HI!心呼吸 10月12日(水)

M1>     Sure   /    TAKE THAT(テイク・ザット)

 

イギリス、マンチェスター出身のポップ・アイドル・グループ

『テイク・ザット』

1995年にリリースされた『Nobody Else』

ポップでダンサブルな路線が基本の彼ら。ですが、

このアルバムでダンスだけでなく、

スローなども聴かせるようになる。

この作品からそれまでのアイドル要素を消し去り、

少し大人向けの楽曲も増えていくんですね。

僕にとっては思い出の1枚。

このアルバムのオープニングを飾る『SURE』は

まさにエモい1曲。その当時、住んでいたアパートの部屋を思い出す。

何か変化を!と思っていた自分と重ねていたのかも。

 

 

 

 

 

M2>     Cry Your Heart Out  /    オリー・マーズ

 

本国イギリスでは国民的スターになってしまった

『オリー・マーズ』

2012年にリリースされた

『Right Place Right Time』(ライト・プレイス・ライト・タイム」

このアルバムも10年前なのか…

とビックリしてしまいましたが。

彼の汗をかいて一生懸命に歌う姿だったり、

感動して目が潤んだり・・・

人間味があるから好きなのかなぁ。

軽快なハーモニーも美しい。

歌詞もちょっと切ないところがあったりして、

この曲たちもすでにエモい。

 

HI!心呼吸 10月11日(火)

M1>   When This Woman Loves a Man  /   リアン・ライムス

 

『リアン・ライムス』のこの時代の声を聴きたくなる時があります♪

2005年にリリースされたリアン・ライムスの6作目のスタジオ・アルバムである

『This Woman』

カントリーの要素をメインにソウルを少し強めの構成。

全体的に彼女の歌唱をメインに楽しめる名盤。

この曲「When This Woman Loves a Man」のようなパワー・バラードは

彼女の得意とする世界。

ジャニス・ジョプリンの影響を感じさせる強さ。

さりげないカントリーの美学を大事にしながらも、カントリーだけでない

チャレンジングさを感じられる。

ライムスの素朴な声。スケールの大きさ。

ハッとさせられるような展開や、ギターゴリゴリ感。

かつての神童の成長を明確にさせてくれる1枚かも♪

 

 

 

 

 

M2>    Forgive Myself   /    サム・スミス

 

「スタジオに行く度に高い目標を掲げ、制限を設けなかった。

その結果はマジカルで、癒やしで、楽しかったんだ」

そんなコメントをこのアルバムの制作時に発表している。

1st、2ndアルバムとバラードのイメージが強かった

『サム・スミス』

このアルバムはバラード・ナンバーからアップテンポな楽曲まで幅広い。

2020年にリリースされた

『Love Goes』

今までのアルバムに比べるとダンス・ナンバーが耳に。

しかし、僕はやはり彼のバラードが大好き。

聞くたびにお気に入りが増えていく。そんな1枚。

そんなアルバムからお気に入りの「Forgive Myself」♪

HI!心呼吸 10月10日(月)

M1>    The Spice Of Life  /   エブリシング・バット・ザ・ガール

 

10月10日。スポーツの日。祝日。

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

『Everything But The Girl』(エブリシング・バット・ザ・ガール)から

今週はスタートしていきましょう♪

『Eden』

1984年5月に発表された、言わずと知れた、

EBTGのデビュー作。

この初期作品の味わいどころとしてはサックスとペットが要所を締めているところ。

バック陣の多彩さ、音の広がりの心地よさ。

ジャズの要素が多分に含まれています。90年代以降の円熟した音と違って、

この年齢の頃にしか出せない若々しさ♪

爽やかさ、ほろ苦さもコーヒーと一緒にどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>    One on One  /    ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 

1982年にリリースされた『H2o』

ロック

史上に残るスーパー・デュオ

『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』

彼らの11作目のアルバム。

シングルカットされた「マンイーター」や

この「ワン・オン・ワン」が収録されています。

ラストに収録された「Go Solo」も名曲です♪

「H2o」 は勿論「水」の分子記号ですが、

HallとOatesの二人で「H2O」なんてオシャレなタイトルを付けたんでしょう。

性格の全く正反対の二人が作りだす曲たちの美しく、先端を行っていたことか。

音楽の世界にも新鮮な「水」は必要不可欠だったんでしょうね♪

 

 

HI!心呼吸 10月7日(金)

M1>    True Love  /    AL GREEN (アル・グリーン)

 

今週の締めくくりはこんなあたたかな2曲でいかがでしょう?

「Let’s Stay Together」

などのヒットで知られる稀代のソウル・シンガー

『アル・グリーン』

「Let’s Stay Together」 路線の 『True Love』♪

このオシャレさはたまりません。

1985年に発売されているこんな1枚『He Is The Light』

今、耳にすると胸アツすぎて切なすぎて泣けてくるんですが・・・。

サビメロが沁みる「Going Away」など

お酒が進む曲たちがお迎えしてくれる1枚。

大好きなBARで聴いた背伸びの大人ソウル。

今聞いても切なくまだ背伸びしている気がしますが、

なんという豊かな曲たちなんでしょう♪

 

 

 

 

 

M2>  アンチェインド・メロディ  /    ザ・ライチャス・ブラザーズ

 

今週の締めくくりは♪

『ザ・ライチャス・ブラザーズ』

ご存じ『アンチェインド・メロディ』(Unchained Melody)で有名な

1960年代半ば、『ラスカルズ』とともに

ブルー・アイド・ソウルの代表格だった

『ライチャス・ブラザース』

1965年の大ヒット曲『アンチェインド・メロディー」はもちろんのこと、

「デミ・ムーア」の出世作となった1990年の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』の主題歌に採用され、全英シングルチャートで1位となるリバイバル・ヒットとなりました♪

または、『トップガン』で使われた「ふられた気持」もあるし♪

ドラマチックな名演はまだまだあるんです♪

『アンチェインド・メロディ ベリー・ベスト・オブ・ライチャス・ブラザース』

ちなみに僕も高校生時代に購入したベスト盤から♪

 

HI!心呼吸 10月6日(木)

M1>    Porto-Vecchio(ポルト=ヴェッキオ) /  ジュリアン・ドレ

 

フランス出身のシンガー・ソング・ライター

『ジュリアン・ドレ』

フランスで人気ブレイクした後、日本でもデビューを飾った一枚。

2017年にリリースされた

『&~愛の絆~』

日本デビュー作にあたるこのアルバムは

彼にとっては本国フランスでは4枚目のオリジナルアルバム。

タイトル「&(フランス語のet)」のテーマは「絆」。

作詞・作曲は全てジュリアン・ドレです。

 

1982年生まれのジュリアン・ドレに世界中の女性が恋をした。

最もセクシーな男性になっていたりしたはず。

ちなみに3枚目のオリジナルアルバム「LØVE」はフ

ランスで4度のプラチナディスクを獲得♪聞きこんでほしい1枚♪

 

 

 

 

 

M2>   Amapola (アマポーラ)  /   ナナ・ムスクーリ

 

『ナナ・ムスクーリ』

1936年10月13日、ギリシャ生まれ。

オペラ歌手を目指してギリシャ音楽院にて学んでいたんですが、

ジャズに興味を持ちはじめて友人たちとバンドを結成。

世界各国のフォーク、ポップスを透明感あふれるボーカルで歌い上げる。

今も人々を魅了するその魅力は何と言ってもその歌唱でしょう。

 

1984にリリースされた

『La Dame De Coeur』(ラ・ダム・ド・クール)(本物の貴婦人?)などにも収録されているスタンダードの名曲♪

ナナ・ムスクーリの透明感あふれるい歌声に伸びやかな感性。

思わず目を閉じて聞きたくなってしまう♪

HI!心呼吸 10月5日(水)

M1>     Get Together   /    インディゴ・ガールズ

 

だんだんと風が冷たくなってくると彼女たちのコーラスを聴きたくなります♪

『インディゴ・ガールズ』(Indigo Girls)は

アメリカのフォークロック・デュオグループです。

1964年生まれの『エイミー・レイ』(Amy Ray,vo,g)と

1963年生まれの『エミリー・サリアーズ』(Emily Saliers,vo,g)の2人は

ジョージア州の同じ小学校に通っていたんですね。

高校でバンドを結成。大学生になって2人で

『インディゴ・ガールズ』を結成。

1987年にこのアルバムでデビュー。

『Strang Fire』

フォークタッチの清々しい強さに彼女たちの実力をあらためて知る。

「Strange Fire」は素晴らしいハーモニーを持つ堅実なアルバム。

この2人の飾らない歌声は清々しい秋の風に似ています♪

 

 

 

 

 

M2>    My Sweet Song  /   トビー・ライトマン

 

「ソウルフル・ロック・シンガー」という名前が似合う。

ブルースにも共鳴するような素晴らしい歌唱。

アメリカ出身のシンガーソングライター

『トビー・ライトマン』

ブルー・アイド・ソウル(白人ソウル)の代名詞くらいの

説得力のある堂々とした歌い姿。

そしてこの存在感♪

とは言ってもこのアルバムにはソウルからブルース、

R&Bと実に幅広い音楽要素をバラエティに富んだ盛り込み方をしているので

飽きの来ないアレンジにしているのもお気に入りのポイント♪

ポップすぎるキャッチーさなどが無いのが良い♪

余計なチャラ感が無いのが好印象♪2006年にリリースされた『BIRD ON A WIRE』から♪

 

HI!心呼吸 10月4日(火)

M1>   愛の日々 (when You’re Loved)/   デビ―・ブーン

 

『デビー・ブーン』の1978年のヒット曲を♪

「砂に書いたラブレター」などのヒット曲で知られる

『パット・ブーン』の娘さん。

1977年に「恋するデビー(You Light Up My Life)」

ビルボードHOT100で10週連続1位という新記録を

新人の彼女が打ち立てたんです。

これで親子2代で1位を獲得♪

「愛の日々」(When You’re Loved)は、

デビー・ブーンの2ndアルバム

1978年にリリースされた『カリフォルニアの恋人』(Midstream)

に収められているラブ・バラード♪

今聞いてもキュンキュンする美しいメロディと歌声を♪

 

 

 

 

 

M2> For The Peace Of All Mankind(落ち葉のコンチェルト) / アルバート・ハモンド

 

イギリス出身のシンガーソングライター

『アルバート・ハモンド』

この名曲を秋には聞きたくなるわけです。

1973年にリリースされた『The Free Electric Band 』

(フリー・エレクトリック・バンド)

前年のこちらも名曲『カリフォルニアの青い空』

(It Never Rains in Southern California)に引き続いてリリースされた1枚。

アルバートの代表曲に挙げられる”The Peacemaker”や

この『落葉のコンツェルト』(For the Peace of All Mankind)を収録されています。

僕は耳が古いのか今でも新鮮に聞こえてくるこのメロディと、

切ないハモンドの歌声に秋の美しさを感じたりします♪

この曲が1973年に完成されていることの奇跡に感涙。

 

HI!心呼吸 10月3日(月)

M1>   Almost Like Being in Love  /   ダイアナ・クラール

 

10月もこのコーナーでごゆっくりとお過ごしください♪

今月はジャズ・ヴォーカル界のクイーン

『Diana Krall』(ダイアナ・クラール)からスタートです♪

彼女のハスキーな声とムーディーな歌い方が好き。

このコロナの中、2020年にリリースされたこのアルバム。

『This Dream of You』

ダイアナは「秋のニューヨークを簡単に訪れることができなくなったこんな時だからこそ、私たちは苦難と変化の日々の中にも希望があるということを信じないといけない」と語っている。

そんな思いを込めて制作されたこのアルバムはスタンダード・ヴォーカル作品。

僕の大好きなスタンダードの曲ばかりが、集められているということも大きいですが、

じっくりと聴かせる良いアルバム♪10月はJAZZから♪

 

 

 

 

 

 

M2>   quando, quando, quando  /   Winterplay

 

『Winterplay』(ウィンター・プレイ)

女性ヴォーカルの「ヘウォン」と、

プロデューサー/ソングライターでもあるトランペット奏者

「ジュハン・リー」を中心とする、

韓国ジャズユニット。

2009年にリリースされた日本デビュー盤

『Songs Of Colored Love』(ソングス・オブ・カラード・ラヴ)

ウィンター・プレイならではのスタイリッシュで

クールなジャズ・アレンジのカヴァーは必聴。

なんといってもヘウォンのクール・ビューティーな

ヴォーカルと、お姿。お顔もお綺麗です♪

アコースティックでオーガニック・ジャズを聞かせてくれます。

韓国などのジャズのユニットを探したくなりますね♪

 

 

HI!心呼吸 9月30日(金)

M1>    Grow Old With Me  /    トム・オデール

 

今週の締めくくりはこの2曲に♪

2013年にリリースされたデビューアルバム

『Long Way Down』

イギリス出身のシンガーソングライター

『Tom Odell』 (トム・オデール)

イギリスのこの時22歳の彼がUKチャートで1位を獲得。

センセーショナルなデビューを飾ったアルバムがこの1枚。

秋風を連想させるピアノのイントロから美しい彼の透明感のある歌声が♪

いかにも評論家受けしそうなアーティスティックな作品だけど難しくなく、

自然体でとにかく声というか歌に力がある。

アデルのような迫力もある。

ソウルフルなフォークアルバムをこの9月の締めくくりに♪

 

 

 

 

 

M2>     Speed Of Sound   /    Coldplay(コールドプレイ)

 

この彼らの立ち位置から投げかけてくるメロディ。

そのメロディが連れてくる季節。

『Coldplay』

2005年にリリースしたサードアルバム『X & Y』

21世紀最大級のロックバンドに成長したコールドプレイ。

ギターバンドとしての骨格は崩さず、シンセサイザーなどのエレクトロやストリングスを導入した結果。この完成度。キラキラしている。

この頃のコールドプレイは輝いていた。

ライブも文句のつけようのない圧倒的パワー。

群を抜いて完成度が高いし、彼らのあらゆる側面が凝縮されてもいる。

個人的に最高のアルバム。聴けば聴くほど作品と一体になれる。

Speed Of Soundを初めて聞いた時の衝撃を忘れられない♪

 

HI!心呼吸 9月29日(木)

M1>   My Hometown  /   ジェイソン・リンゲンバーグ

 

アメリカ・イリノイ州キウォニー出身

シンガー・ソング・ライター、ミュージシャン

「ジェイソン・リンゲンバーグ」

彼が丁寧にカヴァーしたのが「My Hometown」♪

原曲はもちろん【ブルース・スプリングスティーン】

さて2003年にリリースされている

【「LIGHT OF DAY 」 A TRIBUTE TO BRUCE SPRINGSTEEN】

以前もこの原稿を書きながらこの曲をお送りしていることを気づく。

それだけ引っかかる1曲。

エルヴィス・コステロ、シンディ・バレンス、パティ・グリフィン・・・

そんな豪華なメンバーがブルース・スプリングスティーンを愛していることを実感できる。

この曲をどうぞ♪

ジェイソンの歌声も秋に合う。切なくていい・・・♪

 

 

 

 

 

M2>     The Best of Me  /   キリ・テ・カナワ & マルコム・マクニール

 

『キリ・テ・カナワ』

ニュージーランド出身のオペラ歌手、声楽家。

彼女の伸びやかな歌声を味わえるこの1枚。

『マルコム・マクニール』

「エラ・フィッツジェラルド」「メル・トーメ」などの

ヴォーカリストなどからジャズに目覚めた彼。

彼の歌声は、本国ニュージーランドだけでなくヨーロッパ、アメリカ、そして日本でも人気です♪そんなニュージーランド出身の2人の素敵なフィーリングで

スロー・バラードが歌われています。

そのしなやかで温かい歌声を聴かせる2人の幸せな時間。

秋にはこんな歌声でゆっくりと時間を過ごしたい♪ロマンティックなひとときをどうぞ♪

1991年『キリ・テ・カナワ&マルコム・マクニール』『ハート・トゥ・ハート』から♪