Hi!心呼吸 11月14日(月)

M1> When Your Heart Is Weak (心のときめき) /  コック・ロビン

 

1985 年にリリースされた「コック・ロビン」のデビューシングル

「When Your Heart Is Weak」(心のときめき)

初めてこの曲を聞いたときは一人の男性アーティストの曲だと思っていましたが・・・

バンドでした。

ジャケットの雰囲気はまさにブリティッシュですが、1人を除いて3人はアメリカ出身。

カリフォルニア発! と聴くと大胆なロックをイメージしてしまいますが、

この方たちはちょっと違う。まさにアメリカっぽさがあまりない。

通りで彼らの音楽は後にヨーロッパで人気を博すことになります。

 

ニューウェイヴの枠組みに入る彼らの音楽は、アメリカの流れには一線を画し自分たちの世界を押し通していったバンド。

このバンドの紅一点の女性ボーカリスト「ANNA LACAZIO」はイタリア系と中国系のハーフだったと後々知ることに。

とってもエキゾチック。

この曲ではアンナの声は一切聞こえませんが・・・。

独特の雰囲気を放つ80年代のアーティスト「コック・ロビン」

哀愁と言うアメリカっぽくない湿度を感じることができるバンド。

このシーズンの切なさをメロディも演出してくれます♪オススメです。

 

M2> Hard To Say (風に呼ばれた恋) /  ダン・フォーゲルバーグ

 

1981年の「ダン・フォーゲルバーグ」のアルバム名盤「the Innocent Age」

72年のデビューから色んな音楽を吸収し、多才な音楽のプレイヤーとなった彼の集大成的なアルバムがこの「イノセント・エイジ」

 

アコースティックなサウンドと、美しいハーモニー・・・。

その言葉以外はいらない。彼の音楽そのもの。

シンプルな作りが魅力的、穏やかで温かみもある。

美しいコーラスも重なり合う。

一部の曲ではドン・ヘンリーなども参加しているのですが、ほとんどが彼一人の多重録音。

演奏もギターはもちろん、ベースやピアノ、パーカッションも彼の演奏というから驚きです。

まさにマルチプレイヤー♪

このアルバムは何度も聞いているのに新鮮さを失わない。

多くの人の心を捉えて放さない傑作です。

大ヒットしたこの曲「Hard to Say」”をはじめ利き所満載の1枚。

もしも「ダン・フォーゲルバーグ」の歌を聴いてみようかなと言う方がいるのであれば、間違いなくこのアルバムから聞いていただきたい。

その後に”Longer”などの名曲をお聞き頂ければ彼の素晴らしさにもっと触れていいただけると思う次第です。何者や?俺・・・。

 

Hi!心呼吸 11月11日(金)

M1>ステイ・フォー・ア・ワイル /  アンジー・ストーンfeat.アンソニー・ハミルトン

 

「アンジー・ストーン」の3rdアルバム

2004年リリースされた『ストーン・ラヴ』

なんと言ってもこのアルバムで話題になったのが、Snoop Doggをフューチャリングした先行シングル「I Wanna Thank Ya Featuring Snoop Dogg」は、

やはりその想像できなかった組み合わせ、そしてクールな曲の仕上がり♪

驚きとハッピーな曲に胸躍りました♪

 

リズムとグルーヴ感はさすがR&B界のゴッドマザー。

その他にもベティ・ライトなど大不御所の名前もクレジットされている所も満足感バツグンのアルバムです。

 

さてこの曲「ステイ・フォー・ア・ワイル」

アンソニー・ハミルトンをゲストボーカルに迎えてムーディに歌われたメロウな1曲。

ハミルトンの歌声が薄っすらと聞こえる具合。

ゴスペル出身の彼女の歌声はもちろん、その歌声をゴージャスに演出するメロディの美しさとクールさを思う存分楽しめる1枚。

やはり彼女の大人な雰囲気の深みのある声はメロウ系R&Bがお好きな方には間違いないいアルバムでしょう。ライトアップされた紅葉に向かう車内に、ドライブにもピッタリだと思います。文句なしのBGMと一緒にハンドルを握りますか?

 

M2>  Change Your World  /  アンソニー・ハミルトン

 

アンソニ・ハミルトンの歌声をもう少し聴きたいのでソロの1曲を♪

2005年12月にリリースされた「Ain’t Nobody Worryin」から。

 

『アンソニー・ハミルトン』

アメリカ・ノースカロライナ州出身のR&Bシンガーである。

全米では、正統派のR&B/ソウルシンガーとして知られているアーティスト。

 

アルバム全体には60’s~80’sに渡ってのサウンドの要素を吹き込んだ、古き良き時代のサ

ウンドいっぱいです。

聴き易いソウル、R&Bが収録されている。そんなアルバムです。

まるでタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。

その雰囲気の見事に表現されているのでその拘りには脱帽の1枚。

この「Change Your World 」には60’sエラソウルにストリングスがアレンジされ、

単純にスタイリッシュでカッコイイ。

温かく色気たっぷりのその世界観は誰しもが出せるものではありません。

 

先ほどのアンジーも素晴らしいですが、僕は個人的には男性ボーカルが好きなので、このブルージーでファルセットもお気に入りです。

この曲を持ち込んでドライブに・・・本当に出かけてこようっと!

Hi!心呼吸 11月10日(木)

M1>  スリープフォール  /   アンソニー・フィリップス

 

1970年代は叙情的・構築的なプログレッシブ・ロックバンドとして活動。

1980年代にはボーカルのフィル・コリンズの牽引によって世界的なポップバンドとして高い人気を誇った『ジェネシス』

ジェネシスのギタリストとして知られる、イギリス・ロンドン出身の「アンソニー・フィリップス」

生ギターや12弦ギターを駆使した奏法で初期のジェネシスの要♪

フィル・コリンズもヴォーカルで参加したファースト・ソロがこの1977年ファースト・ソロ・アルバム「The Geese & the Ghost / ギース・アンド・ザ・ゴースト」

こんなに叙情性を内省的に突き詰めた作品はないでしょう。

不朽の名作と言われている名盤です。

アルバムの最後に収録されているこの「スリープフォール」

美しすぎるメロディと風景をも想像できる浮遊感はこのアルバムの中でもやはり最後にしか入れられないほどの存在。

フィリップスの世界に紛れ込んで最後に見える風景は?

この3枚をじっくりと堪能した後に見えてくるのかもしれませんよ・・・。

(ちなみにこのアルバム、デモなどを収録したDisc 2と5.1ch化したDVD-Audioの3枚組です)

 

M2>  フィンガーズ・アンド・トウズ  /  アラン・トゥーサン

 

1972年のアルバム『ライフ・ラヴ&フェイス』

プロデューサー、アレンジャー、コンポーザー、ピアニストそしてシンガーと・・・

マルチな才能を生かしてニューオリンズ・サウンドの魅了を世界に広めたアラン・トゥーサン。

名盤『サザン・ナイツ』と並ぶ名盤ですね。

久々に聞きたくなってしまいました。

こんな表現を借りるのであれば『タイトな小品が手堅くつまっている一枚』

ワイルドさ、濃厚なサウンドだけとは違う、白人テイストも漂うサウンドはオシャレであり、ソフトでもありファンクの風味もあるという魅力溢れるサウンド。

 

50年代、ティーンの頃にはピアニストとしてのプロ活動を始めたアラン・トゥーサン。

その類まれなセンスと才能はこのアルバムでも発揮されています。

色んな音楽要素をミックスして綺麗に整理されたメロディと、細かに気を配られた歌声に誰しもが魅了されるはず。

キャリアの中では演者から裏方の人間になっていく彼の才能。

この頃のアランが1番輝いていたのかもしれません。

キラキラと輝くサウンドはこの季節にもマッチします。

あぁ、オシャレさんです。この曲も♪

 

Hi!心呼吸 11月9日(水)

M1>  インサイド・マイ・ラヴ  /  シャンテ・ムーア

 

「ミニー・リパートン」の名曲として知られる”Inside My Love”。

この曲をカバーしているのは「シャンテ・ムーア」

 

その曲を収録されたサウンドトラックがこちら。

『New York Undercover/Soundtracks(1995)』

1994年から1998年にかけてシーズン4までTVで放映された刑事ドラマもののSoundtracks。

懐かしい!!!と思わず歓喜する人も多いかもしれませんが、なんと言ってもこのSoundtracksはドラマの人気と併せて素晴らしい出来栄え!

参加しているアーティストはMary J Blige。再結成後のGuy、Lost Boyz、K-Ci & JoJo・・・。

そしてChante Moore!

R&BファンもHipHopファンも聞きどころ満載。

 

そんなサントラにこのカバーが。

ミニー・リパートンの5オクターブの声域をさすがシャンテ!

負けていない歌声をセクシーにカバーしてくれております。

改めてこのドラマ・・・よりもこのサントラをじっくり聴いてみたい。

あの頃よりもちゃんと理解して聞ける気がします。

あの頃なんて、生意気なクソガキでしたからw

 

M2> フォーリング・アット・ユア・フィート  /   ダニエル・ラノワ

 

「ダニエル・ラノワ」の2003年にリリースされたアルバム「シャイン」

 

ブライアン・イーノと共にU2のプロデューサーとして有名なダニエル・ラノワ。

ボブ・ディラン『オー・マーシー』、

ネヴィル・ブラザーズ『イエロー・ムーン』等を手がけ、カナダでは3年連続”プロデューサー・オヴ・ジ・イヤー”を受賞したこともある「ダニエル・ラノワ」

なんの説明もいらないでしょう。

めちゃくちゃいいアルバムです。はい。この「シャイン」

名プロデューサーの10年ぶりのソロアルバムってコトで当時はワクワクしたな・・・。

気持ちのいいサウンドでありながら、人間の悲喜こもごもを伝えることもできてしまう魔法みたいな傑作。

カントリー、ブルーズ、アメリカ音楽に対しての尊敬を大切にした音空間。

こんなアレンジもはじめて聴いたし、音の広がりみたいなものの凄みも感じた作品。

何度でも聴いていて、邪魔になんてならない。

「ボノ」も参加します。

Dylanが好きな方。

もちろんU2好きな方。

じっくり行楽のドライブにこのアルバム連れてって~♪

 

Hi!心呼吸 11月08日(火)

 

M1>  愛のためいき  /   リー・リトナー

 

「リー・リトナー」の名を一躍世に知らしめ、フュージョン・ギター・ブームを巻き起こした大傑作といえわれる1枚。

1985年にリリースされた「ジェントル・ソウツ」

このアルバムがリー・リトナーの出世作となりました。

 

レコードの片面全曲を一発録りする「ダイレクト・カッティング方式のLP」としてビクター音楽産業から発売。その失敗が許されない状況下で、超絶技巧とセンスをもって熱いプレイを繰り拡げる当時若干20代を中心とした彼らの実力に圧倒されます。

後には「ソフト&メロウ」がウリの大人のギタリストとして名声をあげるリトナー。

さてそのアルバムの中で、5曲目の「愛のためいき」は、リトナーの成せる業。

ソフトで、繊細。一本芯の通ったタッチで「聴かせます」。

デイブ・グルーシンのキーボードも存在感バツグン。

「愛のためいき」は、フュージョンで結構カバーされています。

このアルバムのリトナーのギター。

その後にリリースされたソフト&メロウなギター。

聞き比べるとこのソフトなギターに入っていった理由が分かる気がします。

この時がまだ20代なんて・・・信じられませんわ・・・。

 

M2>  アンチェインド・メロディー /  マット・モンロー

 

モンローの歌声はフランク・シナトラと声質が似ていたので「British Sinatra」(英国のシナトラ)と呼ばれ、世界中の多くのファンを魅了した「マット・モンロー」

1955年に公開され、世界でヒットした名作「慕情」のテーマ曲

「Love is a many Splendored Thing」を歌ったのがマット・モンロー。

彼の代表曲になった曲でもあります。

「マット・モンロー」は1960年代にイギリスで活躍したバラード歌手。30年近くの活動期間の間に世界各地でコンサートを開き、レコード総売上枚数は1億枚に上るという。

 

ヒットの仕掛人はビートルズのプロデューサーとしても知られる「ジョージ・マーティン」

他のヒット曲としては「Softly As I Leave You」、「ロシアよりを愛をこめて」(『007 危機一発』の主題歌)など。60年代の代表するシンガー。

この時代にも聞くと、不思議です。

リアルタイムに聴いていないのに、こんなにも心に訴えてくる歌声って一体なんなんでしょうか。

そんなモンローのアルバム「慕情」に収録されたのはご存知「ライチャス・ブラザーズ」のカバー。彼のバージョンはやはり「映画音楽」になってしまう・・・w

この雰囲気に文句なんてございません。堪能させていただきます!

Hi!心呼吸 11月7日(月)

M1>   カウント・オン・ミー  /  ルイス・サリナス

 

アルゼンチン出身の凄腕ギタリスト「ルイス・サリナス」

過去に偉大なギタリストとの共演もしているギタリスト。

世界三大ギタリストとも言われています♪

ラテンフレーバーたっぷりに見事に聞かせてくれる作り。

名プロデューサー、GRPレコードの「トミー・リピューマ」が手掛けた濃密な香りたっぷりに聞かせるアルバム。

(マイルス・デイヴィスやイエロージャケッツ、ジョージ・ベンソン、ダイアナ・クラール等、数多のアーティストをプロデュースしている人)

1997年にリリースされたアルバム。その名も「サリナス」

瞬間に広がるラテンフュージョン世界は、本当に素晴らしい時間を提供してくれます。

なかなかフュージョンの世界は深いので、一言でフュージョンを説明するのは難しいジャンルですが、理解し易いフュージョンの形。とでも言いますかこのアルバムはシックリ来ます。

ジャズ、タンゴ、ノンジャンルにわたってこのアルバムで聞かせてくれる世界観。

彼の歌声にも注目していただけるオススメの1枚。

音楽の楽しさや美しさを教えてくれるような1枚かもしれません。

「ラテン」音楽って・・・日本人にあいません?

僕も好きなんですよね♪ラテンの血が流れてるんだろうか???

 

 

M2> I’ll Never Fall In Love Again (恋よ、さようなら) / ジミー・ロジャース

 

1969年にリリースされたジミー・ロジャースのアルバム「Windmills Of Your Mind」から。

 

さて一番重要なことは1920年代末から’30年代初めにかけて活躍した

“カントリー・ミュージックの父”と呼ばれたJimmie Rodgersとは別人です・・・。

本名「James Frederick」 “Jimmie” Rodgers ( 1933年生まれ)

‘50年代末から’60年代初頭にかけてヒットを連発しながら、どちらかと言うとマイナーなイメージのポップス・スター「Jimmie Rodgers」です。

ワシントン州カマス出身のジミー・ロジャースは、幼い頃からピアノの講師をしていた母にピアノとギターのレッスンを受けています。

彼は大学卒業前にアメリカ空軍に入隊しており、入隊後間もなく朝鮮戦争に従軍したという彼。除隊後の’57年にレコード会社のオーディションで歌って見事合格。

この年にデビューを果たすことになった空軍からミュージシャンになったという人。

しかもデビュー曲がNo.1ヒット!

その彼が1969年にリリースしたこのアルバムは美しく、彼の魅力の歌声を存分に聞かせてくれる1枚。

同時期にディオンヌ・ワーウィックが歌って大ヒットを記録したわけですが、僕は彼のこのヴァージョンも温かくて好きです。

ホッコリするでしょ?

Hi!心呼吸 11月04日(金)

M1> クロース・トゥー・ユー /   リアーナ

 

昨日の選曲に「LSK」をお送りしましたが、やはりここは妹君をお送りしないといけないでしょう。

「リアーナ」さんです。

2012年の『アンアポロジェティック』に続く8作目のニュー・アルバム

『アンチ』が今年の2月に日本リリースされています。

“私が待ち望んでいるのは未来だけ。自分の内面をさらけ出してこそ、ようやく完全な自分になれる”

2015年にデビュー10周年を迎えたディーヴァ「リアーナ」

 

このアルバムでは彼女の実力と本物の声が楽しめます。

飾らず、生身の彼女が表現されています。kの「クロース・トゥー・ユー」はピアノだけのシンプルだからこその存在感。

 

涙腺をも刺激する歌声にゾクゾクするわけで。

もちろん他の曲は打ち込み系のダンサブルな曲も収録されていますが、落ち着きを感じる大人の1枚に仕上がっています。

 

このバツグンの説得力は10年のキャリアなのか?LSKとの幼い時から培われたものなのか?何はともわれお聞きになれば、その凄さに納得されるでしょう。リアーナ様~♪

 

M2>   接吻KISS    /     Fried Pride

 

こちらは今から10年前のアルバム名盤「ミュージックリーム」から。

名曲を。いや~フラプラ最高です!

「フライド・プライド」の接吻を聞きたくなる時って秋・・・。

ちなみにこのアルバムは6枚目にして初の日本語に挑戦した作品。

JAZZ/ROCK/POPというカテゴリーを越えアルバムでした、。

 

Voの「Shihoさん」のハスキーでキュートな歌声には脱帽です。

そして超絶技巧のギタリスト横田明紀男さんのギターには感涙です。

この2人からなるジャズユニット。

もうジャズって言うカテゴリーも関係ない。

フラプラと言うジャンルですね、もう。

 

さてこの「接吻」はオリジナルよりもさらに静かなバラードに・・・。

ご存知。元祖渋谷系アーティストとして話題となったオリジナルラブの、

1993年にドラマ主題歌としてヒットした作品。

いまだに人気のこの名曲を期待通りにカバーしてくれたこの1曲。

 

どうしても1シーズンには聞きたくなってしまいます。

実力ってこういうことなんですよね。秋に接吻・・・ウン。いいっす。

 

HI!心呼吸 11月03日(木)

M1>  エミリーズ・ソング  /   BB MAK (BBマック)

 

1999年11月に世界に先駆けた日本デビューで大ブレイクした「BBマック」

待望の全米デビュー・アルバム「スーナー・オア・レイター」が

2000年にリリースされています。

 

このアルバムで日本でも大きな話題をさらった爽やかグループ。

豪華プロデューサー、作曲家が集結し、バツグンの楽曲を作り上げたこのアルバム。

正直、もっとポップな派手なイメージでしたが、かなりの本格派でビックリ。

ちなみにこの曲は全米デビュー・アルバム用に制作された新曲のシングル・カット。

のカップリングです。

ですからアルバムには収録されておりません・・・シングル「ラヴ・イズ・リーヴィング」のカップリングに収録されていた、

「エミリーズ・ソング」♪

その爽やかで綺麗な歌声に惹かれます。

その当時のビージーズ的な懐かしいを感じてしまったのは鮮明に覚えています。

懐かしい美しいフレーズは・・・切ないシーズンにもピッタリでしょ?

やっぱり懐かしい感じになるんだな・・・良い曲です。

 

M2>  ザ・ビゲスト・フール  /  LSK

 

同じく2000年にリリースされたLSKのアルバム「LSK」

LSKこと「リー・スティーヴン・ケニー」

待望デビュー・アルバムがこの「LSK」

 

ブレイクビーツを基調に、ソウル、ジャズ、ヒップホップ、レゲエ、ロック等、

あらゆる要素を絶妙にミクスチュアした極上のポップ・ミュージックが誕生し、日本に渡ってきた時の感動たるや。

今でも鳥肌が立つほどかっこよかった・・・。こんな音楽があるんだって感動したのを覚えていますが、まさに未来の大器の出現でした。

 

彼のルーツはキューバ・フランス・カナダ・ユダヤと様々な血が混ざっているらしい。

そのそれぞれのDNAが作り出す音楽はそりゃ未知の音楽です。

 

ストリングの使い方の絶妙さ、妹の『Rhianna』とのハーモニーも、本当に絶妙。

そう考えれば、すごい兄弟なわけですね。

世界を席巻している2人。2人の織り成す音楽にも感動を感じるはず。

リズム、独自の世界を作る才能はこの兄弟の武器。

リズムに癒される・・・こういうことなんだな。たぶんね。

 

Hi!心呼吸 11月2日(水)

M1>   always.  /    espiritu(エスピリトゥ)

 

シャーデーなどのジャケットを手掛けたことで有名なロンドン在住フォトグラファーの「トシ矢嶋」氏。

彼は当時のアシッドジャズ・ブームの流れに乗り、日本のレーベルと組んだプロデュース業も行っていたんでっすよね。

そのトシ矢嶋氏の紹介によるのが、このエスピリトゥ(Espiritu)の日本デビュー作「オールウェイズ/Always…」。

 

季節的には夏をイメージもできますが、飽きの行楽シーズンのドライブなどで活躍してくれます。

窓を開けて少し冷たい風に吹かれながら・・・。

寛ぐBGMにいかがでしょう。

久しぶりに聞きたくなっちゃいました。

1995年にリリースされた「always…」

今からもう20年も前の曲なのに聞きたくなるなんて・・・。

この秋に懐かしい曲をBGMに出掛けなさいというお告げ?

 

ボーカルヴァネッサのボサノヴァ風の心地よい声に、ピアノ・クラブ系の打ち込みドラムが絡むと一気にトリップできるような・・・さて紅葉も今がピーク!山でも海でも秋の行楽にどうぞ♪

 

M2>   僕と君の場所  /  テクラ

 

テクラのアルバム「One Small Sweden Town」から。

 

1994年にリリースされている「ワン・スモール・スウェディッシュ・タウン」

日本デビュー・アルバム。

伸びやかな歌声が印象的ですが、ほとんど当時日本ではセールスが伸びなかった作品。

その94年当時といえば、日本で吹き荒れたスウェードン・ブーム。

スウェディッシュ・ポップサウンドが大流行しましたが、そのタイミングでリリースされた意欲作でした。

画像を探しましたが・・・なかなか見つからず。

もちろん現在は廃盤になっております。

本国スウェーデンでは2作目。

アルバム全体にロック色が強く、多くの曲はアコースティックで翳りを感じさせるもの。

その雰囲気は日本の秋とオーバーラップします。

ちょうどリリースも9月後半だったはず。

秋に似合う音には間違いなさそう。

 

歌詞も少し寂しげなものモノが多いのは郷愁を感じる日本の文化にも通じます。

北欧では珍しい詞的なアーティストさんです。

テクラ・・・このCD見つけたらほしいなぁ。

Hi!心呼吸 11月01日(火)

M1>  ヘヴン・マスト・ビー・ライク・ディス /  ポール・ジャクソン・Jr  (グレン・ジョーンズ)

11月に突入です!

1993年にリリースされた「リヴァー・イン・デザート」

この80年代ブラコン時代の売れっ子ギタリスト、

または、世界最高のリズム・ギタリスト『ポール・ジャクソンJr.』のサード・アルバム。

 

ボーイズ・II・メンの「エンド・オブ・ザ・ロード」のカヴァーも話題になりました。

 

歌ものとインストのバランスがよく配されていて飽きの来ないアルバム。

そして、なんと言っても彼の絶妙のギター・ワークがタップリと聴けると言う1枚です。

インストの曲もかなり「グルービン」なスムースジャズを聞かせてくれます。

ですが、やはりこのアルバムの肝になるのはボーカル曲です。

 

その「ボーカリスト」は「グレン・ジョーンズ」が歌い上げます。

ゴスペル出身のグレンは、ソウルフルで伸びやかな歌声を披露してくれます。

だいぶリラックスして歌う歌声は力強くて説得力に満ちてます。

彼の歌に耳が持っていかれますが、しっかりとR&Bフィーリングたっぷりのギター・ソロが所々に存在感を。

このギターの音色に気持ちよさを感じない人はいないのでは?

秋色のジャケットも良い感じでしょ。

紅葉に向かうドライブソングをイメージしました。

 

M2>  書き残したい僕の恋  /  小林 桂

 

11月の最初は「桂」さんの声を聞きたくなりました。

「小林桂」さんのアルバム『ジャスト・ユー』

 

99年暮れに発表したメジャー・デビュー作『ソー・ナイス』

いきなり注目のアーティストになった『小林桂』

桂さんの「お父さまはジャズ・ピアニスト&アレンジャーの小林洋氏、

お母さまはコーラス・グループ「シャイニー・ストッキングス」ので村上京子さん。

幼い頃から回りには高度な音楽が流れていたのが想像できるけど、実は両親からはほとんどなにも教わっていないらしい・・・。

 

さてこのアルバムは2ndアルバム「ジャスト・ユー」

デビューアルバムでも衝撃を受けたスタイリッシュさとスマートな歌声はこのアルバムでさらに落ち着きを備えた。

バラエティに富んだ歌声を披露してくれます。

 

なじみのあるスタンダードを大切にでもチャーミングに歌う様は当時、音楽と遊んでいるように見えていました。

日本ジャズ界のプリンス。

最近のホームページを拝見すると大人の男度が増していました。

現在37歳。

大人の桂さんに会いたいなぁ・・・。生で聴く機会が欲しいなぁ♪