HI!心呼吸 8月22日(木)

M1> SOMETHING OUT OF NOTHING /   ブライアン・オーガー

 

『ブライアン・オーガー』

イングランド出身のオルガニスト。

1960年代は「ザ・トリニティ」

1970年代以降は「オブリヴィオン・エクスプレス」を牽引したアーティスト。

この作品は70年代に彼が率いたロックバンド

『ブライアン・オーガーズ・オブリヴィオン・エクスプレス』の95年に編集されたベスト盤「プラネット・アース・コーリング」(ベスト盤)

このベスト盤から入門することをおすすめします。

ジャズ・ロックをベースに、ラテンっぽい隠し味や、

フュージョン的な展開もみせてくれます。

この時代に解決しない先進的なアレンジのまどろっこさも魅力なのかもしれません。

このSOMETHING OUT OF NOTHING♪フルートのアクセントとパーカッションのリズムメイクの爽やかな事。夏の終盤にテンションと心を盛り上げてくれます♪

 

 

 

 

M2>  君だけが大切なんだ  /    カミーロ・アスキータ

 

夏を連想させてくれたブライアン・オーガの曲の後には・・・ラテンでしょ!

こんな曲を聴きながらお仕事できることに感謝します。

フロリダのマイアミをテーマにした、

アメリカン/キューバンなナンバーのオムニバスアルバム。

1991年9月にリリースされているオムニバス。

『マイアミ / トロピカルリゾート・シリーズ 4』

時代を感じるジャケットが印象的でしょ。

でも内容はかなり攻めています。

ベネゼエラのアーティスト「シルバ&ゲーラ」

「ハビエル」の若き時代の歌声。

そしてこのパナマの空気を運んでくれるラテン・シンガー

「カミーロ・アスキータ」

ボロンボン♪という曲でブレイクを果たしたシンガーなんですが・・・。

気持ちよくて、爽やかな気持になってくれればそれでいいんです!ラティーノ!

HI!心呼吸 8月21日(水)

M1>  ギヴ・アス・ア・ブレイク  /    ジョン・セバスチャン

 

70年代のアメリカン・フォークを聴くと何故か落ち着く。

良い時代を感じるのはメロディのセンスの良さと、アンニュイな世界感。

1944年3月17日、ニューヨークに生まれたシンガー・ソングライター

『ジョン・セバスチャン』

ハーモニカ奏者の父と「ラジオ作家」の母の間に生を受けた彼は、音楽に囲まれていた事がすぐにわかる。

「ギブ・アス・ア・ブレイク」♪

この曲のファンになってだいぶ経ちますが、AORともソウルともいえる様なたまらない世界。

1998年にリリースされている『ザ・ベスト・オブ・ジョン・セバスチャン』

彼の不思議なポップ感はこのベスト盤から味わっていただきたい。

なんせ彼の歌声も良いんですが、バックの演奏がまたいいんです♪

 

 

 

 

M2>   To Be Forgiven    /     ジョージ・マイケル

 

同じようなアンニュイさを感じる大人のサウンド♪

1996年の「George Michael」の作品です。

『OLDER』(オールダー)

ボサノヴァとジャズを軸に、抑制をきかせた優美なオーガニック・サウンド♪

そのまとまり方の見後な事。

彼のそれまでの様々な音楽的ルーツ。

それをバランスよくミックスしたバラエティ豊かな作品です。

その中でもこの「To Be Forgiven」♪は秀逸な1曲だと思う。

ミディアムなリズムにブラックソウル的な要素で構成される浮遊感。

音楽を客観視した彼がたどり着いた音楽世界。

この頃のジョージ・マイケルの円熟味というのか余裕というのか、

何と言ってもセクシーなこの世界は凡人には出せない訳で・・・。ボンジーア。

HI!心呼吸 8月20日(火)

M1>   トーク・トゥ・ミー   /     キャンディス・スプリングス

 

この声は良いでしょ♪

プリンスも納得したソウル&ジャズ・シンガー『キャンディス・スプリングス』

あのプリンスは生前にキャンディスの声を「A voice that could melt snow」

(雪さえも溶かすほどの(温かい)声だ)と絶賛したそうです。

テネシー州ナッシュヴィルを拠点にシンガー・ソングライター&ピアニストと活動しているキャンディス・スプリングス。

2016年、このアルバムで華々しくデビューを飾った彼女。

アルバム1曲目の「トーク・トゥ・ミー」を聴いて僕はノックアウト。

因みにこの曲はノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」を作った

「ジェシー・ハリス」の楽曲なんです。そうか、僕はジェシー・ハリスが好きなのかも。

2016年『ソウル・アイズ』このアルバムのオープニングから楽しんでください。

聞きこんでしまう魅力。そして癒してもくれます。

女性ジャズボーカルが好きな方。どうぞ!

 

 

 

 

M2>   時は過ぎて  /    マイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)

 

好きな声を続けますよ♪この彼女の歌声もいいでしょ?

1985年生まれ、パリを拠点に活動する『マイラ・アンドラ―デ』

彼女は(北西アフリカの西沖合いのマカロネシアに位置するバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなる共和制の国家)『カーボ・ヴェルデ出身』の歌手。

カエターノ・ヴェローゾの「オ・レオンジーニョ」に音楽的影響を受け、10代の頃から歌手活動をスタートした彼女。

もともとポルトガル語圏に生活していた彼女の原点がヴェローゾと聴いて納得。

2014年にこのアルバム『緑の風、愛の言葉』原題「LOVELY DIFFICULT」

トロピカル・ポップスの歌姫が届けてくれた清涼感溢れる1枚です。

内容なんてどうでも良くて、耳にどれだけ心地いいかが問題。

因みにクレオール語、フランス語、英語、ポルトガル語を使って作られるカラフルなアコースティックな1枚をどうぞ♪今日は「時は過ぎて」♪

HI!心呼吸 8月19日(月)

M1>   ラヴ・イズ・リーヴィング  /   B.B マック

 

今週のこのコーナーもお付き合い下さい♪

彼らの爽快感のある声が大好き♪

UKのヴォーカルグループ「B.Bマック」

数枚の作品を残して解散してしまったのは非常に残念なグループ。

単に綺麗というだけじゃなくて、音楽がイキイキしている感じがします。

3人で歌っているからこそ広がりがあるんでしょうが、ポップスの普通のラインを軽く超えてくれています。

聴き応えがしっかりある事で飽きが来ることが無いんです。

個人的には「ラヴ・イズ・リーヴィング」♪

この曲のような明るさと切なさを持ち合わしている1曲には心惹かれます。

『スーナー・オア・レイター』2000年の作品です。

コッテリとした季節には彼らの清涼感が良く似合います♪

 

 

 

 

M2>   Stand Tall        /     ダーティー・ヘッズ

 

今まで20年以上にわたり、マルチジャンルのユニークなサウンドを聞かせてくれるバンド『ダーティー・ヘッズ』

2008年にリリースされたデビューアルバム『Any Port in a Storm』

カリフォルニアの「ハンティントンビーチ」出身という所もニクイ。

メンバーはジャレッド・ワトソン(ボーカル)他5人組。

ヒップホップにレゲエをミックスした陽気なサウンドは夏にもハマってくれます♪

アコースティック風なアレンジはリラックス効果も抜群。

もちろんドライブにも心地いい時間を演出してくれますよ♪

これまでも自分たちのサウンドを貫いてきた彼らのサウンドはブレません。

パーカッションのアクセントも彼らの特徴かも。

夏はまだまだ終わらない。海岸線をイメージさせてくれるメロディと抜けの良さ。

「Any Port in the Storm」から聴いてみてはいかがですか?

HI!心呼吸 8月16日(金)

M1>   Weight of the World  /   トビー・ライトマン

 

今週の締めくくりはこんな2曲でいかがでしょう♪

ロックなのにソウル、R&Bの要素がある。

どこか懐かしさを感じて。肩の力を抜いてくれる。

良い声です。そして、ものすごく伝わる歌い方をしてくれます。

彼女は『トビー・ライトマン』

ブルー・アイド・ソウル。

彼女の歌はまさにそうだと思う。ソウルからブルース、R&B。

色んな要素をミックスして、サラリと歌うテクニックと歌声を持つ。

1枚丸ごと楽しんでください。

2006年のアルバム『Bird on a Wire』から今日はこの曲を♪

「Weight of the World」なんて気持ちいいんでしょう。

夜、深い時間にのんびり聴くのもおススメよ♪

 

 

 

 

M2>  ドント・ユー・ウォーリー・バウト・ア・シング

/   カル・ジェイダー & カーメン・マクレエ

今週の締めくくりはこの曲で♪

ソウルフルな曲をお送りしたので、その流れを続けます♪

1982年にリリースされている『Heat Wave』

このアルバムはまさに大好物。名演は数知れず。ラテンとジャズの橋渡しをした

「世界で最もクールなヴィブラフォン奏者」『カル・ジェイダー』

そしてジャズ・ヴォ―カルの中でもファンが多い『カーメン・マクレエ』の共作。

今でもクラブDJさんにも愛される1枚でもありますね。

ヴォーカルファンには是非聴いて頂きたい♪

このラテンのリズムにカーメンの歌声。

暑い夏は熱い演奏を♪ラテン系の好きな方、ボサノバ、ジャズボッサの好きな方!

この夏はこれですよ!スティーヴィ・ワンダー”Don’t You Worry ‘Bout A Thing”のこのカバーは秀逸!パーフェクトでしょ!今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 8月15日(木)

M1>    SAND ON MY FEET  /     ドナ・サマー

 

「The Queen is Back!」の見出しが書かれたのは2008年。

あの「ドナ・サマー」が帰ってきた!そんなワクワクで手にしたこのアルバム。

ダンスミュージックの見本みたいな1枚。

カッコいいです。彼女はこのアルバムのリリースから5年後にこの世を去る訳ですが、

常に過去のスタイルなんかにとらわれないスタイル。

それをこのアルバムでも証明しています。

「かつて」デイスコ・クイーンだったなんて言わせない。

そんな気持ちを感じるのは僕だけでは無いはず。2008年のアルバム『クレヨン』から

「SAND ON MY FEET」♪

この曲もおススメ。この自信と存在感。

この潤った声。後世に残さないと勿体無い。そんな1枚です♪

 

 

 

 

M2>  My Silver Lining  /    ファースト・エイド・キット

 

スウェーデンの姉妹デュオ『First Aid Kit』

3rdアルバムは2014年にリリースされた「Stay Gold」

なんて気持ちいいアルバムでしょうか。

この作品がメジャーデビューアルバムとなりました。。

姉の「Johanna」がキーボード、妹の「Klara」がアコギを担当。

全ての楽曲を2人で共作した曲がこのアルバムに並びます。

日本人には到底イメージできない爽快さ。

姉妹の透き通るような高音のボーカルとハーモニーは必聴。

日本の夏にも清涼感を与えてくれます♪

北欧ならではの哀愁を帯びたメロディラインも特徴的♪

今日は「マイ・シルバー・ライニング」でクールダウン♪

HI!心呼吸 8月14日(水)

M1>  レモン・パレード  /   TONIC (トニック)

 

このジャケットのインパクトを覚えてるなぁ♪

L.A出身の4人組バンド『TONIC』

デビューアルバムがこの1996年の「レモンパレード」♪

このグルーヴ感♪ジャケ買いをして正解だったいい例です。

全体的にグルーヴ感を前面に押し出している作品♪

ポップだけど。ヘヴィなサウンド。

男臭い感じとウェストコーストの要素を合わせたような爽やかさも。

この季節に合う「ドライブ・サウンド」をと聴かれたら今の僕はこの曲を♪と答えるサウンド。

このアルバムトラック「レモンパレード」はアコースティック・ギターをフィーチャーする優しいメロディアスな1曲♪

さぁ、ドライブにあうでしょ???ね?(無理やり・・・w)

 

 

 

 

M2>   If Youre Gone  /    マッチボックス20

 

アメリカン・ロックでしょ!

久しぶりに「マッチボックス・トゥエンティー」

常にアメリカでウケる王道を外さない音作り。ですから僕は安心してアメリカン・ロックを楽しめる。そんなバンドといってもいいかもしれない。

メロディセンス。サウンドの完成度はやはり最高級です!

想像してください。クルマで走りながらカー・ラジオで聴きたいサウンドじゃない?

洗練されている音は過去のアルバムも今も、その秀逸なサウンドは期待を裏切らない。

この『Mad Season』は2000年のアルバム。

個人的にメチャクチャ聞いていた1枚ですけど、涙出るくらいにその頃の温かい思い出がリンクして駄目です・・・。

美メロでPOPなロックを聴きたい方は彼らはおススメ♪

あぁ、ドライブしながらラジオで聴きたい!!!

HI!心呼吸 8月13日(火)

M1>   サンデイ・マンデイズ  /    ヴァネッサ・パラディ

 

なんて可愛いんでしょう。チャーミングのほうが良いのかな?

『ヴァネッサ・パラディ』

これは間違いなく90年代を代表する最高のPOPアルバムの1つですよね♪

当時のフランスを代表するアイドル『ヴァネッサ・パラディ』

そして当時の新進気鋭のブラックロックンロールのスターだった『レニー・クラヴィッツ』との意外な組み合わせ。

素晴らしい化学反応を魅せてくれた作品が1992年のアルバムが『VANESSA PARADIS』

このポップセンス抜群のメロディに「ヴァネッサ」のフランス語なまりの英語が可愛い。

この声にレニーもメロメロになったんでしょうけど。

このアルバムに「Be My Baby」も収録されています。

今日はこちら♪サンデイ・マンデイズ♪

コケティッシュな感じは何十年経っても変わらない♪名曲です♪

 

 

 

 

M2>  フー・アイ・ウォント・ユー・トゥ・ラヴ /   ブリーチャーズ

 

2014年のアルバムです。

80年代のニューウェーヴの影響をもろに受けて、

しかし独自のメロディーやアレンジを聞かせてくれます。

80年代のニューウェーヴをお好きな方には刺さるかもしれません♪

2012年に大ブレイクしたロック・バンド=「ファン.」

その『ファン.』のギタリストだった『ジャック・アントノフ』によるソロ・プロジェクトがこの『ブリーチャーズ』

デビュー・アルバム「ストレンジ・デザイア」は2014年の作品です。

シンセサイザーの存在感が大きいサウンドは程よく緩くて。

ソングライターとしての才能の広がりを感じさせてくれます♪

このデビューアルバムのラストに収録されている「フー・アイ・ウォント・ユー・トゥ・ラヴ」♪彼の世界にドップリ浸かるにはピッタリです♪

HI!心呼吸 8月12日(月)

M1>  マウンテンズ・オブ・シングス  /   トレイシー・チャップマン

 

今週もこのコーナーにお付き合いください♪

さて今日は『山の日』の振り替え休日♪

山にちなんだ曲をって事で。アコースティックでぬくもりある歌声。

この人の音楽には説明は要らない。

『トレイシー・チャップマン』の1988年発表のデビュー・アルバム

『TRACY CHAPMAN』

このアルバムからシングル・カットされた「ファースト・カー」が大ヒットを記録。

一気にスターダムへ駆けあがった彼女。

このアルバムにはこんな1曲が収録されています。

「マウンテンズ・オブ・シングス」♪歌詞の深さ。意味。

いまだに色褪せることのない名曲の数々。

今日はお休み。若い世代の方に彼女の歌声が届きますように♪

 

 

 

 

M2>     心の手紙   /    山崎まさよし

 

『「山」崎まさよし』さん。

山だけに。という事ではなく。この曲を聴くと季節の変わり目。

とか、未来の事とか。子供たちの将来の事とか。夢の事とか。

いろんな景色が目に浮かぶんです。

2015年にリリースされたデビュー20周年を記念してのBEST ALBUM。

『UNDER THE ROSE ~B-sides & Rarities 2005-2015~』

シングルのカップリング曲や、アルバム未収録曲が収録されています。

改めて山崎まさよしさんの曲の幅の広さ。

色んな景色を見せてくれるBEST。

聞き慣れない曲から見える景色ってやつ。

この「心の手紙」は若い方にも聴いてもらいたい名曲です♪

HI!心呼吸 8月9日(金)

M1>      Let There Be Love   /  シンプル・マインズ

 

今週の締めくくりはこんな1曲で♪

この一般ウケを狙っていない音楽性。好きだなぁ。

1991年の『シンプル・マインズ』の9枚目のアルバム

「REAL LIFE」から。

メンバーも編成構成などを担当していた「マイケル・マクニール」が抜けて、別方向を向かざるを得なかったと1枚。

でも、この方向性が僕は好き。そんな不安定ながら聞かせてくれる名曲も多数あるんです。

もともと美しいメロディ、ソングライティングが好きなバンド。もちろん80年代の活躍の中での名曲の数々も好きだけど。

この「Let There Be Love」はどうしてかメチャクチャ聞いた。

広がる世界観。ジワジワくる浸透性。

1991年から未来を感じる1曲です♪

 

 

 

M2>  She’s out of My Life  /    ジョシュ・グローバン

 

『ジョシュグローバン』

世界的なヴォーカリストであり、シンガーソングライター。

今週のラストはそんな彼の美しい歌声で締めくくりです♪

2003年の2枚目のアルバムがこの『Closer』

日本でもその人気は凄まじいものがありますが、

僕はこのアルバムのラストのこの曲。

マイケル・ジャクソンの「シーズ・アウト・オブ・マイ・ライフ」♪

この曲のカヴァーを聞いたときに、その美しい声と、表現力の高さに感動。

彼の作品はどれもクオリティの高いものばかりですが、

初めにこの作品から入って行ってみてはいかがでしょうか?

まずはこの曲を聴いてみて!間違いないから!今週もありがとうございました♪