Hi!心呼吸 9月19日(月)

M1>    Silver From Over The River  /    The fin.

 

2010年に結成された『The fin. (ザ・フィン) 』

兵庫県出身の4人組インディー・ロックバンド。

 

2014年にリリースした1stアルバムがこの『Days With Uncertainty』

先日もリトアニアで開催された「Loftas Fest’16」へ出演されたりと

日本のみならず海外からのアプローチも増えているアーティスト。

 

2014年にはフジロックフェスティバルの”ROOKIE A GO-GO”ステージに出演。

2015年3月20日にはアメリカ合衆国テキサス州オースティン市で開催されたSXSW 2015へ出演した。

 

新人とは思えないそのパフォーマンスは各界で注目を浴びる存在に。

さてこのアルバムに収録されたこの「Silver From Over The River」など、曲たちは少し懐かしいポップさを秘めています。

80年代や90年代を感じるシンセポップから、現在のUSインディーポップの様子なども味わえます。

海外のスパイスをしっかりと自分たちの中で整理してちゃんと伝えてくるこの独特のサウンドはすでに海外に向いている彼らの自由さにフィットしている様子。

シンプルなサウンドは邦楽の説得力とはちょっと違って洋楽のものに近い?

この才能のスケールは日本では狭いかもしれませんね?

 

M2>  マーシー・マーシー・ミー(アイ・ウォント・ユー) /   ロバート・パーマー

 

ロバート・パーマー(Robert Palmer)はイギリス出身のミュージシャン。

「パワー・ステーション」のフロントマンとして活躍して世界的ヒットを記録した印象が強い方も多いはず。

1974年にはソロデビューを飾っています。

その後もレゲエやニューウェーブなど、そのほかのジャンルの音楽を取り入れて時代を牽引してきた方。

 

そんなロバート・パーマーが1990年にリリースしたアルバム『Don’t Explain』

(ドント・エクスプレイン)では、ボブ・ディランの「アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」をUB40とともにレゲエ・タッチで聞かせてくれたり、オーティス・レディングの「ドリームス・トゥ・リメンバー」など、聴き応えのあるカヴァーを存分に聞かせてくれています。

そしてお馴染みのこのカヴァー。

マーヴィン・ゲイ1971年の名曲「マーシー・マーシー・ミー」と「アイ・ウォント・ユー」の2曲。

この曲はメドレー形式でソウルフルに披露しています♪

トータル18曲中8曲がカヴァー・・・。

自身オリジナルの曲も聞かせてくれるパーマー節ですが、カヴァーだとなお更彼のヴォーカルの素晴らしさに出会える気がします。

ウットリするわ・・・この声ってばさ・・・。

Hi!心呼吸 9月16日(金)

M1>  Return To Innocence /  ENIGMA

 

1990年に「マイケル・クレトゥ」と元アラベスクの「サンドラ・アン・ラウアー」

を中心に結成されたプロジェクト。

ドイツで生まれた『Enigma(エニグマ)』

この独特の存在感と世界観はいまだに感動を覚える。

しかし、曲の世界的ヒットにより僕はアジアの音楽を知り、感動する機会を得たようなもの。

 

1996年「アトランタオリンピック」のプロモーションソングとして、全米「Billboard Hot100」チャート最高位は4位。

邦題は『リターン・トゥ・イノセンス』。

この曲で有名だろう。

しかしこの曲の冒頭、男性の印象的な歌声は

 

『台湾の先住民アミ族長老の郭英男(ディファン)のもの。』

このディファン氏が唄う「老人飲酒歌」を無断サンプリングしたことで訴訟問題に発展したことでも有名な曲。

この曲を聞きたくなって台湾のアーティストを探ると要るわ要るわ・・・。

歌唱力や歴史文化などを背負った素晴らしいアーティストもあることを気付かせてくれた大切な曲。

そして名曲。ディファンの声が無くては成り立たない。名曲ですな・・・こりゃ。

 

M2> Gonna Be Alright  /  NEIGHBORS COMPLAIN(ネイバーズ・コンプレイン)

 

こんなカッコいいバンドがおりました。

それも若いバンド。

『Neighbors Complain (ネイバーズ コンプレイン)』

メンバーはvo&key 「木村 音登-OTO KIMURA-」

G.「後藤 俊明-TOSHIAKI GOTO-」Ba,「原 Kash 和志-KAZUSHI”KASH”HARA-」Dr,「對馬 隆行-TAKAYUKI TSUSHIMA-」の4人。

2013年に大阪で結成されたセルフコンテインバンド。

2015年11月にリリースされたSingle 「Now Or Never」は関西大学アメリカンフットボールリーグの公式テーマソングに起用されています♪。

そして2016年3月、アメリカ(ロサンゼルス)にてレコーディングツアーを行い

6月にこのSingle 「Makes You Move」がリリースされています。

このシングルのカップリングを♪

 

ストリートライブで鍛えられたテクニックと、パフォーマンスは日本人離れした華やかさをもち、見る人を引き込む魅力も持ち合わせる若きバンド。

ソウル、ファンク、ジャズ。

僕の好きな要素をベースに自分たちの音楽を見事に演出するオススメのバンド。

 

このバンドとイベントやりたい!メンバーみんな良いやつらです♪

ちなみにプロデュースは野上幸平(元Skoop On Somebody)さん。

悪いわけが無い。本物です。

 

Hi!心呼吸 9月15日(木)

M1> Political Science (ポリティカル・サイエンス)/  ランディ・ニューマン

 

アメリカ出身のシンガーソングライター「ランディ・ニューマン」

1972年にリリースされたかれの4枚目の作品。

『Sail Away』に収録されています。

とっても素敵なアルバムですが、このアルバムでランディは「アメリカ」という国について

辛辣なメッセージを投げかけています。

このアルバムをしっかりと日本語詞で感じながら聞いてみると、ことごとく深い内容です。

大きなアメリカという国の中で生きようと懸命な市民の心を歌っている1枚。

そんな中ポップに聞こえてしまうこの曲。

「ポリティカル・サイエンス」

 

『あんたにもわしにもまだまだ余地がある。世界中の市という市は

もうひとつのアメリカの町となるだろう』

ランディ・ニューマンにとっての代表作だと思う。

渋く歌い上げる熱。時にはクールに遠巻きで眺めている傍観者のように。

静かな場所でじっくりと聞いてみてほしい。

 

このメッセージをあなたにはどう届くんでしょう。

秋にはこんな曲を感じながら過ごす時間も良い。

さて音楽のシーズンだ♪

 

M2.>  It’s Time  /   アウトバーン・ジャズ・オーケストラ

 

名古屋を中心に活動する、若きビッグバンド。

「アウトバーン・ジャズ・オーケストラ」

 

リーダーの山崎貴大(たかひろ)さんを中心にした18名で構成されたビッグバンド。

メンバーそれぞれが他のグループでの活動や、ソロでも活躍するメンバーが集結。そんな彼らの音には、普通の音楽から貰えるチカラがあるとすれば、また違ったチカラを貰えるような気がします。

それは18名の息の合った演奏からもらえる、さわやかなエネルギーに似た青いもの。

このメンバーの中に入りたくなるような学生のようなパワーがみなぎっているんです。

 

もちろん学生を卒業したばかりのメンバーや、僕よりも先輩のメンバーがいたり。

年齢もキャリアもバラバラ。

そのバラバラを束ねる山崎の求心力には感心する。

 

若きリーダーが作りたかった音が収録された①stアルバム『AUTOBAHN』

爽やかなビッグバンドを聞いてみたい方には新鮮に聞こえてくれるはず。

メンバーの気持ちと愛情を感じてください。

やっとお送りできました。

ビッグバンドのファンの41歳のおじさんより。いいでしょ?この音。

 

Hi!心呼吸 9月14日(水)

M1>  Can’t Let Go, Jun  /  Kishi Bashi

 

変幻自在の音と遊んでいるような音を作り上げるクリエーター。

天才的な才能を持つアーティスト。

 

「Kishi Bashi」

 

日本人の両親のもと、シアトルで生まれ育った日系アメリカ人。

バイオリンと多様なエフェクトを自在に操るシンガー・ソング・ライター、

マルチ・インストゥルメンタリスト、ヴァイオリニスト。

アメリカでは、プロのバイオリニストとして歌姫「レジーナ・スペクター」や「オブ・モントリオール」のツアー・サポートでキャリアを積み、その後はソロとしてシンガーとしての才能を開花したマルチ・シンガー・ソングライター。

今までにはMicrosoft「Windows8」、アメリカン・エクスプレス、Sony Experia等、多数のCMソングを手掛けたことや、日本でもCMソングを手がけている音の魔術師。

2013年にはSUMMER SONICへの出演なども記憶に新しいところ。

そんな彼の来週2016年9月21日にリリースする最新アルバム「サンダーラスト」から。

この2年半ぶりの新作は、新たな彼の才能を見せ付けるかのように、肩に力が入らず、リラックスした彼の今のままが収録されている気がします。

この雰囲気がお好きな方には間違いなくササルハズ。

良い音をまた見つけました!

 

M2> We Don’t Talk Anymore / チャーリー・プース feat セレナ・ゴメス

 

ちょっとハスキーな歌声。

ソウルフルなリズムを見事に操るアーティスト。

「チャーリー・プース」

1991年生まれニュー・ジャージー出身。YouTubeにアップしたアデル「サム・ワン・ライク・ユー」のカヴァーを見たアメリカTV界の大スター、「エレン・デジェネレス」に見いだされ、まもなくデビューに結びつく。22歳にしてジェイソン・デルーロやピットブルといった大物アーティストの楽曲制作に参加。

実力なども身につけて2015年2月にデビュー・シングル「マーヴィン・ゲイ」を発表。

そのレトロ・ポップな感覚と美少年風のルックスも後押しに。

2015年に大ブレイクを果たした彼。

 

そのソウルフルな歌声と正統派のアーティスト。

この新曲は8月3日に日本でもリリースされた「ナイン・トラック・マインド」に収録されています。

このアルバムの美しいこと。

耳を奪うリズムに変幻自在のチャーリーの歌唱力は、間違いなく磨かれた才能と実力のなせる業。

今後の彼にもだい注目の1枚になっています。

また良い音を見つけちゃった、パート2♪

 

Hi!心呼吸 9月13日(火)

M1>  テイク・イット・アウェイ /  ルー・パーディニ

 

天才作曲家+シンガーな男性のソロアルバム

1996年にリリースされたアルバム「リヴ・アンド・レット・リヴ」から。

Chicagoの「ビル・チャンプリン」が脱退した後、

キーボードパートの後任としてChicagoのメンバーになった「ルー・パディーニ」

 

大人のAORを奏でる影の名アーティスト♪

力強い歌声も魅力のひとつ。

CDではなくLIVEで聴いてみたい・・・懇願。

 

秋空にもピッタリの名曲でしょう。

この声の爽やかさ。純粋でピュアなこの歌声。

嫌味なんて何にも無い。

ボズ・スキャッグスがお好きな方や、ボビー・コールドウェルをキリッとした感じ。

(分かりにくい説明・・・)好きな方には問題なくオススメです。

 

秋の切ないシーズンには、この締め付けるような切ないメロディと彼の声はシックリと来ます。

大人が楽しめる音楽。

鳥肌で聴きたい1曲。(どんな表現や・・)

疲れを癒してくれるそんな効果がある(個人談・・・)

 

M2> EDDIE’S THEME(エディズ・テーマ)/  ロン・カーター

 

「マイルスバンド」に在籍し、一斉を風靡したべーシスト「ロン・カーター」

このコーナーにも幾度と無く選曲している、いや選曲してしまっている。

時々聞きたくなってしまうのです。

 

2007年8月発表のアルバム「It’s the Time」は、

ピアノに「マルグリュー・ミラー」とギター「ラッセル・マローン」を迎えたトリオ作。

軽快にライトなスウィングを聞かせてくれるスタンダード・ナンバーはJAZZ入門にもオススメの聞きやすい1枚。

そしてなんと言ってもこのアルバムは、ロン・カーター自身が出演して話題となったCMで使用されたナンバーなども収録されていることでも印象が強いアルバム

『イッツ・ザ・タイム』から。

 

お馴染みのトリオが奏でる安定感バツグンの演奏は季節ごとにマッチする。

秋の空気の中に体温を感じる演奏。

温かみを感じながら耳をホッコリとさせる魅力。

 

そんな季節がやってきたんですね。

アコースティックな音の温もりを感じたくなる季節。

耳障りの良いジャズを楽しんでみてください♪

さて肌触りにもこだわりたいですね。だって秋だモノ♪

Hi!心呼吸 9月12日(月)

M1> チェンジ・オブ・ハート  /  ウェンディ・モートン

 

1995年にリリースされたウェンディ・モートンのアルバム「タイム・フォー・チェンジ」

第二のホイットニー・ヒューストンと呼ばれていた彼女。

その歌声の美しさ、実力は敏腕プロデューサー「デヴィッド・フォスター」の心をもゲットしました。

この2作目のアルバムのプロデューサーも、もちろんデヴィッド・フォスター。

ある意味勝負をかけた作品への気合の入れ込み方は素晴らしい。

強力なプロモーションを受けてヒットを記録します。

 

ホイットニーの歌い方に似ていると言うことでも話題になったアーティストさんではありますが、僕は彼女の歌声が癖もなく好きだったりします。

雰囲気や、声。

シンプルなこの要素が揃えば、このアルバムが良くないわけない・・・。

大満足の完成度。これが2作目とは。

 

前半はバラードのオンパレード。

後半もバラードの共演。

やはりデヴィッド・フォスターのなせる業?好み?

ただそのバラードが美しくて嫌味じゃない。

複雑なメロディをいとも簡単に歌い上げる彼女の実力。

 

改めて味わおうではありませんか!!!

 

M2> アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン  /  ミント・コンディション

 

世界中の音楽ファンに愛され、今年の2月3日にこの世を去った「モーリス・ホワイト」

ご存知、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのバンドリーダーでもありました。

この季節、ラジオでも沢山「EW&F」の曲が流れますね。

もちろん[September]という名曲がありますものね♪

 

数多くの有志シンガー、アーティストらが闘病中だった「モーリス・ホワイト」に贈る、アース・ウィンド&ファイアーのグレイテスト・ヒッツ・カヴァー集。

がこの2007年にリリースした

「セプテンバー~アース・ウィンド&ファイアー・トリビュート」♪

 

数多くのビッグ・アーティストがEW&Fの曲をカヴァーしているんですが、本家を忠実に愛を持ってカヴァーしているのが伝わるので大好きです。

チャカ・カーン、レイラ・ハザウェイらアーティストが歌い上げています。

内容も素晴らしい作品ばかり。

 

さてそんな中で耳を惹いたのが、「ミント・コンディション」がカヴァーした「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン」

もともとこの曲のファンでもあったメンバーが心を込めて大先輩の曲をカヴァーしている歌声は、ただのカヴァーではない気がします。

それはまさにリスペクトを形にした彼らの愛の形。

ん~。愛やね。愛。LOVE.

Hi1心呼吸 9月9日(金)

M1>   Hearts (ハート悲しく) /   マーティ・バリン

 

「マーティ・バリン」は、60年代前半から音楽活動をしていましたが、

1965年に「ポール・カントナー」とともに「ジェファーソン・スターシップ」を結成。

 

ソロとしてのアルバムは1981年にリリースしています。アルバム「Balin」

そして、そのソロ作品の中からのシングルヒット曲(全米8位)がこの「ハート悲しく」♪

 

哀愁を感じるメロディは、

“終わった夏と深まりゆく秋”のような切なさを感じさせます。

歌の内容は分かれた女性を忘れられない、未練たっぷりのようなないようですがw

内容なんてものはどうだっていいんです。

この美しいメロディには勝てません。

 

ちなみに、マーティ・バリンはこのヒットの頃は40歳ほどだったらしい。

僕と同年代の時期にこの色気・・・。

哀愁・・・。

若さだけで押すのではなく、大人の円熟味が増してきた頃・・・。

 

やばい・・・僕・・・持ち合わせておりませんw

男の哀愁感じる枚挙区であることは間違いなしの1曲です。

この時期にいいですよねぇ♪

 

M2>  リフレクションズ  /   ジェイソン・チャンピオン

 

体系は僕より。

爽やかな歌声とのギャップをお楽しみください♪

「ジェイソン・チャンピオン」

 

90年代に活躍したR&Bデュオ『メン・アット・ラージ(MEN AT LARGE)』

の元メンバー。

第51回グラミー賞「ベスト・コンテンポラリー・R&Bゴスペル・アルバム」部門ノミネートされた実力派間違いない。

L.ヴァンドロスの後継になってくれないかなぁと個人的には願っているアーティスト。

そんな「チャンピオン」のソロ・デビュー・アルバムがこの2009年『リフレクションズ』

 

この「ビッグ・ボディ」から放たれるシルキー&スムーズな美声。

これはズルイ。ズルイ、ビッグ・ボディです。

「素直に良い曲」がアルバムを覆ってます。

調べるとFMGUNMAの2009年のパワープレイにもなっていたみたい!

そりゃこの歌声には惹かれますよね。

 

時折ファルセットでテクニックをさりげなく披露する辺り・・・。

やはりズルイ、ビッグ・ボディ。

こんなビッグ・ボディになりたいw

Hi!心呼吸 9月8日(木)

M1>  The Bricklayer’s Beautiful Daughter (ブリックレイヤー家の美しい娘)/

ウィリアム・アッカーマン

 

1981年に、自らプロデュースしたアルバムです。

この「Passage」。

不思議な癒し、落ち着くんだけど聞きなれない音たち。

耳には新鮮に、そして温もりも感じるアルバム。

 

ギターとバイオリン、ギターとピアノ、ギターとチェロ・・・。

というシンプルな曲がほとんどですが、一つ一つの音が大事に演奏されています。

秋の少し寂しさを感じる儚い音。

秋の色をイメージしてしまいます。

赤、黄の世界・・・。

インストだけで訴えてくる優しいメロディ♪

 

アンサンブルや、デュオが主体の楽曲が中心。

このアルバムからはこの曲“ブリックレイヤー家の美しい娘”がシングルカットされました。

僕は当時のことはもちろん憶えてはいないのすが、当時、日本でもブームになってそうです♪

日本人の心に訴えてくる哀愁漂う柔らかい旋律。

毎日忙しく過ごしてくれる癒しの1曲。

いかがですか?こんな曲で少しだけゆっくりと癒されてみるのは?

秋をイメージしてみて♪

 

M2>   ダダダ  /   THE BOCOS (ザ・ボコス)

 

「羊毛とおはな」の市川和則さんと

「mitatake」見田諭(さとし)さんのギターデュオ『THE BOCOS』

知り合って20年。

一緒になんかやろう!とギターを持ち寄って楽しむことを前提に結成。

コーヒーを飲みながら聞きたくなる音楽を作り始めた2人、

2ndアルバムが先日「Handkerchief」(ハンカチーフ)が2016年8月17日にリリースされました。

 

ハンカチーフと名づけられたアルバムは、汗をかいたり、涙を流したり、嬉しいときも、

別れのときにも、振り返れば人生の節々に優しくそっと寄り添ってくれている

「ハンカチーフ」ハンカチのように日々に寄り添う音楽をテーマに「夏の夕暮れにゆっくり聴きたくなるアルバム」

まさにそんなアルバム。

ふとした時にこのリズムや見田さんの優しい素朴な歌声に触れたくなる。

ふとした時に市川さんと見田さんが奏でるギターの音色に触れたくなる。

 

まずはゆっくりとお聞きいただきたい。

最近の一押し。

どの曲も僕好み♪ダダダ♪

コーヒーおかわり。

 

 

Hi!心呼吸 9月7日(水)

M1>  コンガレグレ  /  ホレス・パーラン

 

今なおクラブ・シーンのクラシック・チューンとして知られる『ホレス・パーラン』の

「コンガレグレ」♪

この「コンガレグレ」に代表されるアルバム『Headin’ South / ヘディン・サウス』

 

(録音は1960年12月6日。メンバーはホレス・パーラン(p)、ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘイウッド(ds) という当時のレギュラー・トリオに、レイ・バレット(per) の参加がミソになっています――)(資料から)

 

ドジャズ好きの方にも、ライトにジャズが好きという方にも人気が高い1曲。

黒人ピアニスト「ホレス・パーラン」

スタイリッシュな静かなジャズとは違ってこの人のピアノは打楽器を弾くような奏法と分厚いグルーヴが特徴。

脂っこいジャズが好きな方にはハマリマス。

 

序盤の軽いタッチから聞こえるキャッチーなピアノ。

レイ・バレットのパーカッションがリズムを演出。

そこからネチッコイ鍵盤SHOWがスタート。

 

この脂っこさにたまに会いたくなる・・・。

まさにお気に入りのお店で頂く「カルビ」に似ている・・・。違うか?

 

M2> アイ・ジャスト・ウォナ・ストップ  /   レスリー・スミス

 

1992年に久々にリリースされた「レスミー・スミス」の

アルバム『レス・イズ・モア (Les is more)』に収録されている「アイ・ジャスト・ウォナ・ストップ」を♪

1982年にソロ・デビュー作で最高傑作と名高い『ハートエイク』というアルバムをリリースして一躍AORファンから大きな注目を集めたレスリー・スミス。

そんな彼の日本でのセールスを考えてリリースされた企画盤がこの「レス・イズ・モア」

全曲がAORやR&Bのカヴァーで構成されていて選曲バツグンです。

アー気持ちいい選曲。

そしてその選曲にレスミーの歌声です。

そりゃ、溶けますよ・・・とろけますよ。

哀愁を漂わせながら、大人の時間にピッタリ。

 

その曲たちの中でも「ジノ・ヴァネリ」の『I JUST WANNA STOP』

このカヴァーはやばいでしょ。

涼しげでもあり爽やかにカヴァーされたバツグンな仕上がり。

 

聴くだけで 恋に落ちてしまう。

そんな力があるような気がします。この人の声は!

恋の季節だね~♪

この曲・・・ご使用くださいw

Hi!心呼吸 9月6日(火)

M1>  おもいでの夏  /   パトリシア・カース

 

フランス出身女性シンガー『パトリシア・カース』

2002年のアルバム「ピアノ・バー」から。

 

さてこの作品はミッシェル・ルグランやシャルル・アズナブールといった、

フランスのソングライターのスタンダード作品をカヴァーしたアルバム。

映画『男と女』の主題歌や、本人が出演した映画「And Now…Ladies & Gentlemen」の主題歌として使用されたジャジーな「アンド・ナウ・レディース・アンド・ジェントルメン」

なども収録されたお得な1枚。

ちなみにこの映画では「ピアノ・バー」のシンガー役として出演しています。

この映画の中の彼女の歌声も素晴らしい♪

 

プロデューサーには「エヴリシング・バット・ザ・ガール」や「シャーデー」の作品で知られる『ロビン・ミラー』、

古き良きピアノ・バーの「ムード」を見事に演出されています。

そんな作品の中でもピアノ・バーのシンガーになりきって,

シャンソンの名曲やジャズのスタンダード・ナンバーを見事に軽快に気だるく、ムーディーに聞かせてくれます。

 

秋口にはまだ早いけど、そろそろ耳を変えて行きましょう。

思いでできた?今年の夏は。

 

M2>  想い出のかけら  /   リック・ローズ

 

アメリカのドラマなどの音楽監督として活躍し「エミー賞」(テレビ界のアカデミー賞)に9回ノミネートされたという「リック・ローズ」

 

そんな彼の1994年にリリースされたデビューアルバムが「イリュージョン~愛はまぼろし」

このアルバムに収録されています。

「想い出のかけら」♪

ルー・パディーニやバーナード・オーツ、ドン・シコーニらとともに、90年代を代表するAORアルバムです。

このツボを抑えた日本人好みのメロディライン。

今聞いてもこのイントロを聴いただけで・・・なんだかウルウル・・・。

美しい曲です。

 

なんとなくどこかで聞いたことがあるような、ないような・・・。

少しボビー・コールドウェルに通じるような。

お好きな方には間違いなく耳障りがいいアルバム。

彼の2枚目のアルバム「インディアン・サマー」もオススメです♪

 

「哀愁」さが似合う季節に・・・さてこんな曲で秋をイメージするなんていかがですか?

アルバムのジャケットも「秋」を感じてしまうのは僕だけですか????

『おもいで』つながりでした。