HI!心呼吸 5月11日(木)

M1>     Even You And I  /    ケニー・ランキン

 

『ケニー・ランキン』

ニューヨーク出身のベテランシンガー。

ボサ・ノヴァ集です。

「トゥーツ・シールマンス」や「マイケル・ブレッカー」のほか、

ブラジルからもセッションマンが参加。

甘く語りかけるような歌・・・。

その安定感はハンパない。

1997年にリリースされた

『Here in My Heart』

悪いはずがないのです。ケニー・ランキンの秀盤。

「リオ・デ・ジャネイロ」でほとんどをレコーディングされた

そうですが、その自由で豊かな空気感も感じられます。

マイケル・ブレッカーのサックスがメチャクチャ良いのです。

 

 

 

 

 

M2>  For My Lady [feat. The Shirley Horn Trio]  /

トゥーツ・シールマンス・ウィズ・シャーリー・ホー

1991年リリースされたアルバム

『For My Lady』

『トゥーツ・シールマンス』とジャズ歌手にしてピアニスト

『シャーリー・ホーン』の作品です。

オープニングから「トゥーツ・シールマンス」の粋な哀愁たっぷりのブルース。

その音色の美しさ。

メロディの変則的な色気。

どれも美しくて、ハープの音色にこんなにも感動を覚えるなんて。

たまに聞こえる口笛にも哀愁をバッチリ感じます。

そして、このアルバムで忘れていけないのがヴォーカル。

『シャーリー・ホーン』

シールマンスのハープとのマッチングの完璧さ。

時間があれば彼女の曲をお送りしたいけど・・・尺が長すぎるんです・・・。

 

HI!心呼吸 5月10日(水)

M1>  コーマタイズド(Comatised)/     レオナ・ネス

 

『レオナ・ネス』

リード・ヴォーカル以外にも、ギター、そしてピアノをプレイ。

マルチな才能を発揮したこのアルバム。

ぜひジックリと♪

2000年のアルバム『Comatised』

イギリスはロンドン生まれの彼女。

現在は48歳の彼女。

14歳から作曲、ギターに触れる。デモ・テープを作り続ける。

18歳の時、山のようなデモ・テープとギターを持ってNYへ。

98年レコード会社と契約。

トレイシー・チャップマン、エディー・ブリケル、シニード・オコーナー、などに

影響を受けた彼女。

「土臭い」歌が実に良い。同じ時代を生きてきた彼女をリスペクト。

 

 

 

 

 

M2>  Don’t Dream It’s Over(終わりだと思わないで)/  クラウデッド・ハウス

 

『クラウデッド・ハウス』

1986年にリリースしたシングル

『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー』

全米2位になるなどヒットを記録した彼らの代表的な1枚。

『Crowded House』(86年)

このヒットで一躍スターダムへ・・・。

オーストラリア&ニュージーランド出身の3人構成のバンド。

ハモンドオルガンの温かな音。

ノスタルジックな空間を一瞬で作ってくれます。

特にこの曲はその「ハモンドオルガン」が印象的。

耳障りの良い曲たちがこのアルバムを彩っています。

イギリスの香りを含んでいるようにいつも感じます。

少しウェッティで、美しいメロディはオシャレで。

 

HI!心呼吸 5月9日(火)

M1>   New Opened Eyes     /    Tracey Thorn (トレイシー・ソーン)

 

『エブリシング・バット・ザ・ガール』のボーカルとして活躍した

『トレイシー・ソーン』

イギリス出身のシンガーソングライター、ヴォーカリスト、

エッセイスト…多才な彼女。

1982年にリリースされたアルバム

「A Distant Shore」(遠い渚)

このアルバムに収録された1曲♪

New Opened Eyes♪

ソロとして初のアルバムなんですが、

ソフトで穏やかで「エブリシング・バット・ザ・ガール」のイメージを

もっと柔らかくしてくれたサウンド。

全体に気持ち良い世界に包まれています。

ゆったりと打ち寄せる波打ち際みたいな世界…。

 

 

 

 

 

M2>   The Spice Of Life  /   エブリシング・バット・ザ・ガール

 

ということで今度は

『Everything But The Girl』(エブリシング・バット・ザ・ガール)

ソロになる前の「トレイシー・ソーン」の歌声をどうぞ♪

1984年5月に発表された、言わずと知れた、

EBTGのデビューアルバム。

名作『Eden』

この初期作品のおススメのポイントとしては

サックスなどの鳴り物がスパイスになっているところ。

でもこの『The Spice Of Life』のは使用されていませんが・・・w

音の広がりの心地よさ。

ジャズの要素が多分に含まれています。

初期の頃のセンスの良さ。90年代以降の音とは違うシンプルさ。

 

HI!心呼吸 5月8日(月)

M1>      Olinda Road   /    Hapa

 

今週もこのコーナーでリラックスしてください♪

ハワイアンを聴きたくなってきますね。

ハワイ語で「半分」という意味を持ちます。

コンテンポラリー・ハワイアンを代表する人気ギター・デュオが

『HAPA』

N.Y.生まれの「バリー・フラナガン」と

ハワイ生まれの「ケリィ・カネアリィ」の2人で1983年に結成。

僕も思わず耳を奪われて即購入したのがこのアルバム。

1992年ににリリースされたデビュー・アルバム

「HAPA」

このデビュー・アルバムが250万枚を超えるビッグセールスを記録。

豊かなハーモニー。2本のギターのアンサンブル。

ハワイらしい土着性と洗練さ。現代のハワイアンの方向性を決定づけた1枚。

 

 

 

 

 

M2> Kamakani Ka’ili Aloha(カ・マカニ・カイリ・アロハ)/  ネイサン・アウェアウ

 

2001年にリリースされた『ネイサン・アウェアウ』のアルバム

「E Apo Mai」(エ・アポ・マイ)

意味的には「大事なもの」みたいな意味があるそうです・・・。

『ネイサン・アウェアウ』

彼の3rdアルバム。この『エ・アポ・マイ』で大ブレイク。

ハワイのグラミー賞といわれる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で

「最優秀男性ヴォーカリスト賞」、「ソング・オブ・ザ・イヤー」の

メイン・タイトルを受賞。

先ほどの『バリー・フラナガン』率いる「新星HAPA」

のメンバーに抜擢されたんです。

「Ka Makani Ka’ili Aloha」は有名なスタンダードナンバー。

曲名の”カ・マカニ・カイリ・アロハ”

Makaniは、風。ka’iliは、奪う。「愛を奪う風」・・・ロマンティック♪

HI!心呼吸 5月5日(金)

M1> Lady weeping at the crossroads(十字路で泣く女)/ カーラ・ブルーニ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

イタリア・トリノ出身の身長176cmの

ファッションモデル、歌手。

『ニコラ・サルコジ』元フランス大統領夫人として

ファーストレディとして活躍された人。

スーパーモデルとして活躍。その後アーティストとしてCDデビュー。そのルックス、キュートな歌声で一大人気に。

そんな彼女の2007年にリリースされた

『No Promises』から。

小気味良いギターの音に、彼女の歌声。

そこには目には見えない自信と気品を感じます。

に揺ぎ無い自信を感じます。

アンニュイでもあるんだけど、安心しきれない雰囲気。オシャレ。

 

 

 

 

 

M2>   Shine On  /    マリオ・ビオンディ

 

こんなに大きくなくても良いから。

大きく育て!こどもたち!

1971年1月28日生まれ(52歳)、イタリア・シチリア島出身。

このスモーキーなバリトン・ヴォーカル。

スタイリッシュなルックス。

身長は2メートル!デカい!

「生まれながらにして音楽の虜だった」と語るマリオ。

ソウル・ミュージックを愛するシンガーの父の導きで

12歳の時に初めてステージに上がり、17歳で「レイ・チャールズ」

のオープニング・アクトを経験したというマリオ。

2013年にリリースされたアルバム『SUN』

このアルバムが世界デビュー・アルバム。

ちなみにプロデュースしたのはインコグニートのブルーイ。最高でしょ♪

 

HI!心呼吸 5月4日(木)

M1>   エクアトリアル(赤道)  /     LO BORGES (ロー・ボルジェス)

 

ブラジル出身。ギタリスト。

シンガー・ソングライター『ロー・ボルジェス』

そんな彼とともに『ミルトン・ナシメント』が制作したのが2枚組アルバム『Clube da Esquina』(クルビ・ダ・エスキーナ)

直訳すると「街角クラブ」と言うらしい。

このアルバムがブラジル音楽史の中で、大きなインパクトを残したのは確か。

楽曲の良さだけでなくジャケットデザインなど。そんな功績を残した『ロー・ボルジェス』

ブラジル音楽はサンバやボサノヴァだけじゃない。

メロディのベースには同じリズムが流れているとは思いますが、

洗練された彼の音楽はブラジル音楽の概念を変えていったのです。

荒削りで、最高に美しいメロディ。

温かくて、優しい歌声と「ギター・サウンド」だけ・・・。

1979年に発表された名盤「ア・ヴィア・ラクテア」から。

 

 

 

 

 

M2>   Want to be with you  /   ZAN (ザン)

 

こちらはジャンルは違いますが、間違いなく後世に残してくれたサウンド。

ムーディーな素晴らしい曲を多数リリースした

『ZAN』

1989年のアルバムその名も

「ZAN」からです。

今からもう30年ほど前の曲なんです。

さてこのZANですが、当時のR&Bの主流は

「ニュー・ジャック・スイング」全盛♪

僕もその主流に憧れて「ニュー・ジャック・スイング」にハマっていくんですが、

そんな主流の中でリリースされたこの曲が輝いて聞こえたんです。

少し大人びていて、クール。

緊迫感のようなヒリヒリするような空気まで。

今聞いてもこのオシャレさは残ってます♪

 

 

HI!心呼吸 5月3日(水)

M1>   See The Lights(シー・ザ・ライツ)  /   シンプル・マインズ

 

1977年に結成されたスコットランドのロックバンド

『シンプル・マインズ』

1979年にデビューを飾り、80年代にはアメリカでも大ブレイク。

懐かしいサウンドをどうぞ♪

彼らの1991年にリリースされたアルバム

『Real Life』から。

シンプル・マインズと言えばアルバム「Once Upon a Time 」

などのビッグヒットが印象的ですが、

この当時のバンドサウンドには少し変化が現れます。

メンバーの脱退などの変化に伴って、ニュアンスが変化。

ヴォーカルの「ジム・カー」とドラム、

シンセのバランスなどは全盛期の勢いよりも、バンドの渋み。

マイナスではなくいい意味で変化した代表作な気がします♪

 

 

 

 

 

M2>    Glory of Love    /  ピーター・セテラ

 

「シカゴ」としての活動中に幾度となく脱退を噂された

『ピーター・セテラ』

シカゴの栄光の17年の歴史を支えたのは紛れもなく

この「ミリオン・ダラーヴォイス」

グループ脱退後、その才能の全てを捧げた

1986年の傑作アルバム!

『SOLITUDE / SOLITAIRE / ソリテュード~ソリティア』

ソフトさと甘美さを武器にその歌声で全世界を魅了。

今でもこの声に魅了されます。

現在は78歳!

1984年に公開された

『ベスト・キッド』の主題歌でもありました。

初めて聞くという若い人にも、この魅力は伝わるはず♪

 

HI!心呼吸 5月2日(火)

M1>  Will You Still Love Me Tomorrow  /     ナイロンズ

 

こんな優しいアカペラはいかがですか?

『ナイロンズ』

1980年代に活躍したカナダ出身の4人組アカペラ・ヴォーカルグループ

長年の歴史を持つアカペラ界のレジェンド。

過去には7枚ゴールド・アルバム。

6枚のプラチナムアルバムを誇るというスーパーグループ。

アカペラがお好きな方で、まだこのコーラスを聞いていないという方は

是非お聞きいただきたい。

バラードももちろんのこと、アップテンポのものも聴き応えたっぷり♪

1枚通して飽きさせない。

1994年にリリースさ『Because・・・』(二人のシーズン)から。

「キャロル・キング」のバージョンも有名ですが、『シュレルズ』がヒットを記録♪

 

 

 

 

 

M2>    Baby It’s You  /   シュレルズ

 

ということで『シュレルズ』です♪

たまにはこんな『オールディーズ』も良いですよね。

『The Shirelles』(シュレルズ)

1960年代前半のアメリカのガールズ・グループ。

学校の同級生である「シャーリー・オーエンス」

「ドリス・コーリー」「エディ・ハリス」「ビバリー・リー」

の4人組。

1961年にリリースされた

『Baby It’s You』(ベイビー・イッツ・ユー)はシュレルズの代表曲の一つ。

その翌年、1962年に『ビートルズ』がカバーしたことでも知られていますよね。

ビートルズのデビュー・アルバム

『Please Please Me』のB面3曲目に収録されています♪色褪せない♪

 

HI!心呼吸 5月1日(月)

M1>   In this neighbourhood  /    Workshy(ワークシャイ)

 

いよいよ5月がスタート♪

気持ちいいシーズンをこのコーナーでもお付き合い下さい♪

『Workshy』(ワークシャイ)

1986年ロンドンで結成されたユニット。

最初は3人組。最終的には2人になる訳ですが、

このアルバムはそんな彼らの原点。

3人組時代のデビューアルバム

1989年にリリースされた『The Golden Mile』

この当時は「スウィング・アウト・シスター」に並ぶ存在として人気を博した彼ら。

安定の穏やかさが売りのワークシャイ。

色んなアルバムが出ていますが、実はこのデビューアルバムが一番好きかも。

「クリスタ・ジョーンズ」のヴォーカルは最高です。

とても心地よい緻密な音。BGMとしても最高!

 

 

 

 

 

M2> Martian puppies(マーシャン・パピーズ)/  シチズン・ジェーン

 

ちょっと季節的には早い選曲?

ワークシャイからの夏チックな爽やかなサウンド。

ベルギー出身バンド。

『シチズン・ジェーン』

1990年代初頭に活躍した「フェイク・スイング・バンド」♪

基本にはJAZZYなメロディ。

アレンジも含めて、あまりにもオシャレに聞こえて大好きでした♪

1999年にリリースされた

『Summer is in town』から♪

分かり易いメロディが好印象「Martian puppies」

やっぱり夏っぽいな。

でもね・・・。

 

HI!心呼吸 4月28日(金)

M1> The Fool Sings Without Any Song /  ザ・チェンバー・ストリングス

 

今週の締めくくりはこの曲で♪

『チェンバー・ストリングス』

アナログ感たっぷりの暖かみのあるサウンド♪

職人気質の作曲のセンスは抜群です♪

そんな職人技を満喫できるのが2001年リリースのセカンドアルバム。

『Month of Sundays』

季節の節目に不思議と耳にしたくなる、

そんなメロディとサウンド♪

このアルバムの全体的な雰囲気もお気に入りですが、

メランコリックなメロディー・ラインとこの乾いた音。

とてもメローでエバーグリーンな曲たち。

ナチュラルなメロディなのに、そう簡単には書けないだろう美メロを♪

 

 

 

 

 

M2>    Heartbreak Time   /    ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

1980年代最高のデュオといわれる

『HALL&OATESホール&オーツ』

2003年にリリースされた『Do It For Love』

80年代にはニュー・ウェイヴやテクノ・ポップ風のサウンドにも挑戦した彼ら。

このアルバムは今一度、「原点回帰」を思わせる

アコースティック・サウンドをベースになんとも心地いい。

ソウルフルなサウンドに仕上がっています。

「プライベート・アイズ」などが未だに使用されルCM。

まだまだ新鮮に耳に入ってくるスーパーデュオのサウンドは、

今に時代にももちろんフィットします

十分な気合も感じられる意欲作。

ダリル・ホールの歌声の若さをこのアルバムからも感じてください。