HI!心呼吸 9月27日(火)

M1>    Show Me The Wonder /  マニック・ストリート・プリーチャーズ

 

『マニック・ストリート・プリーチャーズ』

それまでのアルバムを聴いていらっしゃる方には

異色なアルバムだと思われる1枚。

しかし、それまでの先入観がないのであれば、

気に入ってもらえる素晴らしい仕上がりのアルバムだと思う。

僕は個人的に大好きな「Show Me The Wonder」♪

が入っている。

それだけで良いアルバムという評価になってしまう。

2013年にリリースされた『Rewind the Film』

マニック・ストリート・プリーチャーズというアーティストが

アコースティック縛りな感じで繰り出す新鮮さ。

今の時代に聞いてもそれが新鮮で心地いい♪自由とは何かについて考えたスタイル♪

 

 

 

 

 

M2>      Big Me    /    フー・ファイターズ

 

この重さ。この暗さ。この激しさ。

この時代はこの音楽で支えられていたんだなぁ・・・。

元「ニルヴァーナ」のドラマーの

『デイヴ・グロール』のワンマン・プロジェクトから始まり、

1994年にワシントン州シアトルで結成されたロックバンド

『フー・ファイターズ』のデビュー・アルバム。

1995年にリリースされた『Foo Fighters』

今こうして聞くとメチャクチャカッコいいことを「デイヴ」一人でやっていることの驚愕。

カート・コバーンがこの世を去り、

落ち込んだであろうデイヴの情熱。

アメリカの正統派のハードロックがありました。

もっとしっかり聞いておけば良かったなぁと後悔します。

HI!心呼吸 9月26日(月)

M1>     Holocene(ホロ・シーン)  /   ボン・イヴェール

 

9月もラストの週に♪

今週もこのコーナーでごゆっくりと音楽と休憩してください。

音の質感や、豊かなサウンドアイデア。

ダイナミックな楽曲の構成もそして緻密さ。

『ボン・イヴェール』

2011年にリリースされたセカンドアルバムがこの

『Bon Iver』(ボン・イヴェール)

世界中の音楽メディアが絶賛したデビューアルバムからのこのアルバム。

アイデアの多彩さ。ただ面白いだけでなく、ちゃんと曲の中で効果的にバランスよく溶け込んでいく構成。徐々に分厚くなっていく曲調。

ドラマチックでさえある儚さ。

ボン・イヴェールのボ−カル・メロディーもシンプルで美しい。そして心地いい。

 

 

 

 

 

M2>   I Believe In You And Me  /   ホイットニー・ヒューストン

 

1996年公開された彼女の主演映画「天使の贈りもの」

『The Preacher’s Wife: Original Soundtrack Album』に収録された1曲。

季節が進んで肌寒くなってくると頭をよぎる1曲でもあります。

もっと寒くなってきてからも似合いますw

『Whitney Houston』(ホイットニー・ヒューストン)

「デンゼル・ワシントン」と共演した映画でしたが、

やはりゴスペルを歌っている姿は美しい。

相変わらずスター性を発揮しているホイットニー・ヒューストンの歌声を♪

この時期の彼女は映画三昧。

彼女の歌声を集めた作品がこの時期は少ないんですよね。

このサントラは彼女の1枚の作品と言ってもいい。

このイントロからの展開が大好きです♪

HI!心呼吸 9月23日(金)

M1>    セプテンバー・ソング   /   ケニー・ドリューJr.

90年代に日本で大いに人気を博した

『Kenny Drew Jr. ケニー・ドリューJr』

2001年にリリースされた

『オータム』はタイトルにもあるように「秋」をテーマに

バリー・マニロウ、ピアソラまで、ピアノ・トリオ編成でしっとりと聴かせてくれます。

父親(ケニー・ドリュー)よりも硬派なピアにスト。

しかし、ここでは晩年のお父さんに通じる叙情的な空気を味わえる。

切ない。物悲しい。フルで演奏するシンプルですが芯の通った演奏。

明暗がハッキリしている硬派なピアノも健在。

スローな演奏からスインギーな曲まで見事に対応。

2001年録音盤。

鍵盤のタッチや雰囲気が力強く、後半になるにつれて演奏が実っていく?

満ちていく空気感がたまりません♪

 

 

 

 

 

M2> 遠い初恋(Make Believe It’s Your First Time)/ カレン・カーペンター

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

『秋分の日』を彩る歌声は

ヴォイス・オブ・カーペンターズ『カレン・カーペンター』

カレンの唯一のソロ・アルバムは

1996年にリリースされた

『遠い初恋』(原題:Karen Carpenter)

79~80年ニュー・ヨークで録音されたこのアルバム。

カーペンターズとは一味違う魅力が引き出されています。

レコーディングが終了した1980年当時、

このアルバムの発売が見送られ、カレンの死から13年半を経た1996年に発表。

沢山の方が寂しさと嬉しさの間にいたんでしょうね。

名曲です♪秋を本格的に楽しむ準備ができました♪

 

HI!心呼吸 9月22日(木)

M1>     Tonight I Wanna Cry  /   キース・アーバン

 

ニュージーランド生まれのオーストラリア人カントリー歌手

『キース・アーバン』

カントリーはあまり聞かない…という方に聞いてもらいたい。

カントリーだけど、ロックであり、ソウルでもあるのです。

特にスローな曲カントリーだろうが関係なき名曲ばかり。

彼のこの甘い声が心に沁みます。

2004年にリリースされた『『Be Here』

個人的にもおススメしたいこのアルバム。

カントリーテイストを残しつつ、ロックシンガーへと向かう傑作。

メロウでポップな曲は何度聴いても飽きません。

秋のドライブにもってこい♪

いまやグラミーの常連、流石の音楽センスをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>  If You Don’t Know Me By Now  /    SEAL (シール)

 

『SEAL』

1963年2月19日。

ロンドンでブラジル人の父とナイジェリア人の母との間に生まれた彼。

1994年にリリースされた2ndアルバム『SEAL 2』から、

映画『バットマン・フォーエヴァー』で使用されたシングル

「キッス・フロム・ア・ローズ」が世界的に大ヒット♪

僕もこの曲の印象が強すぎます。

そんなシールが2009年にリリースした

『Seal – The Acoustic Session With David Foster』

あのTHE HIT MANことデヴィッド・フォスターとの共作。

このスタンダードを見事に色気たっぷりでカバー。

この雰囲気の良さは夜にも間違いなくハマります。

 

HI!心呼吸 9月21日(水)

M1>      Laid back  /    ReN

 

『ReN』

飽きないんですよね。彼の歌声ももちろん魅力的なんですが、

メロディも、ギターの音も。

自由であるようで緻密。

実気質のようで温もりに満ちていて。

シンガーソングライター 『ReN』(レン)産の世界。

2021年09月08日。

雲間から差し込む光が光線のように見える現象“レンブラント光線”から、

この楽曲たちが希望の光をもたらすようにという思いを込めてつけられた

アルバム名は『ReNBRANDT』

3作目のオリジナルアルバム。

良いアルバムです。この曲が大好きです。

ちなみに、このReNさんのお父さんは「長渕剛」さんです♪

 

 

 

 

 

M2>   How Would You Feel  /     エド・シーラン

 

先ほどの「ReN」さん。

10代の頃からプロのF1ドライバーを目指していていたそうなんですが、

レース中の事故でケガをしてしまったことで、音楽というものにたどり着いた。

ギターの原点になった人が『エド・シーラン』

ずっと聞いていたのが天才シンガーソングライター

『エド・シーラン』

世界が魅了される珠玉の1枚。

2017年にリリースされた『÷』(ディバイド)

このコーナーでも何度かご紹介している1枚ですが、

いつ聞いても引き込まれる曲の数々。

「Shape of you」「Eraser」も素晴らしい。

曲を聴くたびに自分の家族や、昔のことを思い出すのはなぜなんでしょう?

 

HI!心呼吸 9月20日(火)

M1>    カインド・アンド・ジェネラス /  ナタリー・マーチャント

 

『ナタリー・マーチャント』

彼女の声で癒されるとしましょう。

この人の歌はしっかりと見つめて本物を語ってくれているそんな気がします。

アメリカではアルバムチャート初登場8位を記録したアルバム。

1998年にリリースされた『オフィーリア』

セカンドアルバム。

女性の生き方をコンセプトに、様々な人々の人生物語を作品にした1枚。

このコンセプトが温かい曲たちを引き立たせる。

母性がアルバムを包み込んでいるような温もり。

ジワッとした感動を与えてくれる。

落ち込んでいる人、寂しい思いをされている人を抱きしめてくれるような、

極上のアコースティックサウンドをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>    When You’re Gone   /     ザ・クランベリーズ

 

『ザ・クランベリーズ』

1992年にシングル「ドリームス」でデビューした

アイルランド出身のバンドだ。

90年代ロック・ムーヴメントの真っただ中。

当時のシーンにぴったりのバンドだった。

1996年にリリースされた『To the Faithful Departed』

音楽性をさらに押し進めた、

Hollywoodで重々しく幕開けする3rdアルバム。

ギターの微かなタッチや、ゆったりとしたアングラ的な雰囲気は

彼らならではの音。

「When you’re gone」のような軽やかな感じの曲。

たまに聞きたくなる夢幻の雰囲気。

秋の夕暮れなどにもハマります♪

 

HI!心呼吸 9月19日(月)

M1>    CARINHOSO(カリニョーゾ) /    佐藤正美

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

今日は「敬老の日」。

のんびりと穏やかな時間をお過ごしください♪

1952年。東京生まれのギタリスト、作曲家。

ブラジル音楽をいち早く学び、数多くのミュージシャンに影響を与えたギタリスト。

故『佐藤正美』

1990年にリリースされた『テンポ・フェリス』

珠玉のメロディが並ぶベスト盤みたいな1枚。

ボサ・ノバの心地よいリズムが、アコースティック・ギターのつま弾きから流れます。

クールにまたは情熱的に彩る音楽世界。

心地よく、感性を刺激する感覚。

自然への賛歌がストレートに表現されていたり、

ナチュラルな子の心地よさを堪能してください♪

 

 

 

 

 

M2>    SAILORS OF FORTUNE  /   セシリオ&カポノ

 

1972年ハワイで結成された男性ポップ・デュオ・グループ

『セシリオ&カポノ』

1974年デビューを果たした日本でも人気を博したグループ。

素朴でナチュラルなハーモニー。

ポップセンス。

トロピカルなムード満載なメロディはこの時季にも聞きたくなっちゃいます。

去り行く季節を懐かしむ瞬間。

今年の夏を思い出すとき。

 

1991年にリリースされた『グッドタイムス・トゥゲザー』

改めてこんな曲で振り返ってみては?

来年の夏が楽しみになるようなBGM。

個人的には一年中聞けるんですけどね♪

 

HI!心呼吸 9月16日(金)

M1>    Are You That Someone?  /    ミリー・ジャクソン

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

今週は少しブラック系が多かったですね。

ソウルが大好きな僕にとってはこの人も紹介しておきたい。

『Millie Jackson』(ミリー・ジャクソン)

アメリカ・ジョージア州出身のソウル・シンガー。

レディ・ソウル界の大アネゴ。

「ヒップホップの母」、「ラップそのものの母」と呼ばれるミリー。

そんな彼女が1988年にリリースされた

『The Tide Is Turning』

ファンクあり、ソウルフルなバラードあり。

ミリー・ジャクソンの魅力が十分に染み出た1枚。

派手なイメージが強い彼女ですが、真摯にソウルに向き合う姿には好感しかありません。

現在78歳。このDIVAの存在を覚えておきたい。

 

 

 

 

 

M2>   (That’s How )Strong My Love Is  /   キャンディ・ステイトン

 

やはりソウルで締めくくり♪

アレサ・フランクリンっぽい雰囲気だけど、

もっとヘビーなソウルシンガー。

サザン・ソウルを代表するシンガーの一人『Candi Staton』(キャンディ・ステイトン)

彼女の声を聴くと、曲を聴くと、自分の足元をちゃんと見ろよ。

という気持ちになるんです。

あまりにも存在感が大きく。シンプルではなくヘビー。

サラッとは聞けない重厚感。

1969 年から74年のフェイム録音完全集した

2004年に発売されている『Evidence :The Complete Fame Recordings Masters』にも収録されている『(That’s How )Strong My Love Is♪

愛くるしさも絶妙にブレンド♪ディープソウルを♪

 

 

HI!心呼吸 9月15日(木)

M1>    Superlove  /    レニー・クラヴィッツ

 

『Lenny Kravitz』(レニー・クラヴィッツ)

2011年にリリースされた9枚目のアルバム

『Black & White America』

これまでに築いてきた独特のギター・リフに

オリジナリティ溢れるメロディ。

原点回帰というか、初期のレニー・クラヴィッツに出会えるような

感動がこのアルバムに詰まっている感じ。

クラシック・ロックとファンクを融合させた、「レニー流」の

ソウル・ミュージックに、ハードロック、R&B、レゲエ、ブルース・・・

音楽要素が多すぎる。それが喧嘩せずにまとまっているから不思議。

後に「Avicii」にリミックスされた『Superlove』♪

ポップでカラフルなんだよなぁ♪

 

 

 

 

 

M2>    Someone Else’s Eyes  /    アレサ・フランクリン

 

『メランコリック・レディー・ソウル』

「アレサ・フランクリン」

アレサ・フランクリンは、なんと14歳でシンガー・デビューを果たし、

サザン・ソウルの代名詞として今も人気を得ているアーティスト。

「クイーン・オブ・ソウル」として君臨したスーパースター。

そんな彼女の1991年にリリースされた

『What You See Is What You Sweat』♪

このアルバムには、そんなクイーン・オブ・ソウルを支えようと

もの凄い豪華なメンバーが集結しているんです。

「Ever Changing Times」ではマイケル・マクドナルド、

「Doctor’s Orders」ではルーサー・ヴァンドロスが

デュエット・パートナーに迎えられています♪

HI!心呼吸 9月14日(水)

M1>    The Time Comes  /    ニーナ・ゴードン

 

1994年にロックバンド『ヴェルーカ・ソルト』のボーカルとしてデビューした

『Nina Gordon』(ニーナ・ゴードン)

1998年に脱退後、ソロに転身。

シンガー・ソングライターとして活動をスタートさせるんですが、

このアルバムでやっと『ヴェルーカ・ソルト』

のイメージを払拭した。

というよりは彼女のバンド時代の呪縛から解かれたみたいに、

ポップでカラフルな1枚。

聞いているだけで開放的な気持ちになります。

サラッと歌っている感じが好き。

2006年にリリースされたソロ2ndです。

『Bleeding Heart Graffiti』♪

良質のオトナのポップをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2>       One Last Time  /    ヴェルーカ・ソルト

 

『VERUCA SALT』(ヴェルーカ・ソルト)

では昔と比べてみましょう♪

「ニーナ・ゴードン」が在籍していたバンド「ヴェルーカ・ソルト」

1997年の作品です。

『Eight Arms To Hold You』から。

先ほどのニーナのアルバムよりも9年前。

こんなキュートな感じ。

時代を感じますが、90’sのグランジ・バンドの音を楽しませてくれます。

に登場したアメリカのグランジ・バンドです。

パンキーでポップなサウンド。

ニーナのボーカルがズシンときます。サウンドも印象的。

声質は変わりませんが、印象がガラッと変わる。

1人のボーカリストの歴史を楽しめます♪