HI!心呼吸 1月30日(月)

M1>  I Found A Love  /     Jose James (ホセ・ジェイムズ)

 

いよいよ1月も終盤。今週もこのコーナーでごゆっくり♪

『Jose James』(ホセ・ジェイムズ)

今やトップ・シンガーとして盤石の地位を築いた「ホセ・ジェイムズ」

彼にとって初となるライヴ盤。

ロックダウン下のNYCで生まれた、キャリア初のライヴ・アルバム。

変な話。このコロナがなかったら、実現しなかったのかも・・・

と考えるとまったく皮肉な話。

シンプルなバンド・フォーマットで改めて俯瞰できる抜群な1枚に♪

2021年にリリースされた

『New York 2020』

「I Found A Love」♪はStevie Wonderの名バラードに通じる感動バラード¥♪

ライヴでもその感動は変わらない♪

 

 

 

 

 

M2>    I Would Like to Call It Beauty  /   コリーヌ・ベイリー・レイ

 

『Corinne Bailey Rae』(コリーヌ・ベイリー・レイ)

2010年にリリースされた

『Sea』

コリーヌ・ベイリー・レイの1stからがらっと変化。

進化を遂げた2ndアルバムが子の名盤。

ブライベートでの悲しい出来事により活動休止していた彼女。

その非業な出来事を乗り越えて完成させた1枚。

生音に対してのこだわりはヒリヒリするようなライヴ感。

この作品ではよりバンドらしい音作り。

露骨なまでに心情を吐露するような彼女の歌がリアルに感じられます。

ヘッドフォンよりもスピーカーで聴いてもらいたい1曲。

彼女の声は、常に表現力豊か。

「海」で見つけられる神秘的な宝石みたいです。

 

 

HI!心呼吸 1月27日(金)

M1>    That’s What Friends Are For  /   シャーリー・バッシー

 

今週の締めくくりはこの2曲にしてみました♪

『シャーリー・バッシー』

イギリス・ウェールズ出身のシンガー。

1950年代から活躍するイギリスを代表するエンターティナーの大御所。

他を圧倒するパンチの効いたダイナミックな歌声。

エリザベス2世より大英帝国勲章デイム・コマンダーを授けられた国民的歌手。

シャーリーと言えば「ジェームズ・ボンド」映画のテーマ曲の主題歌が印象的でしょう。

シリーズの中でも最も有名なのが『ゴールド フィンガー』

タイトル・バックからシャーリーの歌声が♪

そんな彼女が1991年にリリースした

『Keep the Music Playing』

このアルバムで「歌い続ける」意味のような温かな彼女の歌声を堪能できます。

「ディオンヌ・ワーウィック」が有名かな?この名曲のカバーです♪

 

 

 

 

 

M2>    Concordeコンコード  /   グレゴリー・ポーター

 

今週の締めくくりは♪

この甘い声は宝ですよね。『グレゴリー・ポーター』

カリフォルニア生まれだが、現在はN.Y.ブルックリンを拠点に活動する

シンガー・シングライター。

ナット・キング・コール、ダニー・ハサウェイ、マーヴィン・ゲイ他、

数々のシンガーから影響を受けてのこのサウンドは大好物でしかありません♪

現在世界で最も成功しているジャズ・ヴォーカリスト。

そんな「グレゴリー・ポーター」の2020年にリリースされた

『All Rise』

ロンドン交響楽団によるストリングス・アンサンブルも豪華です。

日常にて感じる感情。心の内を表現した歌詞。

ジャズ、ソウル、ブルース、ゴスペルを融合させた素晴らしい楽曲。

「愛をもって、お互い高めあい、より良い世界にしていこう」というメッセージ最高です。

 

HI!心呼吸 1月26日(木)

M1>   Kylie From Connecticut  /    Ben Folds (ベン・フォールズ)

 

『Ben Folds』

このアルバムを久しぶりにどうぞ♪

1995年から「BEN FOLDS FIVE」として活動の後、

ソロとして数多くの作品を届けてきたピアノ職人。

このアルバムはBEN FOLDS FIVE風のはじけるピアノROCKから、

しっとりと聴かせるBen Foldsソロ風まで楽しめる1枚。

2008年にリリースされた

『Way to Normal』

人生の大きな出来事や、日本公演で(広島公演)でステージでのハプニングなどを

明るくポジティブなメロディに乗せるピアノ・フレーバーが極上です。

それまでにはあまり感じられないピリッとしたベン・フォールズ節。

タイトルの通り「ノーマル」ではない。

大人になってもこんな曲がかける・・・ピアノ少年がいる。

 

 

 

 

 

M2>    You Were Meant For Me  /    Jewel(ジュエル)

 

『Jewel』(ジュエル)

アメリカ・アラスカ州出身のシンガーソングライター。

アコースティック・ギターを弾きながら、透き通るような美しい声で、

詩の語りのような歌唱が印象的です。

1995年にリリースされたJewelのデビュー・アルバム

『Pieces of You』邦題「心のかけら」

人間の持つあらゆる偏見・差別・憎悪の源をPieces of Youと表現。

ぶった切ってくれているんですよね。

実は衝撃的な歌詞・・・です。

派手な印象はないんですが、アメリカで大ヒット。

その要因にはその歌詞の内容だったりするのかもしれません。

『心のかけら』彼女の当時の気持ちを読み取ってみるのはいかがでしょう?

 

 

HI!心呼吸 1月25日(水)

M1>       Happy   /    Laurnea (ローネイ)

 

『Laurnea 』(ローネイ)

1997年にリリースされたファースト・アルバム

『Betta Listen』

懐かしすぎて聞きながら泣きそうです。

『ローネイ』彼女は「アレステッド・ディヴェロップメント」のメンバーとして、

「ルース・エンズ」などと仕事を経験してソロ・デビュー。

オマー、ラファエル・サディーク、

スピーチがバックアップするというデビュー作でいきなりの

大御所みたいなバックアップ。

歌ごとに歌唱法を変えるところなどはデビューしたての方ではありません・・・。

オーガニック・ソウルの草分け的存在ともなった彼女。

往年のフリーソウル好きにもばっちりハマりそうな

爽快ドラムブレイクで始まる名曲「Happy」はこの時代に聞いても耳心地のいいこと♪

 

 

 

 

M2>     You Don’t Love Me   /    アンジー・ストーン

 

ソウル界で独自の地位を確立したシンガー

『アンジー・ストーン』

プロデュースも自身で、Mary J Bligeらを手がけたり、

ゴスペル、リズム&ブルースをベースにした、

ネオソウルの歴史を継承する存在。

1999年のソロ・デビュー・アルバム『Black Diamond』で大絶賛された彼女。

そんな彼女の3rdアルバムがこの2004年にリリースされた

『Stone Love』

アンソニー・ハミルトン、ベティ・ライトらがゲスト参加しているのは知っていましたが、今聞いてみて、改めてメチャクチャいいアルバムだと気づくという♪

アルバム全体を通して、さらっと歌い流しているようで、味わい深い。

見事な出来栄えです♪

 

HI!心呼吸 1月24日(火)

M1>     Never Say Die  /   ディクシー・チックス(ザ・チックス)

 

アメリカ、ナッシュビル出身の女性ポップ・バンド

『ディクシー・チックス』のデビュー・アルバムから♪

1998年にリリースされた『Wide Open Spaces』

2020年には「ザ・チックス」に改名しておりますが、

このデビュー・アルバムのリリースの時は

『ディクシー・チックス』だったので未だにシックリ来ていませんが。

トラディショナル色の濃いトゥワングのスタイル。

スローテンポのメロディアスなブルース。

ロカビリー、ブルースグラスにインスパイアされたポップなハーモニー♪

その当時の僕には新鮮で目の前をパカーンと扉を開けられたような感覚になりました。

ディクシー・チックスは音楽への純粋な愛はに日本でも伝わってきました。

リードボーカルのナタリー・メインズの声の良さ♪

太くてパワフルな中低域もいいけど、この輝くような響きは美しい♪

 

 

 

 

 

M2>    The House That Built Me  /   ミランダ・ランバート

 

『Miranda Lambert』(ミランダ・ランバート)

テキサス州出身の女性シンガー・ソングライター。

2003年のオーディション番組『ナッシュヴィル・スター』

カントリー・ミュージックを中心に行われていたオーディション。

この番組で3位を獲得、歌手デビュー。

このアルバムは3枚目。

2009年にリリースされた『REVOLUTION』

間違いなく一番聞いた作品です。

春先の車内BGMにもピッタリです♪

カントリー・ブルーグラスの空気を纏いつつ、

ポップ・ロックも。そして彼女のキュートな歌声♪

ミランダ・ランバートの入門編におススメです♪

 

HI!心呼吸 1月23日(月)

M1>       Within   /     Daft Punk (ダフト・パンク)

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

『Daft Punk』 (ダフト・パンク)

グラミー賞を受賞したナイル・ロジャースのカッティングギターが最高な

「ゲット・ラッキー」が収録された4枚目のアルバム。

2013年にリリースされた

『Random Access Memories』

トータル時間が74分越えの気合を感じる1枚でした。

今から10年前の1枚・・・

このアルバムは徹底的にアナログにこだわって録音された1枚としても注目されました。

世界中を熱狂させるアンドロイドたちがコンピューターも使用しながらも、

人間による音作りへを実行した作品です。サンプリングは使わずに70~80年代のディスコ/ファンク/ソウルを味付け。

時代の真逆を10年前にも実行していたところ・・・やはりすごい。

 

 

 

 

 

M2>     Close to You   /     リアーナ (Rihanna)

 

『Rihanna』(リアーナ)

2015年にデビュー10周年を迎えた「リアーナ」

通算8枚目のオリジナル・アルバム。

2016年にリリースされた『アンチ』

このアルバムにはリアーナのそれまでの軌跡やお勉強は必要なし。

彼女のディスコグラフィは一旦忘れてもらって、

それまでのビッグなポップ作品に真っ向に逆方向にに向けて制作されているから。

2000年代を通してヒット・チャートと

クラブを席巻したポップ・スターが、新たな音楽の世界を切り開こうとした姿。

その姿に世界中が賛辞を送った。

この『アンチ』は文字通り、これまでの作品への「アンチテーゼ」になっていると思う。

リアーナの歌ジャマイカンな歌いまわしだったり、

封印されていたカリブの匂いがしたり。やりたい事が満載♪

 

HI!心呼吸 1月20日(金)

M1>     The Distance  /    エヴァン&ジャロン

 

今週の締めくくはこんな2曲にしてみました♪

2000年の曲です♪

双子のハーモニーの素晴らしさを教えてくれます♪

『Evan & Jaron』アトランタで生まれ、少年時代は野球に没頭したという2人。

音楽に目覚めたのはエヴァンが先で13才。

「エルヴィス・コステロ」の「アリソン」を聴いて一気に魅せられたのだそうだ。

切ない歌詞も少なくないのですが、なぜが元気にもなれる。

ジャンルはフォーク・オルタナティヴ。しかしRock・Popの要素が強め。

非常に聞きやすい♪

そして双子ということもありハーモニーが素晴らしい♪

もう23年前のアルバム・・・笑う。

Evan & Jaronの声は23年経っていても耳に新鮮だ♪

 

 

 

 

 

M2>     You Sang To Me /    マーク・アンソニー

 

今週の締めくくりはこの曲にはこの曲にしてみました♪

懐かしい曲になっちゃいました♪

『Marc Anthony』(マーク・アンソニー)

プエルトリコ人の両親のもとにNYで生まれ育った彼。

99年のラテン・ブームのさなか、英語アルバムをリリース。

1999年にリリースされた『Marc Anthony』

98年にはトロピカル部門でグラミーを獲得した彼が、

その歌唱力でバラードをせつせつと歌い上げる。

その姿はラテンのイメージを変えてくれた。

マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンの男版と言われたが、

そんな表現では収まりがつかないほど時代を変えた1人。

特にYou Sang To Me ♪が好きすぎて聞きまくった・・・

今聞いても切なくなっちゃう♪名曲です♪

 

HI!心呼吸 1月19日(木)

M1>    It’s the Same  /    J.D.サウザー

 

『john david souther』(J.D.サウザー)

「6人目のイーグルス」とも呼ばれたJ.D.サウザー。

「我が愛の至上」「ニュー・キッド・イン・タウン」・・・

といったイーグルスの名曲の作曲を手掛けた彼。

シンガー・ソングライター『J.D.サウザー』

の1972年にリリースされた

『john david souther』

裏方としての仕事が多かった彼の原点。

説得されて渋々リリースしたこのアルバムに多くに人が今でも癒され、

感動させられて心揺さぶられている事実。

表立って活動することも少ない才人。

その実力はこの作品後に次々と発表されていくんです♪

 

 

 

 

 

 

「Best Of My Love (我が愛の至上)」♪

1974年に発売されたイーグルスの3枚目のアルバム

「On the border」に収録された代表作。

邦題は「我が愛の至上」

イーグルス初の全米ナンバー1シングル。

ただいま「恋愛大ピンチ中」または、

終わった直後?の男の心情が描かれている1曲。

結婚式はNG選曲です。

なんとか自分たちの関係が終わってしまわないように、

切実に願う「必死な男」の姿が描かれています。

こういう女々しい歌って大好きです。

最後にはお願いするように「僕の最高の愛を受け取って♪」とリピート♪

それにしても相変わらずドン・ヘンリーの歌声は渋い♪

 

HI!心呼吸 1月18日(水)

M1>      Restless  /     サラ・エヴァンス

 

『Sara Evans』(サラ・エヴァンス)

カントリー・ミュージシャン。

このアルバムが大好きです。

パワーのある声、心地よいリズム。

その当時、仕事に向かう車でよく聞いていました。

2003年にリリースされた

『Restless』

サラ・エヴァンスは日本ではあまり知られていない・・・

残念ですが、このタイミングで知っていただけたら嬉しい。

気持ち前向きになる声質。曲が良いのにヴォーカリストで

台無しにするケースは珍しくないじゃないですか?

ですが、サラさんの場合は逆なことが起こるんです!

コンテンポラリーなカントリーを違う色に染めてくれる魅力♪

 

 

 

 

 

M2>         Bless The Broken Road  /   ラスカル・フラッツ

 

なかなか知名度が日本では上がらないのは何故なんでしょう?

そんなバンドは数知れず。

このバンドも大好きなんですが、残念なことに2021年10月に解散してしまったバンド。

『ラスカル・フラッツ』

カーズの主題歌で彼らの声を聞いた事がある人も多いはず。

1999年に結成されたアメリカンミュージックバンド。

テネシー州ナッシュビルで結成されたカントリーバンド。

Gary LeVox (リードボーカル), Jay DeMarcus (ベースギター、キーボード、ボーカル),Joe Don Rooney (リードギター、ボーカル)の3人。Gary とJayはいとこ同士。

2004年にリリースされた『Feels Like Today』

このアルバムで僕は彼らのことを知りました。

Bless The Broken Road♪がスマッシュヒット。

この突き抜ける爽快さ。このメロディセンスは格別です♪

 

HI!心呼吸 1月17日(火)

M1>    Perdido(パーディド) /   カーメン・マクレエ

 

『カーメン・マクレエ』

20世紀において最も影響力の大きなジャズ・ボーカリストの1人。

1950年代から1980年代にかけて、

『エラ・フィッツジェラルド』や『サラ・ヴォーン』と並ぶ

大御所中の大御所。

そんな彼女の1957年1月1日。

デッカ録音。

『アフター・グロウ』

「レイ・ブライアント・トリオ」のバッキングがまた秀逸。

このリズムに歌う「カーメン・マクレエ」

派手さはないですが、華やかさは充分。

深みある彼女のヴォーカルを味わうことのできる作品。

この重厚さが子のシンプルなトリオの演奏で・・・凄すぎます。

 

 

 

 

 

M2>     But Not for Me  /    クリス・コナー

 

『クリス・コナー』

安定感のある歌唱力。

そしてなによりこの「ハスキーボイス」が特徴。

アニタ・オデイ、ジューン・クリスティらと並び、

1950年代から活躍したジャズ・シンガーの一人。

1956年に録音された彼女の最盛期の1枚。

『He Loves Me, He Loves Me Not』

バラードが多く、彼女のスモーキーでアダルトな歌唱。

じっくりと存分に堪能できる名盤。

ストリングスの演奏バックに、情感豊かなバラードは心呼吸にピッタリ。

クリス・コナーの真骨頂。

この歌声を聴きながらゆっくりコーヒーでも飲みましょう♪