HI!心呼吸 6月28日(火)

M1>    So Much in Love  /   ティモシー・B・シュミット

 

『ティモシー・B・シュミット』(ティモシー・ブルース・シュミット)

1970年代に『ポコ』や『イーグルス』のベーシストとして活躍したアーティスト。

そんな彼の代表作。

もともとはア・カペラの超有名曲。

オリジナルは黒人コーラス・グループ『ザ・タイムス』が

1963年に歌って全米1位の大ヒットになった曲。

そこから色んなアーティストがカバーしていますが、

『ティモシー・B・シュミット』のカバーの優しいこと。

このソフトな甘い声は魅力的♪

1984年にリリースされた『Playin’ It Cool』

アルバムに収録されたバラード曲はいい意味で80’sの匂いプンプンです。

懐かしい空気をこのアルバムは放っています。癒されるかも♪

 

 

 

 

 

M2>  I Can’t Tell You Why(言いだせなくて) /   イーグルス

 

『ティモシー・B・シュミット』祭りですwww

このアルバムから『EAGLES』にベーシストとして

「ティモシー・B・シュミット」が参加することになります。

 

ダークな官能美に包まれた70年代最後の実質上のラスト・アルバム。

『The Long Run』

(1979年/第6作目/全米アルバム・チャート:9週連続第1位)

一躍ウエスト・コースト・ロックの代表的な存在となったイーグルスの代表作といっても過言ではない名盤。

ティモシーはこのアルバムに収録された

「I Can’t Tell You Why(言いだせなくて)」でリード・ボーカルを担当。

アルバムの『ロング・ラン』には

「人生は長い。信じる気持が強ければ、必ず得られるものがある」というメッセージが♪

 

HI!心呼吸 6月27日(月)

M1>     リフレクションズ  /    ジェイソン・チャンピオン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

さてBIGなBODYの持ち主は歌声もこんなに優しくて♪

オハイオ州出身。夫であり2人の子供の父親でもある。

90年代に活躍したR&Bデュオ『メン・アット・ラージ』

(=MEN AT LARGE)の元メンバー。

 

『JASON CHAMPION』ジェイソン・チャンピオン

2008年にリリースされた満を持してのソロデビュー・アルバム

『リフレクションズ』

ビッグ・ボディから放たれるシルキー&スムーズな美声は梅雨空にも爽やかに耳に届きます。特にスーッと伸びる高音は特に気持ちいい♪

R&B好きのみならず、聞きやすいソウル「純粋にいい曲」

実に心地よいメロディの連続をどうぞお楽しみください♪

 

 

 

 

 

M2>    Where Did Love Go  /    ケニー・ラティモア

 

『Kenny Lattimore』ケニー・ラティモア

1970年ワシントンD.C.出身。

2011年まで、かの「シャンテ・ムーア」の元夫だったことでも知られるアーティスト。

もうそんな紹介も古臭いですけど・・・

もともとはケニー・ラティモアは1989年に

ヴォーカル・グループ「マネキン」の一員としてレコード・デビューを果たします。

その後ソロに転向。

このアルバム1996年にソロ・デビュー・アルバム

『Kenny Lattimore』をリリース。

ファーストなのに統制がとれた安定感抜群の1枚。

そんな彼の魅力は、時代のどんな流行が来ようが、我が道を歩み続けるスタイル。

あくまでもスロウ〜ミディアム・ナンバー。

そんなオーソドックスな歌声を僕は欲するのです。

HI!心呼吸 6月24日(金)

M1>   Turn Your Love Around  /    ジョージ・ベンソン

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

1995年にリリースされた『The Best of George Benson 』

『George Benson (ジョージ・ベンソン)』のベスト盤です。

ダンス・チューンからムーディなバラードまで大ヒット曲のオン・パレード♪

やっぱりジョージ・ベンソンですわ・・・。

これほど唄えるGuitar Playerは思い浮かびませんし、

こんなにもソウルもジャズも「歌」を聞かせてくれる。

磨き抜かれた「テノール・ボイス」

それにスキャットと鮮やかなギターのユニゾン。

ジックリ聞くと鳥肌もののギターテクニック。

絶妙な組み合わせ。

聴くものを離さない優しい歌声と揺るがないテクニックをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>     メロディ・スウィート    /    GENAI

 

今週の締めくくり♪

シカゴ生まれ、ハワイ育ちの女性シンガー

『Ginai K. Johnston』(ジェナイ・K.ジョンストン)と

ハワイ、L.A.を拠点に活動していたマルチ・ミュージシャン

『Oliver Wendell』(オリヴァー・ウェンデル)によってハワイで結成された男女デュオ

『Genai』

2000年にリリースされた『Heavens Not So Far Away』

軽やかなリズム、

爽やかなジャズ&ボサノヴァ風のアレンジは日本人好み。

「クール・ブリーズ」のアレンジの上手さ、スタンダードをカバーするセンス。

今年の夏も活躍してもらおう♪

なんやかんやで僕は20年以上この季節に耳にしている。

ハワイ産クール・ブリーズをどうぞ♪

 

HI!心呼吸 6月23日(木)

M1>   Alguém Me Disse (誰かが言った) /   ガル・コスタ

(アゲー・ミ・ヂス)

『ガル・コスタ』

ブラジル、バイーア州サルヴァドール出身の歌手。

ブラジルのポップス界の姉御みたいな存在感が半端ない。

しかし、彼女が残したブラジルの音楽界の功績は相当なものだと思います。

錚々たるブラジルのミュージシャンに愛され続けるシンガー。

 

1990年にリリースされた

『PLURAL / プルーラル』

「カエターノ・ヴェローゾ」の書下ろし曲や。

「ジョルジ・ペン」などの作品を歌いつつアメリカのスタンダードも

しっかりとカバーしていたりと流石の選曲。

そして流石の存在感。

風格を感じさせるガルの大人の雰囲気抜群の時期の作品をどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2> DESCANSA CORACAO (MY FOOLISH HEART) /   ナラ・レオン

 

『NARA LEAO』(ナラ・レオン)

「ブラジルの歌姫」最後の録音作品。

晩年、病魔と闘いながら完成させた渾身のラスト・アルバムは名盤です。

キュートな可愛らしいポルトガル語が今の時代も癒してくれます。

1989年に録音された

『いつか、どこかで』

「スワンダフル」、「マイ・フーリッシュ・ハート」などのジャズの定番スタンダードをポルトガル語で歌う。

ジャズやポップスの定番が彼女の声でポルトガル語で聞こえてくる。

それだけで幸せな空気にしてくれる。

どうぞ歌姫の魅力に触れてください。

素敵なボサノバ・アレンジされたスタンダードの安心できること♪

アンニュイな世界は「ナラ・レオン」というジャンルみたい♪

 

 

HI!心呼吸 6月22日(水)

M1>     Rainbow    /       コルビー・キャレイ

 

2009年当時。「女性版Jack Johnson」なんて言われていたシンガー・ソングライター。

『コルビー・キャレイ』

1枚目に比べてヴォーカルの伸びやかさ、

艶やかな魅力が増した2009年にリリースされた2作目

『Breakthrough』

 

彼女の魅力はそのナチュラル・スマイルとハートウォーミングな空気感。

聴いていて心が穏やかな気持ちになる。

充実した内容のアルバムの構成。嬉しい裏切りがいっぱい。

彼女の生の声がストレートに伝わってきます。

メロディアスでアップテンポなポップやアコースティックが聴きたい時には

おススメです。夏が始まる前に夏の終わりに。

 

 

 

 

 

M2>    Double Rainbow   /   ステイシー・ケント

 

英語、フランス語、ポルトガル語を駆使。

まさにコスモポリタン的な活動を続ける

『ジャズ・ソングバード』

「STACEY KENT」ステイシー・ケント。

1997年のデビュー以来、日本でも高い人気を誇る女性ジャズ・シンガー。

2007年にはブルーノート・レコードと契約。

 

このアルバムは2017年にリリースされた

『I Know I Dream: The Orchestral Sessions』

長年の夢であったオーケストラとの共演。

この曲。カルロス・ジョビンの「ダブル・レインボウ」♪

その他、セルジュ・ゲンスブールの「失われた恋」などの名曲を美しいストリングスをバックにキュートに歌い上げます♪クリアで奥行きのある音作り飽きがこない。

 

HI!心呼吸 6月21日(火)

M1>      LIVIN’ IT UP  /    ビル・ラバウンティ

 

今までの人生で何度聞いてきたんでしょうか?

AORの名盤。色んなアーティストがカヴァーしてきた

 

『LIVIN’ IT UP』♪まさに名曲な訳です♪

1982年にリリースされた

『BILL LABOUNTY ビル・ラバウンティ』

あんまり好きじゃない表現ですが、

「捨て曲がない」ってこういうアルバムなんだろうなぁ。

 

洗礼されたブルーアイドソウル。

ソウルフルな歌声の中に見え隠れする切なさ、哀愁は日本人好み。

スティーブン・ビショップ、ジェームス・テイラー、パティ・オースティンなど多くのゲストボーカルが駆け付けた豪華な1枚。

 

 

 

 

 

M2>         If You Should Sail   /      ニールセン/ピアソン

 

AORファン必聴の言わずと知れたセカンド・アルバムが

1980年にリリースされた『ニールセン/ピアソン』

 

爽やかなハーモニーで魅了する、

リード・ニールセン (g, p) とマーク・ピアソン (g) による

ウエストコースト系シンガーソングライターデュオ。

『ニールセン/ピアソン』

このアルバムではデヴィッド・フォスターが演奏のみでの参加という珍しい作品としても有名な1枚。

ダイナミックなサウンドとハーモニー。

アップにミディアムにスローに、スキのない洒脱なAORサウンドを聴かせてくれます。

高品質な音楽ってこういう音楽なのかな?

キラキラと神々しいメロディの数々をどうぞ♪

 

HI!心呼吸 6月20日(月)

M1>    Hurry Hurry ハリー・ハリー  /   ピーター・べラスコ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

『Pete Belasco』 (ピーター・ベラスコ)

ジャジー& AOR流儀のソウルを聞かせてくれるソングライターです。

クラシックでセクシーなグルーヴはどことなくレトロな雰囲気を漂わせます。

そんな彼はマルチプレイヤーでいて、

この超絶甘いファルセットボイスが武器。

そりゃメロメロになってしまいます。

和み系なジャジーテイストがあれば、R&Bも。

それもディープなR&Bも♪

2004年にリリースされた

『Deeper』(ディーパー)

ベッドに入る前などに聞いていただけると納得してくれるはず♪

 

 

 

 

 

M2>      No Scrubs     /        TLC

 

「ダメ男」をバッシングするという社会現象も生み出した

シングル「ノー・スクラブス」

1992年にデビューした「T-ボズ」、「チリ」そして「レフト・アイ」

の3人からなるガールズR&Bグループ『TLC』

この3rdアルバム1999年にリリースされた

『Fanmail』はまさに進化しミレニアム直前に衝撃的にインパクトを残した代表作。

「自分をカッコいい」と勘違いしている男性に対して使われる

「Scrub」というスラング。

“No Scrubs”を一言で言うと「ダメ男はお断り」

リリースされた当初はその歌詞の内容から大きな批判も集まりましたが、

全米シングル・チャート1位を記録。

気づけばTLCの代表曲になったのもこの曲です♪

 

HI!心呼吸 6月17日(金)

M1>   How Deep Is Your Love   /   the bird and the bee

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『the bird and the bee』

「ザ・バード・アンド・ザ・ビー」ロサンゼルス出身の2人組の音楽ユニット。

なんと「リトル・フィート」の『ローウェル・ジョージ』を父に持つ、

ヴォーカリスト『イナラ』(“the bird”)と、

ジャズ・ピアニストでありマルチ器楽奏者の『グレッグ』(“the bee”)によるポップ・ユニット。知らなかった・・・。

かなりのポップス通であることがわかるユニット。

彼らが作る音楽世界は全てがキャッチーでツボだ。

意外性は少ないかもですが、それは期待通りの心地よさがある。

緻密に音を重ねられた音世界。

デビューアルバムから「アゲイン&アゲイン」がヒットした彼ら。

ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」(How Deep Is Your Love)のカヴァーは秀逸♪

 

 

 

 

 

M2>   アクロス・ザ・ユニヴァース /   フィオナ・アップル

 

カバー繋がりで♪

今週の締めくくりはこの曲で♪

1998年に製作されたトビー・マグワイア主演のファンタジー映画

「カラー・オブ・ハート」の主題歌でした。

ビートルズ「アクロス・ザ・ユニヴァース」のカヴァー。

 

『フィオナ・アップル』が歌ったこのカヴァーの美しさ。

元曲ももちろん良いですが、彼女が歌うこの気だるさのような浮遊感、

全体的な彼女の雰囲気が凄く好き。

この曲を聴いている時間だけは特別な幸福感に包まれる感じ。

金曜日の少々疲れた体に沁みるような・・・。

たまに頭の中を回るこのメロディ。

彼女の声のカヴァーがグルグルと・・・。

それだけフィオナ・アップルのカバーが僕にはしっくりと来ていた証拠なんだろうなぁと。

ぜひこの浮遊感をノンビリとどうぞ♪

HI!心呼吸 6月16日(木)

M1>     コーリング・ユー  /    アル・クーパー

 

「BEATLES」「STONES」「WHO」「JIMI HENDRIX」と

共演した経験を持つ伝説的なミュージシャン

『アル・クーパー』

 

2008年にリリースされた『ホワイト・チョコレート』

「白人の男が奏でるブラックミュージック」=「21世紀版Blue-Eyed Soul」という意味合いをタイトルに込めたそうだ。

ゲストにキャロル・キングと長年曲作りのコラボレートしてきた「ジェリー・ゴフィン」との競作など珠玉の曲たちがズラリ。

一方で映画「バグダッドカフェ」の「コーリング・ユー」♪

オーティス・レディングの「I Love You More Than Words Can Say」などツボをついた選曲でファンを喜ばせてくれるアル・クーパーさんの懐の深さに触れられます。

21世紀の「ブルー・アイド・ソウル」♪最高です。

 

 

 

 

 

M2> カミナンド feat.Raul Midon /ファブリッツィオ・ボッソ & ハビエル・ジロット

 

イタリアの「粋」をちりばめた音色とフレイズで魅了する、

ジャズのスーパー・スターに瞬く間になってしまった

トランペッター

『ファブリッツィオ・ボッソ』

ラテン・ジャズを気持ちよく聞かせてくれる名盤

2008年にリリースされた『Sol!』

このアルバムにソウル・シンガー

『ラウル・ミドン』がゲスト参加しているんですよね。

そりゃ最高です。

そりゃ見事です。

アルゼンチン生まれのラテン系サックス奏者『ジャヴィエル・ジロット』と組んだラテン・ジャズ♪

2人の卓越したプレイヤーによる熱量ハンパない作品をどうぞ♪

 

HI!心呼吸 6月15日(水)

M1>     サンダリア・デラ  /   デューク・ピアソン

 

「彼女のサンダル」 という邦題で有名なボサノヴァ曲。

名曲『Sandalia Dela』(サンダリア・デラ)

 

ポルトガル語のタイトルと歌詞と曲調・・・

どう考えてもブラジル人の作曲でしょ!って思っていましたが、

それが、『デューク・ピアソン』さんの作曲だったと知った時の衝撃は、

正直信じられなかったのを覚えています・・・w

ブラジルのネイティヴ感にあふれた楽曲♪

 

そしてヴォーカルの『フローラ・プリム』のヴォーカル。

フローラ・プリムにすべてダマされていた感はありますが・・・。

ジャズ、AOR、フュージョンと、どんなジャンルでも歌い分ける、

そんな才能あふれる彼女の歌声にデューク・ピアソンも惹かれたんでしょうね♪

 

 

 

 

 

M2>     Flora nova   /    フローラ・プリム

 

アメリカのジャズシーンで活躍したブラジルの歌姫

『フローラ・プリム』

 

1988年リリースの名作『The Midnight Sun』

『Airto Moreira』(アイアート・モレイラ)(perc)、

『George Duke』(ジョージ・デューク)((key)らが参加しているだけでも買いです。

パーカッションやメランコリックな音色のエレピ・・・

アルバムの前半から軽やかなブラジリアン・フュージョン。

洗練とはこういった音楽を言うんでしょうね。

とろけるくらいに美しくメロウなジャズ・ヴォーカル・グルーヴが楽しめる1枚です。

英語詞で歌われているので聞きやすいかもしれません。

スキャットとかではなく、しっとりとしたFlora Purim本来のヴォーカリストとしての「歌」と堪能できます。