Hi!心呼吸 1月10日(火)

M1>   心のすきま  /   エイドリアン・ガービッツ

 

『エイドリアン・ガービッツ』

ハードロックの王道バンド「ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー」でギタリストとして活躍後、解散して、急にAORシンガーとしてアルバムを発表したエイドリアン。

 

「Put A Little Love(心のすきま)」はTOTOメンバー

〔ジェフ・ポ―カロ(Ds)、スティーヴ・ポーカロ(Key)、デビット・ペイチ(ストリングスアレジメント)〕

もバックで参加したメロウ・バラードです。

79年に発表したソロ第1弾アルバム『スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)』

ビー・ジーズがお好きな方なら気に入ってしまうんじゃないでしょうか。

そして先ほども書きましたが、TOTOのメンバーの演奏で演奏だけでも満足感がありますよw

そこにエイドリアンの切なく優しい歌声が乗ります。この心地よさは一体・・・。

 

といったTOTOのメンバーが参加し、印象的な演奏を聞かせてくれています。

後半のエイドリアン・ガービッツの情熱的なギターソロも、この曲の聴きどころデス♪

80年代のAORの美しさがホーンなどで飾られていて素晴らしい1曲です♪

 

M2>  アイ・ガット・リズム  /  ポール・スミス

 

“リキッド・サウンズ”というキャッチ・フレーズの人気ピアニスト「ポール・スミス」

名ギタリスト「バーニー・ケッセル」を迎えて録音したカルテット作品がこの1957年録音された『ソフトリー・ベイビー』

 

スマートで歯切れと趣きのいいピアノが聞こえてきます。

テンポの変化が楽しい1曲ですが、スイング感バリバリです。

「アイ・ガット・リズム」はこのリズムに乗って繰り出されるテクニックと息のピッタリ合った爽快感。

2分ちょっとしかない短い1曲ですが、その短い曲の中に沢山の物語が入っています。

途中で聞こえる「バーニー・ケッセル」のギターの美しさも色気があって大好き。

非常に効果的です。

 

そのほかにも「時さえ忘れて」「四月の想い出」などのナンバーを気持ちよく聞かせてくれます。

ポール・スミスのピアノはオシャレで洗練と言う言葉がピッタリ。

この軽快にスイングするリズムが何度聴いても気持ちいい。

あぁ、今この原稿書いている間に何回聴いてるんだろう・・・w

Hi!心呼吸 1月9日(月)

M1>  BUT NOT FOR ME  /   チェット・ベイカー

 

ウエストコースト・ジャズの代表的トランペット奏者で、ヴォーカリスト

「チェット・ベイカー」の代表作として多くの人が真っ先にあげるのがやはり本作。

『sings』

 

トランペッターだったチェットが歌うようになったのは50年代はじめのこと。

そして歌手としての名声を確立したのがこのアルバムです。

 

曲はおなじみのスタンダードばかり。

聞きやすくって、優しくて不思議な魅力が詰まっています。

まるで女性ヴォーカルが歌っているような優しい声は、若きチェットの初々しい声。

しかし、スタンダードをチェットが歌うと独特の世界が広がります。

ジャズ・ヴォーカルにありがちな大胆なフェイクは行なわず、

メロディをストレートに歌い上げるスタイル。

シンプルに届けられるその歌はまるで耳元で囁くようなソフトな感触。

 

「こんな良いことがある、でも僕のためじゃない。あんな良いことがある、でも僕のためじゃない」。

この曲をまずは楽しんで!そしてはまったらこのアルバムからチェットをどうぞ♪

 

M2>   Holiday  /  FreeTEMPO feat. 満田智子

 

仙台を拠点に音楽活動をする半沢武志のソロ・プロジェクト『`FreeTEMPO`』の3rdフル・アルバムとして2010年にリリースされた『LIFE』

 

打ち込みを中心にAOR、R&B、ソウル、ジャズなどを採り入れたサウンドでウキウキするようなオシャレな音空間を届けてくれた半沢氏。

この「Holiday」は満田智子(achordion)を迎えた曲はフレンチポップのようなオシャレジャズ。

まるでカフェのような雰囲気にしてくれます。

本日みたいな休日にもピッタリでしょ?

満田智子さんのヴォーカルが絶妙にフィットします。

 

打ち込みの音に生音の手触りを軸に様々な音楽ジャンルのエッセンスを散りばめられたポップ感。キラキラと輝くような音の粒は気持ちいい♪

ジワジワッと体に沁みこむように音が沁みこむと、ホカホカと心のカイロが熱を帯び始める。

 

この心地よさをどうぞ染み渡れ~♪ジワジワ~♪

Hi!心呼吸 1月6日(金)

M1>   チェンジズ  /   リチャード・ティー

 

1989年にリリースされた「リチャード・ティー」のソロアルバム『インサイド・ユー』

 

さて「リチャード・ティー」は偉大なピアニストであり、アレンジャー、コンポーザーと多彩な才能を発揮した名プレイヤー。

その才能ぶりは1970年代に活躍したフュージョンバンド「スタッフ」のピアニスト、キーボーディストとして活躍し、解散後はソロやセッションミュージシャンとして、ジャズ・フュージョン、ロック、ソウル、R&Bなど幅広い分野で活躍した経験がこのメロウで大人の世界を聞かせてくれているんでしょう。

 

49歳でなくなってしまった彼の伝説的な演奏を楽しめる1枚です。

しっとりと、穏やかで、優しいという3つ揃った大人の皆さんへのジャズ・フュージョン。

 

「Louisiana Sunday Afternoon」では盟友スティーブ・ガットのリズムにノリノリでプレイしていて余韻を楽しめたりします。

「Will You be There」でマーカス・ミラーのベースをバックに非常に熱い演奏を聞かせてくれます。

テクニックとこの甘い歌声も披露しているホッコリと馴染める1曲をどうぞ味わってください。大人のフュージョン・・・♪

 

M2>  ラヴ・ハーツ・ユー・アー・エヴリシング /  サンディ・カンドゥ

 

1995年にリリースされた「サンディ・カンドゥ」のデビューアルバム

『Nice To Meet Ya(ナイス・トゥ・ミート・ヤ!)』から。

 

オランダ出身の美形女性シンガーとして注目を集めたアーティスト。

彼女はキャンディ・ダルファーのワールドツアーに同行し、

美貌と共に歌唱力も持ち合わせたシンガーとしても注目されました。

 

キャンディ・ダルファーのワールドツアーに参加したお返しにこのアルバムではキャンディがサックスで参加していたりと聴き所も満載。

 

そして歌われているのは聞きやすいポップスがメインですが、この「ラヴ・ハーツ/

ユウー・アー・エヴリシング」のカヴァーはお見事。

数多くのアーティストがカヴァーしている名曲ですが、このアレンジは初めてでした。

ラヴ・ハーからユー・アー~の転調。

ちょっと雑にも聞こえなくはないけどお気に入りです。

 

少しコブシに似た歌声は日本人の耳にはスンナリとインパクトを残してくれます。

今年も多くの愛に包まれますように♪

 

Hi!心呼吸 1月5日(木)

M1>  セパレート・ライヴス  /  フィル・コリンズ&マリリン・マーティン

 

1985年のアメリカで公開された映画。

「ミハイル・バリシニコフ」「グレゴリー・ハインズ」らが出演した映画ですが、この映画のサウンドトラックは映画を観ていない方でも満足できそうな1枚。

バシリニコフのダンスとグレゴリー・ハインズのタップに合わせて流れる曲「タップダンス」も素晴らしい。

プロデュースはデビット・フォスターです。

 

さてこの映画のテーマ曲がこの「フィル・コリンズ」と「マリリン・マーティン」がデュエットした「セパレート・ライヴス」

この当時はフィル・コリンズがぢラムとして参加していたバンド「ジェネシス」のメンバーですので「ジェネシス」のドラマー、フィル・コリンズとマリリン・マーティンのデュエットソングとして紹介された1曲です。

 

このサウンドトラックの1曲目に収録されています。

ちなみにこの曲は1985年のビルボードチャートでは最高位1位をマークしたヒットソング。同時に大ヒットした映画作品でもありました。

 

グレゴリーのタップダンスをもう一度観たくなってきた~♪

 

 

M2>     クルール    /  プリファブ・スプラウト

 

1984年3月発売となったファースト・アルバム『スウーン』から。

 

「プリファブ・スプラウト」は1977年、パディ・マクルアーンが、

イギリスのニューキャッスル近郊で結成されたバンド。

 

82年にデビュー・シングル「ライオンズ・イン・マイ・オウン・ガーデン」を発表。

これをイギリスの伝説的DJ「ジョン・ピール」がオン・エアーしたことで名が広まったと言われています。

DJのチカラが大きかったことが伺えますね。

 

そして84年にこの1枚『スウーン』を発表。

あの「エルヴィス・コステロ」がここから「クルール」を大いに気に入って自らカヴァー、人気はさらに高まって行きます。

この独特なコード感、美しいんだけど耳に残るクセ感。

荒削りの中に見える繊細なメロディ。

ニュー・ウェイヴを経たUKロック・シーンにも新鮮な風を吹き込んだ1枚。

この緩いようで、緩くないこの音世界をどうぞ楽しんで下さい♪

Hi!心呼吸 1月4日(水)

M1> The Body That Loves You(ぬくもりに抱かれて)  /  ジャネット・ジャクソン

 

ジャネット・ジャクソンの1993年にリリースされた5thのアルバム。

最高傑作『Janet』

 

この前作「hythm Nation 1814」も素晴らしいアルバムでした。

ダンス、エッジ、グルーヴなど、アルいバム全体に強力なイメージを持つアルバムでしたが、

この「Janet」では、そのイメージをガラッと豹変させました。

「シルキー」で「滑らか」で、「セクシー」

このキーワードが揃ってしまえば、ジャネットの世界から逃れられない・・・。

アルバムには28曲が収録されておりますが、どの曲もクオリティが高い曲ばかり。

R&Bやバラードはいつ聴いても心を揺さぶられ、70年代のオールドソウル風なアレンジではその才能を存分に披露する。

やはり凄いアーティストなんだ・・・と実感させられる。

 

この「ぬくもりに抱かれて」の柔らかでシルキーな世界はこの時代に聞いても心揺さぶられるメロディに魅了されます。

ジャネットの甘い歌声にスイートすぎないソフトリーなメロディセンス。

スルリと耳に入ってくる心地よさを新年のこの時間帯にどうぞ♪

 

M2>  ドリーム・ランド  /   メアリー・チェイピン・カーペンター

 

1999年にリリースされた『パーティ・ドール』から。

「メアリー・チェイピン・カーペンターズ」は1958年ニュージャージーに生まれた、カントリー・シンガー。

(この方のお父さんは「Life誌」の代表だった人で、幼少期には何と日本で過ごした事もあったそうです)

 

幼少期から音楽に触れてきた彼女はカントリーやフォーク・ミュージックにも興味を持ち始め、いつもギターを手にしていたメアリー。

1987年に「Hometown Girl」でデビューをかざり、数多くのリリースを経て、カントリー・シーンを代表する女性シンガー・ソングライターに上り詰めたメアリー。

 

彼女が99年にベスト盤としてリリースしたのがこのアルバム。

メアリーの魅力はサウンドだけでなく、日々生きる事に対する明快な視点、

そしてそこに前向きな希望を見出す詩の世界。

 

さて2017年がスタートしたばかり。彼女の歌から貰える目には見えない不思議な力。

このチカラを耳から吸収して、思い切り進んで行きましょう!

まだ見えない「ドリーム・ランド」を見つけに出発です♪

Hi!心呼吸 1月3日(火)

M1>   Just Around The Corner  /   メアリー・ブラック

 

1991年にリリースされた「メアリー・ブラック」のアルバム

『ベイブス・イン・ザ・ウッド~森』

 

アイルランドの国民的人気シンガー「メアリー・ブラック」の作品ですが、タイトルに「森」が邦題には入っています。

「森」をイメージしながら聞いた内容は、間違いなく「森」そのものを感じるんです。

澄んだ空気を思いっきり吸い込んで、目を閉じながら深呼吸。

自然な風景をイメージさせる優しくも雄大な歌声。

この曲たちで森呼吸をする感じ。

 

彼女は曲を自作しない反面、取り上げた全ての曲を完全に自分自身の世界にしてしまう魔法の持ち主(みたい)

シンガーとしての実力ももちろん、彼女の中にある音楽センスを見事に表現することができる賢きアーティスト。

シンガーとして一流のミュージシャンに刺激を受けながらその分、彼女自身が選別する曲を通じて表現される彼女自身に魅力を感じてしまう。

今年は才能豊かな自分になりたいもんです・・。

 

M2>  ライジング・トゥ・ザ・トップ  / リサ・ニルソン&デスモンド・フォスター

 

1994年にリリースされていた『メイド・イン・スウェーデン』

先日部屋の掃除をしていたところ、ひょっこりと顔を出したオムニバスアルバム。

1990年代に僕もハマった「スウェディッシュブーム」

覚えている方も多いことでしょう。

あの盛り上がりは凄かった。

ほとんど無名のアーティストでも「スウェディッシュ」というキーワードがついていればオシャレみたいな・・・。

でも今考えてもオシャレなサウンドが多かった。

このオムニバスはサックス・フルート・ギター・パーカッション主体でジャズファンク系が好きな人にはタマラナイはず。

体が勝手に揺れだす音楽がぎゅっと集まっています。

 

「ライジング・トゥ・ザ・トップ」

リサ・ニルソンとデスモンド・フォスターのデュエットがクールでオシャレでカッコいい。

パーカッションの効果的な音と、フルートがインパクトを残します。抑えられたファンキッシュさ。耳に残るソウルフルな歌声。

こんな曲でゆっくりと通常モードにリズムを上げて参りましょう♪

Hi!心呼吸 1月2日(月)

M1>  BRAND NEW DAY  /  ミトカツユキ

 

2017年あけましておめでとうございます。

2007年にリリースされたご存知「ミトカツユキ」さんのアルバム「39(サンキュー)」から。

アーティスト名を“MITO”から“ミトカツユキ”に改めた最初のミニアルバム。

個人的にも大好きなピアノ・ソウル・マン。

 

ジャズ、ソウル、ゴスペルなどジャンルに捉われない彼の才能を感じることができる1枚。

この頃の彼の歌声の素晴らしさに触れて、一気にファンになっていく。

ソウルフルで温かくて少しハスキーな歌声は日本人の中の「SOUL」を教えてくれたような作品です。

繊細でパワフルで彼の音楽が大好きな僕。

この番組のジングルは皆さんにもお馴染みですよね。

今年の「Hi!心呼吸」はミト君の曲からスタートしていきます。

『BRAND NEW DAY』は、ミトカツユキの真骨頂的なゴスペル。

美しくもパワフルに表現された新たな始まりを告げる名曲。

心穏やかに、そして新年を力強く進んで行こうじゃないか!と背中を押してくれるようです。今年もミト君にお世話になります♪

今年もこのコーナーにもお付き合い下さい。

 

M2>  ニュー・イヤーズ・キッス /   サンシャイン・ステイト

 

耳に嬉しい爽やかなサウンド♪

カナダの男女ユニット「サンシャイン・ステイト」のファースト・アルバム『サンシャイン・ステイト』。

2007年には母国カナダでリリースされ、翌2008年には日本でリリースされた1枚。

耳の早いリスナーはこのサウンドの虜に。

 

なんと言っても彼らの特徴は、ヴォーカルの「アリーザ」のスィートボイス。

そして「ジェイムス」のギターサウンド。

爽やかな疾走感溢れるキュートな曲が並びます。

 

新年、新たな世界に走り出したくなっている自分をイメージしてこの曲をセレクト。

淹れたてのコーヒーとお気に入りのコースをドライブ。

 

車の中にこの曲と一緒に乗り込んで出発してみませんか?

2017年のスタートに「爽やか」で「軽快」な曲と一緒に。

 

今年のキーワード「軽快」に行きたいものです。

その為にもまずは・・・「ダイエット」からスタートしなきゃ???

Hi!心呼吸 12月30日(金)

M1.>  さよならは悲しい言葉  /  グラディス・ナイト&ザ・ピップス

 

今年2016年も大詰め。今年もお世話になりました。

でも「さよなら」は少し寂しいし、悲しくなっちゃうから・・・言わないよ。

という気持ちも込めて今年の締めくくりの1曲目は

『グラディス・ナイト&ザ・ピップス』が1973年に発表した、実質上モータウンでの最後のアルバム。

「さよならは悲しい言葉」を収録した名盤から。

 

グループ史上最高傑作と言われる人気絶頂期の作品としても有名な1枚から。

「グラディス・ナイト」の歌唱力は、当時から群を抜く存在。

モータウンの数多くのビッグ・アーティストををうならせる存在。

まさに人気絶頂期の最高な仕上がりがこの名曲。

 

だって人気・実力No1であった「ザ・テンプテーションズ」にも勝つことが出来ると豪語していたらしい♪

その自信がこの美しいコーラスとメロディにしっかり現れていいます。

「さよなら」は悲しい・・・今年に「ありがとう」♪

 

M2>  サニー・ゴーン  /   ボズ・スキャッグス

 

2013年にリリースされた「ボズ・スキャッグス」のアルバム『メンフィス』

1970年代のAORの王様「ボズ・スキャッグス」

プロデュサーに「スティーヴ・ジョーダン」を迎えてメンフィスの伝説的なスタジオ『ロイヤル・スタジオ』で制作したというアルバムです。

(アル・グリーンや伝説のミュージシャンがレコーディングしたスタジオ)

成熟した音ってこういう事なんだろうなぁ、と思わせてくれる1枚。

深く温かな歌声は心にもフィットしてくれます。

甘い歌声に洗練されたピアノリズムだけ。

このアルバムに収録された新曲の1つがこの「サニー・ゴーン」

贅沢な日差しのようにポカポカと温かで居心地の良い重厚感。

 

まさに癒しを与えてくれています。

年末の限られた時間。大好きな人と、大切な時間を過ごす時に「ボズ」のこの曲とお酒とお話と、そして新年を迎える心を用意して。

良いお年をお迎え下さい。

本年もありがとうございました。

 

Hi!心呼吸 12月29日(木)

M1>  ドリーム・リヴァー  /  ザ・マーヴェリックス

 

1998年にリリースされた「ザ・マーヴェリックス」の通産4枚目のアルバム

『トランポリン』

 

1990年代から活動し、1995年にはグラミー賞を受賞した「ラウル・マロ」率いるロック/カントリー・バンド『ザ・マーヴェリックス』

90年代の彼らの印象は「カントリー音楽」を色んな音楽の要素とミックスして、キチンと整理して聞かせてくれるバンド。

それでカッコいい。

本国アメリカやイギリスではセールスを伸ばしたアルバムです。

 

今聞いてもジーンとする1曲。

一時期この曲ばかりをリピートして聴いていました。

なんとなく聞きたくなる、リード・ヴォーカル「ラウル・マロ」の歌声。

実にシンプルなメロディ♪

ゆったりと穏やかに流れる川の景色が想像できますよね♪

川の流れのように~♪身をゆだねて年末2016。

 

M2>   ア・ロング・ディセンバー  / カウンティング・クロウズ

 

1996年にリリースされた彼らの2ndアルバム『リカヴァリング・ザ・サテライツ』

「カウンティング・クロウズ」の代表的な作品。

 

「カウンティング・クロウズ」はアメリカの6人組。

デビュー作93年の「August & Everything After」を大ヒットにした彼らの3年ぶりの2ndアルバムとしてリリースされたのがこの作品。

かっこいい疾走ロックから涙ありのバラードまで収録のビッグヒット作品。

 

デビューアルバムがリズムギターを中軸にしたフォークロックが中心だったのに対し、このアルバムはエレクトリックな色が濃く現れた別物をイメージした1枚になった印象。

その分、聞きやすさやリスナーの幅は間違いなく広がっている感じがしました。

その広がりの中、彼らの青春を感じさせる淡く熱いメッセージは当時学生だった僕を刺激する。

この「ア・ロング・ディセンバー」なんてとくに・・・。

バンドメンバーの青年期の終わりを刻み込んだような1枚。

年末、今年の終わりにシンクロさせてみました。

哀愁感もたっぷりとこのキュントなるメロディを♪

Hi!心呼吸 12月28日(水)

M1>  17才の頃  /    ジャニス・イアン

 

寒空の下、年末のこの忙しい時期。少し17才の頃を思い出した。

高校生の頃・・・。

ジャニス・イアンの美しい曲を聞きたくなった。

「17歳の頃(At Seventeen)」

言わずと知れたジャニス・イアンの名曲です。

ジャニス・イアンが1975年に発表した通算7枚目のアルバム「愛の回想録」

 

15歳でデビューした早熟の天才少女。

その後に経験したあらゆること・・・その後に自分の経験を歌ったとされるこの曲は繊細な少女の心と純粋な爽やかさを持ち合わせて、汚れた心を洗い流してくれるような1曲。

(どんだけ汚れているんだ?オレは???)

爽やかさもあるのに切なくなるようなジャニスの歌声。

多感な時期の心を表しているようで、胸がキュンとする。

24歳で手にした全米No.1ヒットナンバー。そしてこの曲でグラミー賞も獲得しました。

ジャズとの融合と言われたジャジーで美しい楽曲。

年末のバタバタを落ち着かせてくれますね♪

 

M2>  As Time Goes By(時のたつままに)/  ビリー・エクスタイン

 

1914年7月8日。ペンシルヴェニア州ピッツバーグ出身のジャズ・ヴォーカリスト。

“ミスターB”の愛称で親しまれたバリトン歌手「ビリー・エクスタイン」

 

ラブソングのイメージがあるヴォーカリストさんですが、このアルバムでもハリキッテ堪能できます。

このバリトン・ヴォイスは一度聞いたらトロトロに♪

まさに大人のバラード・ソング集です。

ストリングスと、ビッグバンドの豪華な演奏。

その演奏を従えて歌い上げるラブソング。

豊かな時代。音楽も豊かです。

この「豊か」の表現が難しいですが、窮屈でない感じ。

キラキラしていますね。

 

1960年に録音されたアルバムがリマスター版として今年リリースされています。

『ワンス・モア・ウィズ・フィーリング』

 

今年蘇った大人のバリトン・ジャズ。

年末のご自分の時間に、このクルーナー・ヴォイスをお楽しみ下さい♪トロトロ♪