮かぶ「グアドループ」の民族リズム“グオッカ”を採り入れた「Jam Ka」(2010)の続編。

2010年10月のブルーノート東京でのコンサート以来、5年強となる歳月を経て、再びオリジナル・メンバーが集結。

Parisにて録音されたこの作品は、広く開放された世界感を存分に披露した小沼氏のまさに新世界。

ゲストにハーモニカ奏者「ジョー・パワーズ」、ギタリスト「エルヴェ・サム」などが参加している。この「Fellows」はそんなゲストと作り上げた1曲。思う存分にこのアルバムを楽しませていただきます。小沼さん!素晴らしいアルバムをありがとうございます!!!

 

M2> ビーン・アラウンド・ザ・ワールド  /  ティナ・ノヴァック

 

流行った曲って聞くのがちょっと照れてしまう時ってないですか?

最近そんな曲を改めて聞いて楽しんでいるんですが、その中の1曲。

スパニッシュギターが印象をヤンチャなだけでなく、クールなイメージをグッと閉めています。

「TLC」や「デスチャ」を手掛けた敏腕プロデューサー『K・シェイクスピア』が設立したレーベル第1弾アーティストが彼女が『ティナ・ノヴァック』

デビュー・アルバムがこの2002年にリリーサされた『Been Around the World』です。

やっぱり売れるアルバムって感じですね。

 

1曲目の軽快なタイトル曲「ビーン・アラウンド・ザ・ワールド」

リズムも軽快で爽快なイメージがありますが、なんと言っても彼女のハッキリと癖のない歌声はキレがあります。

リズムの中でもハッキリと聞き取れる明快さ、その中でしっかりと伝えられるメッセージと表現力。

そりゃ売れますよね♪

今聞いても張り切ってカッコいい。

14年前の曲だけど今でも新鮮に聞こええるんじゃないでしょうか?

当時のリスナーの僕らはワクワクしますよね。この類いってね♪

Hi!心呼吸 12月13日(火)

M1>  ジェイニー  /   ファイヴ・フォー・ファイティング

 

[アメリカ・タウン]は2000年にリリースされた1stアルバム。

「ファイヴ・フォー・ファイティング」のアルバム。

さてシンガー・ソングライター『ジョン・オンドラジック』によるソロ・プロジェクト、「ファイヴ・フォー・ファイティング」

 

少しパッとしないおじさんのソロユニットだが、この心地よいメロディ(クラシックの要素も取り込んでいる)と社会に対しての強いメッセージ。

ピアノと歌を軸にしたシンプルなサウンドは一度聴いただけでしっかりとインパクトを残せる。それは間違いなくこの美しいサウンドと、少し皮肉っぽい詩の世界のせいだろう。

もちろんバンドのサウンドも楽しめるアルバムなのだが、やはり彼のシンプルな音楽の力には余計なものはいらないのかも。

歌声のジワジワと沸きあがるパワーに感動する。

麻呂ディに頼らない彼の本当の歌声を楽しめるそんな1枚。

 

ちなみに「ファイヴ・フォー・ファイティング」という名前は、ホッケーの試合で選手1名がペナルティ・ボックス入りした状態を指す言葉。

その1名が小さい頃から神童振りを発揮していた彼。

「ジョン・オンドラジック」本人だ。彼の才能に触れましょう♪

 

M2> in this country(明日への勝利) /   ロビン・ザンダー

 

『オーバー・ザ・トップ』(Over the Top)は1987年に公開されたシルヴェスター・スタローン主演の腕相撲映画。

記憶に残っている大人の方も多いのではないでしょうか?

僕も幼いながらに観た内容をしっかりと観ていたんでしょうね。

今でもハッキリと思い出します。ストーリーも、シーンも、音楽も。

その「オーバー・ザ・トップ」のサントラから。

 

特に映画の中で印象的だったのはやはりこの曲ではないですか?

「チープ・トリック」のボーカルとしてデビューして名曲を残した「ロビン・ザンダー」

自身の楽曲「In This Country」は感情的に心を揺さぶられます。

そのほかにも『F1グランプリ』のエンディングテーマなどに使用されていましたよね。

 

「チープ・トリック」の「ロビン」も、もちろん好きでもありますが、

正直、すでにこの時代に出会ってしまった映画とロビン・ザンダーのこの声。

このメロディ。かっこよさ。この映画にはなくてはならない1曲。

80-年代を代表するような1曲。

このカッコよさっていったい・・・。