Hi!心呼吸 11月11日(水)

M1> Jean  /    Al Cohn & Zoot Sims (アル・コーン ズート・シムス  アル・コーン,ズート・シムズ)

 

アル・コーンは、アメリカ合衆国のジャズ・サクソフォン奏者♪

1940年代には、ズート・シムズやスタン・ゲッツらとともに、ウディ・ハーマン楽団でも注目を集めたプレイヤーですが、正直ズート・シムスの光の影に当たる存在だと思っていました。

しかし、このアルバム「Body & Soul」を聴くとその認識はまったく間違っていて

落ち着いて聴くことができる安定感、モダンな演奏は聴く人をひとつランクアップさせてくれるような気がするのは彼の音色のせいなのか・・・?

 

肩肘はらず、余裕のある演奏は秋の陽気にも会うもんです。

他のアルバムはあまり知らないのですが、数名聞いてきてこのアルバムがベストな感じ。(あくまでも個人の意見です・・・)

73年録音。

他のメンバーはJaki Byard(p),George Duvivier(b),Mel Lewis(ds)・・・。

 

息もピッタリ。テナーの音色のバランス、絡み具合、しびれます・・・。

JAZZの似合う季節になってきましたね。

さてJAZZ祭りでもしたくなってきちゃった♪♪♪

 

 

 

M2>  ハロー・ストレンジャー  /   バーバラ・ルイス

 

バーバラ・ルイスの1965年に発表したアルバム「ベイビー・アイム・ユアーズ」から。

バーバラ・ルイスはアメリカ、ミシガン州に生まれた歌手・ソングライターです♪

この「HELLO STRANGER」のヒット曲で僅かに日本でも知られる彼女。

 

本国アメリカはもとより、イギリスでは大人気だったようです。

表現力、歌唱力ともに耳に残る素晴らしいシンガーであることは間違いないでしょう♪

そんな彼女の雰囲気のオシャレなこと♪

他のアーティストたちにも影響を与えたことがわかります♪

耳障りの良い特徴的なヴィブラートを効かせた、やわらかな歌声♪

リズムの中で泳いでいるようなフワフワ感。

 

こちらまで実を委ねたくなります。

都会派ポップ・ソウルのお手本となる作品が並んだ代表作。

「ハロー・ストレンジャー」はR&Bチャート1位♪

 

さぁ、この懐かしいメロディを楽しんでください♪

日差しにピッタリ♪

Hi!心呼吸 11月10日(火)

M1>   セレナータ  /   ラリー・ゴールディングス

 

ラリー・ゴールディングス94年リリースの『ジャズ・ボッサ 』

 

キース・ジャレットのデビュー当時がお好きな方には刺さる音かもしれません。

ラリー・ゴールディングの綺麗な音。乱れがない正確なタッチは穏やかな気持ちにさせてくれます。

ピリッとした緊張感が伝わってくるキースの演奏と比べると温かくて優しい感じと言えるかもしれませんね。

 

ラリー・ゴールディングス(og)ピーター・バーンスタイン(g)ビル・スチュワート(ds)ギレルミ・フランコ(perc)(1)(5)(10)ジョシュア・レッドマン(ts)

 

このメンバーが奏でる素晴らしい演奏をどうぞ♪

今となれば、その演奏力の力量からジャズのみならずポップスの世界のミュージシャンからも引っ張りだこのピアニスト、キーボード奏者!

 

ラリー・ゴールディングスの自己名義のアルバムは何枚も出ていますが、個人的にはこのアルバムがマストかも。

 

ピアノの演奏も聴いてもらいたい♪

優しいピアノはいいですね♪

 

M2>   Dream    /   プリシラ・アーン

 

秋になると聞きたくなって、合いたくなるアーティスト♪

2008年にリリースされたプリシラ・アーンのアルバム「A GOOD DAY」から。

 

 

過ぎ行く季節

ふさぎ込みながら

旅立つ時待ってた

最後の言葉を

あなたに伝えたから

今翼を広げて

高く飛び立つ

I had a dream

 

と歌った「Dream」

アン・ハサウェイ主演の映画『ブライダル・ウォーズ』の挿入歌にもなった曲です。

その映画のクライマックスで流れるのがこの「Dream」でした。

アメリカ出身のシンガーソングライターであるプリシラ、アメリカ人の父と韓国人の母の元に生まれた透けるような声を持つ女性ですが、最近では日本のアニメの世界も大好きなことでも注目を集めました。

スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の主題歌「Fine On The Outside」を歌った彼女の世界観はいつもピュアでいて透き通るほど美しい♪

キラキラときらめく空気を纏う彼女の歌声はこの時期にピッタリです。

またインタビューをしてあの弾けるようなキュートな笑顔にも会いたいと秋空を見上げながら願うのでありました・・・(笑)

 

Hi!心呼吸 11月9日(月)

M1>   Whoever (フーエヴァー)  /   ルイス・テイラー

 

ルイス・テイラーの2001年のアルバム「Lewis Taylor 」から。

アメリカで作られた音というよりは一味違うスタイルのR&B、ソウル。

UKソウルに新星現る!と話題を集めたルイス・テイラー♪

 

どこか懐かしい空気の中にキラッと光る新しいテイスト。

プロデュースにはスウィング・アウト・シスターでお馴染みのポール・ダフィが参加して70年代、80年代の歌に通じるような歌を作り上げています。

 

なんと言ってもこの方。

全てを自分で管理してインストゥルメンタルを紡いでいくマルチプレイヤー!

自分の世界をしっかりと表現することができる天才です。

それは美しくも濃くて、どこかでソウルを感じることもできます。

マービン・ゲイを愛する人は好きになってしまうかも。

知的な雰囲気もクールです。

 

現代のネオソウルとでも言えるかもしれません。

白人ならではのソウルの解釈を的確にしています♪

 

M2> At Your Best (You Are Love) /  アリーヤ

 

94年の今は亡きアリーヤのデビューアルバム「AGE AIN’T NOTHING BUT A NUMBER」

このアルバムは何度聞いたか分からないほど・・・。

アリーヤの魅力は何と言っても、この甘くスムースな歌声でしょう。

 

このアルバムは全曲Rケリーが手がけた作品になっていますが、Rケリープロデュースの中でも代表作と言えるでしょう♪

HIPHOP色はかなり強くなった作品でもあります。

ダウンビートなナンバーの歌いこなしもデビューしたての若いシンガーのようなことも感じなく、どちらかと言えば中堅を担うほどの存在感。

そんなアルバムの中、”The Isley Brothers”カバーのこの曲「At Your Best」

この時のアリーヤは若干15歳だったというから・・・驚きしかありません。

この甘い、スイートな大人の歌を堂々と、歌いこなす。

違和感も感じます。しかし、今この時代に聞いても心地良い・・・。

 

時代を超えて伝えて生きたい1曲。

やはり早くいなくなり過ぎだよ・・・Aaliyah。

22歳の生涯でとてつもないものを置いていってくれたけど。

何度でも聴いていきます、これからも♪

 

Hi!心呼吸 11月6日(金)

M1>  愛のプレリュード  /  キム・ナザリアン、ピーター・エルドリッジ

 

数多くリリースされているカーペンターズのトリビュートアルバムですが、一番好きな1枚かもしれません。

1998年にリリースされた「トリビュート・トゥ・カーペンターズ」から。

JAZZファンには嬉しいラインナップでしょう?

このアルバムに参加している豪華な満面・・・NYヴォイセス,マンハッタン・トランスファー,セピア・・・アメリカを代表するコーラス・グループのメンバーが参加してカーペンターズを丁寧に歌い上げます♪

優しく、温かく、そして気品あるアレンジで。

Jazzyを基本に全体にしっとりと大人なアレンジです。

 

ドリーミーで美しいカーペンターズ・メロディ。

この時代にも必要とされているカーペンターズ。シンプルな曲だからこそアレンジは難しいはずなのに、磨きをかけたように潤いを増して蘇るかんじ。

それぞれのアレンジも素直で小気味いい♪

 

ずっと聴ける音楽。ずっと残したい音楽。

この1枚もその音楽。

 

 

M2>  ソリチュード  /   マット・ジョンソン,ジョニー・マー

 

1961年ロンドン生まれのマット・ジョンソン。

79年にザ・ザを結成。

パンク全盛のロンドンで設立間もない4ADレーベルと契約を結ぶ。

アルバムBurning Blue Soulをリリース。

83年、Epic/UKへの移籍第1弾となったメジャー・デビュー・アルバム『ソウル・マイニング(魂の彫刻)』をリリースしパンクの色を残しつつ独自の世界観を確立していきます。

 

正直、パンクを聞いてこなかった僕は、このマット・ジョンソンの世界感に惹かれます。

ちょうどその頃、93年『ダスク』リリースされました。

このダスクを聞き込み、ちなみに名作!表現される言葉、表現される作品の威力は秀逸。

そんな彼が渡米した後、93年にリリースしたミニ・アルバム『シェイズ・オブ・ブルー』

 

色んな世界を見てきた彼が、歌いたかった曲。

表現された搾り出すように歌われた「ソリチュード」。

胸に響く感動があります。

かのデューク・エリントンのカバー曲。

 

ピアノとのデュオで聞かせる彼の世界。

コレがジャズのスタンダードとは思わない。凄みまである。感動。

 

 

 

Hi!心呼吸 11月5日(木)

 

M1>  ヴォアラ /  モンド・カンディド

 

『モンド・カンディド』

イタリア、フィレンツェを拠点に活動する男女三人組モンド・カンディド。

ヴォーカリストは紅一点の女性、ルイゼッラ。

彼女の歌声は一点の翳りなく美しくてまっすぐ♪

 

ボッサ~モンドを中心に、お洒落をパッキングしたような1枚。

ドライブにも、パーティにもピッタリ♪

2003年のアルバム「月影のナポリ (Tintarella di Luna) 」から。

オシャレアイテムが欲しい方にはオススメです。

 

まるでサントラのようにバラエティに富んでいて聴いていて飽きません。

どこか懐かしさを感じるサウンドとヴォーカルが楽しめるポップ。

 

これからのシーズンの定番ソングもカヴァーされているので比較長くシーズンを盛り上げてくれるはず!

 

このアルバムを聞きながら感じたこと・・・冬が楽しみになってきた♪

 

 

 

M2>  What’s Come Over Me? /   Glenn Lewis & Amel Larrieux (グレン・ルイス&アメール・ラリュー)

 

アイス・キューブ(Ice Cube)が主演した映画2002年に公開された作品『Barbershop』のサウンドトラックから。参加しているアーティストが、まず豪華!

それだけでも聞く価値はありますが、内容も濃い♪

この当時よく聞いたなぁ・・・。懐かしい。

 

そんなサントラの中に収録されたこの豪華なこの2人のユニット=グレン・ルイス&アメール・ラリューの楽曲のクオリティの高いこと!

この中から名曲が生まれたわけです!

 

美しいメロディラインにグレンの色気ある声とアメールのキュートな声が絡み合います。

どこかクールで、都会的なアレンジで映画の中でもエッセンスを加えていました。

この雰囲気を醸し出していてるのさぞ大人の二人なんだろうなぁ・・・と思っていたら

グレンは僕と同じ年!!!この頃、22歳です!

 

こんな色気ってなんで出せるんだろう。

今きいてもこの色気・・・40の彼の色気も聞いてみようっと♪

Hi!心呼吸 11月4日(水)

 

M1>  つのる想い   / ジェフリー・フォスケット

 

ジェフリー・フォスケットはカリフォルニア出身のシンガー&ギタリスト。

1981年から1991年までビーチ・ボーイズのサポート・メンバーとして活動。

 

高校の卒業アルバムには、「5年以内にビートルズかビーチ・ボーイズに加入する」

と夢をかかげ、10年後にその夢を叶えることになる。

80年代にはバンド活動が認められ、81年にはビーチ・ボーイズに初参加。

以降ビーチ・ボーイズに参加してヒット曲の数々を担当することに♪

 

大ヒットした「KOKOMO」でも参加しているのでこの声を聞いている方は多いはず。

特にカール・ウィルソンからは「歌い方の真髄」を伝授されたことは有名な話♪

 

本当にビーチ・ボーイズのことを愛し、心底大好きだったという姿に感動さえ覚えます。

夢のバンドの支える側になった彼の生き様のベースはこのグループへの愛に満ちている・・・。

 

そんな彼の1999年に発表したベストアルバム「サーファー・ガール・ララバイ~ベスト・オブ・ジェフリー・フォスケット 」から。

M2>  ヒム  /   ルパート・ホルムズ

 

70年代のAORの代表作♪

「ルパート・ホルムズ」が1979年に発表した5枚目のアルバム「パートナーズ・イン・クライム」

見事全米1位を記録した「エスケイプ」この「ヒム」も収録されて大ヒットを記録し、一躍メジャーミュージシャンに押し上げた作品。

 

ニューヨークの香りを詰め込んで、洗練され、大人な音楽を満杯に詰め込んだ1枚♪

まさに超名盤♪

 

代表曲ということでオムニバスアルバムなどには、この2曲がよく収録されることが多いですが、ルパート・ホルムズを知るにはこの2曲だけでは少なすぎる・・・。

このアルバムをジックリ聴くともっと「ルパート・ホルムズ」の魅力に気づくチャンスが多いような気がします。

 

これらの曲に共通しているのは、メロディーの美しさや楽しさ。

そして歌詞の世界。

 

日本語詞には注目して呼んでみると彼の才能を再発見できるはず。

この「ヒム」は、美しいメロディで素敵ですが、彼女にプレゼントや、結婚式では使用禁止(笑)

Hi!心呼吸 11月3日(火)

M1>  ブリッジ・オグ・ニ・ワイエ /   ザ・コアーズ

 

2005年にリリースされたTHE CORRS(ザ・コアーズ)のアルバム「ホーム」から。

 

人気兄妹ポップ・ロック・バンド、ザ・コアーズのトラディショナル・カヴァー・アルバム。

昔から聴きなれたアイリッシュ・トラッド・ソング(アイルランド民謡)をカバーしたアルバムです。

CORR兄妹が、亡き母へささげた、トリビュートアルバムでもあります。

アイルランドの民謡や伝統音楽にスポットを当てて丁寧にノスタルジックにカヴァーされています。どの曲も、繊細で、優しく、美しく、哀愁感に満ちています。

どこか懐かしくなってしまうのはなぜなんだろう・・・。

秋に聞きたくなる名盤だと思います。

 

もともとコアーズ兄妹の両親は音楽家でもあり、小さな頃から両親の演奏するアイリッシュ・トラッドの名曲に親しんできた4人のバックボーンを知ることができる1枚。

濃厚なアイリッシュ感はあえて抑え、分かりやすくギターや、オーケストラのアレンジはアイリッシュ音楽を世界に発信したい、母国の愛のようなものを感じます。

 

日本の秋にも不思議と合う・・・なんでだろう?

 

 

M2> ステイ・ウィズ・ミー  /  ピーター・セテラ

 

シカゴの元ボーカリストだった「ピーター・セテラ」

1985年に本格的にソロに転向後、数多くのヒット曲も発表しています。

さてご存知ピーター・セテラの名曲を今日はセレクト♪

 

この曲は、1987年の SFX日本映画「竹取物語」(沢口靖子さん主演)の主題歌でした♪

「行かないで、一緒にいて欲しい」という、まさにかぐや姫への想いを歌った甘いラブ・ソング♪

作曲はあのボビー・コールドウェルです。後にボビー・コールドウェル自身もカヴァーしています。メロディーラインは思いっきりAOR。

ボビー・コードウェル節そのものな感はありますが、このホンワカさせるこのメロディはさすがです。そこにピーター・セテラの澄み切ったボーカルが沁みます・・・。

秋の夜空・・・。

月を眺めながら、この曲を聞けば・・・。

 

「どうにかして君が側にいて欲しいから

そのためにどうしたらいいか教えておくれよ

君無しじゃ生きていけないんだ

どうか僕を置いていかないでおくれよ」

 

きゃー♪ロマンティック~♪

Hi!心呼吸 12月2日(水)

M1>  Song For My Father  /  ホレス・シルヴァー

 

「ホレス・シルヴァー」は、ファンキー・ジャズを代表する名ピアニストとして人気が高いアーティスト♪

特徴的なファンキーなプレイスタイルで知られ、ハード・バップの発展に寄与する存在。

そんな彼が85歳で人生を閉じたのは昨年2014年のこと・・・。

彼のルーツはゴスペルやアフリカ音楽、ラテンミュージックと幅広い。

その音楽の幅がプレイスタイルにも大いに影響したといわれています。

同時に彼はジャズ史上屈指の名コンポーザーでもあり、すばらしい曲をたくさん残している。

その代表曲の中でも「Song For My Father」は外せない。

黒人ミュージシャンではないグルーヴと言うのか、多国籍のジャズのエッセンスが純粋に楽しめる1枚に仕上がっている。

コテコテでないのが聞きやすさにも繋がっているのか?

ファンキージャズでありながらラフさも感じる。ソウルフルであり世界が広い感じ。

まさに名盤のひとつでしょうね♪

 

耳に残るこのメロディに強調しすぎないバップの効いたピアノが好印象♪

フォーンの主旋律を大事にベースラインにしっかりと存在感をあらわすピアノ。

ラテンのフレーズが色濃くなり、哀愁さえ感じる。

 

あぁ、当分耳からこのメロディとピアノの音色が離れない・・・♪

 

 

M2> テリン・ザ・ダイス・ハウ・トゥ・ロール / パトリック・トゥッツオリ

 

日本では1997年に公開された映画「トゥリーズ・ラウンジ」のサウンドトラックから。

個性派俳優スティーヴ・ブシェミ監督・脚本・主演によるラブ・ストーリー。

 

ストーリーは、さえない30男と17歳の少女との恋の行方を描いた作品。

仕事もクビになり、行きつけのバーで飲んだくれるうだつの上がらない中年男トミー。彼は急死した叔父の仕事を受け継ぎ、アイスクリーム屋の移動販売をはじめる。そんなある日、偶然昔の恋人の姪デビーが乗り込んできた。やがてアイスクリーム屋を手伝い始めた彼女は、トミーに好意を寄せるが・・・。

 

やはりスティーヴ・ブシェミの作品ということで作品も個性的でしたが、どこかピュアでコミカルで、ポップな作品。

学生時代に見た作品なので仲間でワイワイと楽しんだ思い出の映画。

その映画のサウンドトラックはこちらも印象的。

 

ジ・インクスポッツ、ミルス・ブラザーズなどのかなり古いアーティストの楽曲から、新しいアーティストまで幅広いアーティストの楽曲が映画に華を添えていました。

その中からポップでジャジーなパトリック・トゥッツオリが歌うこんな1曲♪

 

映画の中でどんな風に使用されているのか、あなたもご覧になって見ます?

また見直したい1本が出てきちゃった・・・w

Hi!心呼吸 11月2日(月)

 

M1>  ドント・ユー・レット・ミー・ゴー  /  セシリア・レイ

 

スウェーデン生まれの女性アーティスト。

ジャケットから受けるイメージとは違ったアーバン派ダンス・ミュージック。

1996年にリリースした彼女のセカンドアルバム「オン・マイ・オウン」から。

 

デビューアルバムではパワフルなイメージがあった彼女ですが、

セカンドではデビュー作の路線を継承しながら、しなやかで説得力のある歌声で丁寧に仕上げた1枚になっています。

R&B、ソウルフルな曲を中心に色々な要素を詰め込んだ印象。

 

どことなく「シャーデー」の雰囲気を持ち合わせながら、ヒップホップやハウスのアレンジでオリジナルの空気を持ったアーティストさん♪

 

ゆるやかでクールなヴォーカルで包んでくれるセシリア。

90’sのリズムの懐かしさにもシックリとこの時期にスーッと溶け込んでいくようです。

 

癖もなく、耳馴染みもよいこの曲は僕の大学時代の思い出の曲でもあります♪

懐メロに近いかも♪

 

 

M2>  Sweet Loving Man  /   モーリス・アルバート

 

51年ブラジルのサンパウロ生まれの「モーリス・アルバート」

1975年に世界的な大ヒットを記録した「Feelings」!

フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーを始め数多くのアーティストによってカバーされているので耳にしたことがある方も多いでしょう!

ちなみに日本でもハイ・ファイ・セットがカバーして大ヒットを記録しています。

 

さてそんな「モーリス・アルバート」が放ったアルバム「Feelings」は名曲ばかりなんです!

どうしても「Feelings」が代表曲になってしまっているので埋もれてしまった感が強くて。

個人的にお気に入りはこの「スイート・ラビン・マン」♪

 

誠実さがおのずと溢れてくる歌声。

しっとりとしていてフレッシュです。

色褪せてはいない。

アルバムにはブラジル出身の彼がそんなフレーバーを散りばめられています♪

 

恋の季節・・・秋。

いろんなカタチの恋もある。

 

さぁ、愛する人にでもコールしてみます?

Hi!心呼吸 10月30日(金)

M1>   オータム /   Paolo Nutini (パオロ・ヌティーニ)

 

スコットランド出身の天才シンガー・ソングライター「パオロ・ヌティーニ」

まるでシンデレラボーイです!

 

『地元スコットランドでローディなどの仕事をしていたところ、某アーティストのライヴの時間調整役として急遽ステージに立つことになったのだが、その時のパフォーマンスが大きな話題となり、2005年、彼の18歳の誕生日にアトランティック・レコーズと契約を交わす・・・』嘘みたいな本当の話。

デビュー当時から王子様の異名を持ち、端正な顔立ちに年齢よりも味のあるスモーキー・ヴォイス。

一気に全世界に彼の歌声は広まっていく・・・かっこよすぎる・・・。

2007年のアルバム「ジーズ・ストリーツ」から。

このアルバムで僕も知る訳ですが、ナイーヴでソウルフルな歌声に一気にファンに♪

ドライブにも、食事にも、色んなシチュエーションにもピッタリです♪

 

まぁ、なんといっても彼の声は・・・ずるいわけで・・・。

 

「この青年は、バターを溶かすようなハスキーな声と聴くものを微笑ませると同時に涙ぐませ、躍らせることが出来る歌詞を持っている」 ― ロンドン・ライト紙

 

M2>  Remind Me  /   Monday Michiru  ‎

 

日系アメリカ人の女性ミュージシャン、シンガーソングライター、プロデューサー「MONDAY MICHIRU」

やはり今聞いてもスタイリッシュで都会的。キラキラと輝いています♪

 

「クラブ気分で盛り上がろうよ!」のコンセプトのもとリリースされた彼女自身、初のフル・カヴァー・アルバム『My Ever Changing Moods』(2007)から。

タイトルからスタイル・カウンシルの曲名をクレジットしちゃうところ・・・大好き♪

ソウル、ロック、80年代ポップス、ラテン、DISCOと普段から耳馴染みのあるヒットナンバーから、彼女ならではのマニアックな曲まで飽きません。

飽きるわけがありません。

11曲収録されていますがどれも秀逸。

全て生バンドっていうのもさすがの貫禄♪

 

嬉しいのは彼女の好きな音楽を中心に選曲されているところ。

なるほど!と納得してしまう曲が多い!

だからMONDAYさんの音が好きだったんだと改めて気がつけた1枚です。

カヴァーなんだけどチープな感じが一切ない。MANDAY MICHIRUの力、凄い!

ちなみにこの Remind Meは「パトリース・ラッシェン」のカヴァーです。