HI!心呼吸 6月12日(火)

M1>   ナンディ  /    マリグリュー・ミラー

 

1955年8月13日、米ミシシッピー州グリーンウッド生まれのジャズ・ピアニスト

「マルグリュー・ミラー」

以前にもこのコーナーでご紹介したことのあるピアニストです。

個人的にこの方のピアノのファンだった僕。

予定調和にはいかないアレンジや、アドリブの優しさと美しさ。

ソフトなタッチで聞かせるモダンな演奏。

そこにはインテリジェンスがプラスされます。

 

元々は70年代に「デューク・エリントン・オーケストラ」で活躍したピアニストです。

57才という若さでこの世を去ったのは2013年のこと。

アメリカの現代ジャズの兄貴的な存在だった彼の存在は大きいモノでした。

マルグリュー・ミラーのアルバムは数多くありますが、

1995年にリリースされた「Getting to Know You」(ゲティング・トゥ・ノウ・ユ-)がお気に入りです♪

ラストにクレジットされている「ナンディ」をどうぞ♪

 

 

M2>  Duke Of Earl (デューク・オブ・アール)  /    ジーン・チャンドラー

 

もう一曲はこんなオールディーズを♪

1961年に吹き込まれた『ジーン・チャンドラー』の名曲♪

シンガーとして、ソングライターとして、プロデューサーとしてシカゴ・ソウルを牽引した大御所。「シカゴ・ソウルの重鎮」として活躍している人である。

それぞれの活動の際には本名など、名前を変えているんですって。

因みに現在80才です♪

シンガー、「GENE CHANDLER」

「1962年」のヒット作『DUKE OF EARL』

トップ・ハットを被り、燕尾服にマントを羽織り。

杖を手にする手品師のような奇抜な格好。

このアルバムのジャケットだけでもオシャレです。

曲はドゥー・ワップの味わいを存分に残して、独特のメロウなヴォーカルを乗せていきます。

こんな曲がその当時、ラジオから流れている・・・そんなアメリカにタイムスリップしたい♪

HI!心呼吸 6月11日(月)

M1>    Call Me   /   フィル・ペリー

 

梅雨のシーズンを楽しんでいらっしゃいますか?

今週は「雨のリズム」にも合うような曲達を並べてみました♪

まずは、スムース・ジャズ・シーンを代表するベテラン・シンガー『フィル・ペリー』

リー・リトナーなどのフュージョンの

セッション・ミュージシャンとして、知られる彼。

凄まじい実力、歌唱力を持っているのにも関わらず、知名度が低いのが・・・なぜ?

ソウルのど真ん中ではご存知の方も多いはずの超実力派♪

1990年にリリースされた彼のソロ・デビュー作

『THE HEART OF MAN』

その中から、この「Call Me」(アレサ・フランクリンのカバー)がR&BチャートNo,1!

フィル・ペリーを代表する1曲でもあります♪

ソウルフルな力強い歌声はもちろんですが、JAZZ系の曲のアプローチは流石の貫禄。

伸びのある彼の歌声とテクニック。

時間がたったことに気が付きません。今でも美しく、色気たっぷりに聞かせてくれます♪

雨のシーズン、心を落ち着かせて耳を傾ける・・・。

雨のシーズンの良いところですよね♪今週も宜しくお願いします♪

 

 

M2>  I Can’t Tell You Why  /   ジェラルド・アルストン

 

もう1曲♪スムースで美しいテナーヴォイスをどうぞ♪

ソウル界屈指の名門ヴォーカル・グループ「マンハッタンズ」の看板ボーカリストとして活躍した「ジェラルド・アルストン」

彼のソロ・デビューアルバム1989年発表の『ジェラルド・アルストン 』

80年代のまさにソウルの王道の1枚。

先ほどの『フィル・ペリー』もそうですが、実力派が歌声を競い合いながら聞かせてくれていた時代。

サム・クックをこよなく愛し、ベーシックなソウルをしっかりと丁寧に聞かせてくれます。

歌の中でのビブラートのかけ方「サム・クック」そっくり♪

ディープで熱量を感じる歌声。

少しねっとりとした歌声がお好みの方にはおススメです。

サッパリとはしていませんのでご注意ください。

ソウル・ミュージックを愛する方はこの1枚をゆっくりと味わってください。

個人的にも大好きなイーグルスの1曲「I Can’t Tell You Why」

こんなカバーもいいでしょ?

最高にクールでディープ。雨のシーズンのBGMに良い感じ♪

HI!心呼吸 6月08日(金)

M1>   マイ・ラヴ    /    ハリー・コニック,JR

 

2014年12月に発表された「アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ」

日本でもビッグセールスを記録したトリビュート・アルバム♪

現役ミュージシャンとして第一線で活躍し続けるスーパースター「ポール・マッカートニー」へ豪華キャストが参加した濃厚なアルバム。

参加しているアーティストの凄い事!

ビリー・ジョエル、ボブ・ディラン、ハート、ブライアン・ウィルソン、ウィリー・ネルソン・・・等々。

大好きなアーティストが集結して、大好きなポールへ捧げるその愛が詰まったアルバムです。

その中から「 My Love 」を熱唱しているのが 「Harry Connick, Jr.」

ジャズ・シンガーとして時代を引っ張るハリーが心を込めてリスペクトたっぷりに歌う歌声はまさに愛に満ちています♪

このボリュームの中でもどうしても耳が止めってしまう。

それはハリーの歌声のファンである前に、ビートルズ、ポールのファンであることを再認識させてくれることがそうさせるのかも。

愛を沢山、この週末に向けてお送りします♪「My Love」♪

 

 

M2>  ラヴ・ウォンツ・トゥ・ダンス /   マルコム・マクニール (Malcolm Mcneill)

 

今週の締めくくりはこんなラブ・ソングで♪

1989年6月にリリースされている「マルコム・マクニール」の2枚目の作品

『I’m Shadowing You』

ちなみにこのジャケットのパーム・ツリーの写真は「浅井慎平」氏によるもの♪

このジャケット写真だけでもAORファンの僕はテンション上がります♪

さてニュージーランドを代表するシンガー・ソングライター、ジャズ・シンガー

「マルコム・マクニール」

「エラ・フィッツジェラルド」「メル・トーメ」などのヴォーカリストなどからジャズに目覚めた彼。

彼の歌声は、本国ニュージーランドだけでなくヨーロッパ、アメリカ、そして日本でも注目を集めたシンガーです♪

ジャズとラテンをミックスしたようなライトなジャズを軽やかに聞かせてくれます♪

スタンダードやオリジナルを非常にソフトに歌います。

ノン・ストレスに肩の力をスッと無くしてくれるような不思議な優しさ。

涼しげな音楽はこれからのシーズンのBGMとしても最適かも♪

その中から「イヴァン・リンス」の名曲「ラヴ・ウォンツ・トゥ・ダンス」のカヴァーをどうぞ♪どうぞ素敵な週末を♪

HI!心呼吸 6月07日(木)

M1>  ホェア・ドゥ・ユー・ゴー /  ベス・オートン (Beth Orton)

 

「ケミカル・ブラザーズ」やマドンナやブラーを手掛けた「ウィリアム・オービット」

などのクラブ・サウンドから「エミルー・ハリス」や「ドクター・ジョン」といったミュージシャンまで幅広くコラボレーションを続けるイギリスの女性シンガー・ソングライター「ベス・オートン」

 

1970年イギリス、ノリッチ出身のシンガー・ソングライターです。

最近のイメージはエレクトロニック・サウンドへの回帰で進化を遂げ、その歌声がまた世界のクラブ・フリークたちにも支持されていますが、

そのベスのデビューはこんなフォーキーなサウンドだったんです♪

正直、このデビュー作の方が好き。

93年にアルバム・デビュー作『スーパーピンキーマンディ』

日本のみで発売されたアルバムです

フォーキーで、温もりを感じて、柔らかな歌声をシンプルに。

その当時から音を大切に独特世界はこの頃から存在。

このシンプルな音に前面に出てくる彼女のこの歌声がやはりベストでしょう!

この「ホェア・ドゥ・ユー・ゴー」なんて最高です♪

 

 

M2>  ORDINARY JOE(オーディナリー・ジョー)/  テリー・キャリアー

 

「TERRY CALLIER」

テリー・キャリアの声って一体何なんだろう・・・。

これほど温度を感じる声ってなかなかない。

少し寒い陽気にも彼の声は温もりを与えてくれるけど、こんなジメジメの湿気の中では、清涼感を与えてくれるような気がする。

一枚は部屋に置いておきたくなるそんなアルバムはこちら。

1971年に録音された「Occasional Rain」(オケージョナル・レイン)

「時々、雨・・・」

そんなオシャレなタイトルってありますか?

シンプルな楽器編成の下、テリー・キャリアーのアコースティック・ギターのサウンドの短いインタールードを配置して、彼の声の魅力を最大限に引き出しています。

代表曲「オーディナリー・ジョー」

ポップでありながら哀愁を感じる名曲♪

なんでヒットしていないのか・・・?意味不明。

これぞ雨のシーズンに聴きたくなってしまう1曲です♪

寒い時にも聴いても気持ちいいんですよ♪

HI!心呼吸 6月06日(水)

M1>   Sunderley Samba   /    Azymuth ‎ (アジムス)

 

そろそろこのテイストの音楽を楽しみたくなりますよね♪

「アジムス」(Azymuth)はブラジル「リオ・デ・ジャネイロ」出身の

ジャズ・ファンク/ クロスオーバー/ フュージョントリオ♪

 

そんな「アジムス」が’99年にイギリス「Far Out」からリリースしたアルバムがこれ。

「PIECES OF IPANEMA」

それまでのキャリアで培ってきた、洗練されたグルーヴ感。

それは気だるい季節を爽快なものにしてくれます♪

シンセのサウンドの心地よさにブギーをミックス。

これほどのリズムだけでも心を躍らせるモノって他にあるかな?

 

「Sunderley Samba」

この曲は他の重厚なビートメイクが印象的なサウンドに比べて、

メロウで大人のブラジリアンといったクールさがお気に入り。

ジャジーでブラジリアンな生演奏に、エレクトロニクスをミックス。

今の時代に聴いてもなんでこんなにカッコいいんでしょうか。

 

 

M2>  TRISTEZA  (トリステーザ)/   サルヴァドール・トリオ

 

ブラジリアン・サウンドを!もう1曲どうぞ♪

『トリステーザ』 名曲中の名曲です♪

 

ブラジルを代表する名ピアニスト。

ブラジルのジャズ・ボッサ全盛期を代表する『ドン・サルヴァドール』

そんな彼が60 年代半に「サルヴァドール・トリオ」名義で出した「トリステーザ」

1966年作。

超絶テクニックでカバーしたこの「Tristeza」はもちろんですが、

小気味の良い、歯切れとリズムカル。

ピアノを華麗に演奏する躍動感。

全てが強烈です♪

ドン・サルヴァドール(p)、セルジオ・バホーゾ(b)、エヂソン・マシャード(Dr) というゴールデン・トリオによって届けられるのけぞるほどの迫力の演奏はジメジメの季節には必要のようです。

少しいつもよりもボリューム大き目でお楽しみ頂けたら幸いです。今の時代ってすごいですよね。こんなレア盤が簡単に手に入ってしまうんですもんね♪

HI!心呼吸 6月05日(火)

M1>  ア・コージー・プレイス  /    アンドリュー・ゴールド

 

さてジャケットは「髭もじゃ」の叔父様ですが、

心地良いサウンドとのギャップは最高です♪

1993年にリリースされた『Warm Breezes』

歌うは、1951年アメリカ・カリフォルニア生まれ「アンドリュー・ゴールド」

 

もともとはスタジオ・ミュージシャンとして活躍した方です。

有名なのは、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン、ジェイムス・テイラー、などの作品にギター、コーラスなどで参加する「音」で注目を浴びます。

西海岸サウンドの枠にとどまらない幅広いポップセンス。

バドワイザーのCMで使用された曲。このアルバムのタイトルトラック

「ウォーム・ブリーゼス」がこのアルバムの印象を強くしましたが、

僕はこのアルバムのラストを飾ったこの曲が耳から離れません。

「ア・コージー・プレイス」♪センスの良い選曲。

この9曲を聴きながら夏を待つことにしよう♪

アダルト・コンテンポラリーがお好きな方なら気に入りますよね?

聞いていると心地良いって最高の「音」

 

 

M2>   ラヴ・ハーツ  /    エミルー・ハリス

 

カントリー・ロックSSW『エミルー・ハリス』

カントリー・ミュージックを語るうえで、彼女の存在は無視できません。

僕はカントリー・ミュージックも大好きですが、最近、また彼女のファンに

「もっと」なっています♪

それは彼女の不思議な歌声です。カントリーの色んなアーティストの作品や、トリビュート・アルバムなどに彼女の存在が光っているんです。

今になってやっと気づく煌めきです。

元々はアメリカの「カントリー・ロックを切り拓いた男」と称される

「グラム・パーソンズ」にソロの活動を行う際のパートナーとして

抜擢されたことがキッカケで彼女の歌声が世に注目されることになる訳ですが、

このアルバム1990年の作品『デュエッツ』ではロイ・オービソンや

ニール・ヤングをフィーチャーしたデュエット曲が並びます。

もちろん、「グラム・パーソンズ」も。

カントリー・ミュージックはあまり…という方にもおススメです♪

落ち着いていて、ゆったりした曲調が多いこのアルバム。

大人のためのサウンドと言ったかんじ。さぁ、ジックリどうぞ♪

HI!心呼吸 6月04日(月)

M1>   EZ  (イージー)  /    Pete Yorn (ピート・ヨーン)

 

今週は雨やジメジメのシーズンがいよいよ到来。

少し、ジックリと心で聴く音楽を選曲してみました♪

まずは、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンといった

アメリカン・シンガー・ソングライターの系譜をしっかりと受け継いだアーティスト

『ピート・ヨーン』から今週のHi!心呼吸はスタートです。

彼のデビュー作です。

2001年の「6月」にリリースされた「Music for the Morning After」

このアルバムで一気に才能を世に発表したヨーン。

楽曲一つにしても個性的で自分だけの世界をしっかりと持っている音楽感。

そして声です。ニュージャージー出身のシンガー・ソング・ライターですが、

このデビュー作とは思えないその存在感は、今のタイミングで聴いても違和感がない落ち着きと、シットリさを持ち合わせて。ジャケットの見た目とはギャップを感じる渋さ。

そして貫禄。現在43歳。今の雰囲気も気になるでしょ?もう1枚おススメは、

スカーレット・ヨハンソンのアルバムに参加したピートヨーンが輝く1枚があります。

スカーレット・ヨハンソンの2枚目のアルバム

『BREAK UP』また違った才能を聞かせてくれます♪

 

 

M2>  マグダレナ  /    ダニー・オキーフ

 

このジャケットを見ると、こんな爽やかな曲達が収録されているとは思いませんよね・・・。

その思いを裏切ってくれる名盤です。

1973年「Breezy Stories / そよ風の伝説・・・・・・」

とタイトルが付けられた「ダニー・オキーフ」の3枚目にして自身の最高傑作といわれるアルバム。

ニューヨークのスタジオに「ヒュー・マックラケン」、「ダニー・ハサウェイ」、「ゴードン・エドワーズ」などの多くの名ミュージシャンを招いて完成させたという豪華な1枚。

このアルバムにも収録されているのが、この「マグダレナ」

この曲はハサウェイも歌った曲。

この曲をダニーが歌って、ハサウェイがバックにいるんですから。

その光景を想像しただけでも購買意欲が増します♪

アルバム全体に流れるダニー・オキーフの真っ直ぐな歌声に魅了。

少しノスタルジックな雰囲気がグッとくるんです。

「そよ風」が、そっと吹き抜けるようです。爽やかな風を感じて下さい

エルビス・プレスリーやレオン・ラッセルなどにも影響を与えたダニーの才能って・・・・

HI!心呼吸 6月01日(金)

M1>  ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ  /   アンドレア・モティス

 

今週は世界各国のアーティストを幅広くご紹介してきました♪

今週の締めくくり。そして「6月」のスタートはJAZZ♪「スペイン」です♪

スペイン。バルセロナ出身の女性ジャズ・シンガー&トランペッター

『アンドレア・モティス』

ヴォーカルはキュートで、ルックスもキュートで、

トランペット・プレイはしなやかで分厚い。

 

初リーダー作にしてメジャー・デビューとなった2017年、4月リリースされたアルバム

『エモーショナル・ダンス』

このアルバムは太鼓判でおすすめ。

トランペットがお好きな方、ヴォーカルも楽しみたい。

そんな欲張りな方には持っていてほしい1枚です♪

爽やかな歌声にトラッドなスウィングして、ウキウキ感も楽しめます♪

色んな音楽をチョイスして、自分の世界を表現してくれたデビュー作から

『He’s Funny That Way』♪今月も宜しくお願いいたします♪

 

 

M2>  オールド・スモーキー  /   リンダ・ルイス

 

1950年ジャマイカからの移民3世としてロンドンに生まれた

「リンダ・ルイス」で締めくくりです。

プロフィール的にはロンドン出身の女性シンガー・ソングライター。

と紹介される彼女ですが、音楽の端々にロンドンだけではない音楽センスが散らばっているように感じるんです。

1972年の作品『LARK ラーク』

少女のようなキュートな歌声。

スッと耳に心地いい風を吹かせてくれます。

それも極上の心地良さです。

この6月はジメジメのシーズンの始まり。

フォーク、ソウルにR&B。彼女の音楽には幅広い音楽要素が散りばめられています。

シンプルな編成、アコースティックギターの響き、透明感にあふれたリンダ・ルイスの

音世界。

瑞々しいこの感じは、6月にピッタリな気がします♪

「オールド・スモーキー」♪さぁ、今月も音楽と楽しもう♪

HI!心呼吸 5月31日(木)

M1>   Day Too Soon  /   Sia (シーア)

 

今日はオーストラリアからスタートします♪

オーストラリア出身、UKに移り住んで活動をスタートさせたシンガー。

『Sia』(シーア)

その実力は最近でも世界で注目を集めました。

15億回以上という再生回数を記録した2014年の1曲

『Chandelier(シャンデリア) 』という曲で全世界を虜にしたシーア。

しかし、最近では「メディアには顔を出さない」というスタイルで活動をおこなっているんです。

しかし、今日紹介するアルバムは顔出ししていますw

2008年『Some People Have Real Problems』(リアル・プロブレムズ)

このアルバムはどちらかというと、

「自分自身」へのヒーリングを念頭に製作された作品。

ですから聴いているこちらも癒されるというわけです。

包み込むような優しい歌声。

ふんわりとした彼女の世界を楽しんでみてください。

ヒーリング・ミュージックに近いサウンドと実力派の歌声で木曜日を乗り越えて!

 

 

M2>  Fields (フィールズ)  /    マキシ・プリースト

 

5月ンも締めくくりはジャマイカです♪

ジャマイカ人の家系を持つ、イギリス出身の「レゲエ・ラヴァーズ・ロック」のレジェンド『マキシ・プリースト』

イギリスにてジャマイカの両親の下に生まれたマキシ。

日本でもおなじみのアーティストですよね♪

 

今日は2005年にリリースされた『2 The Max』からです♪

ちょうどこの頃はマキシのキャリアハイを過ぎてからの復帰のタイミングだったんです。

彼の実力はご存じのとおり。

夏の音楽「レゲエ」を身近にしてくれたマキシ。

80年代からイギリスをベースとして活動をしていた彼が放ったこのアルバムは。

第一線に復活した起死回生盤!

大人の雰囲気バリバリで色気を増したラヴァーズ・ロックを聞かせてくれます。

明日から6月。

ジメッとし始めた季節に耳を夏にシフトチェンジ♪

さぁ、夏を意識して。今月もありがとうございました♪

HI!心呼吸 5月30日(水)

M1>   Blewu (ブレウ)  /  アンジェリーク・キジョー

 

今日は西アフリカに旅をしましょう♪

今までに4度のグラミー賞にノミネートされてきた西アフリカ「ペナン共和国」出身のシンガー。

『アンジェリーク・キジョー』はアメリカのガーディガン紙で「世界で最も啓発的な女性TOP100」に選出されるほど、世界中のミュージシャンや文化人、政治家に多くの影響を与えてきたシンガーの1人。

現在はユニセフ親善大使なども歴任しているという彼女です。

音楽のベースにはアフリカンポップ、レゲエ、ジャズをミックスさせたかのような彼女のオリジナルの世界は聴いているものを幸せにしてくれます♪

2014年にリリースされた『イヴ』

跳びはねる様な彼女の歌声と独特のリズムは日本人には馴染みのないものかもしれませんが、聴いていると不思議と楽しくなってくるから不思議です♪

バックをギターでシンプルに耳心地の良い曲は日本人にもなじみやすい曲。

今日の「Blewu」(ブレウ)なんて名曲です。耳に残る残響感は言葉や音楽の壁を壊してくれます。こういう事も彼女の伝えたいメッセージだったりするのかな?

アフリカン・ワールド・ポップスが心地いい。その心を大切にしたいもんです♪

 

 

M2>  MY ONE AND ONLY LOVE  /   アンジェラ・ガルッポ

 

今度はカナダに一気に飛びますますよ♪

こちらはカナダ、モントリオール出身のネオ・ジャズ・ヴォーカリスト

『アンジェラ・ガルッポ 』

まだお若いシンガーさんです。現在34才の美貌の持ち主だったりします♪

その歌声は実にナチュラルでオーガニック。

アンニュイな雰囲気でジャズを歌いあげると、

ポップな雰囲気でも自由に歌いわける実力は本物です。

それもそのはず。大学でジャズを学び2007年にはオスカー・ピーターソンなどから指導を受けたという才女。

その他にもバンド『ST.ANGE』(セイント・アンジ)のヴォーカリストとしても活躍しているんです。それに加えて、声優や女優としてもの顔も・・・。

凄い才能の持ち主です。

そんな彼女の2013年にリリースされたアルバム『フィール・フォー・ユー』

それはゆったりと、スタンダードを丁寧に聞かせてくれる秀作♪

チャカ・カーンの「フィール・フォー・ユー」や、ビートルズなどをカヴァー。

スタンダードをゆったりと、アンニュイにどうぞ♪