Hi!心呼吸 7月15日(金)

M1> Aloha No Kalakaua  /   エイミー・ハナイアリイ

 

2002年にリリースされた「Pu’Uhonua」(ブウホヌア)から。

 

『エイミー・ハナイアリイ』

は1995年にデビューを果たし、デビューからの2作は「すべてハワイ語で歌われたアルバム」として史上初の全米ヒット・チャート入りを果たしたという実力。

その他、ハワイのグラミー賞に相当する「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」1998年の最優秀アルバム、最優秀ハワイアンアルバム、最優秀女性ヴォーカルを獲得したという彼女。

本家グラミー賞にもノミネートされているっていうから驚きです。

 

さて高い音楽性とナチュラルな歌声。

クラシックやジャズ好きの方にも受け入れられるはず。

このリズム感、歌唱法はハワイハワイしていないというか、

ハワイだけの歌に聞こえない。

 

もちろんALOHAを連呼してしるのでハワイアンの曲なんだけど・・・w

この彼女にしか出せないファルセット・ヴォイス。

ハワイ語のレパートリーをスローナンバーからアップテンポまで自在に歌いこなす姿は痛快です。

素朴でいてオーガニックな音に体が浄化されていくようです。

季節に関係なく美しい歌声に癒されたい方には浄化作用がありそうな

ありがたや~ありがたや~♪

 

M2>  命の声  /  永山尚太

 

今年の2月にリリースされた「永山尚太」君のアルバム

「僕が生まれたあの町へ」から。

以前イベントでご一緒したのですが、彼の「沖縄の海」のような透き通る綺麗な声は忘れません。

 

1977年那覇市生まれ。高校卒業後に渡米し、ニューヨークで生活する中で、音楽に対する夢を明確にしていった彼。

2015年には10周年を迎えた永山尚太の待望のアルバムとしてリリースされた

「僕が生まれたあの町へ」はデビューした原点回帰が詰まったアルバム。

歌の旅を続けている彼の新たな気持ちを詰め込んだ作品。

 

懐かしい景色、人、あの頃の自分。

歌うことをシンプルに大事に、1曲1曲大切に歌う彼の姿。

ここから新たな旅に出かけます。

 

「命の声」と名づけられたこの曲には故郷の三線の音が効果的に使われていて、柔らかいdメロディが印象的な1曲。

この時季に久しぶりに再会する友人や家族。

あなたの毎日の生活の中で不意にそんな大切なモノや人を思い出す瞬間もありますよね。

 

今度スタジオに来てもらおうかな?この歌声は貴重です♪

Hi!心呼吸 7月14日(木)

M1>  My Foolish heart  /  マーク・コープランド

 

2005年にリリースされた、マーク・コープランドのアルバム『Some Love Songs』

美しいアルバムから♪

さて昔はマーク・コーエン(Marc Cohen)と名乗っていて、

しかも実はプロとしてはサックス奏者でのデビューだったというから驚きです。

 

繊細なピアノの印象が強い彼。

綺麗な流麗な旋律はビル・エヴァンスのような透明感があります。

 

このアルバムはコープランドのトリオ作品。

コープランドの美意識が薫る作品であることは間違いありません。

綺麗な旋律、ピアノジャズを探している方には大オススメ。

幅広い年齢層もそうですが、ジャズを聴いてみようかな?という何気なく聴けるアルバムかもしれませんね。

ジョニ・ミッチェルにはじまり、エヴァンスおなじみのこの

「MY FOOLISH HEART」で終わるというコントラストをお楽しみください。

 

MARC COPELAND(p),DREW GRESS(b),JOCHEN RUCKERT(ds)

GRESSのベースに透明感のコープランドのピアノが乗り構成されていきます。

トリオなのにこの広がり、あぁ気持ち良いわ~♪

何度でも聞きたくなるわ~♪

 

M2>   ニュー・オピヒ・モエモエ  /  レオナード・クワン

 

ホノルル市から『“リヴィング・トレジャー(生きた宝物)”』

として認定されたハワイを代表するスラック・キー・ギタリスト、「レオナード・クワン」のアルバム。

2004年にリリースされています。「ハワイアン・スラック・キー・ギター・マスターズ・シリーズ10 ケアラズ・メレ~ハワイ、甘き香りのギター~」から。

 

レオナード・クワンと言えば、まずこの曲です。

1958年に「オピヒ・モエモエ」の原曲を書いたのはこの方。

ちなみにこの「オピヒ・モエモエ」とは“眠れるカサ貝”の意だそうです。

 

レオナード・クワン(1931~2000)は、今は亡きスラック・キー・ギターの偉人。

ハワイ音楽の歴史上最も影響力のある奏者として、多くの人からリスペクトを受けています。1994年にはホノルル市から正式に「リヴィング・ トレジャー(生きた宝物)」に

認定。

まさにハワイを代表するギタリスト。

クワンは亡くなるまで、60年以上に渡りギターを弾いて来たそうです。

正直日本ではそこまで知名度はないのですが、

その実力と影響力はやはり小さいことの繰り返しだったみたい。

10歳の頃から始めたギターやウクレレ・・・。

しっかりと結果にしてきた実力と努力に刺激をもらいますよね♪

 

 

Hi!心呼吸 7月13日(水)

M1> ヘヴンリー・アイランド(A’E HALAWAI) /  テレサ・ブライト

 

優しい・癒しヴォイス。

ついつい夏になると聴きたくなります♪

1996年にリリースされたベストセラーアルバム「テレサ・ブライト」の

「クワイエット・ガール」

2枚目のソロ。日本へはお初のアルバム。

 

現在は既にハワイアンの大御所、「テレサ・ブライト」

昨年ハワイに旅行に行った際にも彼女のアルバムを購入してきましたが、彼女の声を聴くと一気に気分はハワイに。数多くいるハワイアン・ミュージシャンの中でも彼女は別格なきがしています。

 

レトロハワイアンのようにアレンジされたアンニュイな雰囲気。

彼女の大人の女性の雰囲気もマッチングします。

ウクレレとギターとシンプルな音構成ですが、彼女の声が広がりを与えてくれます。

この空間を広げるような歌唱力で景色も空高く、青空を想像できてしまうのが不思議。

 

彼女の歌には前向きになれる曲が多い。

気持も晴れ晴れ。会い溢れる彼女の世界にトリップ!

このアルバムはリゾートな気分になりたい♪

という方にもオススメ。

さて彼女の名曲に触れるチャンスです!出会っちゃいましょう♪

 

M2>  Time Is Blue featuring シシド・カフカ /  TOKU

 

自然の中から都会のダウンタウンに・・・。

テレサ・ブライトに代わっては、最近では「シンディ・ローパー」のニュー・アルバムにも参加するなど大活躍のヴォーカリスト&フリューゲルホーン・プレーヤー

『TOKU』と、

ドラムヴォーカリストとしてバツグンの存在感のアーティスト『シシド・カフカ』が、

TOKUのニュー・アルバム『Dear Mr.SINATRA Special Edition』にて共演しています。

先日5月11日に発売されたこのアルバムはTOKUの2015年ニューアルバム「Dear Mr. SINATRA」に新トラックが2曲追加されたスペシャル・エディション。

 

さてこの声はやはりズルイな・・・。

甘い歌声にカヴァーされたシナトラも喜んでいるんではないでしょうか?

シナトラへの敬愛が溢れた素晴らしいアルバム。

リラックスしたいとき、1日の終わりに。

ゆったりと過ごすBGMにはピッタリのアルバムです。

 

さてこの2人が魅せてくれる艶感、大人の夜時間の新たなデュエットソングがここに♪

午前中ですがこの雰囲気を楽しんでもらいたくて選曲してみました♪

どこで?何時に?待ち合わせます?

 

Hi!心呼吸 7月12日(火)

M1>   Call Me By My Name  /   Mica Paris (ミーシャ・パリス)

 

88年に若干19歳で彗星のように現れたUKソウルの歌姫

Mica Paris (ミーシャ・パリス)

ミーシャはその後98年まで4枚のアルバムを発表。

99年にベスト・05年に5th&ソウルのカバーアルバムなどをゆっくりとマイペースにリリースを重ねました。

 

彗星のごとく現れた歌姫は実力と共に交友関係も広げていくことになりますが、

この曲は「NARADA MICHAEL WALDEN」プロデュース!

著名なプロデューサーにもめぐり合うわけです。

 

さてこの曲は91年の人気作です!

キラキラとした弾けるトラックが印象的な清涼感溢れるキャッチーなR&B♪

B面には哀愁帯びたミディアムナンバーこの「CALL ME BY MY NAME」が収録されています。

 

デビューアルバムからトップ10に送り込んだ歌声はデビューから3年でテクニック、表現力が増していました。

このアルバムではナラダ・マイケルウォルデンの手によって新たな表情を見せてくれました♪

 

現在は2女の母となっていると言う彼女。娘さんたちも歌唱力も聴いてみたい♪

 

M2>  Wild Flowers  /  ライアン・アダムス

 

ノースカロライナ州出身の男性シンガーソングライター「ライアン・アダムス」

現在41歳。(学年では1つ上・・・w)

 

ボブ・ディラン、ニール・ヤングなどアメリカを背負ってきた偉大なるシンガー・ソングライターの正当なる後継者。

そんな彼のファースト・アルバム2001年リリースの「GOLD」に収録されたこの曲を。

少し味わい深い曲をさがしているかたには聴いていただきたい。

ヘヴィロックとかハード系のロックに少し疲れた・・・そんな時には染み入りこの彼の歌声を。

爽やかさと渋さと、入り混じった切ない歌声。

カントリーのニオイも含んで、マンドリンの音色もアクセントにスーッと耳に入り込んできます。

全体的には切なくて味わい深い。

じっくりと味わうと聞きなれない音楽かもしれないけどフィットしてくる。

少年のような表情を見せたかと思うと、大人の哀愁の表情も見せてくる。

 

別の人間が歌っているような幅の広さも見せ付ける。

このアーティストは侮れない・・・。

退屈な音楽は嫌!

この人には退屈さを覚えない魅力がある。

試してみてね♪

 

Hi!心呼吸 7月11日(月)

M1>  イン・ア・クワイエット・プレイス  /   マーク・ジョンソン

 

アナタに僕が質問をします。

「夏の風景といえばどんな風景を思い出しますか?」

さてアナタはどんな風景を?幼少時代?最近の夏のこと?場所は?色は?

そんな質問にはこんなBGMはいかがでしょう。

っていうアルバムです。

ベーシスト「マーク・ジョンソン」による1998年の作品。

『Sound of the Summer Running』から。

このアルバムは夏の太陽や風景を思い出させてくれる。

 

1曲目から軽快に聞かせてくれます。

真昼の太陽。午後の気だるさ。せみの鳴き声。プールではしゃぐ子供の声・・・。

アルバムには印象的な夏の風景を思い出す効果を秘めているようです。

最後まで一気に聞けてしまいます。

初夏から真夏・・・この時期には最高に合うシーズンアルバム。

 

このアルバムに参加しているメンバーは大変豪華。

ギターにビル・フリゼールとパット・メセニーという名手を迎え、ドラムは数多くのセッション活動で知られるジョーイ・バーロン。

ヨダレものの名盤。さてこのアルバムのどの曲で、どんな夏の風景を思い出しますか?

 

個人的には夏だけでなく一年中聴きたかったりしますw

 

M2>  Only In The Movies  /   デヴィッド・ミード

 

2001年にリリースされた2ndアルバム「デヴィッド・ミード」のアルバム

『Mine and Yours』から。

 

自らのルーツを、「ガーシュイン」「コール・ポーター」「ポール・マッカートニー」「エルヴィス・コステロ」だと明かすデヴィッド・ミード。

その音楽の美しさ、表現力、ポップセンス、キャッチーさ。

どの要素も完璧に仕上げます。

 

影響を受けた「ポール・マッカートニー」を髣髴とさせる楽曲がぎっしりと詰まっています

それらの曲たちはそれぞれパーソナリティに溢れる。

要するにポールのマネでも、パクリでもない。

アルバムを通じ全曲がどれも美しくて、何度聴いても飽きない。

そんなアルバムにはなかなか出会えない。

計算されつくした構成と楽曲の数々。

さてこのアルバムにアナタはどれほどの刺激を受けるだろうか・・・。

 

1973年アメリカはNY生まれのシンガーソングライターDavid Mead(デヴィッド・ミード)。

若きメロディーメーカーがポップを合わせ作った時。

想像を超える感動も加味されて表れる。

是非オススメです。

Hi!心呼吸 7月8日(金)

M1>   ビギン・ザ・ビギン  /  ショーロ・クラブ

 

1989年にリリースされたChoro Club(ショーロ・クラブ)。

 

笹子重治(アコースティック・ギター)秋岡欧(バンドリン)沢田穣治(コントラバス)の3人。

ブラジルの伝統的なインストゥルメンタル・ミュージック

「ショーロ」にインスパイアされながら、全く独自のサウンドを創造する。

その音楽性は多くのアーティストからも支持を受けているに日本を代表するアーティスト。

ジョイス(Joyce)、EPO(エポ)、アン・サリー(Ann Sally)、畠山美由紀など・・・。

数多くのアーティストをサポートしてきた3人の繰り出す音楽には楽器以外の空気が流れている気がします。

 

1993年「サマー・サイド・オブ・ショーロ・クラブ」から。

彼らのテクニックはもちろんですが(ミシェル・ルグラン,コール・ポーターから沖縄民謡までこなしてしまうというテクニック)

夏をイメージする爽やかな風をも感じる空気感。

 

そしてこの浮遊感のような気持ちよさは一体何なんでしょうか?

ホテルなどのロビー、カフェやレストランのBGMにもピッタリ。

生活の一部にこんなBGMが入り込む。

暑い夏もこのBGMで乗りきるんだい!!!

 

M2>   Star   /    白鳥マイカ

 

実力派シンガー・ソングライター「白鳥マイカ」

1976年9月25日(現在39歳)

留学先のロンドンの音楽学校で20歳のときにギターを始めた彼女。

25歳でsingle『Shelter』でデビューを飾った白鳥マイカさん。

彼女の持つ透明感溢れる、ぬくもりのホッとするような声の世界は唯一無二。

細いようでしっかりとした安定感の歌声。

そのギターの音色は不意に思い出してしまうのです。

 

2007年にリリースされた『陽光線-hikousen-』に収録されたこの曲を。

癒され効果バツグンです。

全体に伸びやかにイキイキとしたイメージのアルバム。

丁寧に語られる言葉はしっかりと耳に届き、染み入り入ります。

しっとりと耳に入ったと思うと胸にスーッと落ちて納得します。

 

優しく光輝く「星」に向かって

少しだけ前を向いて進んでみようって背中を押してくれるみたい。

この曲と一緒に歩んでみたくなる。

 

アナタにもこの「星」は見えてますか?

良い曲です。アナタも一緒に出かけます?進んでみますか?

Hi!心呼吸 7月7日(木)

M1>  Stardust Lullaby  /   SHANTI

 

2015年にリリースされたSHANTIの「Beautiful – Original Collection」のラストに収録された1曲。

七夕、ゆったりと夜空を見上げてみる1日。

1年に1度しかないそんな特別な日には、伸びやかな彼女の歌声をお供にお楽しみください。

今年の夜空はどんな表情を見せてくれるのか?

 

ジャジー・ポップ・シーンを牽引するシンガー・ソングライター「SHANTI」のメジャー・デビュー5周年を記念した初のオリジナル集とリリースされたこのアルバムには、コレまでにリリースされたアルバムからオリジナルソングが10曲収録されています。

以前このコーナーで彼女の歌声を紹介していますが、今の日本のジャズ・シーンの中心にいるんじゃないかという存在の彼女。

SHANTI未経験の方はこのタイミングで出会ってもらいたい。

癖のないピュアな歌声は天性のもの。

 

色んなジャンルを歌い分ける確かな実力と、キュートなルックス。

フレッシュな歌声が爽やかさに溢れ、質の高い時間を演出してくれること間違いありません。これからの季節、時間、シチュエーションにピッタリとハマッてくれることでしょう。

今年の七夕が楽しみ♪

 

さて今年はどんな願い事するのかな?

「今年こそ・・・シュッとしますように・・・。」

 

M2>  アマノガワ  /  SKOOP

 

2009年にリリースされた

「LOVE BALLADS~Best Of S.O.S.Ballads」から。

 

「Skoop On Somebody」

1995年に結成された日本のR&Bグループ。

通称S.O.S.

結成から21年ですか・・・。早いですね。

2000年4月までは「SKOOP」というグループ名で活動していていた彼ら。

 

その当時からのファンの僕です。

当時はこんなソウルフルなアーティストが日本にいたなんて!と驚いたものです。

そんな彼らの初のバラードベストがこのアルバム。

S.O.Sといえばバラード。

そんなイメージが強い方も多いと思いますが、染み入るようなバラードがズラっと並んだ1枚。

その中にももちろん収録されている名曲を。

 

「AMANOGAWA」

今日はかけさせて下さい。

TAKEさんの歌声に何度となく励まされ、涙をし、お世話になってきたんでしょう。

天の川は今夜見えるかな?良い夜を。

 

Hi!心呼吸 7月6日(水)

M1>  カラーズ・オブ・ザ・ウィンド  /  岡崎倫典  (りんてん)

1996年にリリースされたアルバム

「96 鎌倉 FM82.8」から。

アコースティック・ギタリスト『岡崎倫典』氏のアルバム。

 

広島県生まれの岡崎倫典さん。

現在ももちろん積極的にライブ活動を行なうギタリスト。

現在62歳でいらっしゃいます。

彼のサウンドに鎌倉というシチュエーションが似合うというので実現した企画盤のような作品。

雨とアジサイが似合う鎌倉。この時期の鎌倉が好き!という方も多いはず。

カヴァー曲も含まれ、オリジナルナンバーも収録されています。

 

アコギの音色。

純粋に爽やかで柔らかい音に出会いたい方にはオススメ。

大人のギターは温もりを感じるように温度を持っている。

そんな気持ちになれる1枚。

 

この「カラーズ・オブ・ザ・ウィンド」はアルバムのラストに収録されていますが、

この穏やかなメロディは、雨降りもイメージできるし、晴れた日のき渡る風も感じられる。

さてアナタはどんな風景が見えてきますか?

心のファインダーには何が写りますか?(クサッ)

 

M2>  雨のランデヴー   /   ドミニック・クラヴィク

 

『パリ・ミュゼット・スペシャル~ジャンゴを巡る素敵な旅~』

偉大なるギタリスト、『ジャンゴ・ラインハルト』に捧げる一枚!

1928年から1953年まで、時系列で辿る素敵な音楽の旅。

そんな紹介文に耳を奪われた1枚。

 

この時季の鬱陶しい天気。

しかしこんな曲を聞くともう少し梅雨の季節が続いてくれても嬉しいと思ってしまいます。

雨の降る街角、石畳、霧に包まれる街並み・・・。

オシャレすぎるでしょ!

 

ヨーロッパを代表するマヌーシュ(ジプシー)・ギタリストであり、ジャズの歴史に残る偉大なる人物として今も高く評価され、多くのフォロワーを生み出した、

『ジャンゴ・ラインハルト』

彼の残した偉業を大切に形にした1枚。

ジャンゴに対するトリビュート・アルバムです。

 

雨の季節が好きになる。

恋しくなる1曲。

さぁ、恵みの雨よ降れ!!!

 

ドミニック・クラヴィク プロフィール

1946年6月5日、フランス・サントル地域圏ドルー生まれ。シャンソン界の巨匠アンリ・サルバドールの専属ギタリストを務め、ジョルジュ・ムスタキやピエール・バルー等のギター伴奏を受け持つ。また、グループ『Les Primitifs du Futur(未来の原始人たち)』や『Cordes et Lames(弦とリード)』のリーダーであると同時に、『Ukulele Club de Paris(パリ・ウクレレ・クラブ)』のメンバーと、演奏家、作曲家、作詞家としての腕を奮う。

Hi!心呼吸 7月5日(火)

M1>  スターティング・オーバー  /   ラモント・ドジャー

 

1981年のアルバム「Working On You」から。

さてこのアルバムの主役は「ラモント・ドジャー」

 

1941年、デトロイト出身。

モータウンを中心に多くのヒット曲を書き、

プロデュースして60年代から70年代にかけて、モータウン・レーベルを支えた伝説の超大物プロデューサー・チーム「ホーランド・ドジャー・ホーランド」の中心人物として活躍してきたぞんざいであることはあまりにも有名です。

 

シュープリームス、フォートップス、マービン・ゲイ、アイズレー・ブラザーズ・・・など名だたるアーチストたちに楽曲を提供してきた彼。

 

そんな彼が発表した81年のアルバムには、彼の経験地や、実験的にチャレンジが伺える楽曲。そして彼のお得意のノーザン・ソウル風のオシャレなビート。

この音楽の中心には80年代の香り満載の「ゴキゲン」なナンバー。

ウキウキです♪程よく隠されたAORフレーバーも良い感じ。

そして後世に受け継がれる理由のひとつ、この美しいソウルフルなナンバーの並び。

(アルバムの並びがちょいエロい・・・。)

聴いていてキラキラをもらえるソウル。

大人の夏にはこんな曲を楽しみませんか?

 

M2>  ゴー・ユア・オウン・ウェイ  /   チャイナ・ブラック

 

1995年にリリースされた「ボーン」から。

「エロル・リード」、「サイモン・フィン」のユニット『チャイナ・ブラック』

 

懐かしい響きだ・・・という方も多いはず。

1990年代中盤。

ブリティッシュを中心にチャートを賑わした「ポップ・レゲエ・デュオ」

中国人キーボーディストと黒人シンガーからなるコンビ・チームの第1弾はこの才能から生まれる。

 

「サイモン」はソングライター、コンポーザー、ギタリスト、キーボーディスト、アレンジャーと多才。

「エロル」もソングライティングの才能を発揮。

二つの才能が作り上げる音楽はアメリカ、イギリスのオンエアーチャートを席巻することに。

 

ブリット・アワード 最優秀ブリティッシュ・シングル賞にもノミネートされています。

 

今聞いてもホッとするような少し懐かしいフレーバーを感じつつ

90年代のライトなレゲエサウンドはこの時期によく映えます。

洗練された雑な感じがしないポップなナンバーはいかがですか?

この耳障り・・・好きです。

Hi!心呼吸 7月4日(月)

M1>   Window  /   アレックス・デ・グラッシ

 

今年の年明け早々に彼の音色をお届けしています。「積雪」という曲で。

冬からいつの間にか夏が目の前に。

季節の変化と共に耳も変化を求めている様子。

爽やかなギターの音色を求めています。

「アレックス・デ・グラッシ」

1952年、神奈川県の横須賀市生まれ。彼は両親が8年間日本に滞在していた時に生まれたそうだが、2歳の時にはアメリカに帰国したので「日本語で知っているのは、ごく僅か」

日本の四季がもしかしたら彼のDNAに蓄積され、記憶の奥底に日本があるのだとすれば、

この音色の持つ懐かしさに共感できるはず。

 

1992年にリリースされた「Windham Hill Retrospective」

『Retrospective』(回顧録)

とタイトルがついていますが、これまでのアルバムから選りすぐりのベスト盤。

全てギター一本で構成されている作品。

美しいギターの音が詰め込めれた1枚。

季節が動いてきた時。

彼のギターがなり始める。

風を感じ、日差しを感じ、緑を感じて、同時に自然も感じられる。

素晴らしいギターに耳を季節に合わせて行きましょう♪

 

僕の耳はすでに「真夏」ですけど・・・(笑)

 

M2>  ラベンダーの詩     /    赤木りえ

 

1988年にリリースされた「赤木りえ」さんのアルバム「ファンタジア」から。

さてこのアルバムをこんな風に例えた方がいます。

「フルートの音色は人間の呼吸・息づかいが無意識に伝える心の動きを多分に含んでいるようで、赤木りえのように音によって気分の空間を作るタイプだと、曲の意図よりも彼女の無意識な世界が伝わってくるように感じられる。

水彩画の色の淡さに似ている。」

こんな表現されたらもう何も書けません・・・w

 

ちょうど北海道の富良野辺りではラベンダーが咲き始めている時期。

一面のラベンダーを想像しながらこの曲を聞けば、夢の中で旅行している気持ちになる。

テンポに増して表現力の深さに情景までもが動き始めます。

 

東京芸術大学器楽科(フルート専攻)卒業。

クラシックで鍛え抜かれた見事なまでの技術を駆使し、現代音楽、ニューエイジ、ヒーリングだけでなく、ジャズ、ソウルさらにはサルサまでこなしてしまう日本唯一のフルート奏者。

こんなテクニックで見出される音の波。

ラベンダーが風に揺れるようです。

 

88年にすでにこの音の世界が構築されていた。

ビックリと感動が半端ないっす!