Hi!心呼吸 9月25日(金)

 

 

M1>  トラベラー  /   ジョーイ・カルデラッツィオ

 

1980年代にマイケル・ブレッカーのバンドへ抜擢され話題をさらい、その後はブランフォード・マルサリスのバンドへ!

約20年以上ジャズの最上段に君臨♪

現在のジャズの最先端を紳士的に走り続けているピアニスト、「ジョーイ・カルディラッツィオ」

詩的であり、みずみずしくて躍動感にも見える。

時には日本的な奥ゆかしさをかんじるのは何故なんだろう・・・。

そんな姿はジャズピアニストの理想系なんだろうな。

 

こちらを魅了し続け、さらに時代を牽引していく姿。

ラテンやベーシックなコンテンポラリーまで自由自在。

一度聴いていただければその『凄み』も伝わるはず、

日本では過小評価されているようですが、知っていて損はなし!

 

爽やかなタッチから伝わるピアノ。

潤います・・・心が。

 

M2>  If You’re Not The One  /  ダニエル・ベディングフィールド

 

イギリス出身の「ダニエル・ベディングフィールド」

妹は同じく歌手のナターシャ・ベディングフィールド。

この兄弟の凄いところはUKチャートで兄弟で1位を記録したことがあるのだ!

ちなみに兄弟でUKチャート1位を記録したのはこの2人のみ。

ギネスにも載っちゃってます♪

さてそんなお兄ちゃん、このアルバムももちろんヒットを飛ばすわけです。

 

ダニエル・ベディングフィールドのデビューは夢のような出来事だ!

自宅録音したタイトルトラックがUKで2001年の年間最大のヒットに!

一気にスターダムを駆け上る、

その勢いはとどまらず、UKを世界を魅了している。

さて今日お送りした「If You’re Not the One」

よくあるバラードに聞こえなくはないが、丁寧に聴くと大切に安易に作ったものでないことがわかります!

引き込まれるように生々しいグルーヴィン!

とくとご堪能あれ!

まさに上辺だけのプロじゃない!本物があります!

Hi!心呼吸 9月24日(木)

M1> アイム・ノット・ア・ノウ・イット・オール / ガーランド・ジェフリーズ

 

アフロ系とプリルトリコ系の混血。

1943年にニューヨークのブルックリンで生まれたガーランド・ジェフリーズ。

1973年に初ソロ・アルバム「Garland Jeffreys」を発表しました。

1991年「ドント・コール・ミー・バックウィート」から。

デビュー依頼、差別や偏見といったこれまでの自身のルーツを歌にしてきたジェフリーズですがこのアルバムの中では歌詞などで特にそれらを強調している作品。

ルーツでもあるゴスペルやレゲエなどカラフルな作品でありますが、秘められた内容は生々しくて生命力に溢れている感じ♪

その秘められた力強さに胸の真ん中をつかまれるように聞き入るのです。

アルバムの中で唯一ラストに収録されている

この曲。「アイム・ノット・ア・ノウ・イット・オール」は歌詞の内容も他の曲と違ってホッとできるミドルナンバーで大好きです♪

ジェフリーも平凡を求めていることがわかるので人間味を感じます♪

やはり平和で差別のない平凡な毎日がよろしいいですね♪

 

 

M2> The Girl Who Never Sang /  エリック・ワトソン

エリック・ワトソンはアメリカ出身ですが、フランスで活躍中のピアニスト。

ジャズと現代音楽の中間を「不思議な透明感」で表現する彼の独特の空間。

このジャケットだけ見ると、色っぽいおしゃれナンバーが並んでいると思いきや、

独特の不思議世界に突入するんです・・・。

でも不思議すぎて聴きにくいということもない。

空想的なメロディと水に広がる波紋のように広がる様は気持ちよく、自然。

特にこの4曲目に収録されている「The Girl Who Never Sang」は特にあくのようなものがなく透明感に溢れているよう。

何にもしたくない時間。

ヒーリングにも近い緩やかさが満ちていて、改めて気持ちいいのです。

 

このアルバムでのリーダー、エリック・ワトソン。

録音当時は32歳。ベテランミュージシャンをバックにしたがえ、この空気感を表現できる度胸。

フリーキーなスタイルは過去の作品などにも垣間見れますが、このアルバムの広がり見当たらない♪

さて仕事に向かう途中であれば申し訳ない選曲かも。

 

どうぞリラックスして♪

 

Hi!心呼吸 9月23日(水)

 

M1> グリーンヴィル・トレッスル・ハイ  /  ドック・ワトソン

 

「ブルーグラス」という音楽のジャンルはご存知ですか?

アメリカのアパラチア南部に入植したスコッチ・アイリッシュ(現在の北アイルランド、アルスター地方にスコットランドから移住した人たち)の伝承音楽をベースにして1940年代後半に発展した音楽のジャンル♪

アメリカが生んだ偉大なギタリストの一人!

「ドック・ワトソン」盲目のギタリストとして数多くの伝説を残してきた彼は、ブルーグラスギター(フラット・ピッキング・ギター)の第一人者としても有名!

 

「ライディング・ザ・ミッドナイト・トレイン」は93年にリリースされたアルバム。

彼の晩年のアルバムです。

 

40歳を過ぎてからデビューを飾った彼。

ギターの響き、哀愁、声。

遅咲きと言われる彼の功績は偉大すぎる!

盲目だからゆえに伝わる心のようなギタープレイは、僕はギターのことは分かりませんが凄みのようなものが伝わるのです。凄いと思います。

 

 

M2>  リバー  /   テリー・リード

 

Led ZeppelinとDeep Purpleにリード・ボーカリストとして誘われながらも、自らの道を歩く為に拒絶したという伝説の持ち主。

イギリス・フォーク・ロック・シーンの孤高のギタリスト「テリー・リード」(65歳)

 

グルーヴィンなリズムに奏でられる彼のギターと歌声♪

やはり米国のロックとは一味違う「繊細さ」を感じますね。

アメリカ・サザン・ロックのトム・ダウド名プロデューサーと仕上げた孤高の名盤

「リバー」(73年)から。

どこか憂いを感じ、しっとりと湿気を含んだような空気。

クラシック・ロックの代表曲の1曲。

個人的にはアメリカのロックが好みではありますが、この憂い感・・・アメリカとブリティッシュの間のような感覚は癖になるんですよね。

 

スティール&スライド ギター、パーカッション、ドラムス・・・シンプルでありながら飽きないもの。このオリジナリティはまさに孤高の存在でしょう。

 

難しく考えれば、とことん考えてしまいそうになるけれど、そこだけはカラッと気持ちで聴きたい1曲をどうぞ!完成まで2年の歳月がかかったそうです。

 

Hi!心呼吸 9月22日(火)

 

M1>  I’ll Be Seeing You  /  アーネスティン・アンダーソン

 

1993年「Now & Then」から。

数多くいる女性ジャズボーカリストに中でも、夢中になったアーティストといえばこの方。

アーネスティン・アンダーソン!

実力は申し分ないのに、作品数も多いとは言えず、日本での認知度はそんなに高くありません。しかし、日本のクラブジャズシーンでは僕の友人DJがこよなく彼女を愛し、よくクラブで彼女の音楽をプレイしておりました。

そんな時に僕は一気に知り、ファンになっていったんです。

こんなにスピーディでワクワクさせるスウィングジャズを歌いこなせるアーティストを知らなかった僕は衝撃を受けました♪

ジャズの黄金期にはそれほど活躍できなかった彼女。

1958年に『Hot Cargo』でソロシンガーとしてデビュー。

翌年にはDown Beat誌で新人賞も取り、さぁ!ここから!という頃に60年代突入。

アメリカではジャズの仕事が激減・・・。

深くスモーキーな声と声量も魅力です。

今回ご紹介のアルバムは後期の作品の中でもゴージャスでキラキラな彼女の豊潤な歌声を楽しめるアルバムです。

さて豊潤な香りのワインと一緒に、この歌声をどうぞ召し上がれ♪

 

M2> ユード・ビー・サプライズド  /  ジェフリー・コマナー

 

1976年のサードアルバム「A RUMOR IN HIS OWN TIME, A LEGENDS IN HIS OWN ROO / ア・ルーモア・イン・ヒズ・オウン・タイム」

 

ソングライター、ソロ・アーティストとして60年代から70年代にかけて活躍したジェフリー・コマナー。当時盛り上がっていた西海岸の有名アーティストを迎えて、イーグルスからはドン・フェルダー、ティモシー・シュミット、ジョーウォルシュ、ドン・ヘンリー、その周辺からはJDサウザー、フールズ・ゴールドのトム・ケリー、面白いところではアル・クーパーをゲストに迎えて制作されているという夢のアルバム♪

このアルバムに参加しているアル・クーパーのハモンドオルガンが印象的♪

哀愁も加え、きいている僕をどこか遠くまで連れてってくれるようです。

 

ウエストコースとサウンドが好きで、イーグルスみたいな感じの音楽を聴きたいな!という方には最高!

軽いサウンドに感じてしまうかもですが、この雰囲気の豊かさを知ってしまうと抜け出せなくなってしまうんですよねぁ。

 

さぁ、この世界にいらっしゃ~い!

Hi!心呼吸 9月21日(月)

M1>  カタリスト /   アンナ・ナリック

 

2005年のリリース「Wreck of the Day」より。

当時20歳のアンナ・ナリック・・・自宅でラジオテープに吹き込んだものをレーベル会社に投稿し、デビューが決定したという彼女。

デビューから1年間はライブ活動などで地道にファンを増やしていったそうです。

このアルバムは聴けば聴くほど味が出てくるアルバム。

1回ではなかなか彼女の魅力は理解できないかも。

彼女の気取らない歌声は思わず耳をスルーしてしまいがちなんです。

スルーしないで聴いて欲しい。

アルバムに収録された11曲はまさに彼女が自信をもって送り出す「本物の大事さ」

さらりと聞き流すのではなく、耳に残すように聴くと本質のようなものが届くはずです!

 

シンプルで寂しげなピアノにギターの音色が重なり、彼女から届くメッセージ。

これらの歌はひとつひとつが独特です。

独特でありながらコーラスなども自然。

聴いているだけで心がホッコリ、ひと休みできる曲が並びます。

 

だからこそジックリ、ホッコリと耳で楽しめる1枚。

長年聴いていきたいそんなCDといった感じでしょうか♪

さて、ハイ!ホッコリタイム♪

 

M2> Again and Again  /   カヴァイハエ

 

2000年夏、日本で発足した本格的アイランド・ミュージック・バンド、「カヴァイハエ」のアルバムから。日本でも人気のハワイアンラジオDJ、Vance K率いるバンドでもあります♪最近お会いしていませんが・・・ラジオDJ仲間のお一人です♪

 

2003年の「Kawaihae2」から。

2004年4月にはハワイのグラミーと言われてい る「ハワイ・ミュージック・アワーズ / ロイヤル・ガーナー・アワーズ」 のグループ・オブ・ジ・イヤーを受賞したグループでもありますが、

このアルバムのゲストにはKonishiki,Herb Ohta JR,Lopaka Colonを迎え、陽気なロコボーイたちによる、明るく楽しいアイランドミュージックに仕上がっています。

いつもハワイを感じていたい、ハワイ好きな方におすすめの一枚です。

 

ウクレレ、ギター、ベースのアンサンブルに美しいハーモニーを乗せてゴキゲンな1枚に♪この音楽に入り込んで、ワイワイしたい気分になれて、元気のないときにもピッタリかも。やはりウクレレの音色は幸せな気分になります。

 

秋の行楽シーズン♪

ウクレレの優しい音色を連れてドライブにでも出かけましょう♪

Hi!心呼吸 9月18日(金)

M1>    September  /   SOUL GAUGE (ソウルゲージ)

 

日本の2人組ネオソウル・ギターデュオ、「ソウルゲージ」

 

聴いてお分かりの通り、恐ろしくなるほどのテクニック。

超絶テクニックは前面に出さず、音楽をメインに打ち出すところがまたニクイ♪

コレだけのテクニックがあれば僕だったらひけらかすのに(笑)

 

2014年にリリースされたアルバムのタイトルは『Born in Street』

 

まさに結成された当初、渋谷の路上ライブの活動がtwitterなどのウェブ上で話題となり2013年にはたまたま通りかかった音楽関係者の目にとまりデビュー!

ストリートから生まれた彼ら。生まれた音楽。

あえて彼らを紹介するときにはストリートを離してはいけないのでしょうね。

この2人とも作曲・編曲を得意とし、この「September」もオリジナルを大切にしながら自分たちのカラーをしっかりと表現する。もちろん原曲を新たに引き出す能力に優れているのです

ほぼ1発録りなのか?

ピリッとした緊張感とシンプルさに気持ち良くなります。

ヘッドホンで聴くとバランスと2本のギターのミックスが心地いいんです♪

 

 

M2>  WAY BACK INTO LOVE / ヒュー・グラント&ヘイリー・ベネット

 

映画見たら買っちゃいました・・・この内容。

80年代を知っている方ならビンビン来るシーンや、耳に残るメロディがたくさんです。

 

「ヒュー・グラント」そして「ドリュー・バリモア」

人気俳優二人のヴォーカルが大フィーチャーされたロマンティック・コメディ映画

2007年公開「ラブソングができるまで」のサウンドトラックから。

 

ヒュー・グラントの声は、甘くて魅惑的。

映画の中の役は元大人気だったポップスミュージシャン。

そこに現れる人気絶頂の歌姫。デュエットの依頼がきて、再ブレークのチャンス!

一体、また華やかな舞台に戻れるのか!!!

 

デュエットしているヘイリー・ベネットの歌唱力はやばい。

彼女の存在は、本編の中でもかなりいいスパイスになってます♪

ヒューの演じるアーティストの歌う曲は、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャーによるプロデュース。いい音楽に仕上がったのは納得です!!!

Hi!心呼吸 9月17日(木)

 

M1>  時のたつまま  /  RYOKO MORIYAMA

 

2003年「THE JAZZ SINGER」より。

さて「森山良子」さんと聞いて皆さんは何をイメージするんでしょうか?

森山 直太朗さんのお母さん?おぎやはぎの小木博明さんの義母?

かまやつひろしさんは従兄?

デビュー曲の「この広い野原いっぱい」?女優さんとして?

年代によってもイメージが違う・・・。

ではジャズシンガーとしてのイメージを持つ人は?どれだけいるんでしょうか?

 

日系2世ジャズ・トランペッターの森山久さんを父にもち、

母は元ジャズシンガーの浅田陽子さんという家庭に誕生した森山良子さんにとってJAZZは身近だったはず。

そんな森山良子さんのJAZZアルバムはこれがなんと1枚目だったんですね。

 

オーケストラをバックにジャズ・スタンダードを歌い上げる姿は新鮮で、カンペキ。

伸び伸びと歌声が響き、重心の低い低音も魅力的です。

スキャットも披露しているんですが、これが初めてのJAZZアルバムだとは信じられません。

そのドッシリしたシンガーとしての佇まい。やはり本物は本物なんですね。

 

どうぞごゆっくり癒されTIMEスタートです♪

 

 

M2>  I Can’t Be A Slave  /   Toby Keith(トビー・キース)

 

1998年発売のアニメ映画「The Prince of Egypt」(プリンス・オブ・エジプト)のサントラから。このサントラの凄いところは、カントリーのトップシンガーが顔をそろえて1曲ずつ演奏しているんです♪

その豪華なメンバーは!

ワイノナ・ジャッド、リンダ・デイビス、ランディー・トラビス、アリソン・クラウス、

パム・ティルス、スティーブ・チャップマン、ビンス・ギル他・・・総勢18名!!!

これって凄いこと!この凄さを分かって欲しい!!!

 

その豪華なメンバーの中でこの方を今日はピックアップです。

カントリーミュージシャン・俳優としてもスター!『トビー・キース』です。

1961年オクラホマ州クリントン生まれ。お酒大好きらしい。

ちなみに米経済誌フォーブスが発表した2013年版の

「ミュージシャン所得番付」では、ベテランのマドンナ(55)がレディー・ガガ(27)を抑えて1位となり・・・4位は、カントリー歌手のトビー・キース!!!

この方の人気の凄さ分かってくれました?

このサントラも大のおすすめ!トビー様の歌声も大のおすすめ!

 

 

Hi!心呼吸 9月16日(水)

 

M1>  I Don’t Want To Wait Till Tomorrow  /  Terry Ellis (テリー・エリス)

 

90年代初頭世界的にヒットを連発した4人組「En Vogue」

テリー・エリス/ドーン・ロビンソン/シンディ・ヘロン/マキシーン・ジョーンズにより結成された、コーラス・ワークの美しさを誇るグループ。

そのメンバーだった「テリー・エリス」の95年のソロアルバム「Southern Gal」から。

 

当時はどちかとというと引き立て役の印象でしたが、個性が詰まった意欲作となったのがこの作品。

En Vogueの時と同じくDenzil FosterとThomas McElroyが

プロデュースしているのですが、どちかというとしっとりとした曲が多く、

グループとは違った魅力が味わえます。

彼女は本来こちらの路線のアーティストになりたかったんじゃないか?

と思うほどハマリまくり!

 

今日お届けしたI Don’t Want To Wait Till Tomorrowはミニー・リパートンのようなキラメキと優しい日差しを感じることができる1曲。

穏やかな時間が流れ、他の収録された曲の中でも特別な存在感を放ちます。

 

やっぱり秋はこのリズムが合うなぁ♪

 

M2>  TRUE LOVE  /  AL GREEN

 

1946年アメリカのアーカンソー州で生まれたアル・グリーン。

10人兄弟の6番目に生まれたそうです。

 

1970年「Tired of Being Alone」を発表!

1972年には「Let’s Stay Together」 や 「I’m Still In Love With You」を立て続けに発表します!70年代はアルの為にあるように大ヒットを量産。

そんなアル・グリーンの80年代以降はゴスペル・シンガーとして活躍していくのですが、

6枚のゴスペルアルバムをリリースした後、

85年にリリースされたのがこのアルバム「He is The Light」

久々に「ウィリー・ミッチェル」と久々に再会し、ソウル・ゴスペル的なノリでアル節を聴かせてくれるゴキゲンなアルバムに!

 

僕が初めて「アル・グリーン」を知った曲はやはりソウルに満ちた曲ばかりでした。

そんなアルが残したゴスペルアルバムも素晴らしいんですが、再びソウルのリズムを纏った85年のこのアルバムは落ち着いた大人のベールを纏い、この色気。

 

ぼくにとってはアルの歌声は自分の時間を大切にする時に聞く特別なアーティストさんでした。恋愛のテーマソングになっていたのかも・・・w

さて恋心を思い出してみましょうか???

 

Hi!心呼吸 9月15日(火)

M1>  I Believe / ブレシッド・ユニオン・オブ・ソウルズ

 

エリオット・スローン(vo)とジェフ・ペンス(g)を中心に結成された王道アメリカン・ロックを聴かせるオハイオ出身の5人組バンド。

黒人・白人の混合グループというのも特徴で、沁みるメロディと歌詞が僕は大好きです。

 

日本ではそれほどセールスを伸ばさなかったですが、現地アメリカでは当時、カウンティング・クロウズを越えるほどの人気バンドとして君臨していました!

1995年のアルバム「HOME」から。

まさに名盤ですね。毎年、秋になると聞きたくなってしまう1枚。

 

僕の大学時代の思い出も詰まっているな・・・。

ちょうどアメリカに旅行に行っていた頃、現地のラジオでも超パワープレイでした!

 

ピアノとストリングスのイントロ・・・そして優しいエリオットのヴォーカル。

黒人であるがゆえの切ない歌詞が心に響き、哀しくも美しいメロディに心を打たれ、涙しちゃう♪

 

「愛こそが解決策だと信じているから

愛が道を開いてくれると僕は信じているから

信じている 信じているんだ・・・。」

涙・涙・涙。

 

 

M2>  I Will Never Be The Same /  メリッサ・エスリッジ

 

1993年、Melissa Etheridge (メリッサ・エスリッジ)の4thアルバム「Yes I Am」から。

 

メリッサは8歳でギターを始め、すぐに曲を書くようになったそうです。

10代では地元のバンドで演奏、その後ボストンのバークリー音楽学院に入学しましたが1年で退学し、プロを目指してロサンジェルスに!

やっぱり男前や・・・。

 

THE 姉御肌アーティスト!

 

アメリカ、カンザス州出身のロックシンガー&ソングライター。

kdラング、インディゴ・ガールズとともにアメリカの3大レズビアンミュージシャンの代表格!”Ain’t It Heavy” (1992) と “Come To My Window” (1994) で2度グラミー賞を受賞している姉御!

声も印象的です。まさに女性版アメリカン・ロック!

雄大な景色を想像できるようなスケールの大きさは憧れてしまうほどの存在感!

ナチュラルなアコースティック・サウンドと、ゴリゴリのエレキギター・サウンド。

聴き応え充分!乾いた空気の中、風に吹かれ、ラジオから大音量で聴きたい1曲。

 

少しジメッとしている部屋や気持ちもカラッとする力を持っていると思います!

除湿機能もついてるかも(笑)

Hi!心呼吸 9月14日(月)

 

M1>   Tonight I Wanna Cry  /   キース・アーバン

 

モダンカントリーのマスターピース!

この男前さん、KEITH URBAN(キース・アーバン)さん!男前が登場です!

ニュージーランド・ウェリントン生まれ、オーストラリア出身のカントリーミュージシャンであります。

2004年にリリースされた「Be Here」

このアルバムは彼の代表作でもあります。

このアルバムはキャッチーの曲調の中に、ルーツを感じさせてくれるエッセンスを閉じ込め、モダンにアレンジされているところ。

ポップスのように聞きやすく、しかしトラディショナルなカントリーナンバーもしっかりと聞かせてくれます。

抵抗も少なく、カントリーに触れられるキッカケにはピッタリだと思います。

まるでカントリーっぽくないな・・・と思う方もいるかも。ですが、節々に顔を出すカントリーの土臭さやキャリアを感じさせないフレッシュさまで兼ねているところはさすが!

心地いい時間を約束してくれます。

この季節の変わり目にこんな雰囲気の空気を車内に、自宅に、生活に取り入れてみてはいかがでしょう?

あぁ、どこかに出かけたくなりますね~♪

 

M2>  スリッピング /  トビー・ライトマン

 

2006年リリースのアルバム「Bird on a Wire」から♪

 

シェリル・クロウのスピリットと、ローリン・ヒルのグルーヴ感をあわせ持つと評されるトビー・ライトマン。

この両アーティストがお好きな方は好きになってくれるんじゃないでしょうか?

 

僕は個人的にはロックよりもソウルの香りを強く感じるアルバムの気がします。

この甘みのあるヴォーカルに耳を奪われ、こんなに愛聴することになるとは想像もしませんでした・・・。

声だけの印象は黒人のアーティストさんだと思ったほど、エモーショナルで深みのあるこの声にまずはご注目ください。

 

このアルバムを聞いていると、少し懐かしい感情がわき、体の中から聴くというか、まさに体感するアーティストのようにかんじるんですよね。

不思議とどんなモードにもシックリくる。

 

このソウルフル・ロック・シンガーを秋にご紹介したかったんです!

だってこの「スリッピング」のラストにコオロギのような鳴き声が・・・。