Hi!心呼吸 11月25日(水)

M1>  A Blue Star  /  ジェイコブ・コーラー

 

「ジェイコブ・コーラー」は1980年3月9日、アリゾナ州・フェニックス生まれ。

4歳よりピアノを始め、高校に入るまでにアリゾナ・ヤマハ・ピアノコンクールを含む10以上のクラシックピアノコンクールで優勝。

テクニックはもとより、魅力あふれる作曲の才能とその表現力をもって、現在最も注目されるピアニスト。

2009年には日本に移住して日本を拠点に活動している・・・。

 

そんな彼が2009年にソロ・ピアノで`星`にちなんだインストゥルメンタル・アルバムをリリース。スタンダードの名曲が並ぶ「STARS~Gift for Piano Music」

広い夜空を連想させるような演奏♪

秋から冬の星座に空も模様替え。

思わず夜空を見上げたくなる美しい旋律が印象的です。

 

演奏は密度が濃く、耳にも心地いい響き。

これからのシーズンのBGMには最適なアルバムかも。

インストだから伝わる温もりと、輝きをどうぞ♪

 

イルミネーションの輝きとあわせて聴くとムードも高潮に♪

 

M2>  バタフライ /  ラヤトン

 

「Rajaton」(ラヤトン)はフィンランド出身の混声アカペラグループ。

男性3人女性3人の6人の歌声は日本でも人気です。

フィンランドで8つのゴールド・レコードを獲得。

アメリカでは最優秀フォークソング賞、最優秀フォークアルバム賞のダブル受賞を果たすという偉業を成し遂げているグループです。

2003年のアルバム「Joulu」はフィンランドのチャートで2位、2006年のアルバム「Rajaton Sings ABBA」は1位を記録、2011年までにフィンランドは国民的コーラスグループとして人気を誇っています♪

 

アメリカ、ヨーロッパをはじめ世界中で活躍しているグループですが、フィンランドにもたくさんグループが存在しているらしいんですが、まさに北欧系♪

独特な透明感、美しさがこのグループには存在します。

フィンランドの人が作ったこの「BUTTERFLY」は英語で歌われています。

フィンランド語ではなく、英語・・・。詩が切なくて

いたってシンプルな詩でストレート。分かり易い映画です。

スラングの表現なんかもない。だから感動する。

 

ジックリ詩を聞きながらこの曲を捉えると、自然と優しさが融合するフィンランドの風景が浮かんでくるようです。

 

11月4日にリリースされたばかり。この冬のマストバイナ1枚です♪

「NORDIC FOREST STORIES」から。

Hi!心呼吸 11月24日(火)

M1>  インヴィテーション  /   ACOUSTIC CLUB

 

ギタリスト宮野弘紀をリーダーとする「アコースティック・クラブ」と、

ロバート・L・アルドリッジ、フレッド・ハーシュがプロデュースした「ニューヨーク・ストリングス・クァルテット」による、なんとも大人で深みのあるコンピ。

2005年「ACOUSTIC APERTIF」から。

 

穏やかなギターの音色はどこかに連れ出してくれそうです。

まさに行き先の知らない「インヴィテーション」を渡してくれているかのような旋律はリラックスして旅立つ雰囲気に似ているのかもしれません。

インストに落とし込む幾重の思いのようなもの。

一体演奏中にはどんな風景画広がっているんでしょうか?

 

僕には少し夏の風景も浮かびましたが、晩秋の並木道、マフラーの季節、散歩する。

そんな雰囲気に感じました。

あなたはどんな風景がかびますか?

 

大人の散歩ミュージック?

大人の旅行ミュージック?

どこかに出かける前の高揚感を抑えてくれるメロディ。

 

冬を楽しむ準備をはじめようっと♪

 

 

M2>  チケット・アウト・オブ・ヒアー /  ウィル・コナー

 

フロリダ生まれのオーストラリア育ちのウィル・コナー♪

サーフィンの腕前もプロ並み!

それでいて男前で歌も歌える・・・んでもって帽子のデザイナーの別の顔も持つ。

 

そんな彼の1stアルバム「サザン・ヘミスフィアー」に続く2作目。

2006年のアルバム「チケット・アウト・オブ・ヒアー」から。

 

ジャック・ジョンソンの秘蔵っ子と称され、オーストラリアのツアーではオープニング・アクトを務めて多くのサーフ・ロックファン、オーガニック・ソングファンを虜にしたウィル・コナー♪ジャック・ジョンソンよりも優しい声かもしれません。

 

このアルバムにはプロのサーファー仲間も参加しているらしいですが、ナチュラルで心地よく、軽快なメロディと温かな空気には才能を感じてしまいます。

優しい声で届けられる波のような響き。

何度も打ち寄せるように聴くたびに変化しているように聞こえてきます。

 

サーフ・ロックと言うものを教えてくれる歌声なのかもしれません。

サーフィンを愛している人はお好きだろうなぁ。

でもサーフィン体系ではない僕も好きです♪

 

Hi!心呼吸 11月23日(月・祝)

 

M1> THE DAYS I SPENT WITH YOU   /

フィリップ・セス・アコースティック・トリオ feat. ケリー・サエ

 

ジャズ、フュージョン、ロックなど幅広くセッションを重ねてきた、日本でもなじみの深い

キーボーディスト、鍵盤の魔術師の異名を持つ、「フィリップ・セス」♪

 

フランス出身の彼は、スムーズジャズ、ニューエイジ・ミュージックのキーボーディスとであり、音楽プロデューサーでもあります。

そんな彼が率いるバンドが「フィリップ・セス・アコースティック・トリオ」

メンバーが凄いのです!

(ザ・フーやジョン・メイヤー・トリオなどのバンドを渡り歩いたベースの名匠ピノ・パラディーノ。そしてTOTOやジェフ・ベック等名だたるアーティスト達と名演奏やレコーディングを残してきたスーパードラマー、サイモン・フィリップス。)

 

このアルバムではインコグニートのヴォーカリスト、「ケリー・サイ」をフィーチャーしたヴォーカル・アルバムに仕上がっています。

 

ツワモノのメンバーにシットリと華を添えるヴォーカルが曲の難易度を下げてくれるよう。

 

それも素晴らしい演奏と、間違えなく実力を伝えるヴォーカルがなければ出来ないもの。

一度聴けば理解できてしまう演奏は潤いを与えてくれます。

 

心の呼吸にはこんな1曲はいかがでしょう?

 

M2>  シャンゼリゼ  /  ザーズ

 

ZAZは1980年5月1日生まれ、トゥール出身。

 

そんな彼女の2015年1月にリリースされたサードアルバム「PARIS」から。

 

2006年パリのピアノバーで、歌手として夜11時から朝4時までマイクなしで歌う生活を送っていた彼女。ジャズ、ブルース、シャンソン、ラテンなど、多様なジャンルの曲を操れる彼女♪

ジャズとオーケストラの組み合わせは面白くて新鮮です♪

ZAZの素晴らしい歌唱力と音楽センスは見事に融合し、不自然は感じない。

すんなりとよく知られているマスターピースを新鮮に生き返らせてしまいました。

思った通りのパリのSwing を満喫できる作品です。

ちなみにアルバム内にはクインシー・ジョーンズのプロデュースがクレジットされている曲も数曲♪

 

その他の曲も演奏レベルがかなり高い!

単純なフレンチ・ポップというより古きよき時代のパリの香りを残しながら

洗練された”Swing “を聞くことができます。

 

これはパリ好きにはたまらないでしょう♪

元気の出るボーカルで笑顔になっちゃいます♪

 

Hi!心呼吸 11月20日(金)

 

M1> カウント・オン・ミー /  ルイス・サリナス

 

97年リリースのアルバム『サリナス』から。

アルゼンチン出身の敏腕ギタリスト、『ルイス・サリナス』

 

ラテン・フレイヴァーでテンションの高めの曲の多い、心地よいフュージョンが収録された気持ちのよいデビュー作。

ミディアム・スローの曲はラテンの香りがバンバン伝わってきます♪

 

サリナスは、モントルー・ジャズ・フェスティバルをはじめ多くのイベントに招かれキャリアを積んでいき、チック・コリア、ジョージ・ベンソン、スコット・ヘンダーソンなどから賞賛されるギタリスト♪

このデビューアルバムはラテンフュージョンと言われるほど音楽のルーツに触れることができる。ボサ・ノヴァ、サルサ、ボレーロ、ジャズ・・・。

色んな音楽のエッセンスを彼を一度通過させることで広がる音楽世界。

 

どこか世界を旅しているような気持ちにもなれる1枚かも♪

プレイヤーのボタンを押してからアナタの前にはどんな世界が広がるかな?

けた瞬間に広がるラテンフュージョン世界は、本当に素晴らしい。

 

ラテンの血が流れている方(笑)オススメです♪

 

M2>  悲しみよ,こんにちは /  バーバラ・ケイ、ロッド・マッキューン

 

1968年にイギリスで公開された映画「ジョアンナ」。

 

1960年代末のスウィンギング・ロンドンの魅力をふんだんに詰め込み、93年に渋谷でのリバイバル上映で大ブームを巻き起こした青春映画♪

“渋谷系”と呼ばれたカルチャー文化の若者をはじめ、映画ファンから圧倒的な支持を得た

この作品のサントラから。

 

青春を謳歌し、“今”を精一杯生きるジョアンナの姿に僕も刺激を受けました!

さてサントラの内容は60年代当時のポップでキュートなエッセンスがつまった音楽がギッシリです♪

スウィンギン・ソウルがキラキラとカラフルで、ファッションと見事にマッチするアメリカでもなく、アジアでもなく、それは紛れもなく「ロンドン」な訳です。

 

60年代のロンドンはもちろん知らないですが、映画の中で観たロンドンは自由で、ポップで主人公“ジョアンナ”そのものでした。

オールドボッサ、オールドジャズ、スタイリッシュな音の数々。

 

そうぞ60年代のロンドンへ行ってらっしゃい♪♪♪

Hi!心呼吸 11月19日(木)

M1> Officially Missing You /  Tamia

 

カナダ、オンタリオ州出身のR&Bシンガー「タミア」

タミアがクインシー・ジョーンズ秘蔵っ子としてデビューしたのは1998年。

デビューアルバム「Tamia (タミア)」をリリースし、日本でもゴールド・ディスクを受賞。日本での人気もご存知の通り♪

2006年に発表した『Between Friends』は私財をなげうち、ファンの多い南アフリカからリリースし大きな話題を呼びましたね。

 

2004年リリースの「More」から。

Tamiaのアルバムの中でも一番アダルティな作品だと思いますが、大事なところは絶対に外さない作品と言った印象。

そのアルバムの中でもこの曲”Officialy missing you”は心地よくて癒されます♪

NBAのスター選手グラント・ヒルがダンナさんというR&Bきってのセレブ・シンガー、タミア!

なんといっても制作陣が豪華♪

ベイビーフェイス、R・ケリー、マリオ・ワイナンズ、ジャーメイン・デュプリ・・・。

このメンツだけでご飯食べれます(笑)

この「Officialy missing you」は全米大ヒット映画の挿入歌でもありました。

素晴らしい楽曲と歌声に満足できるアルバム♪

セレブ・・・セレ部。

入部したい。

 

 

M2> Gotham City(ゴッサム・シティ) /  R・ケリー

 

「Batman & Robin」のサウンドトラックから。

97年公開のこの映画のために書き下ろしたR・ケリーの1曲。

このサウンドトラックの中でも印象的な名曲はこの時代に映画とは関係なく存在感に満ちています。

映画の内容は置いておいてこのサントラのクオリティの高さは凄まじい♪

 

この「ゴッサム・シティ」に代表されるR・ケリーの美しい歌唱力はまさに天賦の才。

バックコーラスとも重なり、ゴスペル風に仕上がった自身プロデュースによる名曲です。

 

サントラのセールスもチャートのトップ10入りをしている程の大ヒットを記録しているのはこのR・ケリー様の存在が大きいでしょう♪

 

イントロから世界に引き込まれ、豊潤な特別なゴージャス感に包まれる。

トーンと響くようなリズムトラックが流れはじめ、絨毯のようなフワフワな感触に触れる。

透き通るような透明感。

スーッと溶け合う感じ。

何度も聞いていたい1曲。

愛がないとどんな町でもみんなは生きていけないのです♪

Hi!心呼吸 11月18日(水)

M1>  Break It To Me Gently /  Brenda Lee(ブレンダ・リー)

 

「私のことを優しく振って、私を穏やかに諭して、あなたがまだ私のことを愛しているような気分にさせて・・・」

 

「ブレンダ・リー」はニュージャージー州生まれ、高校卒業後カントリーバンドを結成して1975年にデビューもはたしています!

ちなみにバンド名は「ジュース・ニュートン&シルバースパー」

77年には解散してしまいましたが、翌1978年にソロシンガーとしてデビュー。

現在彼女は70歳でいらっしゃいます♪

 

『LET ME SING/BY REQUEST』は1964年にリリースされたもの。

もともとカントリーミュージックのイメージをもたれた彼女がこのアルバムを期に“大人の女性”に変貌を遂げるカギになったアルバムと言われています。

 

歌唱力に磨きがかかり、本物の歌手になった証明にリリースされた「Let Me Sing」

このリリースから人気に拍車がかかり不動の位置を築くことになります!

独特の歌いまわし、歌唱法は今聞いても耳に残る存在感。

自分の歌い方を手に入れた強さ、自信、重厚さ。

 

今でも新鮮です♪

 

M2>  モード・オブ・ブルー /   quasimode  (クオシモード)

 

平戸祐介(ピアノ、キーボード)松岡”matzz” 高廣(パーカッション)

須長和広(ベース)今泉総之輔(ドラム)の4人から繰り出されるJAZZの音色の美しさ、華やかさ、厚さ・・・。

 

結成当時からライブに足を運ばせて頂いておりました「クオシモード」

残念ながら2015年bの2月に活動休止に・・・。

 

しかし平戸祐介さんとは仲良くさせていただいています♪

そんなクオシモードの2009年にリリースしたブルーノート創立70周年特別企画。

世界のクラブ・ジャズ・シーンから絶賛された和製ジャズ・バンド“クオシモード”によるブルーノート・クラシックスのカヴァー・アルバムです。

ブルーノートに残された数々の名曲のカヴァーに挑んだ作品です♪

世界のクラブ・ジャズ・シーンから絶賛された和製ジャズ・バンド!

そんなクオシモードがブルーノートへ捧げた「Mode Of Blue」

 

たまにはこんなクラブジャズもいいですよね~♪

ライブハウスで思わず踊りだしてしまうJAZZ・・・。

このグルーヴ・・・やはり気持ちいい♪

 

近いうちにワイグルに平戸さんに来ていただきましょう♪♪♪

Hi!心呼吸 11月17日(火)

M1>  オーヴァー・ザ・レインボウ  /  キース・ジャレット

 

97年『ラ・スカラ/ソロ・コンサート』 キース・ジャレット のアルバムから。

収録されているのはたった3曲・・・。

 

44分を超えるラ・スカラ パート1の旋律のつながりの美しさに時間を忘れ、27分をこえるラ・スカラ パート2にはパート1には見られない激しいタッチとスピード感に乗る自由な世界の広がりを感じる。

そしてこのアンコールで演奏された「オーヴァー・ザ・レインボウ」に一抹の寂しさを覚ええる。

 

『ウィーン・コンサート』以来5年ぶりとなるソロ・ライヴ作。

そろそろファンの間では聴きあきた・・・と思う人がいるかもしれませんが、聞くとやっぱりのめり込んでいってしまいます。

予想もできないドラマのような展開にワクワクしてしまうのです。

何度も何回も聴いているのに僕には毎回違った展開のような新鮮な気持ちで聞けてしまうのにはキースの魔法がかけられているかのようです。

 

このライブテイクにアンコールで演奏されたこの「オーヴァー・ザ・レインボウ」

彼がアルバムにスタンダードを収録したのは、これが初めて♪

 

キースのスタンダード・・・泣けます

 

M2>  Autumn Leaves /  KEIKO LEE

 

20周年記念アルバム『Love XX』(ラヴ・キス・キス)を11月4日にリリ―ス♪

僕も大変お世話になっている[ケイコ・リーさん!]

飾らずに自然体で優しくて、アナゴ肌。

昔から周りのスタッフさんや、ファンを大事にされるスタイルにはいつも感動します。

 

存在感のあるヴォーカル・スタイル。

ケイコさんしか出せないこの声は20周年経った今でもツヤツヤです♪

 

20周年を記念してリリースされたアルバムのオープニングを飾るのは「Autumn Leaves」「キャラバン」「ニューヨーク、ニューヨーク」などのジャズのスタンダードナンバーをケイコさんのフィルターを通して生み出された曲の数々。

トランペットに日野皓正さんを迎えての「Higher Ground」、生誕100周年を迎える20世紀のディーヴァ、ビリー・ホリデイとのデュエットで「I’m A Fool To Want You」・・・。豪華でゴージャスなアルバムの完成です♪

 

スイングジャーナル誌の人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝く、人気・実力ともNo.1ジャズヴォーカリスト♪

国内外で人気を確立しているケイコ・リーさんののデビュー20周年記念アルバム。

今日は日本のディーヴァ!

KEIKO LEEさんを大プッシュ!

 

Hi!心呼吸 11月16日(月)

 

M1>  ザ・ブロウワーズ・ドーター  /   ダミアン・ライス

 

アイルランドの首都ダブリンに生まれたダミアン・ライス。

そんな彼の2003年にリリースされたデビュー・アルバム『O』(オー)。

 

吟遊詩人のごとく才能をたっぷりと表現した1枚。

これはジックリとお聞きいただきたいアルバム♪

 

繊細なヴォーカルだけでも堪能できますが、音楽的な意外なひねり方、アレンジ、面白さ。

まったく退屈さがないある意味、緻密な後世なアルバムに感じます。

 

全体がフォークギターで非常にシンプルな作り方、しかし所々でみせる細かいアレンジなどに気づくと、尚更彼の才能に自然に引き込まれていく。

アイルランドやイギリスを始め数多くの賞も獲得しているのも頷けます!

ブックレットには家族写真などもたくさん掲載。

不器用さや、純朴さ、アルバムからも伝わるはずです!

 

フォークロックが好きな方ならお気に召すと思います♪

魅力に満ちたライスの世界を身近なサウンドに感じてもらえたら嬉しいです♪

それにしてもナンだろう?この落ち着く感じ・・・♪

 

 

M2>   STAY  /  JiLL-Decoy association(ジルデコイ・アソシエーション)

 

今回は新譜からご紹介です。

日本の3ピースジャズバンド「ジルデコイ・アソシエーション」

2002年に結成されたジルデコ。

chihiRo(Vo) kubota(G) towada(Ds)の三人が生み出す、ジャズ/ポップス/ロックをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲はさらに進化を遂げる途中段階!

今後も楽しみなグループですが、そんなジルデコの新たな挑戦♪

 

今回はカヴァー・ミニ・アルバムを配信!

ほぼ一発で録り下ろした配信限定アルバム「CROSS THE STORIES」をリリースです。

1995年にヒットしたリサ・ローブの「STAY」のカヴァーしています。

そのほかにはビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビイなどもカヴァー。

11月1日より配信リリースになっています。

 

今回のリリースには今後のミュージックシーンも変貌を遂げる最初の段階にジルデコに白羽の矢が!

 

Live感にこだわって、熱気や勢い、グルーヴも詰め込んだため「ほぼ一発録り」となったようです。穏やかなメロディの中にも緊張感、熱気も聞き分けていただけるジルデコの音色にどうぞ耳をダンボにしてお楽しみください♪

 

 

Hi!心呼吸 11月13日(金)

M1> ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト /  マイケル・ブレッカー 、ジェームス・テイラー

 

2007年にリリースされたマイケル・ブレッカーの「バラード集」。

あのパワフルな演奏が印象的なマイケルのバラード集ときたもんだ!

「ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック」から。

まずお伝えしたいのは、このアルバムは今後も手元に置いておきたい素晴らしいアルバムだということ。

2000年12月、ニューヨークにて録音された曲が収録。

メンバーのすばらしさも忘れてはならない・・・。プロデュースとギターはパット・メセニー、ピアノはハービー・ハンコック、ベースはチャーリー・ヘイデン、ドラムスはジャック・ディジョネットというオールスター!!!

そしてアルバムの中2曲はヴォーカルでジェームス・テイラーが参加している。

ありえないメンバーで収録されたことがハッキリと分かるわけです。

73年のジェームス・テイラーの自身のヒット曲ですが、バックでサックスを吹いていたのがマイケル本人だったんですね♪ちょっと感動します。

 

アルバムを全体を通して聴いてみて、改めて綺麗な音色に酔いしれます。

その控えめな演奏はいつまでも聴いていられるもの静かなバラード集。

この季節からがピッタリです。

スピーディーな演奏のマイケルを求めている方にはちょっと物足りないかな?

 

M2>  (She Will) Take You Down To Love   /   パトリース・ラッシェン

 

「Forget Me Nots」はWill Smithが歌った「Men in Black」の原曲としても有名。

世界でも大ヒットした“Forget Me Nots”(82年)の印象からするとパトリース・ラッシェンはディスコミュージックのディーヴァ!といったイメージを持ってしまう。

 

しかし本来の彼女は70年代半ばからジャズ/フュージョンピアニストとして活躍をし、ジャズ→ファンク→ディスコと急速にスタイルを変貌させたマルチアーティスト♪

そんな彼女の音楽の遍歴がギュっと凝縮されているアルバムがこの82年にリリースされた「Straight From the Heart」

 

ディスコ・ダンスサウンドもすっかり確立されてのリリース。

全曲パトリース・ラッシェンが作曲していて、可憐で美しい彼女のボーカルと音色豊かなエレピやシンセが素晴らしい♪

アルバム全体の快適な音空間を披露してくれる名盤。

彼女の才能の奥深さを思い知る。

シングル曲の「Breakout!」「If Only」とほとんどが名曲だといっていい。

その中でも僕の心を掴んだのがこの曲。

少しブラジリアンギターが気持ちい旋律を奏でる「(She Will)Take You Down To Love」

アルバムの流れもカンペキ♪

 

あぁ・・・良い曲ってたくさんありすぎる♪

Hi!心呼吸 11月12日(木)

M1>  Make Me Feel(メイク・ミー・フィール) /  アマンダ・ペレス

 

2004年のアマンダ・ペレスの2ndアルバム「I Pray」から。

このアルバムにはジックリ聴いていただきたい曲が並んでいるんです。

 

まずアルバムからのシングルカットされたのはアルバムの表題曲「I Pray」も美しく包み込むような曲でしたが、歌声にくらくらしてしまいます。

そして名曲“Angel”(このアルバムには再収録)で全米を涙させたミディアムナンバー♪、

さてこの「Make Me Feel」もそんな代表的な1曲。

とろけるようなウォーミーな歌声が序盤から放たれます。

少しハスキーな彼女の声はどんなジャンルにも対応できると思いますが、こんなバラードやかなりタフなRAPにもベストなマッチングを見せてくれます。

 

繊細なメロディーと哀感を誘い出す情感豊かな歌唱が染みます。

美しいミッド~スロウが中心のアルバムですが、秋の夜長にはまさにマッチ。

彼女の独特なイントネーションも耳に残るアクセントになっています。

 

曲も自ら書き、歌い、プロデュースできる実力派♪

くどくないヒップホップエッセンスを織り交ぜて届けられるR&B・・・。

ぜひともジックリゆっくりとお楽しみください♪

メロウな時間を彼女の声と共に♪

 

 

M2>  JUST A MEMORY  /  ボーヤング

 

映画『エンドレスサマーII』にも出演したロングボードの元世界チャンピオン、ボーヤングの2007年にリリースされたベスト・アルバムから。

「We’ve Got made it」など、代表曲を厳選しています。

2004年春に引退宣言をしてミュージシャンに転向した元プロサーファー!

 

サーフィン、ミュージシャンとして両方の世界でもプロとしての才能を開花させることに成功したボーヤングに尊敬と憧れを覚えます(笑)

いいなぁ、そんな才能って♪

 

さて彼の持ち味はそのナチュラルなオーガニックサウンド♪

フォーキーでブルージィなサウンドはあのジャック・ジョンソンにも通じるようなサーフロック♪サーフミュージックがお好きな方にはオススメなアーティスト♪

 

サーフィンをするために波を探すたびに出かけるように、音楽の世界を旅するボーヤング♪

いろんな国をまわり、波に乗り続け、経験した未開の世界のエッセンスを彼なりにアレンジしたサウンドはシンプルに削られてソフトに届けるカタチになったようです。

 

旅行好きにも楽しめる作品♪

秋の行楽シーズン、オーストラリアの貴公子サウンドをお供にどうぞ♪

まさにオーガニック♪