HI!心呼吸 5月26日(金)

M1>  Nevertheless ネヴァー・ザ・レス /  ニック・デカロ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『ニック・デカロ』

ニック・デカロといえば、60年代アメリカン・ポップスの名アレンジャー。

音楽プロデューサー、シンガーソングライター。洗練された作風の編曲家として有名。

1974年に発売したソロ・アルバム『イタリアン・グラフィティ』がAORの名盤として未だに愛され続ける1枚。

カーペンターズ、山下達郎さんなどに影響を与えたことでも知られます。

53歳の若さでこの世を去ってから20年以上。

今でも聞きたくなる魅力がこの「ニック・デカロ」にはあります。

スロー、メローで無骨な男を感じさせる。

そんな彼の魅力を味わえるのは1992年にリリースされている

『In Loving Memory of NICK DeCARO』

デカロのベスト盤です。味わいのある職人技をどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>    No Such Thing  /    ジョン・メイヤー

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

美しいメロディ職人として、現在ではこの人を外せないんじゃないでしょうか?

アメリカ・コネチカット生まれの『ジョン・メイヤー』

2001年に23歳の時にこのデビュー・アルバム

『Room for Squares』をリリース。

少年時代にギターにのめり込んだ彼。

伸びやかで風通しの良いソングライティングを手に入れる。

小気味よいギターフレーズ。

爽やかでポップなメロディライン。

未だにこのアルバムを聴く時のトキメキは変わらない。

鮮烈のデビューを飾った魅力が詰まった名盤。

往年の声の後に現在のスタンダードが重なる瞬間。

耳触りに良い風が吹きそうです♪

今週もこのコーナーにお付き合いありがとうございました♪

HI!心呼吸 5月25日(木)

M1>      ’s wonderful  /    トム・キーン

 

セリーヌ・ディオンのプロデュースなどでも知られる

『トム・キーン』

もともとは『Keane Brothers』というバンドを兄弟で結成。

数枚のアルバムをリリースしているんですが、ソロに転身。

数多くのアーティストのプロデュースなどを手掛けるお兄ちゃんの方が

「トム・キーン」

ちなみにこの人、7歳でレイパーカーJr. のアルバムに参加したっていうツワモノ。

意味不明です・・・w

2004年にリリースされた

日本のaosisレーベルから「Gershwin」の曲のカバー集。

『I love a Gershwin tune』

手堅い演奏にスタンダードをキッチリと聞かせてくれる実力。

ノンビリと聞けるこの心地よさ。夏をイメージさせる涼やかもおすすめです。

 

 

 

 

 

M2>  A WOMAN NEEDS LOVE   /   レイ・パーカーJr.&レイディオ

 

『レイパーカーJr.』

1954年デトロイト生まれ。

スティーヴィー・ワンダーのバックバンドに抜擢されたことがキッカケで

スターダムを駆け上がることになる『レイ・パーカーJr』

1978年に自分のグループ「レイディオ」を率いてデビュー。

このアルバムはその人気を不動にした傑作アルバム♪

1981年『ウーマン・ニーズ・ラヴ』♪

最高傑作として挙げるファンも多々いるブラコン史に残る屈指の名盤♪

全米1位も獲得した言わずもがなのタイトル曲(A WOMAN NEEDS LOVE)

の究極のコンテンポラリーさは群を抜いて名曲。

しかし、このヒットした最中。

リリース直後に「レイディオ」が解散するんですね。

「Ray Parker, Jr.」ソロの旅が始まるキッカケの1枚。

 

HI!心呼吸 5月24日(水)

M1>   Don’t Make Me Over /    ディオンヌ・ワーウィック

 

5月も気づけば後半にさしかかってきましたね。

彼女の声が5月の癒しと爽やかな空気を運んできてくれます。

『ディオンヌ・ワーウィック』

1940年、ニュージャージー州生まれの女性シンガー。

少女時代にはゴスペル・グループ

『ドリンカード・シンガーズ』などで活躍していた時に、

作曲家の「バート・バカラック」に見出されるんです。

1963年にリリースされたデビューアルバムはもちろん

「バート・バカラック」がプロデュース。

『プレゼンティング・ディオンヌ・ワーウィック』

このアルバムにはディズニーの名曲

「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」などを収録した1枚。

そのアルバムの中からDon’t Make Me Over♪名曲です♪

 

 

 

 

 

M2> Give Me A Little More Time  /   Gabrielle(ガブリエル)

 

ガブリエルはイースト・ロンドン出身。

デビュー曲「ドリームス」はギネス・ブック上の記録として

「女性新人アーティストとして最も高いエントリー」とされ、

UKチャー ト3週連続1位を記録。

UKソウルを代表するディーバとして君臨。

僕が彼女の楽曲に触れたのは1996年にリリースされたアルバム

『Gabrielle』

この年に来日、日本でもこの曲はスマッシュヒット。

このアルバムの中でもずば抜けて目立っている1曲。

他の曲は打ち込みやポップシンガーゆえのポップな曲が多いんですが、

この曲だけはレトロ感と滲むような歪みが印象。

この曲を聴くためだけに購入したアルバム・・・w

この曲だけで十分なほど耳に残っているレトロ感満載な1曲。

 

HI!心呼吸 5月23日(火)

M1>    Sweet Girl  /   ウィル・コナー

 

そろそろこんな「サーフ・ロック」を聴きたくなります。

さて「サーフ・ロック」って何?

っていう方におすすめしたい♪

『ウィル・コナー』

フロリダ生まれ、オーストラリア(バイロンベイ)育ち、

サーフィンの腕前もプロ並みという「ウィル・コナー」。

甘くてソフトな歌声はノン・ストレスで。

この様々な色合いに変化していく歌声と、

洗いざらしのメロディは自然にマッチします。

少しカントリー調の歌もありますが、それがまた良いんです♪

サーフ・ロック・シーンの主役「ジャック・ジョンソン」の秘蔵っ子。

アーティストとして注目された「ウィル・コナー」

2006年のセカンド・アルバム「チケット・アウト・オブ・ヒア」。

 

 

 

 

 

M2>   A Girl Like You  /    エドウィン・コリンズ

 

『Edwyn Collins』(エドウィン・コリンズ)

80年代前半の「ニューウェイヴ全盛期」に人気を博した、

ギターポップバンド『Orange Juice』のフロントマンだったコリンズ。

バンド解散後もソロアーティストとして、

少しクセのあるギターポップを展開していました。

1994年のシングル「ガールズ・ライク・ユー」はコリンズのソロ活動の中の代名詞。

このシングルは全英4位。ビルボードでも32位のヒットを記録。

映画『エンパイア レコード』、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』などの

サウンドトラックにも収録されています。

1994年9月にリリースされた3作目アルバム

『ゴージャス・ジョージ』(Gorgeous George)からのシングル。

シブカッコイイ・・・60年代、70年代のポップサウンド。

ブラック・ホワイト問わず「良いトコ」だけを抽出・凝縮したサウンド。

 

 

HI!心呼吸 5月22日(月)

M1>   Love Has Found It’s Way  /    O’Bryan (オブライエン)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

今聞いてもホッコリと落ち着くブラコンの走り。

『O’Bryan (オブライエン)』

オブライエンの1982年にリリースされたデビュー作

『Doin’ Alright』

コンテンポラリー色が強い、丁寧なミディアム~スロウナンバー。

このデビュー作からソング・ライティングの才能を発揮したオブライエン。

82年にすでにこのクオリティの作品が出来上がっていたことの奇跡。

今聞いてもスーッと入ってくるメロディの美しさ。

耳触りの心地よさは最高です。

イントロのオルガンからコーラス、細かく聞くと癖になります。

Love Has Found It’s Way♪名曲です♪

 

 

 

 

 

M2>   Just Can’t Live With Each Others Love  /     Lemar レマー

 

なんて説得力のあるヴォーカルなんでしょう。

「サム・クック」の影響が随所に。

古き良きソウルを聞かせてくれる「Usher」や「デスチャ」のサポート経験を持つ

UK出身の実力派アーティスト。

『Lemar』(レマー)

2006年にリリースされた3枚目のアルバム

『Truth About Love』

真摯な歌へのこだわりと熱い思い。

生半可な歌手ではないことがハッキリと分かるスモーキー・ヴォイス。

UKアーバン・シーンの中心人物。

甘く切ないバラードから、ソウル、ロック、ゴスペル・・・

このバラードはアルバムの中でも際立ちます。

古き良きものを大切に。流されない本物の歌声。

 

HI!心呼吸 5月19日(金)

M1>   スロウ・モーション・ボサ・ノヴァ /   セルソ・フォンセカ

 

紺数の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

ブラジルを中心に活動するボサノヴァ・ユニット

『セルソ・フォンセカ』

2003年にリリースされている『ナチュラル』

もう20年も前のアルバムに未だにワクワクします♪

古典的なボサノヴァだと重い。サンバがちょっと難しい・・・

でもボサノヴァが好き!という方には最適!

「カエターノ・ヴェローゾ」などがお好きな方にはおススメ。

バランスが整っていて、聴いていてノン・ストレス。

そのリラックスの中にオシャレサウンドのスパイス。

クセになる「セルソ・フォンセカ」の世界。

他のアルバムも聴いてほしいですね。

「スローモーション・ボサ・ノヴァ」♪

少し涼し気なアコーステック・バージョンおススメです。

これからのシーズンにどうぞご活用下さい。

 

 

 

 

 

M2>  メウ・サンバ・トルト(傾いだサンバ)  /   クララ・モレーノ

 

今週の締めくくりはこの曲で♪

あの『ジョイス』を母に持つボサノヴァ・シンガー

『クララ・モレーノ』

2006年にリリースされている通算5枚目のアルバム

「メウ・サンバ・トルト」

からのタイトル・ナンバーです。

サウンド・クリエーター「セルソ・フォンセカ」やギタリスト「ヂエゴ・フィゲレード」らがゲスト参加したというアコースティックな名盤。

そしてもちろんお母さま「ジョイス」も書き下ろし曲で

ギタリストとして参加しちゃっているからビックリです。

アコースティック・テイストの簡素なサンバ・サウンド。

「セルソ・フォンセカ」とのデュエットにもうっとり♪

しっとり仕上がったこの曲「メウ・サンバ・トルト」♪

 

 

HI!心呼吸 5月18日(木)

M1>   Last Sweet Moments  /   ティム・ハーディン

 

この時季に近くなると聴きたくなってくる1曲♪

『ティム・ハーディン』

この優しくも渋い歌声が何度も癒されてきました。

1940年オレゴン生まれ。

1960年代に活躍したフォークシンガーです。

「ボブ・ディラン」も一目置くフォーク・シンガーとして活躍しました。

1980年に39歳という若さでこの世を去ります。

幻のような存在。でも、耳にしたくなる。

それは彼が残した曲の素晴らしさがそうさせるんです。

1969年に発表された『Suite For Susan Moore』(スーザン・ムーアとダミオンの為の組曲)ハープの音色に温かなヴォーカル。

優しさに満ちた世界。

なんてロマンチックな空気感なんでしょう。

この時代にも存在していたら、一体どんな曲を届けてくれていたのかなぁ・・・。

 

 

 

 

 

M2>   Sweet Loving Man  /   モーリス・アルバート

 

1975年にリリースされている

『Feelings』

自分の生まれた年にこんな曲がリリースされていたんです。

それもこんなにオシャレで。

この吐息から始まる名曲♪

色気たっぷりですね。

アーティストは『モーリス・アルバート』

ブラジル・サンパウロ生まれのブラジル人シンガーソングライターです。

1975年にアメリカ、イギリスにトップ10ヒットを記録した

「Feelings」は代名詞。

この曲は多くのアーティストにカバーされています。

「ハイ・ファイ・セット」によってリメイクされ大ヒットした名曲の原曲はモーリスです♪

美しい曲はいつ聞いても心地いい♪

 

 

HI!心呼吸 5月17日(水)

M1>    Happy Ever After  /   ジュリア・フォーダム

 

聞きたいもん!仕方ない。

イギリス・ポーツマス生まれのシンガーソングライター

『ジュリア・フォーダム』

1988年7月このアルバムから彼女の伝説がスタートしたんです。

彼女のデビューアルバム『Julia Fordham』(ときめきの光の中で)」。

スタンダードな名曲。この深いブレス、歌声。

良いわー。透明感に満ちている、透き通るような1曲。

「Happy ever after」♪

シンプルにパーカッションのリズムだけで構成。

この低音のハスキーボイス。高温の美しい伸び。

MVを見たときに彼女の美しい姿と、ショートの髪が印象的だったなぁ♪

涼しそうな空気感。浮遊感。

厚みを増していく彼女の驚くべきデビュー作♪

 

 

 

 

 

M2>      Lovin’ You   /    Sparkle

 

シカゴ出身のR&Bシンガー『Sparkle』

「R.Kelly」が設立したレーベルの第一弾アーティストとしてデビューを飾った彼女。

R.Kellyが全面的にプロデュースしています。

そんな彼女の1998年の作品がこのデビューアルバム

『Sparkle』

スローからミディアムナンバーで見事に発揮されます♪

そして印象的なのがこの「Lovin’ You」

ミニー・リパートンの全米ナンバー1ヒットを忠実にカヴァー。

このアルバムでもシングルカットされた「Lovin’ You」

大人気のカヴァーでしたね。

今でもこれだけ愛される歌。

ミニー・リパートンにも感謝しないといけないですね。

こんな優しい気持ちが広がればいいのにね。

 

HI!心呼吸 5月16日(火)

M1>  マイ・ハート・ストゥッド・スティル /   ウォルター・デイヴィスJr

 

アメリカ、バージニア州リッチモンド生まれのジャズ・ピアニスト。

『ウォルター・デイヴィス・ジュニア』

クリント・イーストウッド監督の映画

「バード」では楽曲を提供したことでも有名なハード・バップのメロディを

聞かせてくれます。

ピアノソロも最高です♪

さて、最強の布陣をご紹介しましょう。

ベースは「ロン・カーター」ロン・カーターの切れのあるベースが、ピアノにスイング感をプラス。共演者はアルト・サックスが「ボブ・ムーヴァー」

ドラムが「ケニー・ワシントン」という超ベテラン。

高揚感のある、いかにもジャズを楽しんでいるその雰囲気。

ベースラインだけ聞いていても思わずリズムを刻んでしまいます。

全体的にブラジリアン・フレイヴァーに包まれた内容♪

1988年録音盤。『イルミネーション』

 

 

 

 

 

M2> Unforgettable /  ダイナ・ワシントン

 

このジャケットデザインだけでも買いですよね。

アメリカのJAZZ、R&B、Bluesシンガーです。

“ブルースの女王”

『ダイナ・ワシントン』

ダイナ・ワシントンの1960年発表のアルバム

『Unforgettable』

ダイナミックなビッグバンドの演奏に彼女の歌声です。

このアルバムは「ダイナ・ワシントン」の歌そのものを

じっくり聴けるような丁寧なアルバム。

ダイナ・ワシントンの魅力はパワフルな歌声。

彼女の歌声に栄養をもらえるようです。

ナット・キング・コールの名曲を彼女が歌うと・・・

ジャンルにこだわらない彼女の歌声、どんなメロディにも華を添える。

このタイミングでジックリと聞かなきゃ♪

HI!心呼吸 5月15日(月)

M1>       Movin’ In On You  /    ジュリー・クルーズ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さいませ。

『Julee Cruise』(ジュリー・クルーズ)です。

1956年米国アイオワ州生まれ。

シンガー、ソングライター、女優、ミュージシャン。

「ツイン・ピークス」のテーマ曲「Falling」を歌ったことでも知られる

偉大なシンガー「ジュリー・クルーズ」

昨年65歳で死去した。

残念でならない。偉大な存在をなくしてしまった悲しみ・・・早すぎる。

デヴィッド・リンチ作詞の『ツイン・ピークス』などの浮遊感を帯びながら

1993年にリリースされた『The Voice of Love』

このアルバムもデヴィッド・リンチが関係している。

彼女の音楽にはデヴィッド・リンチの存在が深く関係している。

この独特の浮遊感をゆっくりと味わっていただきたい。

 

 

 

 

 

M2>    You Make It Easy   /    キース・ワシントン

 

1993年リリース繋がりでこんな1曲はいかがでしょうか?

久しぶりにこの甘々な歌声。

1993年にリリースされた

『You Make It Easy』

アルバムのラストにクレジットされたタイトル・ナンバー♪

お酒と、夜景がよく似合う・・・。

午前中にはメロウすぎましたかね?

大人の皆さんにお送りするアダルティな午前中。

たまにはこんな選曲もお許し下さい。

車の中でこんなメロウなBGMが流れてきたら・・・。

夕方、帰り道。

BGMで流れてきたらスピード抑えてドライブできそう。

アーバンでソウルフルなラヴ・バラッドです♪