Hi!心呼吸 12月12日(月)

M1>  Snowy Morning Blues /   Marcus Roberts(マーカス・ロバーツ)

 

1963年フロリダ州生まれの、盲目の黒人ジャズ・ピアニスト「マーカス・ロバーツ」

80年代にウィントン・マルサリスのバンドのメンバーとして参加して知名度を得たピアニスト。

 

さてマルサリスと言えば、ニューオリンズの名ジャズ一家としても有名。

そんなマルサリスの影響を受けた彼の音楽には、「ニューオリンズ・ジャズ」の風を感じます。

 

ニューオリンズ・ジャズはジャズの初期のカタチといわれています。

ジャズの大きな特徴のひとつはスウィングあるいは4ビートと呼ばれるハネそうでハネない独特のリズムがありますが、ニューオリンズ・ジャズはちょっと2ビートっぽいノリが残っているのだとか・・・。

 

そのリズムがとにかく気持ちいい。

この「Snowy Morning Blues」にもその要素が顔を出します。

ブルースの中に軽いタッチでリズムを刻みます。心地いいリズムは雪が降った朝。

抑えきれないウキウキ感。ドキドキするような少年の気持ちをコミカルに表現しているかわいい1曲。雪が降った朝。ね?ウキウキしますよね♪こんな感じに。

 

 

M2>   Lose Me (ルーズ・ミー)  /    ジョー・ヘンリー

 

1960年アメリカはノース・キャロライナ州シャーロット生まれのアーティスト、プロデューサー「ジョー・ヘンリー」

 

短編小説を書くように詩の世界を作りだすアーティストさんです。

プロデューサーとしての才能を発揮しているのも彼の特徴。

アニー・デフランコ、エイミー・マン、アラン・トゥーサン、エルヴィス・コステロなどを手がけています。(コレって凄いこと)

 

ジョー・ヘンリーは1987年に「メラニー・チッコーネ」という女性と結婚している。

この方、あの「マドンナの妹」さんです!

世界のポップスターの義理の弟という彼。もちろんマドンナも彼の楽曲をモディファイ(一部を修正)して歌ってるんです♪

 

1990年にリリースされている2枚目のアルバム「Murder Of Crown」からこの1曲。

ギタリスト「ミック・テイラー」が参加した「Lose Me」はミックのギターがソロで聞かせます。独特の空気感は心地よく響きます。

味わいのある音楽にマドンナの妹さんも心惹かれたのかも?

アメリカを代表するプロデューサーであることに間違いない彼の音をどうぞ♪

Hi!心呼吸 12月9日(金)

M1>  Bad Weather (恋は雨模様) /    メリッサ・マンチェスター

 

1951年、ニューヨーク生まれ。

10代の頃頃からCMソングなどを歌っていた彼女「メリッサ・マンチェスター」

 

大学時代にポール・サイモンのもとで作曲を学んだ彼女は1973年にデビューを飾ります。

そしてこのアルバム1978年にリリースされた7thアルバム。彼女の代表作でもある

「Don’t Cry Out Loudあなたしか見えない」

この作品にはマーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」で知られる「リオン・ウェア」をプロデューサーに迎えたソウルファンからも人気の高い1枚。

 

90年代のフリーソウル。

レア・グルーヴ・ムーヴメントの中でも評価の高い1枚としても人気♪

 

リオン・ウェアとのコラボレイトが見事花咲いた名曲「バッド・ウェザー」

イントロから美しいメロディと彼女の跳ねるような軽快な歌声♪

リズムもそうですが、見事なままに完璧の演奏にも感動します。

 

名曲って月並みですが、色褪せないって本当だなってこの曲を聞いて思うわけです♪

あぁ、何度でも聴きたくなっちゃう。

 

M2>  愛の喜び  /   ONO LISA

 

ブラジル・サンパウロ生まれ。

僕の大好きなアーティスト「小野リサ」さん。

念願かなって昨日ご一緒させていただきました。それも群馬で一緒にお仕事で♪

最高の夜でした。

 

10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始めたリサさん。日本にボサノヴァを広めてくれた方。

ボサノヴァの神様アントニオ・カルロス・ジョビンや、

ジョアン・ドナードなどの著名なアーティストとの共演などを経験した世界のリサさん。

 

そんなリサさんが世界のポピュラーソングの中から好きな曲、歌いたい曲をボッサテイストでカバーしたスタンダード集2015年にリリースされた『My Favorite Songs』

どの曲も心地よく、自然にリラックスさせてくれるサウンド。

リサさんワールドに引き込まれる柔らかさ。

ロサンゼルスと東京にてレコーディングされた今のリサさんを感じられます。

「A.C.ジョビン」の息子でギタリストの『パウロ・ジョビン』も参加しているなんて素敵過ぎます。

ボサノヴァが伝わっていく~♪

Hi!心呼吸 12月8日(木)

M1> Dust In The Wind / すべては風の中に / Kansas (カンサス)

アメリカのプログレッシヴ・ロックバンド「カンサス」
1977年に発売されたカンサスの代表作のアルバムとされるこの
「暗黒への曳航」(Point Of The Know Return)に収録された名曲。

シンプルなメロディとアルペジオの美しいスローな叙情的な1曲。
「すべては風の中に」

こんなに爽やかなメロディの中で歌われる詩の世界は、
「どんなにがんばっても所詮時は過ぎ去り、何も残らない、大地と空以外はね・・・」
と歌われる内容。

「夢を持つことも歌を歌うコトだって意味ないよ・・・」と続きます。
間奏にバイオリンが入るとまた感傷的に響くます。

コレだけ書いちゃうと、なんて投げやりな曲なんだろうと思う方も多いかも知れませんが、
冷めているわけではなく、そんな無意味だなんて思いたくない!と思っている内容♪
だからこそ人気があるのかもしれませんね。
シンプルな歌詞、覚えやすいメロディをどうぞ召し上がれ♪

 

M2>    あお  / ASUMI

先日2016.11.13(日)にリリースされたばかりの1枚。
愛知県瀬戸市出身のシンガー、シンガーソングライター、イラストレーター『ASUMI』
僕の友人でもあります。
彼女との出会いはわりと古くて、出会いは彼女のCDを友人のミュージシャンから頂いたことから彼女の歌声のファンに。
番組でも毎週のようにかけて、ゲストにも呼んだり、一緒にイベントをしてみたり・・・。
今でも仲良くやっています。
彼女とミツバチ保護のイベントなどで最近もご一緒したばかり。

そんな彼女のニュー・ミニアルバム。
「 Welcome to the AO 」~あおの世界へようこそ~
あお は空の青。海の青。地球の青。
いのちそのもの。 A O はハワイ語で “光” とゆう意味。
ミツバチに出会い彼女の中で綴られた優しい歌「あお」
ハニーさん(船橋康貴さん)のコーナーのBGMとして流れたいた今日の完成形。
この優しい自然の歌の世界へようこそ♪
ゆっくりと聴いて下さい。良い曲をつくりましたASUMI♪

Hi!心呼吸 12月7日(水)

M1>   アローン・アゲイン   /     村治佳織

 

村治佳織さんの2010年にリリースされたアルバム「ソレイユ~ポートレイツ2~」より。

このアルバムはじっくり聴くのもよいですが、生活の中の一場面。

それぞれの場面にゆっくりと優しく寄り添ってくれるような1枚。

生活のBGMにしていたらイライラとか無くなるのかも。

 

皆さんご存知の技術・テクニックは確か。

彼女のギターには気品を感じます。

もともと美しい方ですが、このギターの音色は内面から湧き出てくるものが聞こえるよう。

 

小気味よいリズム。表現力も多彩。少しだけ聴くだけでも伝わるこの表現しにくいモノ。

アナタも是非感じてみてください。

そよ風のような1曲を。

ギルバート・オサリバンの名曲を巧みにカバーしています。

なぜだかこの冬の寒空の下、心地いい温かなギターの音色を聴きたくなってしまいました。

村治さんの音色で少し暖を取りましょ♪

 

M2> For The Peace Of All Mankind (落葉のコンチェルト)/  アルバート・ハモンド

 

さてギルバート・オサリバンが流行っていたころ、同時期に流行していた曲がこの1曲。

「アルバート・ハモンド」の『落ち葉のコンチェルト』

 

【ちなみにこの方「ザ・ストロークス」のギタリスト、アルバート・ハモンドJr.のパパさんです】

イギリス出身のシンガーソングライター「アルバート・ハモンド」が1973年にリリースしたヒットソング♪

(ちなみに日本のみでヒットしておりました)

イギリスやアメリカではシングルカットされていなかったのに、日本だけでシングルカットされていました。

秋にかけたかったけど冬になっちゃいましたね・・・。

さてそんなアルバート・ハモンドが29歳の時に書いた曲。

この切なくも温かな歌声。独特のメロディの美しさ。

日本人の心に届く郷愁を誘う曲。

邦題の「落ち葉のコンチェルト」にセンスを感じてしまう今日この頃・・・♪

Hi!心呼吸 12月6日(火)

M1>   ラッシュ・ライフ  /   ゲイリー・トーマス

 

1992年にリリースされた「ゲイリー・トーマス」のアルバム

「 ゲイリー・トーマス&パット・メセニー・プレイ・スタンダーズ」

90年代に活躍した「ゲイリー・トーマス」のカルテット作品。

「パット・メセニー」をゲストに迎えて作られた90年代を代表する名盤。

 

さて邦題には「パット・メセニー」との競作のようになっていますが、あくまでもパットはゲストでございます。ゲイリーのラブコールに応えてこのレコーディングに参加したパット。呼ばれたわ良いが、このアルバムがスタンダード集であることを聞かされていなかったそうだ。

準備万端で臨んだレコーディング。ゲイリーの曲も聞き込んだ末に明かされるスタンダードという事実。

「プレイ・スタンダーズ」とは言え、内容はしびれる内容。

聴きごたえは抜群にあります。そして唯一のデュオ・プレイ「Lush Life」♪

この曲でのたまらないギターとテナーのデュオ・・・。もう最高にシックリ来ています。

聴きながらニヤニヤしてしまうようなプレイに感嘆。

本物同士の演奏には楽譜はいらないんですね。感動します♪

 

M2>   サンライト  /   ヤングブラッズ

 

1965年に結成された「ジェシ・コリン・ヤング」率いるバンド「ザ・ヤングブラッズ」

このアルバムは「ジェリー・コービット」のソロ転向した後にトリオとなり、ゲストにデヴィッド・リンドレーらを迎えて制作したサード・アルバム。

ニューヨークからカリフォルニアに拠点を移した開放感のような空気が広がっています。

1969年のアルバム『ELEPHANT MOUNTAIN』

この名盤「エレファント・マウンテン」は高い音楽性なのにさらっと演奏してしまう。

そのスイスイとやってのけてしまうカッコよさが詰まっています。

そしてジェリー・コービットの歌声もリラックスしていて力みもない。

さらっと歌いのける。

そのサラッとしているのに耳に残る爽快感。

爽やかな冬空に彼の歌声が似合います♪

 

ちなみに・・・

(山下達郎さんが組んでいたバンド「シュガーベイブ」はこのバンド名前の由来は

ザ・ヤングブラッズの曲から付けられたというのは有名な話。)

 

Hi!心呼吸 12月5日(月)

M1> スローモーション・ボサノヴァ  /  セルソ・フォンセカ&ロナルド・バストス

 

さて今週はボサノヴァからスタートです♪

とにかく聴いていて心地よく、非常に高いレベルの音楽。

それが2002年にリリースされている「セルソ・フォンセカ」のアルバム

『スローモーション・ボサノヴァ』より。

 

セルソ・フォンセカ&ロナルド・バストスは、これ以前にコンビで2枚のアルバムを発表。

三部作の最後になるのがこのアルバム。

これまでも味わいのあるレベルの高いボサノヴァを作ってきた2人の極みみたいなアルバム。セルソのメロディに磨きがかかった作品でもあるので聴いていないのは勿体無い。

シンプルに奏でられるメロディ。

この感覚を意図も簡単に歌い上げる技。

サウダージ感覚を身につけているからこそ出来る自然な技。

タイトル・チューン「スローモーション・ボサ・ノヴァ」はメロディアスでアレンジも自然。

何度でも聴きたくなる曲。

そんな曲ってあまりない。アルバム全体がリラクゼーション。

日常生活に少し疲れを感じたなら体の神経をほぐして、こんな名曲を耳にしてリラックス♪ほら・・・楽になるでしょ???

 

M2>     JOLIE(ジョリー) /     dawn (ドーン)

 

フリーソウルで人気だったAL COOPER (アル・クーパー)の名曲のカバーがこの曲

「JOLIE」

何度聴いても、胸がキュンキュンしてしまうメロディ。

 

多くのアーティストに影響を与えたアル・クーパーの曲を改めて聞きたくなってきますが。

ソウルフルでいて派手すぎず、鮮やかな曲調がお気に入りです。

「DAWN(ドーン)」とはTONY ORLANDOと女性コーラス2人からなるUSポップス・グループ。

女性のコーラスが耳に心地よく、不思議な懐かしさを演出します。

もちろんトニーの歌声が一番の存在感なんですけど。

 

ちなみにアルバム「”TIE A YELLOW RIBBON ROUND THE OLE OAK TREE”(幸せの黄色いリボン)」はシングルとして1973年のビルボード年間チャート一位を獲得した大ヒットシングルを収録しっているビッグヒット・アルバム。

 

勝手に冬の寒い中マフラーを巻きながら歩くカップルの姿をイメージしてしまうんです・・・(個人談)

 

Hi!心呼吸 12月2日(金)

M1> Officially Yours (オフィシャリー・ユアーズ)/ クレイグ・デイヴィッド

 

全世界で1300万枚以上のセールスを誇るイギリス出身のシンガー「クレイグ・デイヴィッド」今年2016年は約6年半ぶりにアルバムをリリースしたことでも再び注目を集めたクレイグ・デイヴィッド。

ダンスフロアを席巻した彼の甘い歌声と早口の畳み掛ける様な歌唱は健在です!

ニュー・アルバム『Following My Intuition』もオススメですが・・・

今日はこちら。

2007年にリリースされている彼の4枚目のアルバム「トラスト・ミー」

世界中の女性陣をウットリさせたスウィートなボーカルを聞かせるバラードはもちろん、男性陣も泣かせてくれるミディアム・ナンバー。

ダンサブルなクールな曲も収録されているアルバムですが、その中から

男性陣が涙するミディアムのヤツを1曲(彼女を放っておいて後悔している男の歌)

「オフィシャリー・ユアーズ」

歌詞

「君を放っておいたことや、僕の間違いであったことは認めるよ。僕は無条件に君のものなんだよ。正式に君のボーイフレンドなんだ・・・。」

大事な時期12月。後悔しないように彼女を放っておかない様に気をつけてください。の願いを込めてこの曲を贈ります。(自分に言っている気がする・・・w)気をつけましょう。

 

M2>  レディー・サンデー  /    R. Kelly

 

2012年にリリースされている「R.Kelly」のアルバム『Write Me Back』から。

まさに「愛の伝道師」です。

12月に入ってそろそろロマンティックにクリスマスをイメージしながら選曲するとき、「R. Kelly様」を抜きでは無理なので選曲しました・・・w。

R&B作品などはあまり聴かない音楽ファンの方にも納得してもらえる作品ではないかな?

 

今日はそんな僕の好きなアルバムから。僕のお気に入りを1曲選ばせてもらいました。

さてこのアルバムはアルバム全体に愛が溢れていて、聞いているだけで幸せな気持ちにしてくれます。

もちろん彼女とのドライブにもぴったり。

70年代以前のソウル・ミュージックを信頼し、メロディを大切にした拘りを感じる名盤。

ヴィンテージ感のあるR. Kellyのラブ・ワールドをどうぞ♪

 

「レディ・サンデー」は他の曲とは一味違う紳士的なものを感じる曲。

一番のお気に入りです♪イントロのライトだけど重厚な感じは、浮かれた気持ちを一度フラットに戻してくれるように大人の男、ジェントル・ソウルを感じます。

たまにはカッコつけてドライブに。焦ってはダメだ。ジェントルマンで行こう♪

 

Hi!心呼吸 12月1日(木)

M1>   ザッツ・オール  /   サラ・ヴォーン

 

12月は「サラ・ヴォーン」の名盤から始めましょう♪

そのアルバムの名は『枯葉』1982年3月にハリウッドで録音された名盤。

彼女のキャリアの中でも評価が高い1枚から。

 

このアルバム、「枯葉」で繰り広げる驚異的なスキャット。

バラッドでの魅せる豊潤なフェイクで貫禄を披露した代表作。

サラの名盤としてはクリフォードブラウンと共演してるアルバムが取り上げられがちですが、ボーカルとしてはこのアルバムが最高じゃないかな?

[サラ本人]がプロデュースしてるんだから彼女のやりたいこと、彼女のいいところを余す所無く表現できるんですもん♪

そりゃ良いモノが出来上がったわけです。

ジョーパスのギターソロもたたみかけるように絡んでかっこいい忘れてはならない名曲「ザッツ・オール」

「私の全てをアナタにあげるわ」と歌ったラブソング♪

 

スローに大胆に歌い上げる彼女の明るさや切なさもこの曲には滲み出ます。

かなりジックリと聴かせてくれます。

このアルバムを買っておけば間違いないかも♪

 

M2> In The Bleak Midwinter  / ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ

 

年間200回以上のライヴをこなす名門ゴスペル・グループ

『ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ』

彼らは過去にグラミー賞を5回受賞しているというアラバマ出身のベテラングループ。

 

1944年結成。

70年間にわたりツアーやライブをこなしているのだから・・・凄い以外に言葉は出てこない。

現行メンバーは7名で創始メンバーの「ジミー・カーター」を含む3名が盲目なんです。盲目のメンバー「リッキー・マッキニー」は「僕らの障害はハンデではない。何ができないか、じゃなくて、何をするかが問題なんだ。」と仰っています。

2003年にリリースされているアルバム「Go Tell It on the Mountain」(ゴー・テル・イット・オン・ザ・マウンテン)クリスマス・アルバムです。

この作品に参加している豪華なゲスト達も凄いの一言。

トム・ウェイツ、クリッシー・ハインド、メイヴィス・ステイプルズ、

ジョージ・クリントンなど・・・。

いつもと違う「クリスマス・ソング」をお探しの方はいかがですか?

ゲストが「デカ過ぎ」てご本人たちより目立ってしまっていますけど・・・w

 

Hi!心呼吸 11月30日(水)

M1>  ミュージシャン  /   シルヴァー

 

1976年の名盤!

西海岸の5人組「シルヴァー」のアルバム「シルヴァー・ファースト」

彼らにとっては唯一のアルバム。

印象的なメロディと爽やかな中にも切なさを感じる曲のデパートみたいなアルバム。

このメンバーのコーラスも奇異どころのひとつですが、なんと言ってもその美しい曲の数々に今でも腰砕け・・・w

間奏のギターが印象的なウエストコーストサウンドの名曲

「Wham Bam」(恋のバンシャガラン)は大好きな70年代を代表するミディアムナンバーの名曲でもありますが、今日はこちらの名曲をチョイス♪

 

1強目に収録されている故ブレント・ミッドランド作の名曲「ミュージシャン」は多くの日本人アーティストにも影響を与えた1曲。

泣かせるバラードナンバーです。

時代は違うし、リアルタイムで聴くことはできなかったですが、出会えてよかった1枚であることは間違いありません。

「ドゥービー・ブラザース」「ブレッド」「アメリカ」

「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー」などがお好きな方なら好きな「音」だと思います♪今聞いても切なくなっちゃう♪

 

M2> オール・ストラング・アウト・オン・ユー /  ザ・パースエイダーズ

 

『The Persuaders』(ザ・パースエイダーズ)は日本ではあまり知られていないアーティストかもしれません。

1974年の作品「ベスト・シング」

パワフルなリードシンガーと鍛えられたコーラスが印象的なヴォーカル・グループ

「ザ・パースエイダーズ」

スウィートなヴォーカル・グループが時代を彩った1970年代。

そんな中でこのパワフルで暑苦しいヴォーカル・グループはアメリカで人気を得ることになります。

やはり時代が求めていたのかもしれません。

この暑苦しさをw。

芯の通ったこのコーラス・ワークは時代を超えて感動をくれます。

数多くのアーティストに影響を与えてきたグループの曲は

例えばプレテンダーズやロッド・スチュワートがカバーしていることでも有名。

ロッドに関しては「Some Guys Have All The Luck」(1973年)をカバーしているのでご存知の方も多いでしょう。

ロッドがカバーしたことで改めて注目を集めたコーラスグループの名曲を改めて聴き返すと、彼らの深い音楽への愛情のようなものを感じて温かな気持ちになります♪

幸せになる「暑苦しさ」・・・良いもんです♪

 

Hi!心呼吸 11月29日(火)

M1>   Vox  /     サラ・マクラクラン

 

1991年にリリースされた「サラ・マクラクラン」のアルバム『TOUCH』から。

 

カナダ出身のおなじみ「サラ・マクラクラン」

彼女の20歳でデビュー盤。

アコースティックな音楽がメインですがクラシカルな雰囲気が全体を包みます。

彼女が奏でるピアノやギターも聴き所のひとつ。

 

さて現在のような世界的に成功を収めた彼女の「原型」がもちろんこのアルバムには隠されているわけです。

クラシカルで神秘的な彼女の歌声や世界はもうこの頃から形成されていたようです。

20歳の若きパワーもどこかに感じることのできる爽やかで才能豊かなアルバム。

少し全体的に真面目な感じはしますが・・・。

高音のファルセットする彼女の声は「今」の彼女にはない20歳の初々しさも。

その初々しさまでも収録されているように感じます。

ただ、今も変わらないのは彼女の歌声には不思議な安らぎと喜びがあるということ。

心地よい落ち着いた音楽に浸ってみて下さい。

幻想的な世界、このシーズンには・・・ですよね。

 

M2>  That’s the Beat of a Heart(featサラ・エヴァンス)/   ウォーレン・ブラザーズ

 

フロリダ州 タンパ出身のカントリーミュージックデュオ

『ウォーレン・ブラザーズ』

「ブルット・ワーレン」「ブラッド・ワーレン」の兄弟です。

 

兄弟だからこその息の合ったハーミニーはそりゃもう大変です(感動です)。

そんな彼らの出世作2000年のアルバム「King of Nothing」

このアルバムのラストに収録されているこの曲。

青春を連想するようなまさに爽やかな1曲です。

 

さてこの曲は2000年に公開された「ナタリー・ポートマン」主演のアメリカ映画

『あなたのために』(Where the Heart Is)ビリー・レッツの『ビート・オブ・ハート』を映画化したものですが、その映画の中で使用された1曲でもあります。

この曲は「サラ・エヴァンス」を迎え、彼女の歌声と共に歌い上げます。

今から16年前の曲ではありますが、キラキラとした目には見えない曲からの輝かしいモノを感じるのはなぜなんだろう。

「アカデミー・オブ・カントリーミュージック賞」

ヴォーカル・イベント・オブ・ザ・イヤー賞ノミネートの名曲をこの今月末に♪