Hi!心呼吸 7月3日(金)

 

M1>  Leaving Alone /  Ian Matthews (イアン・マシューズ)

 

イギリスのシンガー・ソングライター「イアン・マシューズ」

1973年リリースのアルバム「Valley Hi」から。

もともとは、「フェアボート・コンヴェンション」での活躍でも人気を獲得したアーティストですが、アメリカの70年代の雰囲気に通じる音楽観を持つアーティスト。

繊細で、デリケートな歌声はこの時代に聞いても心を捉えます♪

穏やかな時間が流れるフォーキーな曲がアルバムを構築。

このアルバムでは、ジャクソン・ブラウンの作品も収録してます。

だからなのか、初めて聞いた時には完全にアメリカのミュージシャンであると思っていました。

木漏れ日にピッタリくるフォークソング♪

こんな曲といっしょにピクニックにでも出かけたいなぁ♪

 

M2>  And I Love Her /   デヴィッド・キコスキー

 

ビートルズ解散30周年、ジョン・レノン没後20周年の2000年に、

ビートルズのメンバーの楽曲のみをカヴァーするというコンセプトで結成された、

ジャズ界の鬼才ピアニスト、デヴィッド・キコスキーが率いるピアノ・トリオ

“ビートル・ジャズ”。

 

アルバム「MEET THE BEST」より。

オリジナルの旋律やイメージを大切にした演奏が丁寧でいて圧倒的な存在感。

魅力たっぷりです。

真のビートルズファンの方にも聴き応えばっちりだと思いますが、ビートルズを知らない世代の皆さんにもきっと気に入ってもらえるはず!

だって演奏しているアーティストが濃すぎます!

リチャード・ボナのベースが聴けると思えば、マイク・スターンのギターが聴けたりと、

この重厚感はたまりません♪

 

Hi!心呼吸 7月2日(木)

M1>  EST-CE QUE TU… (エス・ク・トゥ)      /   ダスティー・トレイルズ

 

98年に結成した二人組のニュー・アルバム。

結成以前からコラボレート活動をしていただけあって、息のピッタリ合った楽曲を聴かせてくれます。

かなり手の込んだアレンジにも注目のおすすめ盤♪

2000年にリリースされてからその後のリリースを耳にすることもありませんが・・・。

 

ビースティ・ボーイズ主宰のレーベル「グランド・ロイヤル」からデビューした、ルシャス・ジャクソンのVivianが参加しているデュオ♪

本当に幅の広い音の数々が収録されてます。その中でもこの曲は印象的。

アンニュイでありながら、ひんやりとする冷たさも感じる不思議な音。

ただ言えることは、これほどハマッた組合わせってあるのか?というほど2人の

ハーモニーはお見事♪

 

 

M2>   ギブ・ミー・ア・ブレイク  /  フレディ・レッド

 

かつてはブルーノートからアルバムを出したこともあるジャズ・ピアニスト、

「フレディ・レッド」アルバム「エブリバディ・ラブズ・ア・ウィナー」から。

 

ビバップにルーツを持つ正統派のジャズ・ピアニストであるフレディらしく、

ここではテナー・サックス「テディ・エドワーズ」

アルト・サックス「カーティス・ピーグラー」とトロンボーンを従えての演奏が小気味よく響きます。

ソリッドでにこやかな演奏が目に浮かびます。

その演奏の中でもベースの「ビル・ラングロイズ」の音色に耳を惹かれるのは僕だけでしょうか?

 

それぞれの演奏に注目してこの曲を聞いてみると違ったカッコよさを感じます♪

Hi!心呼吸 7月1日(水)

 

M1>  AL DI LA (アル・ディ・ラ)   /   ベティ・クルティス

 

ミラノ生まれのジャズシンガー「ベティ・クルティス」

イタリアのサンレモで開催されているポピュラー音楽の音楽祭があります。

1951年より毎年開催されているのが、サンレモ音楽祭。

この歌はそのサンレモ音楽祭で「ベティ・クルティス」と「ルチアーノ・タヨーリ」によって唄われた1961年の優勝曲♪

トロイ・ドナヒュー主演のアメリカ映画 「恋愛専科(Rome Adventure)」にこの曲が使用され大ヒットにつながりました。

日本でもザ・ピーナッツ、布施明さん、伊藤ゆかりさんが歌われたことがあるのでご存知の方も多いのでは?

ロマンチックにそしてドラマチックに歌い上げるカンツォーネの名曲「アル・ディ・ラ」

「遠くまで」の意味のとおり、遠くまで伸びやかです♪

 

M2>  Mornin /  Al Jarreau (アル・ジャロウ)

 

このカッティングギターをおかずにご飯が食べれそう。

爽やかな朝をこの名曲と共に。

Good morning; ‘Mornin ‘

アル・ジャロウの1983年のアルバム「ジャロウ」から。

この頃のアル・ジャロウはすっかり円熟の境地!

アーティストとして「ピーク」を迎えたときのアルバムといわれています。

ビルボード・ジャズ・チャート1位!R&Bチャート4位!

キーボードはデヴィッド・フォスター、ドラムはジェフ・ポルカロ、ベースはエイブ・ラボリエルという涙もののメンバーを従えて・・・涙ものです。

曲の終盤で聞こえるジャロウのスキャットもビシビシと曲の豊潤さを感じる1曲。

あぁ、おなかすいてきた・・・。

Hi!心呼吸 6月30日(火)

M1>   Why   /   アニー・レノックス

 

あの頃の思い出が蘇ってきます♪

ユーリズミックスの顔であった彼女。

アニー・レノックスの92年リリースのソロアルバム「DIVA」。

なんといってもアニーの透明感のある声は今聞いても新鮮。

同時に神聖な気持ちになって、リラックスできてしまうのはどうしてなんだろう?

まだ高校生だった僕はそんなことを感じていました。

不思議です。

今でもおんなじ気持ちになるんです。

 

この曲「why」をはじめ、「cold 」「walking on broken glass 」・・・などなど名曲を生み出してしまいましたね。

アルバムの半数以上がシングルヒットっていうから驚きです。

ユーリズミックスをあまり聞いてこなかった僕にとって、アニーの歌声から、ユーリズミックスを遡って知ることになった・・・。

僕の中の大きい存在のDIVA!

 

 

 

M2>       E’  /    リー・リトナー

 

1952年ロサンゼルス生まれ。フュージョン・ギタリスト。

70年代からスタジオ・ミュージシャンとして活躍したリー・リトナー。

そんな彼の89年の作品「COLOR RIT」から。

まずこのアルバムはオープニングナンバーからまさしく南の風がつき抜けるような爽快感!一気にリゾートへと導いてくれます。

リゾートに行きたいけど今は無理だよ・・・。

そんな方には妄想旅行を楽しめるアルバムかも♪

もちろんドライヴにもオススメ!

 

ブラジリアン・サウンドからインスパイアされたという色彩。その色彩は鮮やか!

ギターの音色でウキウキと心躍らせて、リゾートのことを妄想しますw

この曲をオープンカーで小粋にドライブ・・・。

あぁ・・・いつのことやら。

Hi!心呼吸 6月29日(月)

M1>  Open the door /   ベティ・カーター

 

ジャズ・ボーカリストとしてひとつのブランドを確立したベティ・カーター。

ディジー・ガレスピー、チャーリー・パーカーのグループにも参加し、レイ・チャールズとも共演を果たした。

1998年に生涯を閉じるまでアーティストの発掘、育成などでジャズの世界に貢献したビッグ・アーティスト!

そんなベティ・カーターのライブアルバム。

1979年の「Audience With Betty Carter」から。

そこに彼女の存在を感じることができる、リアルなアルバム。

息遣いや、リズム隊のアドリブの空気まで収録されたアルバム。

ぜひ、じっくりと本物のアドリブを楽しんで♪

 

あぁ、お酒を頂きたい・・・。

 

 

 

M2>  ソルジャー /    スティーヴン・カーティス・チャップマン

 

『ワンス・アンド・フォーエバー』は、2002年のメル・ギブソン主演のアメリカ映画。

ベトナム戦争の真実を描いた全米ベストセラー・ノンフィクションを映画化した大作のサントラ。

サントラをご紹介することってここではなかなかありませんでしたが、

サントラっていい曲の宝庫だってこと多いですよね。

この映画のサントラも宝物たくさん収録されてます。

その中からお勧めしたいのはアメリカのシンガーソングライター、

「スティーヴン・カーティス・チャップマン」

彼のサウンドはブライアン・アダムスのようなポップ・ロック。

何度聴いてもあきない♪

過去には数枚のアルバムをリリースしているのでお聞きいただきたい♪

 

Hi!心呼吸 6月26日(金)

 

M1>   フラワー  /  エイモス・リー

 

2011年のアルバムエイモス・リーの5枚目のアルバム「Mission Bell」から。

この微かなハスキーヴォイス。さすが、ノラ・ジョーンズが魅了された声♪

彼の特徴でもあるファルセットですが、このアルバムでは封印している様子。

ストレートでまっすぐにこのヴォイスを届けてくれます。

シンプルな歌はソウルミュージシャンの存在と安定を認識。

どっぷりではないけど、少し土臭くて哀愁をおびているこの雰囲気は湿度をまとったこの時期にもしっくりとはまります。

聴けば聴くほどに、味がでてくる作品♪

どうぞこのスルメチックな音をお聞きください♪

さぁ、あなたはどの曲を聞きまくりますか?この13曲から選びましょう♪

 

 

M2>   All The Way   /     キング・カーティス

 

これぞまさにソウルパワー!

アメリカ、フォートワース出身のR&Bサクソフォーン奏者!

1950年のから活躍して独特の音色を構築。

37才の生涯を閉じてからも、多くの人気を誇るサックスプレイヤーの1人。

 

R&Bのボス!

若かりし日のプレイです。

このスタンダードナンバー「All The Way」はジャズというよりはブルースコードでの演奏なのでブルース好きな方にはおすすめ!

絶品な名演奏でしょう!!!

なんにせよ、このアルバムは身近に置いておきたい1枚ですね。

 

当然なんですが、ソウルフル、グルーヴィー、アーシー、ブルージー・・・。

フィーリングがあふれまくりです。

あふれてくる~♪

Hi!心呼吸 6月25日(木)

 

M1>    Kissing A Fool    /    George Michael

 

今日は6月25日。

ちなみに僕の誕生日でもありまして・・・。

6月25日に関係のある2曲をお送りしました。

Whamのメンバーとしてご存知!

ジョージ・マイケルのソロアルバムです。

ジョージ・マイケルも今日誕生日♪

1988年、グラミー賞Album Of The Yearを獲得している名盤「FAITH」から。

当時はアイドル的存在。

このアルバムの存在で世界に彼の本来持っている抜群な歌唱力をもった実力者であることを証明した1枚。

僕個人的には”Faith”はもちろんのこと”One More Try”も大好きです!

ですが、この「Kissing a Fool」はまさに、いつ聞いてもオシャレで艶があって気持ちいい♪ジョージの歌声も色っぽくて・・・。

 

M2>    二人だけのセレナーデ   /    ファビアン

 

92年のフランスの歌手ファビアン(Fabian)のファースト・アルバムから。

南国のリゾート感溢れるオシャレなフレンチ・ボッサ♪

1曲目の「パラディゾ」がラジオでオンエアーされると一気に日本でも注目され、

異例のヒットとなる5万枚のセールスを記録!

 

忘れもしません。

高校3年生になった僕はこのアルバムを誕生日の日に手に入れたのでした!

 

フランス語でムードたっぷりと歌われるファビアンの曲。

どこか異国を感じ、大人の女性を感じていた少年内藤君。

さてニュアンスはSade(シャーデー)とリンクしますが、シャーデーをお好きな方には刺さるのでは?

アルバム全体に穏やかな有意義な時間が流れます。

リゾート気分を味わいながら、ゆったりとお過ごしになるときにはお勧めです♪

 

Hi!心呼吸 6月24日(水)

 

M1>   Mine Would Be You  /  Blake Shelton

 

ブレイク・シェルトン!

1976年6月18日 (39歳になったばかり)

アメリカ、オクラホマ州出身のカントリーミュージシャン!

ちなみに身長・・・196 cm!

2001年のデビューアルバムからのシングル「Austin」がビルボード誌で

ホット・カントリー・ソングス・チャートで5週連続ナンバー1に輝いたソウルフル・カントリー・ヴォーカリスト!

それだけでも人気がご理解いただけるでしょう。

そんな彼の2013年リリース7枚目のアルバム「Based on a True Story」から。

このアルバムも完成度抜群!

ドライブにも、キャンプにも、ピッタリ♪それにしてもいい曲です。

今のアメリカのカントリーミュージックを教えてくれる1枚♪

 

 

M2>   優しさの彩りの中で /  アンジー・ジャイルス

ANGIE GILES(アンジー・ジャイルス)

ジュリア・フォーダム等のバックヴォーカルとして活躍したアンジー。

信頼された彼女の93年のデビュー作。

都会的でありながら少し懐かしくてソフト。

ソウルフルでセンスのいい曲が並びます。

デビュー作でこのベテラン感。この後に96年にセカンドアルバムをリリースしてますが、

個人的にはこのデビューアルバムが好きです。

じっくりと落ち着け、心地よい時間が流れること必至。

 

今からもう22年前の作品なんだなぁ・・・。

まだ僕、高校生だ!

そんな僕にはあまりにもオシャレで、良質で、素敵だった。

今聞いても、その鮮やかさは健在!

Hi!心呼吸 6月23日(火)

 

M1> But I Do  /  エイモス・ギャレット

 

「熟練した燻し銀(いぶしぎん)」、「星屑(ほしくず)ギター」、「夢の仕業(しわざ)」、「奇蹟のソロ」・・・など彼に送られた称号の数々がその存在を証明します!

スライドバーを使わずにスライド感覚を表現できる唯一無二のギターリスト、エイモス・ギャレット。

69年にプロとしてスタートを切り、翌年の70年には大阪万博にも来日しているそうな・・・。

まだ僕、産まれておりませんw

 

そんな彼の「スモール・タウン・トーク~ベスト・オブ・エイモス・ギャレット」から。

 

アコギのリズムギターも素敵な今日ご紹介した「But I do」

優しい歌声とピアノのサウンドをどうぞご堪能くださいませ♪

 

この曲はコーヒーというより紅茶が合うのかな?

 

 

M2> No Sittin’ By The Phone /  ビビアン・グリーン

 

ビビアン・グリーン!

大好きなアーティスト。

彼女のデビュー作『Love Story』は、まるでジャジーな空間にいるような錯覚に陥ります。

クラブでのライブのような、少しの緊張感まで感じられるような1枚。

 

お送りしたのはこのアルバムの中でも特別せつない「No Sittin’ by the Phone」

メッセージもせつないないんですが、ピアノとの相性がこんなにフィットしているなんて素敵すぎる!

バーブラ・ストライザンドがあこがれというグリーン。

彼女は自らゴスペルやR&Bに根ざした曲作り、演奏までこなします。

この歌声に「はっ!」ときたら他のアルバムも良いですよ!

最近のアルバムも大人のエッセンスも加味された艶たっぷりです♪

 

 

Hi!心呼吸 6月22日(月)

M1>   第3の掟  /  ベティ&ステッフ

 

ボサ・ノヴァを基調に爽やかな音を届けてくれる、カナダのデュオ「ベティ&ステッフ」2002年のアルバム「Day by day」から。

2000年夏のデビュー・アルバム『Wish You Well』が大ブレーク!

このアルバムもお勧めですが・・・。

 

ベティとステッフの二人はモントリオール出身。

もともとはR&Bやヒップ・ホップなどを好んで聴いていたというベティ。

一方でジャズを学ぶ為にパリ留学も経験し、地元で音楽活動をしていたステッフ。

 

そんな二人がデビュー作で一気に脚光を浴びてしまうのです!

このアルバムはコンテンポラリーな音を中心に、爽やかな空間にぴったりの音楽をお探しの方にはドンピシャ!

M2> Love is all  /  シャンタール・クレヴィアジック

 

2曲目もカナダ!

カナダ繋がり!

1曲目の「ベティ&ステッフ」もカナダでしたが、

Chantal Kreviazukもカナダのマニトバ出身の女性ミュージシャン!

作曲家、女優の顔も持つアーティストさんです。

 

2000年にカナダでのグラミー賞といわれるジュノー賞の受賞、1997年、2007年にはノミネートの経験もある実力者。

 

1996年のアルバム「シャンタール・プラス・ワン」から。

ミドルテンポ、スローテンポで、アコースティックなサウンドが中心♪

特徴のある歌声、それぞれの曲に色がしっかりとついています!

お気に入りの色を見つけてください♪