HI!心呼吸 6月10日(月)

M1>  Undebel  /   ディエゴ・エル・シガーラ

 

今週はこんなメロディでスタートのこのコーナー♪

今週もお付き合いください♪

1968年生まれの『ディエゴ・エル・シガーラ』

シガーラはフラメンコ界の第一線に躍り出た天才と言われるラテン・シンガーの逸材。

ソロ・デビューがこの1998年の『ウンデベルUndebel』

これぞ「フラメンコ」という作品ですが、彼の声の迫力と心躍るメロディは、

フラメンコの奥深さを伝えてくれます♪

伝統的フラメンコのカンタオールであると同時に国際的に有名活動。

日本でも彼の熱烈なファンの方も多いですが、実際はマイナーなジャンル。

「ディエゴ・エル・シガーラ」

ちなみに僕が知ったのは2005年の愛知万博でのステージ。

あの興奮は忘れられません。

情熱のサウンドを今週のスタートにいかがですか?

 

 

 

 

M2> ノ・メ・アメスDuet with ジェニファー・ロペス /   マーク・アンソニー

 

もう1曲ラテン続けます♪

サルサ界の貴公子「Marc Anthony」

1999年までのアルバムから選び抜かれたベスト版がこの1枚。

『グレイテスト・ヒッツ~フロム・ザ・ビギニング』

マーク・アンソニーの名曲が15曲収録されています♪

このベスト盤のオープニングは奥様になる前の時代の「ジェニファー・ロペス」とのデュエット曲「ノ・メ・アメス」♪この後ご夫婦になるんですよね♪

この曲のスケールの大きさとラテンの明るさ、

メロディの美しさと良い大好きです♪

この曲を聴くだけでも買いですが、15曲全てメッチャクチャ良いんです。

ラテン、サルサがお好きな方は是非1枚持っておいて欲しいなぁ。

もしも、「マーク・アンソニー」を気に入って下さったならこの1枚。

6月はサルサの似合うシーズンの入り口です♪

HI!心呼吸 6月7日(金)

M1>    ワンダフル・ウーマン   /     ピーター・べラスコ

 

今週の締めくくりは6月に入って夏の匂いを感じる中。

この時期になると聴きたくなてしまう2曲を。

まずはブルー・アイド・ソウル・シンガー『ピーター・ベラスコ』

正統派なサウンドメイク。

スウィートなソウル・ナンバーの数々はトロケマス。

2003年にリリースされている彼の2枚目のアルバム

『ディーパー』から。

マルチプレイヤーでありながら、武器はこの「ファルセットボイス」はズル過ぎます。

1枚目のアルバムはジャズの色が濃かったべラスコ。

このアルバムはクラブジャズの色も増して聴いていてテンションがゆっくり上がって行きます。この「ワンダフル・ウーマン」はまさに和み系。

ソウル色も加わった秀逸曲。

このリズムの心地よさは一体何なんでしょうか?

 

 

 

 

M2>    KOKOMO  /    ビーチボーイズ

 

今週の締めくくりは、ハイ!どうぞ♪

ベタですみません・・・。でも仕方ない。

「ココモ」(Kokomo)

『ザ・ビーチ・ボーイズ』が1988年に発表したシングルです。

正確にはビーチ・ボーイズのシングルでなく、

リトル・リチャードとのスプリット盤という形でリリースされた曲なんですよね。

皆さんご存知、映画『カクテル』で注目を集めた名曲。

でも改めて1988年の曲って驚きます。

いまだに愛されている夏ソング。

「ココモ」はアメリカとオーストラリアで1位獲得を果たす大ヒット。

この大成功を受けてバンドは急遽アルバム『スティル・クルージン』の制作に入っていくのでした。今考えると棚ぼたみたいなお話♪

さぁ、夏の匂いを感じる金曜日。今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 6月6日(木)

M1>  Lady Blue  レイディ・ブルー  /     レオン・ラッセル

 

『レオン・ラッセル』を聴きましょう♪

カーペンターズのヒット曲「スーパースター」「ア・ソング・フォー・ユー」

ジョー・コッカー「デルタ・レイディ」ジョージ・ベンソン「ディス・マスカレード」・・・、この曲たちはすべて『レオン・ラッセル』の作品です。

凄いことですよね・・・。

今日はレオン・ラッセル自身の歌でヒットしたバラード曲「レイディ・ブルー」

1975年のヒット。

この歌は「ブルー」という名前のレオンの娘さんのために書かれた曲。

愛情と想いが沢山詰まった1曲なんです。

2000年代に入ってからも彼のベスト盤がリリースされています。

『Best of leon Russell』

「ア・ソング・フォーユー」や「マスカレード」の自演の歌唱。

オリジナルの味わいを堪能して下さい。改めてブルースだったんだなぁと実感します。

 

 

 

 

M2>   ETERNALLY   /    クリス・ミン・ドーキー

 

『クリス・ミン・ドーキー』

デンマーク出身のベーシスト。1969年コペンハーゲンで、ベトナム人医師の父と、デンマークのポップス・シンガーである母の間に生まれた彼。

幼少時代をフランスで過ごし、6歳でクラシック・ピアノを、そして15歳からベースを始めたクリスは過去に「坂本龍一」氏、「デヴィット・サンボーン」などとの共演などもある実力者。

2000年にリリースされている『LISTEN UP!』

ジャンルを超えたグルーヴを聞かせてくれます。

このアルバムはバンド・サウンドを追求しています。豪華なゲストが参加しているポイントも注目です。

そしてアルバムからお気に入りの「エターナリー」♪

この緩やかで美しい1曲でいかがでしょうか?

HI!心呼吸 6月5日(水)

M1>  ノーティー・ベイビー  /    アダム・マコーヴィッツ

 

1987年にリリースされている『Naughty Baby』

ポーランドからアメリカに渡り、名声を得たジャズピアニスト

『アダム・マコーヴィッツ』

アダムのピアノは華麗です。

もちろんこのアルバムでもその華麗なタッチが披露されています。

ジョージ・ガーシュイン集という事で聴きやすい。

アルバムのタイトルナンバー「Naughty Baby」

この曲の美しさはもちろんガーシュインのなせる業なのかもしれませんが、

アダムのピアノと、サイドメンたちの演奏は興趣をそそります。

軽妙に小気味よいメロディと相性抜群。

耳に優しいピアノサウンドは定期的に聴いておかないと勿体無い。

ホコリを被らせるようなことは勿体無い作品。

近くに置いておいたら活躍してくれそうですよ♪

 

 

 

M2>    Here I Go Again    /    ロビー・ネビル

 

「ロビー・ネビル」

アメリカのシンガー・ソング・ライター。

1986年にシングル「セ・ラ・ヴィ 」がヒット!

一発屋の異名を持つシンガーと言ったら失礼かもしれませんが、ビッグヒットはその1曲のイメージが強い。

しかし、ビルボードヒットチャートで賑わす曲はなかったのですが、

その才能は楽曲提供という形で開花します。

ディズニーやベイビーフェイスらへの作品を提供するなど素晴らしい活躍。

妙に耳の残る、まったりとした声はこのアルバムでも聴けます。

1988年にリリースされている『A Place Like This』

その作品に収録された「Here I Go Again」はジャジーな1曲。

バツグンにおしゃれで名曲だと思う♪

まったりした歌声は、ね?良いでしょ♪この声はズルいです。

HI!心呼吸 6月4日(火)

M1>   Wonderful   /     アダム・アント

 

『アダム・アント』の1995年にリリースされた『ワンダフル』

元「アダム&ジ・アンツ」のアダム・アント。

(1980年代に活躍したイギリスのニュー・ウェイヴ/ポストパンクバンド。 マイケル・ジャクソンやプリンス、沢田研二さんなどに影響を与えたバンド)

のアダム・アントが作りあげたこのアルバムは、

その当時の若きアントの姿は薄れ、年月を経て、深みがました男くさいアルバムに。

その男臭さには優しさに似た味わいがあったりする。

アルバムの3曲目に収録された「ワンダフル」

何度聞いても詩の内容と曲の流れのマッチングにグッとくる1曲。

大人の為の切ないバラードであることは間違いない。

そして、やはり際立つのはアントの歌い方の変化。

どこまでも優しい歌い方は特にこの「ワンダフル」に感じてしまう。

艶やかで澄み切った声を味わいたくなる時に♪

 

 

 

M2>  Love Of My Life   /    カーリー・サイモン

 

映画『This Is My Life』

メグ・ウォリツァーの「This Is Your Life」を原作とした1992年のアメリカ映画。

ノーラ・エフロン監督が始めて長編映画の監督を行った作品。

そのサントラ盤。

1992年にリリースされています。

さてそのサントラは「全曲」がカーリー・サイモンのオリジナル。

全12曲中7曲がヴォーカル・ナンバー。

サントラ盤ではありますが、これはサイモンならではの世界。

彼女のアルバムとして楽しめる1枚。

とっても穏やかな良い時間が流れる1枚のオープニングを飾るのがこの曲。

「Love Of My Life」♪

良い空気を作り出す彼女の歌声は休日の午前中に味わう似合います。

コーヒーを淹れたくなるわ・・・。

HI!心呼吸 6月3日(月)

M1>   LOVE ME STILL ラヴ・ミー・スティル  /    チャカ・カーン

 

6月に突入ですね♪今月もこのコーナーにお付き合いください♪

さて今月はこんな1曲からスタートです。

1995年.「スパイク・リー」監督の映画「クロッカーズ」

そのサントラにチャカ・カーンの「ラヴ・ミー・シティル」が収録されました。

1995年にこの映画に合わせてリリースされたチャカ・カーンの代表曲。

このバラードの美しさ。

そしてメロディの豊かさ。ピアノのイントロから感動する準備に入ります。

「ここに私の手があるわ。ほらここにまだ余っている私の一部があるわ。

もう色々迷ったわ。あなたが私は必要なの。ねぇ、まだ私のこと愛してる?」

映画の中でも効果的に使用されていましたが、

この曲の強さは今でも新鮮な感情を運んでくれます。

チャカ・カーンから始まる6月。良い月になりますように♪

 

 

 

M2>  ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー /   ネッド・ドヒニー

 

「カリフォルニアの爽やかな風と蒼くも甘美な歌声が瞬間パッケージされた」

良いキャッチだなぁ。まさにその通りな1枚。

AOR系シンガー・ソングライター『ネッド・ドヒニー』

1988年発表の『Life After Romance』から。

サーファーのイメージと違って、彼の音楽には少しの湿り気を感じ、

この時期には聴きたくなる曲達が並んでいます。

「Back To The World」「Heartbreak In The Making」のメジャーな曲にもカラッとしたような明るさではなく、少し湿り気のある明るさ。その辺りが日本人のファンを引き付けるんじゃないかと思う。

これからやってくる本格的な梅雨のシーズン。

空気の澱みにも似たフレーズ。良いんです。

そして何と言っても「チャカ・カーン」や「アヴェレージ・ホワイト・バンド」でお馴染みの「Whatcha Gonna Do For Me?」のセルフカヴァーは格別ですね♪

HI!心呼吸 5月31日(金)

M1>   ファンキー・カーニヴァル  / ジュニア・マンス・トリオ

 

今週の締めくくり。5月の締めくくりはこんな曲から♪

2007年にリリースされたアルバム『いそしぎ』

サウンドは『ジュニア・マンス・トリオ』

ジャズ・ピアニスト「ジュニア・マンス」を擁するジュニア・マンス・トリオによるアルバムです。ファンキー・ピアノの代名詞「ジュニア・マンス」のゆるぎなく安定した明るくブルージーな1枚。

ドラマー「アルヴィン・クイーン」をフィーチャーした楽曲を収録した1982、83年の録音盤。とにかくハッピーな作品です。

ジャケットデザインも可愛いでしょ?

全編陽気でポップなファンキー・ピアノを聞かせてくれています♪

今日はアルバムのオープニングを飾る「ファンキー・カーニヴァル」

明日から6月がスタート♪季節の変わり目。

ファンキーに迎えたいでしょ♪

 

 

 

M2>   Clean Up Woman  /   ベティ・ライト

 

今週はメロウ・ソウルからスタートしました。締めはグルーヴィー・ソウルで!

ギター・カッティングが映える大傑作♪

わずか14歳でショービジネスの第一線へと飛び出した「天才シンガー」『ベティ・ライト』のセカンド・アルバム。

1972年のアルバム「I Love The Way You Love」

レア・グルーヴでも人気マイアミ・ソウルの代表作。

『クリーン・アップ・ウーマン』が収録されたまさに人気盤。

スマッシュ・ヒットした曲など10代とは思えないブルージーな雰囲気は謎。

ファンキー・ナンバーやスロー・バラードを聞かせてくれます。もう一度言います。

彼女は当時10代。

マイアミ出身のベティ・ライト。1970年代の初頭に輝いた1枚から♪

1994年の小沢健二さんの「ラブリー」でサンプリングに用いられているのはコレ。

HI!心呼吸 5月30日(木)

M1>   ハートブレイク・ウォーフェア  /    ジョン・メイヤー

 

このアルバムを手にしてから随分経ちました。

しかし、未だもって聴けちゃってる名作。ってことなんですよね。

グラミー賞の常連。現代の世界3大ギタリストの一人としても名を馳せる

1977年生まれのアメリカのシンガー・ソングライター。ギタリスト。『ジョン・メイヤー』

E.クラプトン、B.B.キングなどの大御所から、カニエ・ウェスト、アリシア・キーズなどのR&Bアーティストまで親交の深い、ジャンルの垣根なんて関係ないジョン・メイヤー。

このアルバムのレビューには「何も足さない、引かない」まさにそう通りのアルバム。

2009年のアルバム『バトル・スタディーズ』

当時30代を迎えたジョンがアーティストとしての成功やポップスターとしてのブレイクなど様々な私生活の変化の後に“愛”をテーマにした作品を制作。

それがコレ。

本当に年下なのか・・・?この成熟度はナニ?

「ハートブレイク・ウォーフェア」♪歌詞も共感できたりします。

 

 

 

M2>   Crazy Love   /     Poco

 

ジョン・メイヤーの歌声を聴いていたら久しぶりに聴きたくなっちゃった・・・。

「Poco」

1969年に結成されたアメリカのカントリー・ロックバンド。

曲にスティール・ギターを多く使用したり、カントリー・ロックにポップスの要素を加えたサウンドが特徴の「Poco」

1978年にリリースされた11作品目のスタジオ・アルバム『Legend』

イーグルスと比較されることが多きポコですが、商業的なことをいうとイーグルスには勝てなかった。

でもイーグルスにはないウエスト・コーストのポップセンス。

そしてサウンド・メイクの美しさは個人的にも大好きです。

この「Legend」の7曲目。僕が20歳の時にハマってしまった名曲。

『Crazy Love』♪

たまに聞きたくなるシリーズには必ず入る1曲です。

HI!心呼吸 5月29日(水)

M1>      糸     /     大和田慧

 

東京出身のシンガーソングライター『大和田慧』

佐藤竹善さんのライブのオープニングアクトを聴いてから彼女のファンになってしまった。

ソウルやキャロル・キングらに影響を受けた楽曲。

彼女の中の静けさと優しさが好きだ。

その世界へと連れ出してくれる歌声は彼女だけのモノ。

弾き語りでこれだけ感情を動かしてくれる人はそんなにいないはず。

東京とニューヨークを行き来して活動する彼女の声を欲しくなる時がやはりある。

5月に入って聴きたい願望が増します。

2013年に再発された1枚『5 pieces+1』

その中からバラード。「糸」

この曲の優しさ切なさ。若き才能がここにも。

大和田慧ちゃん。早くワイグルにも来て欲しい。願望。

 

 

 

M2>   再会の魔術   /    斎藤誠

 

願望続き。

早くスタジオに来て欲しいのは『斎藤誠』さん。

世界一やさしいラブソングを歌う斎藤誠さんが、自身のオリジナル曲をギターと歌のみでセルフカヴァーした1枚がこの2017年にリリースされた

『ネブラスカレコード~It’s a beautiful day~』

この甘いヴォーカルも僕の近くにいてくれないと寂しくなる。

ギターのみのシンプルなサウンドだからこそ、

誠さんの歌声と楽曲の魅力が直に伝わる作品であることが魅力。

知らない間に肩の力が抜けているみたいな、

「あの頃」の淡い思い出を思い起こさせてくれるようで。

斎藤誠さんに会いたくなってきた。会いたい。

スタジオに来て欲しい。会いたい。「再会の魔術」はあるのかな?

HI!心呼吸 5月28日(火)

M1>   Call Your Name   /   カレン・エルソン

 

イギリス出身。ナッシュビルを拠点に活動するシンガー・ソングライター

『カレン・エルソン』

16歳でモデル・デビューしたカレン。トップ・モデル業以外にも歌手としの顔も持つ。

元スマッシング・パンプキンズの「ジェイムズ・イハ」の作品に参加したり、

「セルジュ・ゲンズブール」のトリビュート・アルバムに参加したりした経歴を持ちます。

2017年4月久々にリリースされたアルバム『ダブル・ローゼズ』

彼女の2ndアルバムにはプロデュースに「ローラ・マーリング」、「ベンモント・テンチ」(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)などが参加したひと癖もふた癖もあるメンバーが集結。しかし届けられたサウンドは練りに練った作り。

そして自分自身への問いかけなどで7年がかかったという感情深くから沸き上がるメッセージ。良いアルバムです。

2人の子供の母親となった今の彼女からどんなメッセージをもらいましょうか?

今日は「Call Your Name」爽やかな1曲をどうぞ♪

 

 

 

 

M2>   Lost In Paris (feat. GoldLink) /   トム・ミッシュ

 

おしゃれなファンク、ディスコ、クラシック、ジャズ、クラブ、ブラック等・・・。

幅広い音楽的要素を感じることが出来るアーティスト。

『トム・ミッシュ』

全体的に力みがなく、リラックスした音印象。

ジョン・メイヤーから影響を受けている辺りが現代のアーティストだと言うことを感じます。ジェイムス・ブレイクなどに続くロンドンの若き天才。

16歳のときに自らの楽曲をストリーミング・サイトにアップロードするとそのクオリティの高さから、ロンドン・チルの申し子として一気にその名が広まった彼。

彼のデビューアルバムはやはり天才なんだなぁと。

『Geography』がリリースされたのが昨年の事。

ジオグラフィーから今日はこの1曲を。GoldLink)をフィーチャーした「Lost In Paris」♪

ギターのイントロから彼の歌声と・・・センス抜群でしょ。