M1> ONE NOTE SAMBA / ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト
・ウィズ・アントニオ・カルロス・ジョビン
こんな名盤はいかがですか?
『ハービー・マンとジョアン・ジルベルトの夢の共演!』
このアルバムの帯にはこんな文言が踊ります♪
ジャズ・フルート界の魔術師『ハービー・マン』がブラジルに赴き、
『アントニオ・カルロス・ジョビン』らと録音したアルバム
『ドゥ・ザ・ボサノヴァ』
の収録曲と、「ジョアン・ジルベルト」が1959年~1961年に録音した曲をカップリング。
1965年の作品『ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト』
ボサノヴァのお好きな方ならご存知の方も多い名曲。
アルバム10曲目「ワン・ノート・サンバ」
ここでの演奏は、とてもジャジーな雰囲気。
スタンダードのボサノヴァの優しいメロディと、
夏の午後のようなマッタリとするジョアンの歌声。
レトロな風景をイメージさせてくれます。
M2> 想いあふれて ( Chega de Saudade) / イリアーヌ・イリアス
ブラジルはサンパウロ生まれのジャズ・アーティスト
『イリアーヌ・イリアス』
2008年の夏にリリースされた「イリアーヌ」のアルバムは
『Bossa Nova Stories』 (私のボサ・ノヴァ)
ズバリ!ボサ・ノヴァ!を楽しませてくれます。
何でもこの年2008年。
【1958年にジョアン・ジルベルトの「想いあふれて(シェガ・ジ・サウダージ)」と
「デサフィナード」が録音されそのまま大ヒット、
「デサフィナード」では“ボサ・ノヴァ”という言葉が最初に歌詞で登場したことから、
ボサ・ノヴァという文字通り“新しい傾向”はこの年から始まったとされている】
1958年からちょうど50年。
ボサ・ノヴァが誕生してから50年のメモリアルな年でした。
そのタイミングでリリースされた1枚。
スタンダードを丁寧に、鮮やかに歌い上げた大好きな1枚。