Hi!心呼吸 11月5日(木)

 

M1>  ヴォアラ /  モンド・カンディド

 

『モンド・カンディド』

イタリア、フィレンツェを拠点に活動する男女三人組モンド・カンディド。

ヴォーカリストは紅一点の女性、ルイゼッラ。

彼女の歌声は一点の翳りなく美しくてまっすぐ♪

 

ボッサ~モンドを中心に、お洒落をパッキングしたような1枚。

ドライブにも、パーティにもピッタリ♪

2003年のアルバム「月影のナポリ (Tintarella di Luna) 」から。

オシャレアイテムが欲しい方にはオススメです。

 

まるでサントラのようにバラエティに富んでいて聴いていて飽きません。

どこか懐かしさを感じるサウンドとヴォーカルが楽しめるポップ。

 

これからのシーズンの定番ソングもカヴァーされているので比較長くシーズンを盛り上げてくれるはず!

 

このアルバムを聞きながら感じたこと・・・冬が楽しみになってきた♪

 

 

 

M2>  What’s Come Over Me? /   Glenn Lewis & Amel Larrieux (グレン・ルイス&アメール・ラリュー)

 

アイス・キューブ(Ice Cube)が主演した映画2002年に公開された作品『Barbershop』のサウンドトラックから。参加しているアーティストが、まず豪華!

それだけでも聞く価値はありますが、内容も濃い♪

この当時よく聞いたなぁ・・・。懐かしい。

 

そんなサントラの中に収録されたこの豪華なこの2人のユニット=グレン・ルイス&アメール・ラリューの楽曲のクオリティの高いこと!

この中から名曲が生まれたわけです!

 

美しいメロディラインにグレンの色気ある声とアメールのキュートな声が絡み合います。

どこかクールで、都会的なアレンジで映画の中でもエッセンスを加えていました。

この雰囲気を醸し出していてるのさぞ大人の二人なんだろうなぁ・・・と思っていたら

グレンは僕と同じ年!!!この頃、22歳です!

 

こんな色気ってなんで出せるんだろう。

今きいてもこの色気・・・40の彼の色気も聞いてみようっと♪

Hi!心呼吸 11月4日(水)

 

M1>  つのる想い   / ジェフリー・フォスケット

 

ジェフリー・フォスケットはカリフォルニア出身のシンガー&ギタリスト。

1981年から1991年までビーチ・ボーイズのサポート・メンバーとして活動。

 

高校の卒業アルバムには、「5年以内にビートルズかビーチ・ボーイズに加入する」

と夢をかかげ、10年後にその夢を叶えることになる。

80年代にはバンド活動が認められ、81年にはビーチ・ボーイズに初参加。

以降ビーチ・ボーイズに参加してヒット曲の数々を担当することに♪

 

大ヒットした「KOKOMO」でも参加しているのでこの声を聞いている方は多いはず。

特にカール・ウィルソンからは「歌い方の真髄」を伝授されたことは有名な話♪

 

本当にビーチ・ボーイズのことを愛し、心底大好きだったという姿に感動さえ覚えます。

夢のバンドの支える側になった彼の生き様のベースはこのグループへの愛に満ちている・・・。

 

そんな彼の1999年に発表したベストアルバム「サーファー・ガール・ララバイ~ベスト・オブ・ジェフリー・フォスケット 」から。

M2>  ヒム  /   ルパート・ホルムズ

 

70年代のAORの代表作♪

「ルパート・ホルムズ」が1979年に発表した5枚目のアルバム「パートナーズ・イン・クライム」

見事全米1位を記録した「エスケイプ」この「ヒム」も収録されて大ヒットを記録し、一躍メジャーミュージシャンに押し上げた作品。

 

ニューヨークの香りを詰め込んで、洗練され、大人な音楽を満杯に詰め込んだ1枚♪

まさに超名盤♪

 

代表曲ということでオムニバスアルバムなどには、この2曲がよく収録されることが多いですが、ルパート・ホルムズを知るにはこの2曲だけでは少なすぎる・・・。

このアルバムをジックリ聴くともっと「ルパート・ホルムズ」の魅力に気づくチャンスが多いような気がします。

 

これらの曲に共通しているのは、メロディーの美しさや楽しさ。

そして歌詞の世界。

 

日本語詞には注目して呼んでみると彼の才能を再発見できるはず。

この「ヒム」は、美しいメロディで素敵ですが、彼女にプレゼントや、結婚式では使用禁止(笑)

Hi!心呼吸 11月3日(火)

M1>  ブリッジ・オグ・ニ・ワイエ /   ザ・コアーズ

 

2005年にリリースされたTHE CORRS(ザ・コアーズ)のアルバム「ホーム」から。

 

人気兄妹ポップ・ロック・バンド、ザ・コアーズのトラディショナル・カヴァー・アルバム。

昔から聴きなれたアイリッシュ・トラッド・ソング(アイルランド民謡)をカバーしたアルバムです。

CORR兄妹が、亡き母へささげた、トリビュートアルバムでもあります。

アイルランドの民謡や伝統音楽にスポットを当てて丁寧にノスタルジックにカヴァーされています。どの曲も、繊細で、優しく、美しく、哀愁感に満ちています。

どこか懐かしくなってしまうのはなぜなんだろう・・・。

秋に聞きたくなる名盤だと思います。

 

もともとコアーズ兄妹の両親は音楽家でもあり、小さな頃から両親の演奏するアイリッシュ・トラッドの名曲に親しんできた4人のバックボーンを知ることができる1枚。

濃厚なアイリッシュ感はあえて抑え、分かりやすくギターや、オーケストラのアレンジはアイリッシュ音楽を世界に発信したい、母国の愛のようなものを感じます。

 

日本の秋にも不思議と合う・・・なんでだろう?

 

 

M2> ステイ・ウィズ・ミー  /  ピーター・セテラ

 

シカゴの元ボーカリストだった「ピーター・セテラ」

1985年に本格的にソロに転向後、数多くのヒット曲も発表しています。

さてご存知ピーター・セテラの名曲を今日はセレクト♪

 

この曲は、1987年の SFX日本映画「竹取物語」(沢口靖子さん主演)の主題歌でした♪

「行かないで、一緒にいて欲しい」という、まさにかぐや姫への想いを歌った甘いラブ・ソング♪

作曲はあのボビー・コールドウェルです。後にボビー・コールドウェル自身もカヴァーしています。メロディーラインは思いっきりAOR。

ボビー・コードウェル節そのものな感はありますが、このホンワカさせるこのメロディはさすがです。そこにピーター・セテラの澄み切ったボーカルが沁みます・・・。

秋の夜空・・・。

月を眺めながら、この曲を聞けば・・・。

 

「どうにかして君が側にいて欲しいから

そのためにどうしたらいいか教えておくれよ

君無しじゃ生きていけないんだ

どうか僕を置いていかないでおくれよ」

 

きゃー♪ロマンティック~♪

Hi!心呼吸 12月2日(水)

M1>  Song For My Father  /  ホレス・シルヴァー

 

「ホレス・シルヴァー」は、ファンキー・ジャズを代表する名ピアニストとして人気が高いアーティスト♪

特徴的なファンキーなプレイスタイルで知られ、ハード・バップの発展に寄与する存在。

そんな彼が85歳で人生を閉じたのは昨年2014年のこと・・・。

彼のルーツはゴスペルやアフリカ音楽、ラテンミュージックと幅広い。

その音楽の幅がプレイスタイルにも大いに影響したといわれています。

同時に彼はジャズ史上屈指の名コンポーザーでもあり、すばらしい曲をたくさん残している。

その代表曲の中でも「Song For My Father」は外せない。

黒人ミュージシャンではないグルーヴと言うのか、多国籍のジャズのエッセンスが純粋に楽しめる1枚に仕上がっている。

コテコテでないのが聞きやすさにも繋がっているのか?

ファンキージャズでありながらラフさも感じる。ソウルフルであり世界が広い感じ。

まさに名盤のひとつでしょうね♪

 

耳に残るこのメロディに強調しすぎないバップの効いたピアノが好印象♪

フォーンの主旋律を大事にベースラインにしっかりと存在感をあらわすピアノ。

ラテンのフレーズが色濃くなり、哀愁さえ感じる。

 

あぁ、当分耳からこのメロディとピアノの音色が離れない・・・♪

 

 

M2> テリン・ザ・ダイス・ハウ・トゥ・ロール / パトリック・トゥッツオリ

 

日本では1997年に公開された映画「トゥリーズ・ラウンジ」のサウンドトラックから。

個性派俳優スティーヴ・ブシェミ監督・脚本・主演によるラブ・ストーリー。

 

ストーリーは、さえない30男と17歳の少女との恋の行方を描いた作品。

仕事もクビになり、行きつけのバーで飲んだくれるうだつの上がらない中年男トミー。彼は急死した叔父の仕事を受け継ぎ、アイスクリーム屋の移動販売をはじめる。そんなある日、偶然昔の恋人の姪デビーが乗り込んできた。やがてアイスクリーム屋を手伝い始めた彼女は、トミーに好意を寄せるが・・・。

 

やはりスティーヴ・ブシェミの作品ということで作品も個性的でしたが、どこかピュアでコミカルで、ポップな作品。

学生時代に見た作品なので仲間でワイワイと楽しんだ思い出の映画。

その映画のサウンドトラックはこちらも印象的。

 

ジ・インクスポッツ、ミルス・ブラザーズなどのかなり古いアーティストの楽曲から、新しいアーティストまで幅広いアーティストの楽曲が映画に華を添えていました。

その中からポップでジャジーなパトリック・トゥッツオリが歌うこんな1曲♪

 

映画の中でどんな風に使用されているのか、あなたもご覧になって見ます?

また見直したい1本が出てきちゃった・・・w

Hi!心呼吸 11月2日(月)

 

M1>  ドント・ユー・レット・ミー・ゴー  /  セシリア・レイ

 

スウェーデン生まれの女性アーティスト。

ジャケットから受けるイメージとは違ったアーバン派ダンス・ミュージック。

1996年にリリースした彼女のセカンドアルバム「オン・マイ・オウン」から。

 

デビューアルバムではパワフルなイメージがあった彼女ですが、

セカンドではデビュー作の路線を継承しながら、しなやかで説得力のある歌声で丁寧に仕上げた1枚になっています。

R&B、ソウルフルな曲を中心に色々な要素を詰め込んだ印象。

 

どことなく「シャーデー」の雰囲気を持ち合わせながら、ヒップホップやハウスのアレンジでオリジナルの空気を持ったアーティストさん♪

 

ゆるやかでクールなヴォーカルで包んでくれるセシリア。

90’sのリズムの懐かしさにもシックリとこの時期にスーッと溶け込んでいくようです。

 

癖もなく、耳馴染みもよいこの曲は僕の大学時代の思い出の曲でもあります♪

懐メロに近いかも♪

 

 

M2>  Sweet Loving Man  /   モーリス・アルバート

 

51年ブラジルのサンパウロ生まれの「モーリス・アルバート」

1975年に世界的な大ヒットを記録した「Feelings」!

フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーを始め数多くのアーティストによってカバーされているので耳にしたことがある方も多いでしょう!

ちなみに日本でもハイ・ファイ・セットがカバーして大ヒットを記録しています。

 

さてそんな「モーリス・アルバート」が放ったアルバム「Feelings」は名曲ばかりなんです!

どうしても「Feelings」が代表曲になってしまっているので埋もれてしまった感が強くて。

個人的にお気に入りはこの「スイート・ラビン・マン」♪

 

誠実さがおのずと溢れてくる歌声。

しっとりとしていてフレッシュです。

色褪せてはいない。

アルバムにはブラジル出身の彼がそんなフレーバーを散りばめられています♪

 

恋の季節・・・秋。

いろんなカタチの恋もある。

 

さぁ、愛する人にでもコールしてみます?

Hi!心呼吸 10月30日(金)

M1>   オータム /   Paolo Nutini (パオロ・ヌティーニ)

 

スコットランド出身の天才シンガー・ソングライター「パオロ・ヌティーニ」

まるでシンデレラボーイです!

 

『地元スコットランドでローディなどの仕事をしていたところ、某アーティストのライヴの時間調整役として急遽ステージに立つことになったのだが、その時のパフォーマンスが大きな話題となり、2005年、彼の18歳の誕生日にアトランティック・レコーズと契約を交わす・・・』嘘みたいな本当の話。

デビュー当時から王子様の異名を持ち、端正な顔立ちに年齢よりも味のあるスモーキー・ヴォイス。

一気に全世界に彼の歌声は広まっていく・・・かっこよすぎる・・・。

2007年のアルバム「ジーズ・ストリーツ」から。

このアルバムで僕も知る訳ですが、ナイーヴでソウルフルな歌声に一気にファンに♪

ドライブにも、食事にも、色んなシチュエーションにもピッタリです♪

 

まぁ、なんといっても彼の声は・・・ずるいわけで・・・。

 

「この青年は、バターを溶かすようなハスキーな声と聴くものを微笑ませると同時に涙ぐませ、躍らせることが出来る歌詞を持っている」 ― ロンドン・ライト紙

 

M2>  Remind Me  /   Monday Michiru  ‎

 

日系アメリカ人の女性ミュージシャン、シンガーソングライター、プロデューサー「MONDAY MICHIRU」

やはり今聞いてもスタイリッシュで都会的。キラキラと輝いています♪

 

「クラブ気分で盛り上がろうよ!」のコンセプトのもとリリースされた彼女自身、初のフル・カヴァー・アルバム『My Ever Changing Moods』(2007)から。

タイトルからスタイル・カウンシルの曲名をクレジットしちゃうところ・・・大好き♪

ソウル、ロック、80年代ポップス、ラテン、DISCOと普段から耳馴染みのあるヒットナンバーから、彼女ならではのマニアックな曲まで飽きません。

飽きるわけがありません。

11曲収録されていますがどれも秀逸。

全て生バンドっていうのもさすがの貫禄♪

 

嬉しいのは彼女の好きな音楽を中心に選曲されているところ。

なるほど!と納得してしまう曲が多い!

だからMONDAYさんの音が好きだったんだと改めて気がつけた1枚です。

カヴァーなんだけどチープな感じが一切ない。MANDAY MICHIRUの力、凄い!

ちなみにこの Remind Meは「パトリース・ラッシェン」のカヴァーです。

Hi!心呼吸 10月29日(木)

M1>   ハード・ア・ワード /  ミッシェル・ウィリアムス

 

「デスティニーズ・チャイルド」のメンバー・ソロ・シリーズ第1弾。

2002年メンバー3人がソロ活動を行うことで注目を集めた作品の中で

今回は「ミッシェル・ウィリアムス」のソロ・アルバム「ハート・トゥ・ユアース」から。

 

ジャケットからも伝わる雰囲気を見事に裏切らない作品になっている!と感動した1枚。

品もあり、清楚な感じ。

メンバーの中で一番この世界感を得意とするミッシェル。

穏やかにメロウに大切に歌い上げる曲たちに骨抜きにされてしまいそうです。

全体的に派手さはないですが、温かみは抜群♪

 

幼い頃から生まれ故郷のイリノイ州、ロックフォードの聖歌隊でゴスペルを歌っていたという彼女。

デスチャのメンバー全員が敬虔なクリスチャンというだけあってか、ゴスペルのコーラスも収録されていますが、しっかりとこのアルバムの中にもゴスペル/スピリチュアル・ソウルを踏襲しています。

 

穏やかに優しいメロウでピースフルな彼女の音楽にどうぞ浸って下さい♪

 

ミッシェルのソウルフルでハスキー、個性的なヴォーカルをあなたも気に入ってくれたら嬉しいです♪

 

M2> Shining Symbol  /  ロイ・エアーズ

 

1940年、ロサンゼルス生まれ。

ヴィブラフォン奏者「ロイ・エアーズ」

の93年にリリースされたベスト盤「シャイニング・シンボル/アルティメント・コレクション」から。2枚組です。

「RUNNING AWAY」「EVERYBODY LOVE THE SUNSHINE」などジャズ・ファンク♪クラブ・ミュージック・クラシックス♪がもりだくさんです♪

 

「これほど包括的なベストはない」と93年の時点彼本人も言っている様に、ボリュームもさることながらこれほどジックリと楽しめる曲集はないと思います♪

数多くのアーティストに影響を与えたエアーズ♪

アシッド・ジャズや、クラブ・ジャズにサンプリングされまくっているゴールデン・ナンバーも目白押しです。

クラシックのクラブミュージックを改めて聞き込んでみたくなるベスト盤。

なんて豊富な、なんて数の名曲だ!

それもオリジナルにはかなわないと実感します。

70年代ファンク、ソウル、フュージョンなど曲調は様々だが、全体を貫くメロウなグルーヴには身も心もメロメロ。

 

トロットロになりましょう♪

 

Hi!心呼吸 10月28日(水)

M1>  Never Gonna Fall In Love Again(恋にノータッチ) /  エリック・カルメン

 

1975年にリリースされた1stAlbum 「Eric Carmen」から。

 

ラズベリーズ解散後に発表されたソロ・デビュー作。

エリック・カルメンの代表作の1曲「All By Myself」も収録されている名盤。

全曲がオリジナル。まさに最高傑作です。

もう説明は要らないですよね。

 

名曲が並んでいて、その曲もちょっと切なくて、キラキラしていてどこか郷愁も感じます。

今でも色あせることもない瑞々しい曲がアルバムを盛り上げます。

1975年は僕が産まれた年。

今から40年前の曲に今でも感動してしまう。

音楽の力ってやはり凄いんですね。

 

アルバムのハイライトは言うまでもなくこの「恋にノータッチ」と「オール・バイ・マイセルフ」でしょう。

 

このイントロを聴くと、この時期の色を思い出してしまいます。

木漏れ日・・・落ち葉・・・朱色、黄色、ただただ感動。

思いっきり飽きるほど聴きまくりたくなるシーズンということで選曲させていただきました。

 

M2>    Mahina ‘O Hoku  /    JEFF PETERSON

 

目を閉じる・・・リラックス~♪

心地よいハワイの情景が浮かぶ、開放感あふれるサウンドを奏でるのは、

マウイ出身、ハワイを代表するスラック・キー・ギタリスト「ジェフ・ピーターソン」

(ちなみにスラックキーギター(Slack-key guitar)は、ハワイアン・ミュージックでよく使われるが、ギターの種類や形式ではなく、そのチューニングと奏法の総称のこと)。

 

ハワイのカーボーイであるパニオロを父に持ち、早くからギターに目覚め、今やグラミー賞に新設されたハワイアン・カテゴリーで3度ノミネートされるなど、ハワイを代表するスラッキープレイヤー。

 

そんな彼が2013年にリリースしている「Slack Key Travels」から。

ギターの音色の中に潜んでいるハワイの伝統。

空気、波、自然。その場の空気を閉じ込めることができてしまうような技術と奏法は

日本にいながらも味わうことができます。

ジャンルにとらわれないスタイルで数多くのミュージシャンとセッションをしていて来日経験も♪ぜひ一度生でこの音色を楽しんでみたいものです。

(ハワイでひと聞き惚れして購入)

Hi!心呼吸 10月27日(火)

M1>  You’re Gonna Get It  /   アンジー・ストーン

 

Mary J Bligeらを手がけたり、マルチな活動を見せてくれるアンジー・ストーン。

 

そんな彼女の3rdアルバム2004年「Stone Love」から。

 

このアルバムの先行シングルだった「I Wanna Thank Ya」はスヌープ・ドッグをフィーチャーしたナンバー。その他、このアルバムにはアンソニー・ハミルトン、ベティ・ライトらがゲスト参加していることでもこのディーヴァが多くのアーティストに愛されていることが分かります♪

 

全体的にメローなR&Bで構成されています。

やはり彼女の魅力は大人な雰囲気の深みのある声。この声はR&Bが似合う。

少しまったりと過ごしたい時にはピッタリだと思います♪

ゴスペル出身の彼女。この歌唱力と声量にレベルを楽しむだけでも価値があるとおもう1枚。

アルバムの途中に、中だるみをしないように曲順にも機を配られているように感じます。

 

このアルバムは多くのシックでアダルトなソウルミュージック♪

これからのヒンヤリ季節にはウォーマーな彼女の声に包まれることにしましょう♪

はいはい!あなたもこっちこっち♪

 

M2.  Bitter   /     ミシェル・ンデゲオチェロ

 

Me’Shell Ndegeocello'(ミシェル・ンデゲオチェロ)

彼女はどんなアーティストさんかというと、アフリカン・アメリカンのベーシスト。

どちらかというとジャズ系統の位置に置かれがちな女性。

音楽のルーツは学生時代に聞いたファンク、ソウル・・・彼女の根本にはルーツミュージックが色濃く残っている気がします。

耳ではなく体の真ん中で聴く音楽・・・。

心の奥の奥にそっと入り込んで、優しく問いかけてくれるような彼女の声はまるで魔法のよう。

アコースティックだけでなく贅沢な音がたくさん使われ、意識しないうちに彼女の物語の中に意識が逃避行してしまう。

この作品はとくに落ち着きと素直さに溢れ、大人な表情が満載。

 

アルバムタイトル「Bitter」

そのままに日常の「苦さ」が淡々と語られていく内容。

このままだとだめだと分かりながら流されてしまう自分。

誰にでもある弱さも自分の表現で素直に表してします。

それは同時に聴く者を癒す効果に繋がっているんだろうと思う。

 

さて今日は誰を癒そうか。はい!アナタ!どうぞ♪

Hi!心呼吸 10月26日(月)

M1>  ア・レイ・オブ・ホープ  /   デスモンド・チャイルド (DESMOND CHILD)

 

今までにKISS、ボン・ジョヴィ、ジョン・ウェイト、エアロスミス、アリス・クーパー、ダン・ルーカス・・・と関わったバンドの名を挙げればキリがない世界的にも有名なプロデューサー「デスモンド・チャイルド」

 

そんな彼が1991年に発表した唯一のソロ・アルバム「DISCIPLINE(ディシプリン)

」から今も色あせない名曲を♪

 

この作品で自身の楽曲を自身が最も好みとも言えるアレンジで収録されています。

 

意外にももっとハード・ロックなイメージが強いのか?

と思っていたら、ソフトで洗練されていてAORよりのアレンジが大好物。

珠玉の数々がラインナップされています。

たくさんの名曲を作り上げたプロデューサーという意識を外し、純粋に彼の音楽に触れると、こんなにも素敵な音楽を作ることができるのか!と改めて感動です。

どれもこれもキャッチーで穏やかで、素敵な曲ばかりです。

 

リッチー・サンボラとの共作「ディシプリン」は、ボン・ジョヴィの「ボーン・トゥ・マイ・ベイビー」とよく似ているので聴き比べてみると面白いかも♪

 

 

M2> オータム・シェイドII  /  ザ・ヴァインズ

 

このコーラスの抽象的なこと・・・。

でも耳に残るメロディーメーカー。この才能溢れるグループはフロントマンには奇行も才能もダントツのクレイグ・ニコルズ。

乱暴でもあり少し不思議な空気を残すガレージ・ロックバンド!

オーストラリアはシドニー出身の4ピース「ザ・ヴァインズ」

2008年にリリースされた「ベスト・オブ・ザ・ヴァインズ」から。

 

それにしてもベスト盤リリースまで早かった。

2000年代に活躍しながら3枚のアルバムをリリースしたものの数年後にはこの「ベスト盤!」

ベスト盤はやはりベテランアーティストがキャリアを振り返りながら年代別に収録されたもののイメージが強い。

ですが、彼らのベストは少しイメージが違う。

テンション高い曲も、サイケ感バリバリの曲もかれらの持ち味。

こんなオータム・シェイドⅡのようなメロディアスな曲も大好き。

そんな欲張りの片にはこのベスト盤はオススメ♪

 

この空気感はこの時期だけに許された空気に似ている♪

秋を吸い込むようなこの曲をアナタにも♪