Hi!心呼吸 5月20日(金)

M1> It Might As Well Be Spring /  ローラ・フィジィ

 

1955年アムステルダム生まれ。

父はオランダ人、母は元ベリー・ダンサーのエジプト人という両親と共に幼い頃南米で

で過ごします。

ボサノバが中心の選曲なので、知らない人が聴いたら、ブラジルの歌手かと思うかもしれません。しかしこの軽いソフトなタッチはブラジルの歌手にも出せない雰囲気を醸し出します。

91年、アルバム『瞳のささやき』でソロ歌手としてデビューを飾っています。

 

1994年にリリースされた英語とポルトガル語で歌われた13曲。

『The Lady Wants To Know』に収録。

 

このアルバムもブラジリアンテイスト満載ですが、強烈にサンバ!というアルバムではなくソフトボッサといった趣き。

そのアルバムの中からこの曲を「It Might As Well Be Spring」

リズムに乗って彼女の歌声にスーッとアレンジされるハープ。

この途中に入ってくるハープは涼しさをプラスしてくれます。

軽やかにテンポよく、しかしマッタリ感は少ないので小気味良い。

フェイク無しにメロディに忠実な歌、バックのアレンジのセンスが良い。

このアルバムも好きな曲ばかり、捨て曲なんて見当たりません。

 

気軽に上質のボッサを聞きたいのであれば「ローラ・フィジィ」のアルバムはオススメ。

このアルバムは家にあると重宝します♪

 

M2> いちょう並木のセレナーデ (小沢健二・1994年)  /   原田知世

 

原田知世さんの2016.05.11にリリースされています。

ニューアルバム『恋愛小説2~若葉のころ』から。

ラヴ・ソング・カヴァー集『恋愛小説』シリーズ第2弾♪

 

今回のアルバムも優しくも切なく、ノスタルジーに浸れるような木漏れ日のようなカヴァー集。

その中からボーナストラックで収録された

『いちょう並木のセレナーデ』(小沢健二・1994年)のカヴァーです。

 

前回のカヴァーアルバムは洋楽のカヴァー集だったのに対し、

今回は邦楽のカヴァーにシフトチェンジ。

カヴァーに選ばれた曲たちは原田さんのルーツを探る曲たちが並んでいます。

少女時代から学生時代。デビュー、現在。

その時々を彩ってき名曲の数々、彼女の思いも詰め込まれの1枚が完成。

プロデュース及び楽曲アレンジには、「ギタリスト/作曲家の伊藤ゴロー氏」が参加。

 

お馴染みの透明感のある歌声と原田さんの変わらないキュートさもアルバムの中には加味されてホノボノとした大人のためのポップなアルバムです。

 

初夏の折、懐かしい名曲を丁寧に歌い上げたソフトな原田知世さんのワールドに突入です♪さてお出かけしましょうか♪

Hi!心呼吸 5月19日(木)

M1>  サリー・ウィズ・ザ・フリンジ・オン・トップ /  エリス・マルサリス

 

エリス・マルサリス(p)のアルバム。

91年録音のこのアルバム『ハート・オブ・ゴールド』はレイ・ブラウン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)、レジナルド・ビール(b)、ハーリン・ライリー(ds)、ジャイソン・マルサリス(ds)が参加。全13曲収録。

品のある端正な美しいピアノが楽しめます。

 

さて改めてこの『エリス・マルサリス』は、ウィントンやブランフォード、デルフィーヨ

素晴らしいアーティストを育てた実力者。

 

しかしずっと「ウィントンとブランフォード、デルフィーヨの父親」としてしか知られていなかった彼。

なんてことだ!なんと失礼なことを!

とこのアルバムを聞くと思います。

先ほども書きましたが、このリーダー作では「レイ・ブラウン」,「ビリー・ヒギンズ」と共演。極上のピアノ・トリオ演奏を披露している。

 

息子3人がプロとして活躍している事実。

その活躍の裏では父親の大きな存在があったのが分かります♪

 

ちなみにこのアルバムでは末っ子の「ジェイソン」が1曲ドラムで参加しています。

最近では大活躍している彼もこのときはまだ無名のドラマー。

このアルバムには家族の愛も詰まっているのです。感動です・・・涙。

 

M2> ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート /

コンプリート・ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ

 

ソフト・ロックの代表作とされる歴史的な名盤がコレ。

名コンポーザーとして知られる、カーペンターズの楽曲等を手がけていた『ロジャー・ニコルズ』の楽曲。

もちろん素晴らしくて耳に残ります。

アルバムの半数を占めるカバー曲は「バート・バカラック」、「ジョン・レノン&ポール・マッカートニー」など有名な金字塔のナンバーとキャストが並びます。

 

コーラスとフワフワとしたストレングス、曲のテーマに沿ったクオリティは文句の付けようがありません・・・。

美しくて奇跡のようなハーモニーは一瞬のずれもなく完璧なままに歌い上げる。

それだけでも感動してしまいますが、色褪せることのないメロディ、バックバンドの完璧な演奏・・・ずっと聴いていたくなってしまう1曲。

 

発売されたのは68年。

その当時の評価は低かったようですが、職人たちの意地が残してくれたお宝。

家宝にしたくなる音。

 

リラックスできる夢の中のようなサウンドをどうぞお楽しみください♪

 

Hi!心呼吸 5月18日(水)

M1> ロード・ソング  /  パット・マルティーノ

 

ウェス・モンゴメリーの有名曲「ROAD SONG」や、自作の「VISIT」などを収録した、

ウェス・モンゴメリーへのトリビュート的な性格をもったアルバム1975年発売の作品。

『Footprints』(フットプリンツ)から。

 

「パット・マルティーノ」は大御所ジャズギタリスト、作曲家。

ジャズの中でも特に、ポスト・バップ、フュージョン、ジャズ、ソウル・ジャズなどで活躍するギタリスト♪

 

サイド・ギターも控えめに十分なサポートを魅せています。

そして「ギター名人」は思うがままに心行くまで歌い上げるわけです♪

 

それも誰もが知る名曲をカヴァーしているのも嬉しくて聞きやすくて楽しい。

「Road song」お馴染みウエスのナンバーでした。

 

ウエスのオリジナルよりもずっと緩徐なテンポでありながら、

これもなにかしみじみとした情感が溢れています。

 

60年代半ばにはパットとウエスとは親しい交流が有り、

クラブでの演奏を共にすることがしばしばであったそうです・・・。

 

この友情を嚙み締めながら演奏された名曲は新たな名曲に生まれ変わりました♪

 

M2>  アンド・スティル  /   リーバ・マッキンタイア

 

「クイーン・オブ・カントリー」として親しまれる女性♪

カントリー・ミュージック・シーンのみならずアメリカのショウビズを代表する

スーパースター「リーバ・マッキンタイア」現在還暦を過ぎてもキラキラ輝くまさにクイーン・オブ・カントリーとして君臨しています。

[1955年3月28日生まれ、オクラホマ出身のカントリー・ミュージック・シンガー、ソングライター、俳優として活躍。

この活動の幅の大きさがそのままアメリカでのカントリー人気を象徴しているのかもしれません。]

 

ポップ・カントリーの軽快な演奏や、この曲のようなミッドバラードのようにスケールの大きなバラードも花を添える曲が詰め込まれた名盤。

1995年にリリースされた「リード・マイ・マインド」から。

 

時折、カントリー特有の歌い方。

こぶしを利かせる様な歌い方は彼女の歌い方が1番好き。自然体であり耳障りが心地いい。

歯切れいいギターサウンドも甘いバラードもスィングするのりのりのリズムも含んでおり聴き答えのある1枚。

 

聞かないと勿体無い。

カントリーに興味がある方はこの方をお聞きなさい♪

Hi!心呼吸 5月17日(火)

M1>  詩と祈りと誓い  /  ジョン・デンバー

 

シンガー・ソングライター「ジョン・デンバー」のオリジナル・アルバム

「詩と祈りと誓い」「レット・イット・ビー」他、全12曲を収録した、1971年発表。

通算4枚目のアルバム。

2004年にリマスターされてリリースされた1枚。

 

なんといってもこの優しい歌声にメロディが重なりジョン・デンバーにアレンジされた名曲の数々がアルバムを飾ります。

 

彼自身の半生を歌ったこの「詩と祈りと誓い」はイントロのギターから温度が伝わり爽やかな名曲です。

ビートルズ・ナンバーの名曲をジョン・デンバーらしいアレンジで歌った

「レット・イット・ビー」「ジャンク」、フランク・シナトラに捧げた名曲で、献身的な愛を歌った「マイ・スイート・レディ」など名曲が並びます。

 

歌詞で多くの人々に愛される名曲「故郷へかえりたい」をジョン・デンバーの声で歌われると中学時代の英語の授業で歌ったことをハッキリと思い出されて少しセンチメンタルに。

 

もちろんリアルタイムにジョン・デンバーの歌を聞いていたわけではないのに、彼の声には胸の真ん中を熱くさせるものがある。

数々の名曲。

改めてジックリ味わってみましょう♪

 

M2>  ナハンカ  /    スモーキー・マウンテン

 

1992年にリリースされたアルバム「パライソ」に収録された1曲を。

Paraiso = パラダイスの意味だが…「パライソ」は美しい自然豊かなフィリピンと、異臭漂うごみの山に登りプラスチック袋などをかき集めて生計を立てている子供たちとが脳裏に浮かぶ1曲。

1991年には紅白歌合戦に登場したことで、ご存知の方も多いのではないのでしょうか?

 

『スモーキー・マウンテン』は当時コロネル(16才 少年)ジェイスン・アンガンガン(14才 少年)シェディ・ベルガーラ(13才 少女)サール・サントス(13才 少女)の男女4人組。 平均年齢が14歳(13~15歳)の4人組だ短ですね。

フィリピン版ジャクソン5なんていわれたグループです。(こちらは兄妹ではありませんが)

 

スモーキーマウンテンはフィリピンの有名なごみ投棄場にあったスラム。

彼らはそこの出身者だそうです。

その当時のフィリピンの事情を理解するために彼らの存在は大きくて、大事なアーティストだったことは言うまでにいたりません。

 

彼らの歌声には真っ直ぐな夢も含まれていて、キラキラした未来を見つめているようなそんなコーラスで感動を呼びました。

 

ジャケットのゴミ袋に入ったデザイン・・・これは嫌。

Hi!心呼吸 5月16日(月)

M1>  Lady weeping at the crossroads(十字路で泣く女)/ カーラ・ブルーニ

 

イタリア・トリノ出身の身長176cmのファッションモデル、歌手。

「ニコラ・サルコジ」フランス大統領夫人としてファーストレディとして現在も活躍しています。

そんな彼女はもともと色んな活動をしてきました。

スーパーモデルとして活躍。その後アーティストとしてCDデビュー。そのルックス、キュートな歌声で一大人気に。

2004年にフランスのグラミー賞といわれる「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック」の最優秀女性アーティストに選ばれています。

 

そんな彼女の2007年にリリースされた『No Promises』から。

輝かしい賞を獲得し彼女のハイキャリア時にリリースされた作品。

小気味良いギターの音に、聞こえてくる歌声に揺ぎ無い自信を感じます。

アンニュイで優しき乙女のようにも聞こえますが、後々サルコジ大統領の奥様になるお方。

真の強さを曲から感じてしまうのは、その情報が入っていたからなのかも・・・w

さて素直に気持ちいいゆる~いメロディに出しゃばらないボーカルの存在感。

この完成度は素晴らしい♪

細かい音選びにホッコリすること間違いなし。

 

このアルバムのリリース後、数ヶ月でサルコジ大統領とご結婚されました♪

恋愛中に製作された幸せオーラも感じる1枚です♪

 

M2>  呼吸  /   eico

 

沖縄出身のシンガーソングライター『eico』

2004年にリリースされた1stアルバム「空の話」から。

この時季に聞きたくなる声の持ち主。

 

さて2004年の作品。ですが、今聴いてもすごくいい。

その当時、リリース時。

時代が早かったのか?

当時もそう思ったんですが、eicoさんのハッピーな気持ちが溢れているような感じです。

癒されたい、ゆったりしたい、そんな毎日バタバタしている方はどうぞお聞きください。

 

この才能溢れるボーカルだけでも聞き応えたっぷりなんですが、この歌唱力にプラスして音楽的要素も幅が素晴らしく広かった!

フリーソウルやブラジリアンテイストに惹かれるファンにはドキッと来たはず。

この音が10数年前にリリースされているんですもの。

この才能があまり知られていないのは、ちょっと勿体ない気がします。

 

軽快なテンポで、爽やか!

eicoの力が抜けたボーカルもいいです。

彼女とイベントやりたいなぁ、最近の彼女の活動が気になって仕方がないファンです。

 

このブログを読んでくださってたらご連絡くださいw

Hi!心呼吸 5月13日(金)

M1>   THIS GIRL  /    ポーラ・ヘドヴィグ

 

1997年にリリースされた「ポーラ・ヘドヴィク」のアルバム「フィールズ」から。

スウェーデン・ストックホルム出身のアコースティックが似合うアーティスト

「ポーラ・ヘドヴィグ」

 

僕は彼女の歌声を聞くと木目を連想してしまう(笑)

大自然の中で培ってきた経験がこんなにも爽やかで真っ直ぐな歌を生むんだろうか・・・。

自然の風を感じながら何故か(木目・・・)を連想する。

北欧の家具の木目のような丁寧に加工された木目のテーブルを想像する。

 

ピュアすぎるヴォーカルにピアノ、アコギのみでメロディを。

実にシンプルで、オーソドックス。

この初夏に彼女の声はそよ風のように気持ちよく聞こえてきます。

このアルバム1枚しかリリースされていないのが残念。

 

もしかしたらスウェーデンで音楽活動はしているのかもしれないですが、

できる事なら、この自然体でリラックスな音楽を「今の彼女」で聞いてみたい。

 

5月の連休で疲れた体をいやしてくれるでしょう?

この声は・・・自然、健康食の食材みたいw。

(例えがヘタ・・・w)

 

M2>  love me please love me (愛の願い)  /   ミッシェル・ポルナレフ

 

今日は、ムードたっぷりの「ミッシェル・ポルナレフ」のバラードを・・・♪

リリースは1971年11月21日。

 

1年に1度は聞きたくなることがある。アナタもありますよね?

名曲ってやつはいつでも輝いているもんですが、この名曲もそうですね。

どうしても耳から離れないメロディ。

 

美しいピアノの曲はたくさん溢れています。

しかし、これほどイントロからエンディングまで味わえる、ドップリロマンティックな雰囲気に浸れる曲なんてそうありません。

 

1971年と1972年は、まさにミッシェル・ポルナレフの日本での全盛期でした!

 

1971年にヒットしたこの曲「love me please love me (愛の願い)」

実は、1966年にリリースされたデビュー・アルバムに収録されているものなんですよね・・・。

5年もの間に5年間に作られていた曲を選んでリリース=大ヒット!

次から次へと連発され、ヒットを記録する彼の凄み。

 

数多くのヒット曲の中でも特別ロマンティックな1曲。

最初のピアノの感動がラストまで・・・

当分耳に残り続けるんだよね。

ラ~ヴミ~、プリ~ズ、ラ~ヴミ~♪

 

Hi!心呼吸 5月12日(木)

M1>  All The Way  /    アイスハウス(Icehouse

 

1997年にリリースされた「アイスハウス」のアルバム「Berlin Tapes」から。

アイスハウスは、ヴォーカル・ギターの『アイヴァ・デイヴィス』を中心とするオーストラリア出身のロックバンド。

アイヴァの音が「アイスハウス」の音と表現されるほど中心人物。

 

1980年に「Flowers」というグループ名でデビュー。

地元のオーストラリアではトリプル・プラチナを受賞などオーストラリアでも人気を誇るバンド。

日本では、高橋幸宏さんが絡んだバンドとして名が通ってます。

 

さてこの「Berlin Tapes」に収録された『ALL THE WAY』のカヴァーの優しくて穏やかなこと。

フランク・シナトラの代表曲のこのジャズの名曲を丁寧にキチンと歌い上げるスタイルに好感を覚えてしまいます。

まじめなピアノの演奏に真摯に歌われたこの「ALL THE WAY」。

ピアノをバックにジックリと・・・。

誠実さのようなものを歌から感じられるなんて♪

 

素敵なアーティストであることは間違いなさそうです。

バランスの良いアルバムの構成にも好感大!

心穏やかに名曲の名プレイに耳を傾けてみましょう♪

 

M2>  ウタカタの恋  /   ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.

 

2008年にリリースされた「ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.」の

セカンド・ソロアルバム『キャットニップ・ダイナマイト』から。

 

ピアノのメロディから始まるキラキラしたこんな1曲を♪

ジェリーフィッシュのメンバーとして活躍した彼、解散後にはベックのメンバーとして来日もしているキーボーディスト。

2006年に4年の歳月をかけてつくられたソロアルバム『ソリッド・ステイト・ウォーリアー』をリリースしましたが、このセカンドはまたオリジナリティを津給した感じがして大好き。

ジェリーフィッシュの色をできるだけ無くしたい。

単純にコピーを出したくないという気持ちが感じられます。

 

このジャケットのデザインもオシャレ♪

ポップでありながら印象的な毒も入っている感じ。

全体的に粒ぞろいな曲が並びます。

 

リズミカルで小気味良いボーカル、リズム隊の音色。

実にカラフルで動き出したくなるような1枚。

初夏のこの季節、小粋なポップサウンドがよく似合う♪

 

イントロなんて・・・涙するほど美メロで・・・(涙)

Hi!心呼吸 5月11日(水)

M1>    小舟  /   ステイシー・ケント

 

2013年のアルバム「チェンジング・ライツ」から。

ニューヨーク生まれの女性ヴォーカリスト。

彼女の旦那様はイギリス出身のサクソフォン奏者「ジム・トムリンソン」

またお似合いのお二人です。

さて現在彼女はロンドンを拠点に活動しております。

 

97年にキャンディド・レーベルからデビュー作『Close Your Eyes 』をリリースして一気に注目を集めます。

このデビューアルバムもキュートなルックスと歌声で魅了したのですが、

この2013年の『The Changing Lights』はステイシーのブラジリアン・テイストをたっぷり盛り込んだ1枚。

 

雑なこともなく、シンプルで。

派手さはないですが、優しい。

以前もこのアルバムをご紹介させていただいておりますが、ジャズのテイストとともにブラジリアンの空気が加味されるとたまらない感動が誕生するのです。

入りやすいブラジリアンジャズ。?

いやブラジル風、ロンドンボサノヴァ?

 

もう・・・そんなことは良いんです!

良い音楽と共に♪

 

M2>  Fly high!  /   木原健太郎

 

木原健太郎さんの1曲を。

日本のピアニスト、作曲家、編曲家。北海道釧路市出身。

1995年にピアニスト、1999年に作曲家としてデビューされています。。

1972年12月生まれの現在43歳。

 

2005年にリリースされたアルバム『be…』から。

 

昔、イベントでご一緒してから、一気にファンになったピアニスト木原さん。

出会った頃はお互い20代。

人間木原さんの人柄、穏やかさ、律儀さ。

そのものがピアノに表現されることを教えてくれたピアニスト。

 

最近は「音育(おといく)~音と触れ合うことは生きることを豊かにする~」をテーマに、

音楽教育をされているそうです。

 

さてこのアルバムから1曲目に収録されている曲を。

キラキラと輝く木漏れ日。

胸の中に入りこんだ木漏れ日が、パワーを付けて大きく広がっていく。

思わず深呼吸をしたくなるメロディと、徐々に増していく温度をこの1曲からも貰えます。

 

アルバムを覆う穏やかで爽やかな曲たち。

どうぞご堪能くださいませ。

Hi!心呼吸 5月10日(火)

M1> I Can’t Hold On ‘Till Summer /  トレイシー

 

「ポール・ウェラー」がお好きな方、良いですよねぇ・・・このアルバム。

 

スタイル・カウンシルのツアーにも参加した経験を持つという「トレイシー」。

ポール・ウェラーの秘蔵っ子「トレイシー」の

「ファー・フロム・ザ・ハーティング・カインド」から。

(84年にポール・ウェラーのレーベルから発表された女性シンガーの唯一のアルバムに、シングルや近年の楽曲を収録したという編集盤♪)

 

スタカン(スタイル・カウンシル)の空気を纏い、80年代のサウンドを基調に歌い上げるトレイシー。

この時代に聞いてもキラキラと輝きます。

 

ポール・ウェラー自身がプロデュースしたこのアルバムは、

ジャズやファンクなどの要素が溢れ、女性盤スタカンとでもいいましょうか?

このグルーヴとサウンドはゾクゾクするほどカッコいい。

 

アコースティックとストリングス、ホーンセクションのミックス具合はさすがポール。

スタカンの爽やかさと緻密なオシャレさはしっかりと息づいてます。

 

このアルバムと一緒にお出かけしましょう♪

 

 

M2>  アマンダ  /  BOSTON

 

トム・シュルツ率いるロック・バンド「ボストン」のサード・アルバム

「サード・ステージ」から。

 

アメリカン・ロック・バラードの名曲ですね。

さて、このアルバムにはこの

「アマンダ」「ウィ・アー・レディ」「ザ・ローンチ」

などが収録された言わずと知れた名盤。

 

アルバムのほとんどを「トム・シュルツ」が一人で作り上げた作品。

凄まじいほど才能、企画力、クオリティで作られたアルバム。

ジックリと何度も聞いているとその曲順にいたるまで・・・感動する・・ぜ!

素晴らしいアルバム!

 

往年のファンの皆さんにとっては「内藤!それは違うよ!おれはこっちだな。」と

色んな意見があるでしょうが、僕はこのサード・ステージが好きで仕方ない。

何度でも聞いていくことができるアルバムってなかなか出会えない。

 

AOR的な少しイメージが強いからだろうか、好きな音が詰め込まれています。

 

この「サード・ステージ」を聴くと、初めて聞いた学生時代を思い出してフレッシュな気持ちになれたりするんです。

フレッシュ!

 

Hi!心呼吸 5月9日(月)

M1> スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト / リズ・ストーリー

 

1992年にリリースされたリズ・ストーリーのアルバム

「My Foolish Heart」(愚かなり我が心)から。

アメリカ出身のリズはニュー・エイジ、ジャズ系のピアニスト。

編曲者「リズ・ストーリー」

 

まさにコーヒーブレイクにぴったりなピアニスト♪

ほっとこの時間は休憩。そんな時にお聞きいただきたい1枚♪

 

幼い頃からクラシックピアノを習い、高校を卒業してから音楽へ傾倒していった彼女。

彼女の音楽へのターニング・ポイントはビル・エヴァンスに出会ったことが大きかったようです。

 

通算6作目のこのアルバムは、ロマンティックなスタンダード・ナンバーを取り上げています。耳なじみのある曲をシンプルにアレンジして、自然に耳の中に届く美しいピアノの音色。

 

ベースとのデュオもありますが、アルバムのほとんどはソロの落ち着いた作品になっています♪

クラシックでもなくジャズでもない・・・本格的なピアノ曲を聴きたいなら、

「リズ・ストーリー」のピアノ曲がお薦めです。

彼女のアルバムはどれも心地いいんですもの~♪

 

M2>  Up From The Skies   /   リッキー・リー・ジョーンズ

 

1991年にリリースされた1枚「Pop Pop」から。

一気に聞き進んでいたら気付かないかもしれませんが、

単なる「カヴァーアルバム」ではありません。

 

カヴァーアルバムでコレほどまでにジックリとゆったりと聞けて、カヴァーしていることを忘れさせてくれるアルバムって・・・ない。

アンニュイな雰囲気が気持ちいい大人の1枚といった感じ。

 

こちらもコーヒーブレイクにぴったりのアルバムです。

特にこの「Up From The Skies」なんてもう最高に♪

青空の下、アウトドアで頂いているようなコーヒーの香りがにおってきませんか?

 

彼女の小悪魔的なキュートヴォイス。

チャーリー・ヘイデンのアコースティック・ベースと

ロベン・フォードのナイロン・ストリングス・アコースティックギターの

職人パフォーマンスなど、エバーグリーンなアルバム♪

 

カフェミュージック・・・家でもマッタリ・・・んんん。

フリーのアレンジが心地いい時間を作りだしてます。

あぁ、気持ちいい♪

この新緑の時季にオススメの1枚っす♪