Hi!心呼吸 8月8日(月)

M1>  アイ・スティル・ラン・トゥ・ユー /  エイミー・ホーランド

 

「マイケル・マクドナルド」の奥さん「エイミー・ホーランド」。

 

1980年にマイケル・マクドナルドのプロデュースで製作された、彼女のデビューアルバム『エイミー・ホーランド』は全米22位のヒット・シングル『愛に賭けて / How Do I Survive』も生まれビッグヒットを記録しました。

そしてこの1983年にリリースになった2ndアルバム

『恋焦がれて/On Your Every Word』はそこまでのヒットには恵まれず彼女のキャリアは幕を閉じることに・・・。

 

しかし、僕はこのアルバムの紙ジャケットが再発されたときに聴いてみたわけです。

このアルバムが売れなかったのが不思議なくらい好きなんだけどなぁ。

もちろんプロデュースはマイケル・マクドナルド。

前面プロデュースしているんですが、後に奥様になる彼女への惜しみない彼の愛情を感じます。

楽曲の提供、コーラスに参加などイキイキしているマクドナルドの姿が垣間見えるのです♪

バック・バンドにはTOTOのメンバーやブラザーズ・ジョンソンのルイス・ジョンソンなど、友人が大集合!

 

悪いわけがない!

改めてこの雰囲気の良いアルバムを聞きなおしてみませんか?愛の力を感じます。

 

 

M2>    花火  /      馬場俊英

 

夏本番。

8月8日。馬場の日。

今日は僕が大好きな夏の1曲を・・・。「馬場俊英」さんの2005年8月にリリースされたメジャー再始動第1弾マキシシングル『BOYS ON THE RUN 4 SONGS』から。

 

「THEATRE BROOK」の「佐藤タイジ」さんや馬場さんの同年代のミュージシャンが多数参加したことや、親交の深い「コブクロ」がコーラスとして参加したことでも話題になった作品。

今となれば馬場さんの代表曲「ボーイズ・オン・ザ・ラン」紅白出演を果たした「スタートライン」、ライブではお馴染み「男たちへ 女たちへ」と収録された1枚。

僕にとっても思い出深い大事なマキシ。

 

マキシシングルに収まりきれない名曲の中で、4曲目に収録された『花火』は毎年夏になると聞きたくなる1曲。

群馬でも「花火大会」が目白押し。

今年の夏はどんな花火をアナタは見上げるんでしょうか?

 

「ナイアガラ、二尺玉、牡丹の花、音のないスターマイン。」

「耳を澄ませば聞こえるよ。君を好きになってもいいの?」

なんて美しいんでしょう・・・。なんて切ないんでしょう・・・。

名曲と共にこの夏をお楽しみにください!キャッ!

Hi!心呼吸 8月5日(金)

M1>  スリー・トゥ・ゲット・レディ  /  デイブ・ブルーベック

 

まずこのジャケットのオシャレなこと。ジャケ買いしてしまいますよね。

 

「デイブ・ブルーベック」

50年代、ピアニストの「デイヴ ・ブルーベック」と、アルトサックス奏者の「ポール・デスモンド」は、ジャズを広めようと全米のカレッジを回り、学生たちから幅広い人気を得たそうです。

そのコンビが、当時流行った変拍子ジャズを取りあげたのがこのアルバムである。

名曲 『テイク・ファイブ』で一躍ビッグヒットを記録。

 

几帳面なリズムは白人ミュージシャンらしい。デズモンドのサックスもルールに添った美しい音色。モダンジャズがお好きな方にはコレでしょう。

入門編なんて言われますが、今でも聞いてもワクワクするのはなぜなんだろう?

 

ゴテゴテしていないリズムに爽やかなサックスとドラム、もちろんピアノ・・・。

どことなく笑顔で聞けてしまうメロディの持つ不思議な力。

 

スキップを踏みたくなるような軽快な音階に夏の午前中をイメージして選曲してみました。

アルバム全体に飽きのこない曲たちが並びますが、空間を感じる緩やかな時間。

BGMとして1枚は置いて欲しいなぁ♪

 

 

M2>  エンド・オブ・ザ・ワールド (この世の果てまで) /  スキーター・デイヴィス

 

正直、最近まではね、昔からよく聞く「オールディーズの1曲」というイメージでした。

しかし、最近この曲を聞いていたら感動しちゃって・・・涙しそうになるのです。

まさに名曲。

 

アメリカの女性歌手Skeeter Davis(スキーター・デイヴィス)。

1960年代に活躍したカントリーミュージックの歌手で、彼女の最大のヒット曲が

1962年にリリースされたこの曲。

「The End of the World」

名曲ですから今まで沢山のアーティストにカバーされています。

例えば、ブレンダ・リーやカーペンターズ・・・。

 

切ないメロディと、歌詞がグッと来るんです。

「あなたの愛を失った時に世界は終わったのに・・・。

世界は終わったのに、なぜ私の心臓は動いているんだろう?なぜ泣いているの?」

恋愛の歌に聞こえますが、実は作者の方と、スキーターの浸しい方が亡くなったときに作られた曲だそう。

 

美しく切ない曲はいつの時代も、癒しのような温かでセピアの気持ちにさせてくれます♪

あぁ・・・良い曲や~。今日はこんな気分。

Hi!心呼吸 8月4日(木)

 

M1>   Ginger Sweet  /   Nia

 

2014年にリリースされた「Nia」=「ナガシマトモコ」ソロプロジェクト。

アルバム『NIA』から。

Niaさんはそうです。

「orange pekoe」のヴォーカル・ナガシマトモコさん。

 

ニューヨークの新進気鋭JAZZミュージシャンとのセッションから生まれたオーガニック・ネオ・ソウルのアルバム。

かなり豊かなオーバートーンのシルキーヴォイスはオレポコが創り出す、フレーバーとは全く違う響きを聞かせてくれています。

2年前にリリースはなりますが、当時はオレンジ・ペコーのイメージが強かった僕。

良い誤算がありました。

その誤算というのは、もっとポップなもので来るのか?と思いきや、しっとりとスムースなジャズを聞かせてくれます。

日本人初、BLUE Nとの契約を果たしたJAZZトランぺッター「黒田卓也」を作曲・アレンジ・プロデュースに迎え、NY・ブルックリンにて録音された本作品は

orange pekoeナガシマトモコさんの新境地。

この心地よさ。是非とも味わっていない方はこの風味を味わっていただきたい。

 

ちなみにソロとしての新プロジェクトネームである ‘Nia’ とは、ゲール語で「発光・輝き」、スワヒリ語で「決意」を意味するそうな♪

 

 

M2> I’m Sorry (My Favorite Girl Remix)   /    デイヴ・ホリスター

 

「デイブ・ホリスター」は、シカゴ生まれの男性シンガー。

2パックのゲスト・ヴォーカルに招かれて登場し、テディ・ライリーの「ブラックストリート」に参加。

大成功に導い立役者としてその存在は大きいシンガー。

 

ソロ・シンガーに転身後、彼自身ヒットを記録したのがこの90年代の代表する1枚。

1999年リリースされた「Ghetto Hymns」

アルバム全体にミディアムスロウな曲がメインを飾りますが、その安定感と重厚さは流石のクオリティ。充実の R&B アルバムです。

 

90年代の充実したR&Bサウンドの中でコレだけの重要アンセムを残した彼の実力は聴いていただければお分かりでしょう。

メロウに囁きかけたイントロ。

重めのベースラインに甘く美しいテナーの歌声がミックスされるとコレでもか!と言うほどの色気に変わります。

 

90’s R&Bファン歓喜すること間違いなし。

正統派のソウル/R&Bシンガー。

少し地味な印象でもあるかもしれませんが、エアコンがガンガン効いた室内。車内。

汗をかきながらドライブ。

さてトロトロになりながらトロトロソングで夏をトロトロ・・・なんのこっちゃw

ちょっと地味な印象もありますが、常に放っておけない存在。

Hi!心呼吸 8月3日(水)

M1>   Photograph  /  ダイアン・バーチ

 

ロサンゼルスのホテルのレストランで演奏している「ダイアン」を見て、自宅に招待しセッションをしたというプリンス。

なんと言うミラクルなのか・・・。

 

プリンスはその前にも自身のバースデー・パーティーにブレイク前の「アリシア・キーズ」や「ノラ・ジョーンズ」を招待していたそうだ。

プリンスに認められたその歌声は日本でもブレイクにつながりましたね。

 

このアルバム2009年にリリースされた「Bible Belt」(バイブル・ベルト)は

FM GUNMAのパワープレイになっていましたね。

洗練され、安定された曲の美しさは安心して幸せになれる。

聴いていると、ジョニ・ミッチェルのような70年代フォークロックを連想してしまうときがあります。

 

同じようなソウルを持ち合わせながら、一気に聞き入ってしまう魅力。

瞬間的に聞き耳を立てる衝動に駆られるわけです。

 

お気に入りのアルバムです。

囁くように歌い上げるこの「Photograph」はアルバムの中でも別の空気を放っていて好き。

彼女のソフトな部分が前面に出ているようでチュキです。

 

 

M2>  ワイルド・サイド・オブ・ライフ  /   ハンク・トンプソン

 

なぜだろう・・・この曲に惹かれて・・・。

「ハンク・トンプソン」

1925年生まれ。1950年代から1960年代にかけてカントリー音楽界で活躍したという米カントリー歌手。

カントリー音楽は夏にもよく合いますよね?

キャンプにもカントリーを持ち込んで聞きながら焚き火して、お肉焼いて、お酒飲んで・・・。

ね?合うでしょ?

 

正直、僕はこの人を詳しくは知りません。

しかし名前と数曲は知っていました。1枚のアルバムを聞き込んだことはありません。

オムニバスのアルバムには入っていたり・・・

ちなみにこの「The Wild Side Of Life」は、女性歌手、「キティ・ウェルズ」へのアンサー・ソングらしい。

 

もちろんリアル・タイムでは聞いたことがありませんが何でしょ。

この真っ直ぐでキチンとしている感じ。

ヴァイオリンの音色と彼の爽やかな歌声はどこかに出かけたく衝動に駆られます。

 

陽気な雰囲気で今日は海ではなく、山間のキャンプ場に気持ちはトリップしています。

キャンプ行こう!肉!しいたけ焼こう!

Hi!心呼吸 8月2日(火)

M1> Universal Prisoner (Remastered Version) /  エディ・ハリス,レス・マッキャン

 

何度聴いても気持ち良い。名曲であると思う。

1969年のモントルー・ジャズ祭を収録した人気盤『スイス・ムーヴメント』

このアルバムで大成功を収めた『ハリス&マッキャン』の名コンビ。

 

この二人が再びスタジオで顔を合わせたソウルフルなジャズ・ファンクの大傑作がこのアルバム『セカンド・ムーヴメント』

 

当時は酷評も大きかったそうですが、それはやっかみに違いない。

なぜならばこのダンサブルな空気に包まれたアルバムは、どこよりも早くて斬新でいて華やかな世界。ここに近づこうとしてできない歯痒さを回りは持っていたんじゃないか?

と勝手に考える。

1971年に録音されたこのアルバム。

今聞いてもこのソウルフルな世界は輝いています。

間違えそうになりますが、JAZZであります。

しかし、ジャズというより1970年代初頭のニューソウル。

またはスムース・ジャズに分類されそうですが。

70年代のモータウン・ミュージックがお好きな方や、ソウルがお好きな方はこのジャケットからも良い雰囲気を感じますよね?

はい。

正解です!このアルバムは♪

 

 

 

M2>  想いあふれて ( Chega de Saudade)  /   イリアーヌ

 

2008年の夏にリリースされた「イリアーヌ」のアルバムは『私のボサ・ノヴァ』

ズバリ!ボサ・ノヴァ!

 

何でもこの年2008年を覚えているでしょうか?

[1958年にジョアン・ジルベルトの「想いあふれて(シェガ・ジ・サウダージ)」と「デサフィナード」が録音されそのまま大ヒット、「デサフィナード」では“ボサ・ノヴァ”という言葉が最初に歌詞で登場したことから、ボサ・ノヴァという文字通り“新しい傾向”はこの年から始まったとされている。]

そうなんです。1958年からちょうど50年。

ボサ・ノヴァが誕生してから50年のメモリアルな年でした。

 

そこでブラジルはサンパウロ生まれのジャズ・アーティスト「イリアーヌ」

がリリースされたこのアルバムはスタンダードを丁寧に、鮮やかに歌い上げた大好きな1枚。

格別な安定感と歌声は別格です。

アルバム収録曲の中にはイギリス「アビー・ロード・スタジオ」で収録されたストリングスも加わり、重厚さも演出しています。

 

ボサ・ノヴァに少しでも興味があったら外すことはないアルバム。

さてボッサの似合う季節が本格的にやってきましたのーーーーーー♪

Hi!心呼吸 8月1日(月)

M1>  ハウ・ドゥ・アイ・ゲット・トゥ・ヘヴン  /   デイヴ・メイスン

 

1960年代後半から1970年代前半のブリティッシュ・ロック・シーンにおいて、

様々なジャンルの音楽とロックとの融合を試みる実験的な試みに溢れたバンド『トラフィック(Traffic)』

スティーヴ・ウィンウッドが在籍していたことでも知られる伝説のバンド。

メンバーだった「デイヴ・メイスン」

1946年5月10日。今年70歳でいらっしゃいます。

ちなみに80年にリリースされたデイヴ・ソロ名義のシングル“save me”でデュエットをしているのは大成功前のマイケル・ジャクソンです。

 

さて彼の2014年にリリースされた『Future’s Past』に収録されたこの曲を。

「ハウ・ドゥ・アイ・ゲット・トゥ・ヘヴン」

演奏後に拍手が入っているこれはライヴテイク。

こんな広がりのあるライブを聴いていた人がいるなんて♪

羨ましい、生で聞いてみたい。この隠れた名曲は80年代だったなら間違いなくヒットしていたであろうメロディとポップさ。

拍手の中にいたいもんです。

 

当時67歳だった彼のイブシ銀のギターテクニック。歌声はまさに驚異的。

パワフルで艶があって、若々しい♪

この『フューチャーズ・パスト』には、新曲、Traffic、ソロ時代の楽曲をコンパイル。

ぜひとも味わっていただきたい名盤ではないでしょうか!!!!!!!!!

 

 

M2>     オン・マイ・ニーズ  /  ボブ・カーライル

 

1997年にリリースされた『バタフライ・キス』から。

このアルバムでビルボードチャート一位を獲得し、一気にスターダムに。

元々、複数のバンドを経てソロになった彼。

彼の歌う曲でアメリカ中が涙したわけです。

と言うのも彼の代表作はこのアルバムのタイトルトラック。

「バタフライ・キス」

この曲は嫁ぐ娘への愛を歌った名曲。

『風のように年月が過ぎ去り 羽を広げて飛んでゆくように…

今日で娘は名前が変わるんだ、 娘は誓いをかわし、そして私はそんな娘を送り出すのさ・・・」

国は違えど、父の心はどこも同じなんですね。

 

んでもって、今回はこの名曲を収録したアルバムから「オン・マイ・ニーズ 」

ピアノのゆっくりとしたイントロからジックリと聞かせてくれる美しい曲。

僕はこのアルバムを聞いているとこの曲でリピートしてしまいます。

優しさに満ち溢れたスケールの大きな歌。

カーライルの歌唱力にも圧倒される1曲。コーラスとのハーモニー、その迫力は折り紙つき。

彼は主にクリスチャン・ミュージックを歌うアーティスト。

愛に満ちた曲たちは勝手にこちらにも愛を与えてくれているようです。

感動するわ~、汗じゃなく涙を流しましょう♪

Hi!心呼吸 7月29日(金)

M1>  スカイ・アイランド  /  ダイアン・リーヴス

 

2013年にリリースされたアルバム『ダイアン・リーヴス』(ともに2013年時)企画盤。

 

グラミー賞を数回受賞した実力派シンガー「ダイアン・リーヴス」

アルバムのオープニングを飾るこの「スカイ・アイランド」はラテン・フュージョンの名曲。

このテンションの曲も「心呼吸」でお送りしてもいいですよね?

 

カッティングギターとベースラインが聞こえてきて、

リズム隊の落ち着いた運び。

ホーン隊の差し込み、ラテンフレーバー満載の中盤の盛り上がりに

3オクターヴの声域を見事にコントロールする・・・。

 

完璧すぎる。

伸びやかに歌っているこの曲は夏の空にしか合わない。

後半のスキャットとバックバンドとのマッチングの気持ちいいこと♪

突き抜ける声は青空に吸い込まれ、白い雲の横を通り過ぎる。

 

彼女の実力が存分に味わえる1枚です。

7月も後半。夏本番。

さぁ、この夏のBGMに普段とはちょっと違う、こんなラテンナンバーはいかがですか?

あぁ・・・いけないビール飲みたくなってきたw

夏だねぇ♪

 

M2>     スロー   /   ルーマー

 

ジャジーなイノセント・ヴォイス「ルーマー」

バート・バカラックをも魅了した、31歳遅咲きの女性シンガー。

彼女のドラマチックな人生の機微から生まれた名曲です。

 

彼女のお父さんが建設の仕事をしていた関係で、彼女はパキスタンで生まれ、

幼少期をパキスタンで過ごす。

末っ子だったルーマーは、テレビや新聞のない海外の地で、家族と一緒に歌い、曲を書いて育った。この別世界から、イギリスのニュー・フォレストに移り住んでも、彼女はそのフォークな要素を新しい土地に持ち込んだ。彼女が11歳の時、両親が離婚。数年後、母が病気と診断される。母親の近くにいる為に、ニュー・フォレストに戻ったルーマーは、ゴミ収集所に置かれたヴァンに暮らし、資格がないにも関わらず地域の大学で演劇を教えたりして生計を立てた。2003年に母親が死去。その後、ルーマーはロンドンに戻り、皿洗い、ポップコーン売りなど、あらゆる仕事をしながら、どん底の生活を送っていた。

そんな彼女が救いを求めて行ったのが、田園地帯にある豪邸だった。

「スロー」は、ルーマーの運命がやっと変わってきた時に出来た曲だ。

 

なんと壮絶な人生。彼女の苦しさを救ってくれた音楽は今は、人々を癒し、温めている。

その切なくも愛情たっぷりな歌声は少し、上がりすぎた気温をも下げてくれる気がします。

さてクールダウン・・・スロー・・・スロー・・・。

 

さてホッとできました?HOTではなくホッとね。

Hi!心呼吸 7月25日(月)

 

M1>  エストレリータ  /   大萩康司 (おおはぎ やすじ)

 

「シエロ」・・・2001年にリリースされたアルバム。

「音の詩人」・・・この表現にピッタリのギタリスト「大萩康司」

 

本心を書く。

昼寝のお供に最高だ。

こんなことを書きたら怒られそうですが、この優しい音色は「どうぞお眠りなさい」と言ってくれているようです。

深い音色と豊かな表現力で中南米の曲を歌い上げているこの作品は、グッと惹き込めれる魅力に溢れている。

情緒豊か、日本の心も感じながら南米に思いを馳せる。

それはもちろん彼が真剣に向き合っている音楽への愛情があるからこそ、僕には安心感と言うカタチで伝わるのかもしれない。

繊細に、そして丁寧に詰め込めれるテクニックと音色。

この「シエロ」には特別なものを感じてしまう。

 

穏やかに、心静かに、思わず瞼を閉じて集中して・・・。

ほら、眠くなってくる。

それって素敵なこと。素敵な音楽ってこと。

その音一つ一つに気持ちを注ぎ奏でられる音色は全て生きていて、ウキウキと踊りだすようです。

ほら、また眠くなってきた・・・。

 

 

 

M2>  アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー  /   ロビ・カハカラウ

 

「ロビ・カハカラウ」

ドイツの地でハワイ人とドイツ人の間に生まれながら,ハワイアンとしてハワイの文化の継承にあたる人気女性シンガー。

過去にリリースされたアルバムからセレクトされたベスト・アルバム2001年にリリースされた『Best of Sistah Robi』に収録されています。

 

1996年度には「ナー・ホークー・ハノハノ・アウォード」(ハワイのグラミー賞)で女性ボーカリスト賞とアイランド・コンテンポラリー・アルバム賞という2つの大賞を受賞した実力と人気の持ち主。

 

彼女のハワイアンは少し違う。

それは言葉では説明しにくいものですが、ポップな路線も曲の中に入れ込み、アレンジされた音楽たちはハワイアンの枠を少し広げて、その枠を出ていない。

ルールにはしっかりと従いながら、彼女だから広げられる世界。

その世界を僕たちに聞かせてくれるそんなアーティスト。

 

特にこの「アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー」はハワイアン?と思うほど。

でも想像してみてください。波音の近くに流れるラジオからこの曲・・・

 

ね?ハワイアンでしょ?気持ちいいでしょ?この気持ちよさって・・・もう罪です

 

 

 

 

Hi!心呼吸 7月20日(水)

M1>  スティル・ウィズイン・ザ・サウンド・オブ・マイ・ヴォイス (feat.ルーマー) /

ジミー・ウェッブ

 

2013年にリリースされた「ジミー・ウェッブ」のアルバム

『Still Within the Sound of My Voice』のタイトルトラック。

ソングライターとしてグラミー賞をはじめとする数々の受賞歴を誇る作曲家であり、アーティスト。アメリカのポップス史上屈指の名ソングライター。

心安らぐジミー・ウェッブの音楽。

これは20代では感じなかった感動を最近感じられるようになっている。

大人の琴線に触れる音楽なんだろうか?

 

今までに自らが作曲した数々の名曲。

その曲たちを豪華ゲストを迎えてセルフ・カヴァーしたアルバム。

このタイトルトラックには「ルーマー」を向かえて歌われた。

美しい曲は輝きを失うことなく、2013年に改めて蘇った。

他にも「ドナ・サマー」がカヴァーした1978年のヒット曲「マッカーサー・パーク」を、「ブライアン・ウィルソン」を迎えて再演したりと豪華で利き所満載。

 

良い声とリズムは耳を穏やかにしてくれます。

穏やかな曲だからではない。気持ちのリズムにぴったり合うと感動して穏やかになる。

川の流れのように自然に自然に・・・。

そんな気持ちにしてくれる1曲。この感じ伝わって欲しい♪

 

M2>  Flying Without Wings /  ルーベン・スタッダード

 

オーディション番組「American Idol」第2シーズンの優勝者

「ルーベン・スタッダード」の1stフルアルバムはその名も『Soulful』

ソウルフルな歌声を惜しげもなく披露する彼の姿はまさにヒーロー。

 

スタッダードの歌は純粋で好きだ。

気取らない仕上がり、歌いっぷりは彼の体系からしても間違いない。

このアルバムが1stなんて思わないほど、しっかりと自信に満ち溢れるその歌声に感動する。メインストリームのR&Bを聞かせてくれる。

彼は一夜にしてスターダムに駆け上がったシンガー。

デビューが決まってから歌い方やイメージを変えてしまうシンガーが多い中、彼は真っ直ぐにシンプルに純粋に歌い上げる。

その歌声には嘘もなく、シンプルで力強い。

このアルバムを丁寧に聴いていると他の着飾るような歌ではないのがわかる。

そこが好きだ。

憧れであるルーサー・ヴァンドロスの十八番の「Superstar」をカヴァーしているほど敬愛する次世代のシンガー。

幼少時からゴスペルの経験があるというルーベン。

時には噛みしめるように,時には伸びやかに情感たっぷりのディープなヴォーカル。

スカッと夏空にも似合うはず♪

体系が憎めない。絶対良いやつ!!!

 

Hi!心呼吸 7月19日(火)

M1>  Rev. Moses(レブ・モーゼス)  /   ルー・ドナルドソン

 

「ルー・ドナルドソン」は60年代に活躍したサクソフォン奏者。

1926年生まれの現在89歳でいらっしゃいます♪

1967年に録音された「アリゲイター・ブーガルー」に収録。

個人的にこの曲のファン。

 

さて「個性のかたまり」と言うよりは、癖のない真面目なサックスを聞かせてくれる。

だからこそ聴いていて耳障りにもならないし、そこまで残らない。

そこが良い。

個性のかたまりのアーティストのサックスも好きだけど、このアルバムのスタンスにホッとして聴けてします。だから何度も聴いていられる。

チャーリー・パーカーのアルト奏者のイメージが強い人には嫌われるかもしれないこのポップさ。

良いですよねぇ♪

オルガンの響きとギターのカッティング、それにリズムの、この時代流行りのジャズロックとも微妙に違う、R&B風といえばそうだけど、跳ねるようなリズム。

 

そして、カッティングを聞かせるギタリストは若き日の「ジョージ・ベンソン」

それにこのソロのオルガンは「ロニー・スミス」

この跳ね具合・・・やばいでしょう。

もう癖になります。大好物です♪

 

M2>  Duke Of Earl  /  ジーン・チャンドラー

 

アルバム『THE DUKE OF EARL』

60年代初期のシカゴを代表する名ヴォーカリストの「ジーン・チャンドラー」

シルクハットにマントを羽織り、白手袋に蝶ネクタイ。

印象的な服装でテレビなどでも出演し、大人気になっていきます。

(この曲の出演風景を見たことがあるのですが、この衣装の周りには女性ダンサーがクネクネ踊り、リズムをとるんですが、ミスマッチもいいところw)

 

チャンドラーの本名は(ユージン・ディクソン)。

37年、シカゴで生まれた彼は、高校時代からコーラス・グループに在籍し、

「ザ・デュケイズ」というグループで61年にデビューします。

 

さてこのアルバムのタイトルにもなっている名曲。

「デューク・オブ・アール」はドゥー・ワップの香りを残しながらも乾いた独自のメロウなヴォーカルが魅力的。

 

この曲のほかにも、後にカーティス・メイフィールドに出会うことで楽曲提供を受けた

「Rainbow」などヒット曲を量産♪

シカゴ・ソウルの代名詞と呼ばれる存在に♪

60年近く前の曲にジーンと来ちゃいます。

ジーンだけに・・・w

疲れてんのかな?お許しを。