HI!心呼吸 8月21日(月)

M1>  ザ・マウンテンズ・ウィン・アゲイン  /   ブルース・トラベラー

 

今週は夏のドライブソング(夏の終盤)をイメージして選曲してみました。

まずはブルースをルーツにするロック・バンド「ブルース・トラベラー」

まさに「ロード・バンド」

 

1987年にニュー・ジャージーで結成されたロック・バンド。

ジョン・ポッパー(ヴォーカル、ギター、ハーモニカ)を中心に結成されたハイスクール・ガレージ・バンドが母体になっています。

メジャー・デビューは1990年。その名が広く知られるようになったのはこの

1994年の第4作目のアルバム『Four』

 

数多くのギグをこなすライブ・バンドとしての地位を高め、この作品を発表したことで、彼らの本物の実力が成果として結実した。

なぜに???日本で流行らなかったのか・・・。

実にカッコいい。

こんな曲をロングドライブに持っていくなんて理想な感じですけど。

僕はこのアルバムのライブ盤がリリースされていて、そのライブ盤もお気に入り。

正直、ライブ盤がロングドライブに向いているかも。カッコいいですよね♪

 

M2> Katydids (ケイティーディズ) /   スワン・ダイヴ

 

こちらが、本国アメリカでは無名だったけど、日本ではやたらと人気があった

男女ユニット「スワン・ダイヴ」

ビル・スデメイン、モリー・フェルダーのユニットでした。

 

2002年にリリースされているスワン・ダイブの4枚目のアルバムが『June』

季節的にはちょっとずれてしまっていますがw

90年代後半から日本でブームになった彼らの音楽。

流行っていた当初はポップすぎる気がして、そんなに聞き込んではいなかったのですが、このアルバムは少しポップさをお抑えて、彼らの本質を感じる音楽を聞かせてくれている気がして好きでした。

 

ちなみにUKバージョン,日本盤の収録曲が違っていたりするんですよね。

さてもともと好きな音楽センスをしていた2人の音楽。

シンプルで優しいモリーの歌声と、ビルのメロディーセンスは今聞いてもお気に入りです。

 

爽やかなあ時間が流れます。

何年たっても耳が喜ぶ音楽。ドライブ行き、決定です!!!

HI!心呼吸 8月18日(金)

M1>   波ぬ花  /    りんけんバンド

 

1995年にリリースされた「りんけんバンド」の名盤『CHEREN』(チェレン)から。

 

「りんけんバンド」を少しご紹介。

1977年に「照屋林賢」が結成した“沖縄ポップ”グループ。

三線や島太鼓などの沖縄の伝統楽器とドラム、キーボードなどの楽器を融合させて独自の音楽スタイルを届けてくれているバンド。

 

さてこのアルバムのタイトルになっている「チェレン」は照屋林賢さんが発案した電子三絃。その「チェレン」をフィーチャーしたアルバムです。

 

このアルバムは試験的要素も含まれていて、聴き応えもたっぷりです。

今考えたら僕が沖縄音楽を聴いて、一番初めに感動したのがこのアルバムだったのかもしれません。

 

「上原知子」さんの歌声やメロディに今まで感じたことのない感動を覚えたのは確か。

“ウチナーグチ”と呼ばれる沖縄方言による歌とこのリズム。

なんだか目頭が熱くなってくるのは気のせいでしょうか?

DNAで喜ぶような島の歌。島の心は気持ちをリセットしてくれるようです♪

 

 

M2>  ナミビア  /    ジギー・マーリー&ザ・メロディ・メイカーズ

 

「ジギー・マーリー」は1968年ジャマイカ生まれ。

お父さんはあの『ボブ・マーリー』です!

奥様「リタ」との間に長男として生まれました。

 

幼いころからボブ・マーリーにギターやドラムなどの楽器を習ったという彼は、

10歳のころには「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ」のライブにも参加しています♪

そんな「ジギー・マーリー」は17歳になろうというタイミングで、

この『ジギー・マーリー&ザ・メロディ・メイカーズ』としてデビューを果たすことになります。この4人は兄弟姉妹。ファミリーバンドです♪

やはりDNAが違うんでしょうね。

 

そんな彼らの5枚目のアルバムがこの1991年のアルバム『ジャーメッキャ』

このアルバムにはヒット・シングルの「コズミック」、「グッド・タイム」なども収録されているポップなアルバム。

僕は個人的にこの曲が好きなんです。ルーツを感じるというか心に直接来るというか・・・

「ナミビア」アフリカのナミビアを歌ったこの曲にはアフリカンなフレーズと異国の哀愁を感じてしまいます。今週は邦楽も多めにお送りしました♪たまには良いでしょ?

HI!心呼吸 8月17日(木)

M1>   自転車ドリームpart 2   /    比屋定篤子

 

2006年に公開された映画「いちばんきれいな水」

監督はミュージックビデオディレクター「ウスイヒロシ」さん。

主演は「加藤ローサ」さん、映画初主演となった作品で注目を集めた作品。

 

作品は観ていないのですが・・・サウンドトラックがおすすめです。

沢田穣治さん(ショーロ・クラブのベーシスト)による透明感と新鮮さが印象的なリズムトラック。

ゲスト・ヴォーカルには『アン・サリー』、『ジョイス』などの豪華なアーティストが参加。

ラインナップだけでも良いサントラを確信です。

まさにドンピシャ♪素晴らしい曲たちが並んでいます。

その中から『比屋定 篤子』(ひやじょう あつこ)さんをお送りします。

沖縄県那覇市出身。

1997年にデビューを飾り、今までに7枚のシングル、3枚のアルバムをリリースされています。このサントラにも彼女の美しい歌声が響きます。

現在は拠点を故郷の沖縄に移され、沖縄を中心にライブ活動を行っていらっしゃるそうです。デビュー当時からのファンですが、このサントラでのピカイチの歌唱力と存在感はやはり素晴らしい♪

どうぞ彼女の気持ちいい風を感じて頂きたいです♪そ〜れ!ヒュ〜♪

 

 

M2>  ワイルドフラワー  /    ブロウ・モンキーズ

 

「The Blow Monkeys」(ブロウ・モンキーズ)

1981年に、スコットランド出身の「ドクター・ロバート」を中心に結成されたイギリスの4ピースバンド。

ギター&ヴォーカル、ドラムス、サックス、フレットレスベースというユニークな編成が特徴。

彼らは80年代のUKブルーアイドソウルを代表するバンド♪

その当時はUKといえば「スタイル・カウンシル」が絶頂期。

そんなスタカンと並んでオシャレなクラブミュージックを提供する代表格として活躍したバンド。

代表作と言えば「Animal Magic」などが有名ですが、このアルバムの中の曲も収録されているベスト盤がこの「BEST SELECTION」

ブロウ・モンキーズをトータル的に知ることができる。

デビュー当時の曲たちと円熟味を増した彼らの音楽が共存しています。

初めて彼らの音楽を聴く方にとっては入門編としておすすめ♪

オシャレなアレンジで聞かせてくれる「ワイルドフラワー」♪

80年代の洒落たこんな曲をポップで気持ちいいでしょ?

HI!心呼吸 8月16日(水)

M1>   ホワット・ユー・ウォント /   ヘイリー・セールズ

 

カナダ出身のシンガー・ソング・ライター「ヘイリー・セールズ」

サーフ・ライフの幸せをメロディに乗せて届けてくれるハッピーな曲たち。

全編明るいポップな曲ばかりではなく、実にジャジーで大人っぽい曲もアルバムには収録されているんです。

その曲の持つギャップとサラッと歌いこなす彼女の歌唱力に驚かされます。

 

サラサラの白い浜辺の砂を感じるような透明感。

そして美麗なアコースティックギターの音色♪

彼女の少しはスキーな声♪

 

2009年にリリースされた彼女のメジャー・デビュー・アルバム

『Sunseed』

聞き流すには良い曲が多すぎる。

久しぶりに耳にしても、どうしても耳が止まってします。

夏の海や、ドライブにも曲たちは映えるはずです。

 

サーフ・ロックなテイストの楽曲もおススメですが、夕暮れや夜には彼女のジャジーなメロディもシックリと来るはず♪さて海にでも行きますか?

 

 

M2>      なみあと   /    永山尚太

 

海繋がりでもう1曲♪

こちらは沖縄出身のシンガー・ソング・ライター「永山尚太」

実は1年前にも彼の曲をおかけしています。

夏のこの時期に。

彼の声が聴きたくなる。

 

BEGINの「上地等」さんをサウンドプロデューサーに迎えて作られた1枚。

2007年にリリースされているシングル「幸い住む島」

その2曲目に収録されているこの曲「なみあと」

 

透明感溢れる歌声はいつ聞いても心を和ませてくれます。

そして同時に懐かしい気持ちにしてくれるから不思議です。

海、風、太陽を感じるような彼の歌声は週の真ん中、お盆休みの穏やかな気持ちにフィットするはず。

この曲を聴いてリラックスすれば、今の心配事もなくなるはず♪

「なんくるないさ」♪海の波の音が聞こえましたか?

HI!心呼吸 8月15日(火)

M1>  涙がキラリ☆  /   COVER LOVER PROJECT

 

今日はこんな角度から選曲してみました。

今週は邦楽を多めに選曲していますが、素直に気持ちいいカヴァーです。

カヴァーブームの火付け役ともなった「COVER LOVER PROJECT」

ビレバン(ビレッジバンガード)で店内でヘビーローテーションされていたことを思い出します。

そう考えると僕の友人でもある「ソットボッセ」もこの時期に大ブレイク♪

カヴァーが人気だった時代ですね。

 

さてCOVER LOVER PROJECT といえば、DJカミデマサノリ氏がプロデュース。

メンバーもnative (名古屋)、 ブラジリアンギター「平岡雄一郎」さん、Bon Voyageの鏑木裕さんなどそう押すたるメンバーが活動していたグループ。

分かり易く、日本の歌をボッサ調に、カフェミュージック風にアレンジしている空気感。

それも容易くやっているように聞かせてくれる。

耳障りが良いのは当たり前なんです。すごいメンバーですから。

ヴォーカリスト「吉廣麻子」さんの歌声も癖になる爽やかさ。

2007年にリリースされている「THE BEST OF BOSSA COVERS~青春ロック~」おススメ。

スピッツのこの曲がこんな風に流れてきました♪キラリ♪

 

 

 

M2>    I’m Getting Ready  /    マイケル・キワヌカ

 

イギリス出身のソウル・ミュージシャン「マイケル・キワヌカ」

両親はウガンダ人。

幼少のころからイギリスで育った彼の音楽のセンス。

聞くたびに感動してしまう。

 

よく、彼の音楽を「ビル・ウィザーズ 」、「ランディ・ニューマン」などと比較されることがあるのだけれど、確かにシンクロする部分は少なからずあるとは思うのですが、

「この時代にオーティス・レディングがいた!」みたいな感動を感じたんですよね。

 

彼の実力は過去のキャリアでも知ることができる。

「アデル」のライブ・ツアー(2011)ではステージでも歌唱を披露して会場を虜にしている。70年代の音楽に聞こえるけど、でもどこか新しい。

このテイストをサラリと聞かせてくれる彼はまだ24歳・・・。

この才能は新人感はゼロ。ベテランも良いところの存在感。

今の時代の貴重なヴォイスですよね♪いい曲。3分も無い曲なのにこの満足感。ヤバい。

『Home Again』2012年のアルバムからです♪

HI!心呼吸 8月14日(月)

M1>   Namida  /   AKIHIDE

 

今週のHi!心呼吸は邦楽を多めにかけていこうと思います。

意外なところからの選曲から今週はスタートです。

「AKIHIDE」さんの1曲を。

ギタリスト、シンガーソングライターとして活躍するAKIHIDEさん。

 

ご存知『BREAKERZ』のギタリストとして活動していると言ったら分かる方も多いはず。

DAIGOさんの後ろでギターを聞かせているのがこの方です。

もちろん本職はギタリスト。

 

このアルバム「Lapis Lazuli」(ラピスラズリ)

2013年10月30日にリリースされている1枚です。

 

BREAKERZをイメージして聞いていると、

AKIHIDEさんが同一人物であることが一致しない。

全くと言っていいほど違う世界を見せてくれる。

全編インストゥルメンタルのアルバム「Lapis Lazuli」

全曲にアコースティックギターで表現される優しく美しいメロディは心地いいんです♪

本職の職人ギターをじっくり味わってみてください♪

 

 

M2>   ウェイヴ  /   セバスチャン・タパジョス

 

続いては美しいギターにはギターで♪

ブラジルが誇る名曲を♪

ギターの名手『セバスチャン・タパジョス』

タパジョスは1944年生まれ。

9歳のときに父親からギターを学び始め、ヨーロッパに留学。

50枚以上のアルバムをリリースしているという名手。

 

そして同時期に「イヴァン・リンス」の黄金期を支えたもう一人。

イヴァン・リンスの片腕として活躍したピアニスト、アレンジャー「ジルソン・ペランゼッタ」

 

このブラジル音楽を牽引してきた2人のデュオの作品がこの「リフレクションズ 」

ショーロ、ボサノヴァの音楽をべースに静かでいて情熱的な作品です。

 

聞けば聞いただけその色合いが変化していき、生き生きとした音楽が心を掴みます。

まさに名曲。

何度でも聞くことで聞こえ方が変わってくる音楽なんて素敵でしょ?

HI!心呼吸 8月11日(金)

M1>  ラヴ・フォーエヴァー  /    シンク・トゥワイス

 

最近、僕の中で1980年代半ばにUKのミュージックシーンでムーブメント。

「ACID JAZZ,アシッド・ジャズ」を改めて聴きたくなっているというムーブメントがおきています。(今頃?)

特に1990年代の最大のブームのときのものを。

もう最近では死語と化した中、日本では改めてこのアシッドの要素を取り入れた若きグループの登場も目立って来ている気がする。

あの時代も、この時代にも色あせない音楽。

 

「think twice」はその代表格のグループでしょう。

DJ、ギターなど4人の白人男性メンバーと、

ヴォーカリスト「ジュディ・ラローズ」によるUKのアーバン・グループ。

「got to keep moving」のヒットで日本でも鋭角な人気を博したグループ。

 

1995年にリリースされた彼らの1stアルバム『ジョイ・イズ・フリー』

サラッと聴けてしまうサウンド。HipHopや、JAZZの要素を取り入れている90年代半ばのサウンド。今聞いても乙なもの。

このミディアムテンポの中にひきつける要素満載。

ジュディの歌声も今聞いても色あせない。

 

 

M2>  ネヴァー リーヴ ユー ロンリー  /    タチアナ・アリ

 

ニューヨーク、ブルックリン生まれ「タチアナ・アリ」

R&Bシンガー,女優,モデルとして活動している才女。

(ハーバード大学で、アフロアメリカン学と、政治学の学位を取得)

 

1998年のこのアルバム『Kiss The Sky/キッス・ザ・スカイ』をしっかりと覚えている方も多いと思います。懐かしいですよね♪

 

ヒットした「ボーイ ユー ノック ミー アウト」は大胆にボビー・コールドウェルの

「ワッチュー・ウォント・ドゥー・フォー・ラヴ」をサンプリングした作品で、ラジオのオン・エアー・リストを賑わせていました♪

キュートでポップなR&Bを楽しませてくれた1枚です。

もともと「ウィル・スミス」とTVで共演して注目を集めたアリ。

歌って、演じられて、学位まで持っていて・・・。

 

彼女のヒットアルバムから、個人的に好きな懐かしい1曲を♪

「ネヴァー リーヴ ユー ロンリー」まったりと、緩やかなリズムに彼女のアンニュイなボーカル実にキュートです。

メロウな楽曲がこのアルバムに収録されていますが、それはプロデュースしたウィル・スミスのお好みだったりして?懐かしいメロディ2曲で今週は締めくくりです♪

HI!心呼吸 8月10日(木)

M1>  How Will I Know? (恋はてさぐり)  /   Sam Smith (サム・スミス)

 

この名盤は度々聞きたくなってしまいますね♪

「サム・スミス」を久しぶりにおかけします♪

「サム・スミス」はイギリス出身のシンガーソングライター。

彼の深みのあるヴォーカルと泣ける歌詞で人気を集めているサムはまだ25歳。

ビックリですよね。

25歳にこんなにも感動させられているんだ・・・と今、再確認です。

 

そんなサム・スミスの2015年にリリースされた『In the Lonely Hour』

UKアルバムチャートで69週連続トップ10入を果たして、

ソロアーティストのデビューアルバムとして歴代新記録を打ち立てたデビューアルバム。

 

このアルバムでは、享年48という若さでこの世から去ったシンガー。

“ホイットニーヒューストン”の名曲【How Will I Know】を カバー。

美しいピアノの旋律と共に彼が歌い上げます。正直、鳥肌。

オリジナルのテンションの落差に最初ビックリしますが、

この名曲を見事に彼のHow Will I Knowに仕上げます。

サム色に染まった名曲をどうぞ♪

 

M2>  I Believe In Love  /   ディクシー・チックス

 

エミリー・ロビソン、マーティ・マグワイア、ナタリー・メインズ。

カントリー・ミュージックの3人組バンド「ディクシー・チックス」

 

デビューアルバム、2ndアルバムと2作ともグラミー賞最優秀カントリーアルバム賞に輝いている彼女たち。2002年の3rdアルバムがこの『Home』

このアルバムはアメリカでは大騒動になったアルバムとしても有名ではありますが、

音楽を純粋に楽しんで聞くとなると、このアルバムの存在は大きい。

 

このアルバムはブルーグラスというジャンルの音楽性を中心に、大きな違いはドラムレス。ロックやポップスとの大きな違い。ドラムレスで作られているアルバムは彼女たちの中では唯一。

一貫して作られているアルバムへのコダワリと思いは相当なものを感じます。

メッセージ性の強い曲たちが並んでいますが、陽気なカントリーギターが、レトロで明るいサウンド聞かせてくれます。オーガニックで温かい。でもメッセージを強く。

良いアルバムです。

今の時代だからこそ。

I Believe In Love♪

HI!心呼吸 8月9日(水)

M1>   Summer Love  /    ショーラ・アーマ

 

「ショーラ・アーマ」はイギリス・ロンドン出身のアーティスト。

彼女の97,98年あたりの活躍は全世界を魅了します。

日本でも彼女の曲はヒットチャートを賑わしていました。

母国のイギリスでは5曲がチャートインを果たしたUKソウル・シンガーです。

 

そんな彼女の記念すべき1997年にリリースされたデビューアルバム『Much Love』

アルバムからの人気曲はバラードが多くて、バラードシンガーの印象が強かった懐かしい1曲を♪

 

ダンサブルな曲も彼女の得意とする曲調なんでしょうが、

バラードでじっくり歌い上げる大人びた歌声はオンエアーでも輝いていました。

リズム物の音は90年代バリバリ、懐かしい音を楽しませてもらえます。

派手さはないのに十分な音。

 

シンプルに歌声をちゃん届けてくれる1枚。

UKソウルならではのオシャレなおとはアルバム中盤から感じられるはず。

そんな後半に収録されているのが「Summer Love」

心地いいギターとフォーンとのバランス、アレンジは洒落てます♪

夏になると懐かしくて聴きたくなっちゃいます♪

 

 

M2>    ロニー・オー  /   アーロン・ネヴィル

 

このジャケットを見てしまって、ショーラ・アーマを思い出したような今日の選曲です。

この時代のもう1曲、心地いい曲を♪

 

ネヴィル・ブラザーズの中心人物『アーロン・ネヴィル』

93年発表のソロ・アルバム『ザ・グランド・トゥアー』から。

このアルバムには豪華なメンバーが参加しているんです。それは「リンダ・ロンシュタット」。

1989年の彼女のアルバム「Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind」で

デュエットした「Don’t Know Much」が全米2位の大ヒットをしてから、間もなくして参加したことでも注目も集めます♪

以前にもアーロンの歌声をご紹介していますが、

どの季節にもマッチするんです。

甘く、魅惑のこのテンダー・ヴォイスが♪

 

このアルバムのラストに収録されているのが、この「ロニー・オー」

心を浄化してくれるような優しさに満ちている、そんな曲。

彼のファルセット・ヴォイス。

はい浄化されましょう♪浄化~浄化~♪

 

がほんとうにたまりません。つぼにびしびしきますね。この作品は完全にポップスシンガーとしての彼に焦点を合わせて作られたもの。曲はじつにコンテンポラリーであるものばかり。このひとやっぱり一度聴けば聴いた者のこころにしみ込むまれな存在感を持つヴォーカリスト。1941年生まれなので現在61才なはず。年齢を感じさせない、タフで人柄がそのまんま出ている優しきほのぼの声をあなたもぜひ。いや~~~~心が洗われますな。

 

 

HI!心呼吸 8月8日(火)

M1>  The Second Time Around (二度目の青春)/  バニー・マニロウ

 

フランク・シナトラを愛している方にはおなじみの1枚かも知れませんね。

僕もシナトラの曲が大好き♪

生前のシナトラがイギリスの新聞に「バニー・マニロウ」について

『He’s Next』と語ったそうです。「僕の後を継ぐのは君だよ・・・」

なんて素敵な話。

 

その敬愛してやまないシナトラの曲をカバーした「ジャズ・アルバム」がこの1998年

「Manilow Sings Sinatra」

なんて穏やかで、豊かで自然な時間が流れるゴージャスなアルバムでしょうか。

バニー・マニロウは本物のジャズを歌えないとコメントした人もいたそうですが、

本物のジャズの歌い方ってなに?

素敵な歌声を気持ちよく歌い、聞かせてくれるだけでも素晴らしい。

「コパカバーナ」のイメージが強いから意外な世界を彼は構築していたんです。

夏になると「コパカバーナ」と一緒にこのアルバムを聞きたくなる♪

シナトラの美しい曲を丁寧に歌い上げる声。

ダイナミックなオケの豪華さ。そしてなんと言っても心を込めて歌う敬愛の心。

美しい曲をマニロウの声で歌う。

良い時間が流れます♪ちょっと夜選曲かも・・・です・・・が。

 

M2>   In A Dream Gone By(過ぎ去りし夢)/   ポール・ヤング

 

2016年には約20年ぶりとなるアルバム『グッド・シング』をリリースした「ポール・ヤング」この作品もとても暖かみのあるアルバムです。

しかしそのアルバムからではなく、今日は1997年にリリースされている『Paul Young』から。

このリリース時、ポール・ヤングは40歳を過ぎている。

今の僕とちょうど一緒くらいの年齢。

ポール・ヤングの代表曲といえば、1985年にホール&オーツのカヴァー曲

「Everytime You Go Away」が世界的に大ヒットを記録。

若かりし彼の歌声を80年代の代表曲として耳に残っているわけです。

 

そんな彼が97年に発表したこのアルバムが色気と哀愁を感じて好きなんです。

アルバム全体にラテン・フレーバーを散りばめたような作品。

柔軟で豊かな音楽性。

繊細で、でも男っぽくてスパニッシュのテイストが印象的なこの今日を「過ぎ去りし夢」

冒頭のギターの音色から、ライトな歌いだし、メロディの豊かさ。

ドライブにも最適な1曲。

アコーディオン、スペイン語がアクセントで涼しげです♪

良いスパイスでこの夏を乗り越えたい♪