HI!心呼吸 2月28日(水)

M1>   The Cave  /   マムフォード・アンド・サンズ

 

『マムフォード・アンド・サンズ』

イギリス・ロンドン出身のフォークロックバンド。

2007年に結成された「マーカス」、「ベン」、「ウィンストン」、「テッド」の4人。

このサウンドを聞くと、アメリカ人の空気しか感じなかったりしますが、

彼らはそうなんです・・・イギリスの方です!

イギリス人だけどアメリカのルーツ・ミュージックをこよなく愛する4人。

カントリーやフォーク、ゴスペル、ブルーグラス・・・

といった要素を消化して作ったアルバムは土臭いんですが、

シャープで粋。

そしてアメリカで成功することは快挙だったわけです。

そこから彼らの音楽は変化していくんです。

フォーク・サウンドを離れ、R&Bに傾倒したり、

EDMに入っていったり・・・。

それはそれで好きなんですが、

個人的にはやはりフォーク・サウンドの『マムフォード&サンズ』が好み。

2009年にリリースされた「サイ・ノー・モア」から♪

 

 

 

 

 

M2> 夢の旅人(Mull of Kintyre)/  ポール・マッカートニー & ウィングス

 

『ポール・マッカートニー』のウィングス時代のベストアルバム。

1978年に発表された『ロンドン・タウン』までの「ウィングス」の

ヒット曲を中心に収録されています。

『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』

その中から『夢の旅人』(Mull of Kintyreマル・オブ・キンタイア)

「マル・オブ・キンタイア・・・

おお、霧が海から押し寄せてくる

僕の望みは、いつもここにいることなのさ・・・

マル・オブ・キンタイアよ」

シンプルで覚えやすく、それでいて何度聴いても飽きない。

まさにマッカートニー・ミュージック。

「マル・オブ・キンタイア」とはポールが1960年代から広大な自宅を所有する、

スコットランドの半島(岬)のこと。

名曲は40年以上の年月なんて軽く超えますね♪

HI!心呼吸 2月27日(火)

M1>    Give Us a Break  /    ジョン・セバスチャン

 

2月も気づけば後半に。

春の訪れを感じるこのタイミングでこんな曲はいかがでしょうか?

60年代からバンド『ラヴィン・スプーンフル』の

フロントマンとしても活躍したり、多くのヒットを生み出した

メロディ・メイカー、アメリカのシンガー・ソングライター

『JOHN SEBASTIAN』(ジョン・セバスチャン)

1998年にリリースされた

『ザ・ベスト・オブ・ジョン・セバスチャン』

ジョン・セバスチャンのフォーク・ナンバー、

70年代のバンド・サウンドも収録されています。

その中でも代表曲の『Give Us a Break』♪

オシャレなアレンジに柔らかいジョン・セバスチャンの歌声。

いい時間の流れを感じることができます。

コーヒーによく合う♪

 

 

 

 

 

M2>   Hey Blue  /    トニー・リッチ・プロジェクト

 

懐かしいこのメロディはいかがでしょうか?

1995年にリリースされたアルバム

『トニー・リッチ・プロジェクト』のアルバム

『Words』

当時よく聞いたなぁ。

このリリース前には「ボーイズIIメン」に曲を提供したことでも知られた

『トニー・リッチ』

彼の才能を世に知らしめた自作自演プロデュース作品。

まさに時代の先を行ったマルチさ。

「Hey blue」で軽やかにスタートするこのアルバム。

2曲目の「Nobody Knows」♪に何度、涙腺を刺激させられたか・・・。

本当にこの時代にお世話になった思い出の1枚。

触れる優しさ。肌触りの良い音楽ってこんな感じでしょうか?

トニー・リッチの才能をどうぞ味わってください♪

HI!心呼吸 2月26日(月)

M1>  Seems Uncertain(シームズ・アンサーテン)  /   311(スリー・イレブン)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

『311』(スリー・イレブン)

1988年に結成されたアメリカのミクスチャー・ロックバンド。

パンク・ロックをベースにラップやレゲエなどの要素を盛り込んだ、

ミクスチャー・ロックの走りのようなバンド。

2003年にリリースされた7枚目のアルバム

『Evolver』(イヴォルヴァー)

重鎮感が増した貫禄の1枚。

ゴリゴリの音が多いんじゃないかな?と思わせておいて

サウンドはメロウでポップ。

すんなり聞きやすいサウンドとなっているんです。

バランスがとても整ったサウンドをどうぞ♪

少し大人になった彼らのサウンドは今でも新鮮に聞こえます。

 

 

 

 

 

M2>  More Than Words  /    エリック・ベネイ

 

1966年10月15日。

ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。

音楽一家の5人兄弟の末っ子。3歳の時スティーヴイー・ワンダーに感銘を受け

R&B、ソウルに開眼したという『エリック・ベネイ』

2014年にリリースされた「エリック・ベネイ」の1枚

『From E to U:Volume 1』

このアルバムはある意味彼のルーツを探れるそんな1枚かも。

洋楽黄金時代の名曲たちを、独自のテイストで

ソウルフルにリメイクしたキャリア「初のカヴァー・アルバム」

デビューから18年で初チャレンジしたのは、

彼が愛してやまない洋楽の名曲をエリック・ベネイの解釈でカヴァーすると

こんな素敵な1枚になるんですね♪と感動。

クリストファー・クロス「風立ちぬ」、TOTO「アフリカ」、ホール&オーツ「サラ・スマイル」など・・・。1991年のエクストリームの名曲「モア・ザン・ワーズ」も♪

 

 

HI!心呼吸 2月23日(金)

M1>  LOVE U I DO   /    リンデン・デイヴィッド・ホール

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

1974年、イギリス・ワンズウォーズに生まれた

『リンデン・デイヴィッド・ホール』

ソウルやファンクを聴いて多くの影響を受けたリンデン。

97年にデビューを飾りますが、その時には「ディアンジェロ」などの

ニュークラシックソウルの枠組みの中で発表され、

その流れの中でも異色の存在感を放っていた彼。

2006年2月14日。この世を去った時・・・寂しさと驚きが大きかった。

多くの愛に見守られ、享年31歳。

2000年の春にリリースされたアルバム『The Other Side』

黄昏時。

この人の声を聴きたくなります。

彼が残してくれた愛。声を忘れてはいけません。

彼の残した数少ない作品は、世界中の音楽ファンを今でも癒してくれます。

 

 

 

 

 

M2>   One Hundred Ways /   ジェイムス・イングラム

 

今週の締めくくりは♪

オハイオ州アクロン出身『ジェイムス・イングラム』

彼の歌は昔から大好きですが、このベスト盤から聞いてみては?

1999年にリリースされている

『Forever More: The Best of James Ingram』

1970年代からファンクバンドで活動を始めた彼。

後にLAで「クインシー・ジョーンズ」に見出され、

「クインシーの秘蔵っ子」と呼ばれました♪

この曲「One Hundred Ways」最高な1曲。

思い出もたくさんある1曲でもありますが、

この方の歌は本当にハズレがない。

彼の力みのないサラリと聞かせてくれるバラードや、

シャウト気味に歌い上げる熱唱系の曲も。

その実力は間違いないんです。春が近くなるこの時期に聴きたくなる♪

HI!心呼吸 2月22日(木)

M1>  Give Them Your Love  /  メッテ・ハートマン

 

2月も後半戦に突入するタイミング。

季節の移り変わりをイメージして♪

ノルウェー出身の『メッテ・ハートマン』

1996年にリリースされている彼女のデビュー・アルバム

『SWAN』

このアルバムは全く色褪せません。

以前もこのアルバムをご紹介していますが、

デビュー当時、若干20歳・・・・。

1996年で20歳。

同年代の僕にはこのデビュー・アルバムは眩しかった。

ゆるく流れる様なメッテの歌声。

ジャジーでいてR&B。

スーッと入り込んでくるこのピュアさ。

イキイキとした彼女の声は春をイメージさせます。

 

 

 

 

 

M2>     Any Other Love  /    ラサーン・パターソン

 

色褪せない優しさ。

何度も聴ける作品・・・それでいてスタイリッシュなサウンド。

彼のシックな音楽空間は居心地がいい。

『ラサーン・パターソン』

1999年にリリースされた

『Love in Stereo』

彼のR&Bの作品の中でソウルフルで、彼の繊細なニュアンスを感じられる

ヒリヒリするような感覚のアルバム。

聴き応え抜群なアルバムですが、セールス的には振るわなかった作品。

セールスがあるから良いんだ。と言うセオリーを崩してくれる1枚。

多彩な才能を持つ彼の自信に満ちた歌声とサウンドは

シマっていて甘ったるくない。

少し湿り気を含んだ肌障りのいいアルバム。

乾燥の季節を脱皮!レインボーボイスで癒されて下さい♪

 

 

HI!心呼吸 2月21日(水)

M1>  One People ワン・ピープル  /   モーリー・スターン

 

『モーリー・スターンズ』

カナダ出身のシンガー・ソング・ライター。

プロデューサーの顔も持つマルチプレイヤー。

彼はセッション・ミュージシャンとして数多くのミュージシャンを支えてきた人物でもあります。

「ケニー・ロギンス」、「シカゴ」、「マイケル・マクドナルド」、「セリーヌ・ディオン」・・・。

と凄い顔ぶれをサポート。

そんな彼が1992年にリリースした1stアルバムがこの

『POWER IN OUR HANDS』

ソフトな透明感のあるヴォーカル。

そして彼の人柄を感じさせる歌詞がとても素敵。

音楽への情熱はもちろん、人への愛に溢れています。

日本人でも分かり易いメロディライン。

1つ1つクリアな音作り。この懐かしい感覚。このスケールの大きさって最高です。

 

 

 

 

 

M2> (I Love You)For Sentimental Reasons /  リンダ・ロンシュタット

 

「フォーク・カントリー」繋がりでこの曲を♪

カントリー・シンガーとして絶大な人気を誇った80年代。

『リンダ・ロンシュタット』

彼女がジャズの超有名スタンダードなナンバーを歌ったアルバム。

11曲を歌ったアルバムなんですが、演奏しているのは

「フランク・シナトラ」の時代から活躍する

「Nelson Riddle & his Orchestra」

そのオーケストラだけの演奏だけでも聴きたいほど。

めっちゃくちゃ良いのです♪

1986年にリリースされているこのシリーズ3部作の3作目

『For Sentimental Reasons』

スタンダードをリンダの美声が歌い上げます。

彼女の歌声をゆっくりと楽しんでください。

それもカントリーではなく、ジャズのスタンダードで♪

HI!心呼吸 2月20日(火)

M1>   One Of Those Days  /   エイドリアン・ブリュー

 

『エイドリアン・ブリュー』

アメリカのギタリスト。

「フランク・ザッパ」に見出されて、「キング・クリムゾン」、「トーキングヘッズ」、

「デヴィッド・ボウイ」との競演など・・・

数々のビッグ・アーティストとステージを共にしている経歴の持ち主。

そんな彼のソロの4枚目。

1989年にリリースしたスタジオ・アルバム

『Mr. Music Head』 (ミスター・ミュージック・ヘッド)

軽快なリズムに肩の力の抜けたヴォーカル。

さりげないギターテクニック。

彼のギターは素人目に見ても「楽しそうに演奏する」

その雰囲気がこのアルバムからも感じられます。

1曲目の「Oh Daddy」は娘ちゃんと共演だったり♪

「早くパパヒットする曲を書いて」娘ちゃんの歌声が入った曲だったりするところも

楽しい♪掴みどころのない世界感は不思議と癖になってきます。

 

 

 

 

 

M2>   Dansero ダンセロ   /    イーディ・ゴーメ

 

1963年にリリースされた名盤

『ブレイム・イット・オン・ザ・ボサ・ノヴァ』(恋のボサノヴァ)

1950年代から70年代にかけて活躍した女性シンガー

『イーディ・ゴーメ』

アメリカ芸能界でも大スターとなった彼女の代表作です♪

このアルバムのジャケットが好きで部屋に飾っていました。

「ザ・ギフト」という曲が日本でもヒット。

1980年代後半、当時のCMで使用されて「ボサノヴァ」を

日本で知らしめるキッカケとなったなんて言われています。

ボサノヴァのリズムにのせた彼女のハツラツとした歌声。

今でも気持ちよく耳を刺激してくれます♪

古き良きアメリカを連想させてくれる彼女の音楽。

楽しげでイキイキしているオールディーズの要素と、

ブラジルとジャズを融合させた最先端なサウンドはやはり素晴らしい♪

 

HI!心呼吸 2月19日(月)

M1>  I Don’t See Me(からっぽの愛)  /   ボビー・チャールズ

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

『ボビー・チャールズ』

元々は「ファッツ・ドミノ」や「ビル・ヘイリー」にヒット曲を提供していた

シンガー・ソング・ライター。

ルイジアナで生まれた彼は幼い頃から地元のラジオを聴いて育ち、

黒人音楽などに刺激を受けたんだそうです。

偽名を使って曲を提供していたシンガーだったんです。

ですから人に提供した曲は多数ありますが、自分の作品として残しているものは少ないんですね。

そんな彼の94年リリースのアルバム。

『Wish You Were Here Right Now』(君がここにいてくれたなら)

少し地味なジャケットに哀愁も感じてしまう素朴なアルバムかなと思いきや、

豪華なゲスト陣(Willie Nelson、Neil Young、Fats Domino)に囲まれて楽しそうに

歌う彼の歌声が印象的♪彼の素朴で優しい歌声はこの時期にもピッタリと寄り添うん

です♪

 

 

 

 

 

M2>   Loving You   /   ジュリア・フォーダム

 

少しロマンチックなアレンジでいかがでしょう?

『ジュリア・フォーダム』

1991年にリリースしている『(Love Moves in) Mysterious Ways』

(愛はミステリアス)

このアルバムに収録されている「Loving You」

お馴染みのオリジナルは「ミニー・リパートン」が歌った

「Loving You」をジュリア・フォーダムがカバーしています。

数多くのアーティストがカバーした皆さんにもお馴染みの曲・・・

ですが、UKレゲエのベテラン歌手「ジャネット・ケイ」のカバーと

彼女のカバーが大好き。

「ジュリア・フォーダム」のゆったりと、包み込むようなカバー。

このアルバムの中でも存在の大きい1曲でしょう。

優しい気持ちにしてくれるリラックス・ソング♪

好きな人(大事な人)を想ってみては?

 

HI!心呼吸 2月16日(金)

M1>    I Want Your Love  /   アンソニー・フィリップス

 

今週の締めくくりは♪

気持ちよく穏やかな気持ちになれる曲を♪

なんて美しい曲なんでしょうか。

『アンソニー・フィリップス』

1970年代のプログレッシブ・ロック全盛時代を代表するバンド

『ジェネシス』のギタリストとして活躍したロンドン出身のアーティスト。

1979年に彼の3rdアルバムとしてリリースされた

「Sides」(サイズ)

モダンなポップ感をさりげなく聞かせてくれる名盤です。

その「ポップ」には色んな意味が込められている。

アルバムにはプログレ・ポップ、レゲエ、ロック・・・幅広い音楽に挑戦した彼自身の

存在そのものがポップ!

そんな曲の中から「I Want Your Love」は数あるアンソニーの名曲の中でも最も美しいものの一つに数えられる1曲♪穏やかで緩やかで心落ち着かせてくれる曲。

 

 

 

 

 

M2> One Of Them Is Me (このままでいたい)/  アンドリュー・ゴールド

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

ウェスト・コースト・ロックの黄金期を支えた

シンガー・ソングライター『アンドリュー・ゴールド』

70年に「ケニー・エドワーズ」、「カーラ・ボノフ」、「ウェンディ・ウォルドマン」とともに『ブリンドル』を結成。

グループ解散後、「リンダ・ロンシュタット」のアルバムに参加するなどそのマルチな活躍をしたアーティスト。

あの「矢沢永吉」さんにも多大な影響を与えたとか・・・。

そんなアンドリュー・ゴールドの1977年のアルバム

『自画像』(What’s Wrong with This Picture?)

どこか懐かして、潮風を感じるような爽やかなサウンド。

優しいメロディに甘く切ない大人の歌・・・。

全米ヒット・シングル「ロンリー・ボーイ」も収録された1枚。

ちなみにアルバムのラストをこの曲が飾ります。大好きな1曲♪春を感じるのは僕だけ?

HI!心呼吸 2月15日(木)

M1>  Tristeza (トリステーザ) /  クレモンティーヌ

 

『クレモンティーヌ』

2000年9月にリリースされた『Les Voyages』(レ・ヴォヤージュ)

日本で最も有名な「フレンチ・ポップ・シンガー」

クレモンティーヌ。

幼い頃にメキシコで暮らした経験があるんだそうで、スペイン語を流暢に操り、

現在でも南仏の別荘でヴァカンスを過ごすなど、ラテン文化との接点が多かった彼女。

「初」のブラジル録音で魅せた本格的なボサノヴァ・アルバム。

フランスという異国のフィルターを通った“フレンチ・ボッサ”フレイヴァーと、

本場の“ブラジリアン・ボッサ”の融合は見事なブレンドなんですよね。

パリとリオ、地球を半周してじっくりとレコーディングの結果がこの心地よさ。

さぁ、春は目の前。

耳から春モードにしていきますか!

 

 

 

 

 

M2>   メウ・サンバ・トルト(傾いだサンバ)  /   クララ・モレーノ

 

ブラジルを代表するシンガー「ジョイス」を母に持つ

ボサノヴァ・シンガー『クララ・モレーノ』

2006年にリリースされている通算5枚目のアルバム

『メウ・サンバ・トルト』

タイトル・ナンバーです。ボサノバ、ブラジル音楽をお好きな方には素晴らしい1枚。

サウンド・クリエーター「セルソ・フォンセカ」

ギタリスト「ヂエゴ・フィゲレード」らがゲスト参加したという

アコースティックな名盤。

そして「ジョイス」も書き下ろし曲でギタリストとして参加しているって・・・

最高です。

アコースティック・テイストの簡素なサンバ・サウンド・・・

ギターと重なり合う、一つになる歌声が甘くて。

「セルソ・フォンセカ」とのデュエットにうっとりです♪

しっとり仕上がったこの曲「メウ・サンバ・トルト」♪