Hi!心呼吸 3月3日(木)

M1> Woman (I’ll Always Be There)  /  Rupee(ルピー)

 

1975年にドイツ生まれの「Rupee」

「TEMPTED TO TOUCH」(テンプテッド・トゥ・タッチ)というシングルが大ヒットして、一躍有名となったRupee(ルピー)。

 

2004年にリリース「1 on 1」から。

この頃、ケヴィン・リトルの大ブレイクで一躍脚光を浴びる“ソカ”シーン。

[ちなみに「ソカ」はトリニダード・トバゴ発祥のポピュラー音楽。

名称は、ソウル (Soul) とカリプソ (Calypso) を合わせたもの。]

 

さてTEMPTED TO TOUCHが収録された「1 on 1」

難しいのはルピーのジャンル・・・は?

HipHopなのかR&Bなのか、、レゲエなのか、、よくわかりません。

「ラテン」にジャンルわけされることが多いようですが・・・。

聞く曲によってR&Bにも聞こえるし、この曲「Woman (I’ll Always Be There)」は特にレゲエの要素も含んだソウルにも聞こえなくもない。

から新たなるスターが誕生!

 

今日は「桃の節句」♪

女の子のお祭り♪

いつかは大人のWoman(女性)になっていく彼女たちに♪

甘く歌われたルピーにのせて♪

 

 

M2> Peach melba  /  古内東子

 

「桃の節句」桃にちなんで♪

1994年9月21日リリース 3rdアルバム「HUG」から。

大人の女性・・・僕がパッと頭に浮かんできたのが「古内東子」さん。

 

さて1994年、このアルバムは北海道から全国にフルウチワールドが広がり始めた1枚。

恋愛を唄った歌詞は、女性を中心に多くの支持を集めた1枚。

 

東子さんの歌詞に共感し、涙をした“少女”も多かったのでは?

男子の僕は東子さんの曲を聞いて女心を勉強していたのかもしれませんw

大好きなアーティストさん。

 

さてこのアルバムはグルーヴ感ににあふれた初期の名盤♪

OLIGINAL LOVE人脈、木原龍太郎氏(key)、小松秀行氏(B)、佐野康夫氏(Ds)による音楽構築でしょう。

その最高峰はこの「Peach Melba」。

素晴らしい演奏と初々しい東子さんの透き通った歌声が春を知らせてくれます。

 

デザート「Peach Melba」が似合うような大人の女性になってもらいたい、素敵な女性になってもらいたい!

僕の娘にそんな願いを込めながら・・・春らしい1曲を!

 

 

Hi!心呼吸 3月2日(水)

M1>  All Of My Love  /  シャンティ・サヴェージ

 

1996年にリリースされていました「I Will Survive」から。

シカゴ出身のソウル・ディーヴァ「シャンティ・サヴェージ」のサード・アルバム。

 

オルガン、ウッド・ベースがジャジィに響くミディアム~スロー・ナンバーでまとめられたクールなR&Bアルバム。

スモーキーな声で唄う、ミディアム・グルーブが心地よくて、彼女の歌唱力とアレンジがすばらしいアルバム。

 

グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の大ヒット曲を、バラードに仕立て直してカバー。

 

ちょうどリリースされた1996年はR&Bの最盛期なんて言われていて、毎週新曲がリリースされれば、その中でもアレンジや、クオリティで凌ぎを削リあいながらの浅学時代。

いわゆるR&Bバブル。

 

そんな中リリースされたシャンテのこのアルバは、全体的にはしっとりとした質感で余裕の仕上がりです。

目立った派手さはないものの、しっかりとベースラインで聞かせてくれる流れ。

それもゆったり深いかんじで。

90年代の音という感じはもちろんしますが、この時代にこのリズム、ベースラインは僕は気持ちよくて、スッポリと包み込んでいくリズムの毛布に包まりたくなります。

絶妙なソウルアルバム♪

僕を包みこんでおくれ!シャンティ!シャンティ♪

 

M2>  ザ・プロディガルズ・リターン /  ディック・コネット

 

現代音楽家「ディック・コネット」によるアメリカン・フォークの魅力に魅せられて、どっぷりと自分の完成と向き合い、再編曲再録音再演作したアルバム。

アヴァンギャルド系のディック・コネットが、アメリカン・トラディショナル音楽に触発されて録音した1枚。

98年リリースされたアルバム「ラスト・フォーエヴァー」から。

 

ヴォーカルはピート・シーガーの姪、「ソニア・コーエン」

彼女の素朴で味わいがあり、慈愛に満ちた歌声がこの曲を一段と魅力ある曲にしています。

余分なものが削ぎ落とされて、自然の中に溶け込んでいくようなその声は美しく輝きます。

 

広がる草原、荒野?勝手に想像してしまう景色。

チェンバロの一種の楽器「スビネット」、「フィドル」、「ハモニウム」、「ストリングス」などが肌にフィットして・・・。

古きよきアメリカの原風景を呼び覚まします♪

過ぎ去ったアメリカを今の言語で歌うところに、このアルバムの並はずれたクオリティが隠されています。

 

構想10年、録音に4年を要した力作なのに力が抜けたような作品。

こだわりぬいた結果がこのシンプルになったように感じます。

新鮮な響きが美しく,アメリカと欧州のつながりへと思いは広がるのです・・・。

Hi!心呼吸 3月1日(火)

M1> OUR LOVE WILL LAST FOREVER / 永遠の二人 / バーバラ・ウェザーズ

 

ブラコン好きの方には懐かしい1曲かもしれませんね。

アトランティック・スターのリード・シンガーとしてのキャリアも持つ

「バーバラ・ウェザーズ」

88年の脱退後に一念発起してリリースしたのが、1990年のデビューアルバム

『バーバラ・ウェザーズ』。

1984~1989年にアトランティック・スターのリード・シンガーを務めた彼女。

アトランティック・スターの活躍の中でももちろん世界的ヒットソングになった名バラード「オールウェイズ」を歌っていたのがこの方♪

アトランティック・スターの人気のピーク時を担っていた彼女の歌声は間違いなく歌姫であります。

アース・ウインド&ファイアーの故「モーリス・ホワイト」もプロデュースで参加した本作は、シュプリームス「愛は何処へ」のカヴァーなど、彼女のクロスオーヴァーな持ち味が発揮された快作です。

一方でファンク調の曲も歌いこなす歌唱力にも注目です。

さてモーリス・ホワイトが3曲プロデュースしています。

その他曲としては、マイケル・ボルトン=ランディ・グッドラム作のミディアムバラード「Where Can You Run」などオススメ♪

ダイアナ・ロスを意識したと言われる作り。

 

彼女の歌唱力を存分にアピールできる曲の数々はこの時代でもキラキラと輝いております♪

 

M2> キャント・ストップ・ラヴィング・ユー /  トニー・リーダス

 

1959年米国メンフィス生まれ。「アート・ファーマー」や「ベニー・ゴルソン」との共演で知られるジャズ・ドラマー。

80年代前半からウディ・ショーのバックなどで注目を集め、サイドメンとして、数多くのセッションに参加。

切れと冴えのある力強いドラムが印象的♪

 

そんな彼のアルバム「The Far Side」から。

 

アルバムのドラマーに、この人の名前があれば、まずはハズレがないと思ってまちがいない。

そういっても過言ではないくらいアルバムの中の存在は大きいドラマーの一人。

 

49歳という若さでこの世を去ってしまった偉大なドラマーの作品。

ダイナミックかつアグレッシヴなプレイ……

限られる彼の作品を大切に聴きたいと思っています。

 

メリハリの効いた爽快感あるサウンドが心地いい作品。

この「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」も出すぎず、細かいタッチで曲の中心をキープしているのがわかります。

 

ヒリヒリと緊張感の中にも笑顔を想像できてします生のアドリブのプレイは聴き応え満載です♪

Hi!心呼吸 2月29日(月)

M1>  Always Something There To Remind Me  /   Tito

 

『Tito』 は 「SINE QUA NON」と 「nona」 によるユニット。

ヴォーカルの nonaさんはFM のナビゲーターとしても知られています。

あのnonaさん。

喋っている声も素敵ですが、歌声もなんとも魅力的。

SINE QUA NON は言わずと知れた、「Parfumotheque」, 「cinephile」 などのサウンドのプロデューサーです。

 

さてそんなTitoの2004年リリースの「BACHARACHMANIA」から。

このアルバムのテーマにしたのが「バート・バカラック」

あらためて近年、若者の間で注目されているアーティスト、バート・バカラック♪

若者たちがこういった名曲を聞いて感動することは素晴らしいことですよね♪

そのほかにも「雨にぬれても」「遥かなる影」などバカラックが残した、ご存知のナンバーがカヴァーされている1枚。

 

それもかなりのセンスでフレンチテイストにカヴァーしています♪

生まれ変わる名曲の数々はやはり不滅なのかな?

こんなアレンジの名曲も良くないですか?

 

大人向けのラウンジポップ。

ドライブにも生活のワンポイントにもどうぞ♪

僕は個人的には空港のラウンジで聞きたいぁ?

あれ?旅行に行きたい症候群になってるのかな?俺?

 

 

M2>  レス・イズ・モア /  ジョン・トロペイ

 

1946年1月7日、ニューヨーク生まれ。

9歳でピアノ、14歳でギターを始め、バークリー音楽院卒業。

1967年から本格的にスタジオ・ミュージシャンとしての活動をスタートさせた

セッション・ギタリスト「ジョン・トロペイ」

 

現在もNYの最高峰セッション・ギタリストと呼ばれる、ジョン・トロペイ。

(今までにエリック・クラプトン、ポール・サイモン、ロバータ・フラック、山下達郎、アリス・クーパー、などなど・・・ジャンルを超えて数多くの名盤に名演を残している)

 

そんな彼の極上のファンク・フュージョン・アルバム、 2014年にリリースされている「ガット・ユア・リズム!」から。

ホーン・セクションとの絡みも聴き応えがありますが、70年、80年代を彷彿させるファンキーなグルーヴは最高じゃ♪

バックを固める豪華な演奏人との隙のない演奏の数々。

 

小刻みに入ってくるブレイクに耳を奪われて、リズムを自然に体に刻まれる感じ。

トップミュージシャンの本気を少し垣間見える余裕。

 

この心地いい重厚感あるプレイにその場でライブを聞いてるような錯覚に。

さてライブハウスに出かけるとしましょうか!

早めにトイレに行ってこようっと♪

Hi!心呼吸 2月26日(金)

M1> ダディーズ・コナ・ミス・ユー /  ビル・カントス

 

1995年にリリースされた「ビル・カントス」のアルバム『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』から。

さてビル・カントスは1963年カリフォルニア生まれ。

88年に2人の姉と『シビリング・リヴルリー』を結成しアルバムを発表。

セルジオ・メンデスや小野リサさんのサポートをはじめあらゆるセッションをこなしたアーティスト♪

 

1995年にはソロの作品「明日巡り逢う君」がヒット、その中でも「ビューティフル・ワン」が日本でもヒットを記録したのでこの声を聴いたことがあるという方も多いはず。

 

さてこのアルバム『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』

はトッド・ラングレンの名曲「愛こそ証」3ヴァージョンを含むカントスのミニCD。

アルバムのラストを飾るのが「デニース・ウィリアムス」をフィーチャーしたこの曲。

「ダディーズ・コナ・ミス・ユー」♪

 

優しくソフトなカントスの声はどこまでも澄んでいて心地いい。

そこにしっかりイメージされたメロディラインが入ってきたところに

『デニース・ウィリアムス』のヴォーカルがさりげなく挿入。

カントスとシンクロしたかと思えばあくまでもメインはカントス。

主張し過ぎないウィリアムスのヴォーカルに好感が持てます。

 

「Mr.ロマンチック」こんな異名を持つカントス。

の名に恥じない出来なのだ!!!

 

M2>   Where or When  (いつか何処かで)  /   キャロル・スローン

 

「キャロル・スローン」

1937年ロードアイランド州プロビデンス生まれ。

14歳のときエド・ドリュー楽団でプロ・デビューを果たした彼女。

1982年の録音です。

「円熟味」を強く感じさせる魅力溢れる一枚『As Time Goes By』(邦題 時の過ぎゆくまま)から。

 

キャロルは1970年代後半から80年代初頭にかけて何度も来日。

日本でも人気を博したジャズシンガーです。

全国各地のライヴハウスにも登場し、大盛況だったそう。

その最終公演の後、東京のスタジオで同行メンバーとともに録音したのがこの1枚。

動向メンバーのピアノ・トリオと呼吸もピッタリ♪

日本でのライブがどれほど盛り上がったのか、どんなに楽しい時間を過ごしたのか・・・。

このアルバムからも聞き取れるようです。

彼女は快調に歌っている。

 

イキイキとした彼女の歌声に自然にウキウキします。

大人のジャズボーカル♪

彼女の歌に絡んでくるピアノにはグッと来ます♪

 

 

Hi!心呼吸 2月25日(木)

M1>   LOVE  /   キーシャ・コール

 

R&Bシンガー『キーシャ・コール』の2005年のデビュー・アルバム『ザ・ウェイ・イット・イズ』からの4曲目のシングル♪

この「LOVE」のヒットをキッカケに21歳で夢を掴んだ♪

 

カリフォルニアのオークランド・・・。物騒な街でも有名。その町で生まれた彼女。

いつかは音楽の道で成功するんだ!と努力を続けチャンスを掴むことになる。

努力のひと「キーシャ・コール」

 

本物の音楽を聞かせてくれる本格派。

アルバム『The Way It Is』は今までの結晶が集結された1枚。

津から強い歌声はそんなアンダーの世界で夢を抱え、自分の力で進んできた彼女の魂の証明。

やさしくも切ない声も魅力ですが、この曲「LOVE」では力強さをひそめ、優しく歌われる。

響きのある余韻があるとでも言うのでしょうか?

どうぞ余韻をお楽しみください♪

非常にバランスがいいアルバムに仕上がったアルバム。

非常にラジオライクである彼女の声を夜ではなく午前中にお送りできる幸せ。

シンプル本物R&B。

付け加えない彼女の声だけで勝負するような、しっかりと気持ちを歌に乗せることが出来る彼女ならではのバラード♪LOVEを頂きます♪

 

M2>   ザ・ディスタンス   /   エヴァン・アンド・ジャロン

 

アトランタ出身の「エヴァン・アンド・ジャロン」

2000年のデビュー・アルバム「エヴァン・アンド・ジャロン」は完成度の高い楽曲で注目を集めました。

アルバム全体に統一感があり、隙を与えない音に思わず引き込まれる曲がたくさん♪

 

彼らの独特のセンスも光り何度でも繰り返して聴ける一枚♪

シーズンごとに表情を変える自然のように彼らの音楽も聴くときに応じて響き方も違いますよね。このアルバムをアナタが聞くとき、アナタの生活の中で何が変化して聞こえるのか?

ロックでいてイヤミのない爽やかさ・・・を実感するのはヴォーカルの声の影響が大きいです。

このアルバムからリード・トラックの「Crazy For This Girl」は全米ラジオ・チャートを賑わした。もちろん日本でも驚異的な新人が現れた!と日本のラジオでもパワープレイに♪

さてこの「ザ・ディスタンス」はゆったりと流れ始まるメロディーに彼らの美しいヴォーカルが乗ると一気に色彩が生まれ、淡い色から濃い色に変化をするように曲が息をし始める。

中盤から後半にコーラスが重なりますが、この瞬間の美しさは言葉でも表現できません。

ぜひ曲の変化を味わいながらお聞きいただきたい♪

 

ジャンルにとらわれない彼らの音楽で幸せももらってくださいね。

切ない曲が多かったりしますが、聞くとなんだか元気になれる気がします♪

さぁ!爽やかさに隠された彼らの味を味わってください♪

 

Hi!心呼吸 2月24日(水)

M1>  ウォーリー・アバウト・ユー  /   アイヴィー

 

2000年にリリースされた「ロング・ディスタンス」から。

『アイヴィー』は“ファウンテインズ・オブ・ウェイン“の「アダム・シュレシンジャー」、“タヒチ80”のプロデューサー「アンディ・チェイス」、フランス人女性ヴォーカリスト、「ドミニク・デュラン」からなる3人組ポップ・バンド。

 

ちょうどこのリリースされたタイミングはアンディ・チェイスが「タヒチ80」の1stアルバムをプロデュースした直後に出したということでこのアルバムも「アイヴィー」自体に注目されました。

その注目を見事にこのサウンドが期待以上の仕上がりを見せてくれました。

アルバムに収録されている曲たちも見事に粒揃い♪

 

ドミニクのヴォーカルもくっきりと際立ち、音の作り方も、この当時のタヒチ80の空気に似ているのは否めません。しかし、この空気の中に響くドミニクの存在は中和してクリーンな魔法にでもかかったような爽やかさに満ちています。

洗練されたポップさに幾重にも重なった薄い「音」の層が次から次へと表情を変えて魅せるように層が分厚い感じがします

決してシンプルではありませんが見事に中和してくれているのです。

 

これからのシーズン。

ドライブシーンで活躍してくれるようなメロディラインは間違いなく車内でも響きます。

リラックス効果もあるドミニクのヴォーカルがどのドライブシーンに合うのか、アナタの車で試してみては?

 

M2>  インサイド・ユア・ラヴ  /  レオン・ウェア

 

マービン・ゲイとのエピソードでのみ語られがちなリオン・・・。

もちろんマーヴィン・ゲイの『I Want You』(76年)を手掛けた、ソングライター/プロデューサーとして知られるリオン・ウェア。

76年、リオンはマーヴィン・ゲイのアルバム『I Want You』を全面

プロデュースという大役を担うことになります。

元々リオンのソロ作として制作中だった楽曲を、マーヴィンがいたく気に入り、それらを譲り受けて完成させたのが『I Want You』だったというのはあまりに有名なエピソード。

「メロウグルーヴ・マエストロ=リオン・ウェア」なんて称されるアーティスト♪

モータウンの専属作曲家としてキャリアをスタートさせたリオンは、

アイズレーブラザーズ、マイケル・ジャクソンなどの隠れた名曲を手がけてきた張本人ですが、「知る人ぞ知る存在」だったみたい。

 

そんなリオン名義のアルバム『インサイド・イズ・ラヴ』

1978年の作品です。

このアルバムにはミニーリパートンとの共作曲も収録されており、サウンドスタイルは

もちろんマービンのI WANT YOUのライン。

あのラインがお好きな方でしたら間違いなく好きな路線♪

シルキーな世界はそのままに、華やかさもあいまって名曲のオンパレードや~♪

良すぎて泣けてくるぜ~♪

 

ソウルやなぁ・・・。

 

 

Hi!心呼吸 2月23日(火)

M1>  Waking Up With You  /  ウィリアム・ギャリソン

 

ハーモニカ奏者、ウィリアム・ギャリソンのアルバム。2000年にリリースされた

「Waiking Up With You」から。

さてこの人、『ウィリアム・ギャリソン』は一体どんな人なのか?

一番分かり易いのは映画『バクダット・カフェ』の挿入歌「Calling You」での演奏で有名になったハーモニカプレイヤーです。その他ドナルド・フェイゲンの作品などに参加している世界的に活躍しているハーモニカ奏者♪

映画『アンタッチャブル』や『セサミストリート』でハーモニカをプレイしているので耳にされていることも多いかもしれません。

 

さてそんな「ウィリアム・ギャリソン」のこのアルバムは耳に馴染んだナンバーをカヴァーした1枚。

テクニックは抜群なのに技をこれでもか!と聞かせるような野暮なことはしません。

アドリブにチラッと、さりげなく、間の取り方などにセンスと品を感じます。

歌の優しさにサラッと聞こえてくる爽やかなハーモニカのメロディ。

なんて美しいんでしょう。

ちなみにハーモニカ奏者のことを「ハーピスト」と呼ぶそうです・・・。

なかなかこんな気持ちよくて心地の良いハーピストには出会えない。

彼の心温まる音色は世界で最もオリジナリティーにあふれたハーモニカ奏者、と評されるのにも納得です。

晴れた日の朝に、ゆっくりと過ごす夜にでもハーモニカの音色でリラックスできること間違いなし♪

聴けばわかるさ、聴かなきゃ勿体ないさ。

さぁこの気持ちよさに浸ってください♪

 

 

M2>  ためらいの頃    /   小林靖宏(coba)カヒミ・カリイ

 

cobaさんの1993年にリリースされたアルバム「33GIRI(トレンタトレジーリ)」

に収録された1曲。

1959年4月29日、長野県生まれのアコーディオン奏者、作曲家。

本名は「小林靖宏」

19歳でイタリアに留学し、ベンスの「ルチアーノ・ファンチェルリ音楽院」アコーディオン科に学んだご存知「coba」さん。

テレビ番組のテーマ曲やCM音楽などだけでなく、アーティストのプロデュースなどを行っている活躍は皆さんご存知の通り。

 

さてこのアルバムはcobaさんが本名「小林靖宏」名義でリリースした93年の作品から。

「カヒミ・カリイ」を迎えての「ためらいの頃」♪

 

アコーディオンの陽気な音色は異国の空気を運び、カヒミ・カリイのヴォーカルが混ざり合うことで色合いが鮮やかに増していくような感覚に。

春の陽気に誘われてどこかに出かけていきそうな、ワクワクするようなアレンジは今、この時代に聞いても新鮮で同じ感覚になれます。

ヴェネチアで学んだテクニックが見事に披露されたアルバム、この当時、アコーディオンの音色は真新しくてロックやポップスと融合するアコーディオンが斬新でオシャレでした。

またまだ精力的に活動を続けていらっしゃるcobaさんに脱帽です。

進化するアコーディオン、その初期の演奏はソリッドでチャレンジ精神に溢れています。

だから好きなのかもしれないなぁ。

挑戦する姿勢、「男」を感じる1枚!!!

 

 

 

 

 

Hi!心呼吸 2月22日(月)

M1>   若葉の頃や  /  畠山美由紀

 

2006年の春にリリースされた畠山美由紀さんのアルバム「リフレクション」から。

畠山美由紀さんは4歳から歌いはじめ、20歳過ぎから作詞・作曲を開始。

彼女の歌声に反応されたアナタは正解です!

インディーズ時代から注目されていたハートウォーミングな声。

一気に体から毒素が抜けていくような感覚。

囁くようでいて、しかし真のある表現力・・・に勝手に体が反応します。

2001年にソロデビューを飾ったS INGLE「輝く月が照らす夜」を聞いたときから一方的なファンになりました。

さてこのアルバムに収録されている珠玉の曲たちは、それぞれの世界を持ち、彼女の歌が先導してくれます。穏やかな時間が流れるように唯一無二の透明感溢れる歌声と圧倒的な存在感を感じられるはずです。

約1 年もの歳月をかけて創られた、意欲作。

アルバムのために青柳拓次(LITTLE CREATURES)、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、永積タカシ(ハナレグミ)、原田郁子(クラムボン)、堀込泰行(キリンジ)といった、彼女の盟友達が書き下ろした名曲の数々が収録されています♪

アルバム全体に漂う包み込むような空気感は、

聞くこちらの心を落ち着かせて、優しい気持ちにしてくれます。

綺麗に晴れた午前中、午後、お気に入りのコーヒーを飲みながら聞きたい・・・そんな1枚です。

気持ち良すぎて居眠りしちゃいそう・・・w

 

 

M2> グリーン・ソング / エルヴィス・コステロ、アンネ・ソフィー・フォン・オッター

 

2001年にリリースされたアルバム『フォー・ザ・スターズ』

クラシックの世界で彼女の存在をご存知の方も多いことでしょう、メゾ・ソプラノ

ヴォーカリスト「アンネ・ソフィ・フォン・オッター」と「エルヴィス・コステロ」の共演・・・

まさに”For The Stars”な1枚♪

アバや、ポール・マッカートニー、ブライアン・ウィルソン、バカラックなどの作品を丁寧に収録されています。

なんと言ってもコステロのメロディの美しさは当然のこと、感動を呼ぶオッターの歌声はモヤモヤの気持ちや、邪心を洗い流してくれるような神々しい雰囲気をまとっています。

穏やかな流れの川を眺めながら、自分のことを回想しながら物思いに更け、自然のニオイを吸い込みたくなるような、特別な時間が流れます。

 

なんとレーベルはドイツ・グラモフォン。

クラシック好きなら知らない人はいない名門レーベルである。

このレーベルからこのアルバムが登場したことが凄いことなんだと感じます。

画期的であり、アンタッチャブルの世界に飛び込み、このアルバムを完成させてしまったコステロの凄さにも脱帽です。

コステロもオッターもご存じない方にこそこのアルバムの持つ表現できない訴えてくるモノを知っていただきたい♪

 

2人を同時に聞き込んで、耳から入ったメッセージはどんなものが残ったのか実感していただきたいです♪

 

Hi!心呼吸 2月19日(金)

M1> Kathy’s Song(キャシーズ・ソング) /   エヴァ・キャシディ

 

「エヴァ・キャシディ」は1963年ワシントンDC生まれ。

1996年に皮膚ガンでわずか33歳の年齢で亡くなったアーティスト。

生前は地元以外ではほとんど知られてない無名の状態でしたが、死後リリースされたコンピレーション・アルバムが英国のアルバムチャートで一位を取るなど、注目を集めました。

年少の頃から音楽・芸術への興味を示し、エヴァが9歳のときにギターを弾き始めたそうだ。

2000年にリリースされたアルバム「Time After Time」から。

「ジャンルを超えた美しい唄声は魅力」そんなキーワードがピッタリのキャシディ。

彼女ほど亡くなってから注目を集めたアーティストは少ないだろう。

ラジオでシンディー・ローパーの名曲 “Time After Time”が流れ注目を集め、人気を獲得hしていく。しかし、彼女はこの世にいない・・・。

なんだか切なくも空しくもなる。しかし、天国から彼女も喜んでいるかな?

 

エヴァの声は一度耳にしたら忘れられない。

薄いヴィブラートと揺るぎない音程もそうだが、透明感溢れる歌声はどんなジャンルにも対応をみせる♪

「ピュア」である。

このアルバムの1曲目に収録されている「キャシーズ・ソング」

静かに、しかし力強く歌われたアルバムのオープニングを飾ったこの曲はワシントンDCの小さなスタジオでレコーディングされたそうだ。

なんだかその事実も素朴で素敵♪

 

M2>  シーイング・ユー  /   ジミー・メッシーナ

 

「ロギンズ&メッシーナ」が解散した後、ケニー・ロギンスは世界的にも有名なロックシンガーに、そしてパートナーの「ジミー・メッシーナ」はAORシンガーとして復活。

その復活後1枚目が名盤この「オアシス」

1979年発表のファースト・ソロ・アルバムです。

 

「ニュー・アンド・ディファレント・ウェイ」や「トーク・トゥ・ミー」などラテンの要素、フュージョンを取り入れた楽曲が収録された1枚。

どこか初夏をイメージさせる1枚ですが、陽射しが強く感じられる初春にもいいでしょ?

 

この「シーイング・ユー」はジャズ・フュージョンをベースにエレキのギターがしっとりと、メッシーナの声もリラックスして歌いすぎないバランス。

まさにAORの名曲。たまにどうしても聴きたくなってしまいます。

 

さてソロに転向してのファースト。思いっきりリラックスした作りになっています。

しかし、当の本人はそれほど愛着があるアルバムではないようです・・・。

なんで?こんなに素敵な1枚なのに?ソロのファーストアルバムなのに???

そんなことはどうでも良いんです。

僕は大好きだから!

 

また初夏になったらこのアルバムから他の曲をおかけするかも・・・。

お許しを・・・。お願いします。