HI!心呼吸 8月30日(金)

M1>    Day Dreaming   /   アレサ・フランクリン

 

今月のラスト。こんな2曲で締めくくりです。

その歌声で世の中を席巻した彼女。

『アレサ・フランクリン』

アメリカの国民的スター。ソウルの女王。キャリアは50年以上。

その功績の大きさは計り知れません。

1942年メンフィスの牧師の下で生まれた彼女はゴスペルのスター歌手に歌を習い、

18歳で歌手活動をスタート。その才能が認めれ大成功を収めたのだ。

20曲以上の全米ナンバー1を持ち。数えきれないほどの賞を手にした。

グラミーに限って言えば18度の受賞。

考え方はこれからの時代にテーマを投げ掛けるものだ。

1972年に発表された

『ヤング・ギフティッド・アンド・ブラック』

『Day Dreaming』

8月に聴きたくなるのはなぜなんだろう?

 

 

 

 

 

M2>  What Ever Happened To Our Love /  フィリス・ハイマン

 

今月の締めくくりはこんなバラードで♪

思い出深い歌声です。

こちらは情熱的に、パワフルに歌い上げる歌唱。

『フィリス・ハイマン』

1991年にリリースされた『Prime of My Life』

このアルバムは彼女の生前ラストの1枚になりました。

もともと女優としてブロードウェイの舞台や映画などにも作品を残した美貌の持ち主。

ちなみに身長が185.5㎝もあったそうですよ。

1995年にこの世を去ってから、ますます彼女の才能に評価が高まって。

それも、なんだか皮肉なもんです。

このアルバムにはR&BチャートNO.1ヒットとなった

「Don’t Wanna Change the World」も収録されています。

アルバムのラストを飾るバラードです♪

What Ever Happened To Our Love・・・。今月もありがとうございました。

 

HI!心呼吸 8月29日(木)

M1>    Lilly(Are You Happy)  /   ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 

フィラデルフィア出身のブルー・アイド・ソウル・デュオ

『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』

1972年発表のデビュー・アルバムです

「WHOLE OATS」

「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」のデビュー・アルバムは、

『Arif Mardin』(アリフ・マーディン)のプロデュース作品としても有名。

ちなみにこの方「ビー・ジーズ」「アレサ・フランクリン」「ヤング・ラスカルズ」などを手掛けた人。大成功のキッカケはこの方です。

さてこのアルバムはバックバンドは、ベースと、ドラムス、パーカッションというシンプルな編成

このスタイルが彼らの音楽の基本になっていくんですが、あくまでもこのアルバムがスタート。

デビュー・アルバムでこのメロディです。この 「リリー」 はイントロのピアノで心を鷲づかみにされてしまいます。少し季節を前に進めてくれます。

 

 

 

 

 

 

M2>     ONE DAY    /  マティスヤフ

 

この流れはなかなかではないかしら?

僕がこの曲をはじめて聞いたのは「バンクーバー・オリンピック」の時期。

一度聞いて耳に残り、ジワジワとこみ上げるようなものを感じたんです。

こんなMessage songは数あれどこんなにスーッと入ってくるものはあまりない。

“ユダヤ教とレゲエ”を結びつけたことがすべての始まり。

「ボブ・マーリィ」のメッセージはユニバーサルなもの。

生きているものなら誰もが共感できる。

ボクのメッセージもそれに似ていて、スピリチュアルなメッセージだからユニバーサルなものだと言えるね。と語る「マティスヤフ」はペンシルヴァニア州ウェスト・チェスター出身のレゲエミュージシャン。2009年にリリースされたアルバム「Light」より。

日本語詞はこんな内容↓

『生まれてこの方 僕はずっと待っているから祈り続けているから

人々がもう戦いはやめたと言ってくれるように、と2度と戦争は起こらず子供たちが遊んで過ごせるように いつか いつの日にかなるように、と。」同じ思い。

 

 

HI!心呼吸 8月28日(水)

M1>    Nightswimming   /    R.E.M

 

『R.E.M』のこの曲。

ラジオからこのイントロをたまに聴きたくなるんです。

1992年の名盤。通算8枚目となるアルバム。

『Automatic for the People』

「NIRVANA」の「カート・コバーン」が命を経った時に聞いていたアルバムとしても有名。

生前の「カート・コバーン」が、とあるインタビューの中で

R.E.M.のメロディーセンスについてこうコメントしていました。

「あれだけ美しいメロディをデビュー以来書き続けているなんてまるで神のようだ」と・・・。

このアルバムはまさに、その言葉通りのメロディで溢れます。

作品のテーマは重くネガティブなものですが、

作品の表情はポジティヴで優しさにと生気に溢れるものばかり。

だれだって人だからつらい思いも、涙することも。

でも前を向いて進まなければ!と

このアルバムから励まされ勇気をもらった方も多いはず。この時代にも美しい。

 

 

 

 

 

M2>    Dance With Me  /   Orleans(オーリアンズ)

 

変わってはこちらも言わずと知れた名曲♪

1972年にニューヨーク州ウッドストックで結成された

アメリカのバンド「Orleans」

結成から間もなくして「トム・ウェイツ」や

「ホール&オーツ」といった将来有望視されていた

ミュージシャンに刺激を受けたことは有名な話。

1975年のアルバム「歌こそすべて (Let There Be Music)」から

シングルカットされたのがこの名曲「Dance With Me」♪

後々にはAORに傾倒していくオーリアンズの最大のヒットナンバー!

「イーグルス」や「ドゥービーブラザース」といったBigなアーティストの陰に隠れて、

あまり目立っていなかったような感じもしますが、

この時代に聞いてもこの綺麗なコーラスライン、

メロディが独特で気持ちいい♪あまりにも好きな曲過ぎてたまに、

またOnAirさせてください。

 

HI!心呼吸 8月27日(火)

M1>   The Gift!(Recado Bossa Nova) /    イーディ・ゴーメ

 

主に1950年代から70年代にかけて活躍した女性シンガー

『イーディ・ゴーメ』さんが亡くなったのが2013年の8月の事。

享年84歳でした。

1963年にリリースされた名盤

『Blame It on the Bossa Nova』(恋のボサノヴァ)

アメリカ芸能界でも大スターとなった彼女の代表作です

このアルバムジャケットを探して部屋に飾っていたのはいい思い出。

1980年代後半、当時のCMで使用されてボサノヴァを日本で知らしめる

キッカケとなったなんて言われています。

ボサノヴァのリズムにのせた彼女のハツラツとした歌声が、

今でも気持ちよく耳を刺激してくれます♪

オリジナルは1959年にブラジルの「ジャルマ・フェヘイラ」という人が

作曲したボサノヴァ作品。

ポルトガル語の歌詞を英訳してイーディ・ゴーメさんが歌いヒットしたというわけ。

古き良きアメリカを連想させてくれる彼女の音楽♪

 

 

 

 

 

M2>   アクアレラ・ドゥ・ブラジル  /  ディオンヌ・ワーウィック

 

『ホイットニー・ヒューストン』の従姉妹としても知られる

アメリカを代表するDIVAといえば

『ディオンヌ・ワーウィック』

そんな彼女の1994年の作品

「Aquarela Do Brazil」(アクアレラ・ドゥ・ブラジル)

オープニングからエンディングまで耳が喜びます。

彼女が歌いたくって仕方がなかった「ブラジル」音楽を真正面から挑んだ作品。

それがあまりにも鮮やかで爽やかで。

意欲作はこんなにも彼女の存在を際立たせるんです。

世界各地でオンエアーされた人気のアルバムでもあります。

ブラジル音楽を真摯に受け止め、英語とポルトガル語を見事に操る歌声。

イキイキして聞こえるのは気のせい?

ワーウィックがブラジル音楽に傾倒していたことってあまり知られていない。

リラックスして木陰でゆっくりと聞きたい♪

 

HI!心呼吸 8月26日(月)

M1>    Enter From The East   /    ジュエル

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

気づけば8月も最終週に。8月終わろうとしていますね。

1998年にリリースされた2ndアルバム

『Spirit』

アラスカ出身。

自然と大地で伸び伸び育ったような詩の世界。

爽やかな自然の歌声を聴かせてくれるのは

『JEWEL・ジュエル』

ジュエルの初期の歌は自由でいて実に繊細。

このアルバムもまさにそんな1枚。当時25歳の彼女。

等身大そのままの世界をどうぞ。

きらめくメロディーと空を翔るような彼女の歌声。

切なさとすぐに壊れてしまいそうな細やかさ。

この「エンター・フロム・ジ・イースト」繊細さがこの時季に沁みます。

 

 

 

 

 

M2>   I Wish I Knew (Album Version)  /   カーリン・アリソン

 

アメリカ、カンザス州出身のジャズ・シンガー

『カーリン・アリソン』

元々はロックバンドのヴォーカルをしていたという異色のジャズ・シンガー。

この転身は間違いではなかった。

メチャクチャ正解でしたね。

海外のジャズ雑誌などのレビューでもその当時、高評価連続のシンガーさん。

このアルバムは「ジョン・コルトレーン」の演奏した名曲たちを

ヴォーカルで表現したというトリビュート・アルバムです♪

2001年グラミー賞ノミネート作品でもあります。

『Ballads: Remembering John Coltrane』(バラード~コルトレーンに捧ぐ)

難しそうなコルトレーンの世界。

表現力の豊かさ。バックのミュージシャンの敏腕ぶりがないと無理なアルバム。

こんな流麗にカヴァーしているなんて!

感動です。ジャズの名曲を伝承する素晴らしい1枚です♪

 

HI!心呼吸 8月23日(金)

M1>  The Second Time Around (二度目の青春)/  バニー・マニロウ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『バニー・マニロウ』

「フランク・シナトラ」を愛している方にはピッタリの1枚かも。

僕もシナトラの曲が大好きですが、

生前のシナトラがイギリスの新聞に「バニー・マニロウ」について

『He’s Next』と語ったそうです。

「僕の後を継ぐのは君だよ・・・」なんて素敵な話。

その敬愛してやまないシナトラの曲をカバーした

「ジャズ・アルバム」がこの1998年

「Manilow Sings Sinatra」

なんて穏やかで、豊かで。

バニー・マニロウは本物のジャズを歌えないとコメントした人もいたそうですが、

本物のジャズってなんですか?って話です。

ダイナミックなオケの豪華さ。そしてなんと言っても心を込めて歌う敬愛の心。本物。

 

 

 

 

 

M2>  If I Could Make The World Dance  /   R.Kelly

 

今週の締めくくりは♪

「本物」っていうキーワードで思い浮かんだのが彼でした。

『R.Kelly』

季節が進んでいく中で、この彼の声、リズムは心地いいはず。

この時期のリズムにいかがですか?

この軽快さです。マーヴィン・ゲイを彷彿とさせる…♪

R.ケリーの2004年の作品『Happy People / U Saved Me』

テーマやヴァイブの異なる2枚組。

「Happy People」はラブソング、「U Saved Me」はスピリチュアルなトラックを中心。

圧倒的な構成力。

全く違う世界を見事に歌い分け、傑作アルバムを作っちゃう。

この頃のR.ケリーの凄み。

泉の様に湧き出す才能と、変わらない柔らかな声。本物です♪

 

 

HI!心呼吸 8月22日(木)

M1>    How Will I Know? (恋はてさぐり)  /   Sam Smith (サム・スミス)

 

『サム・スミス』

久しぶりにゆっくりおかけします♪

「サム・スミス」はイギリス出身のシンガーソングライター。

彼の深みのあるヴォーカルと泣ける歌詞で人気を集めているサム。

そんな「サム・スミス」の2015年にリリースされた

『In the Lonely Hour』

UKアルバムチャートで69週連続トップ10入を果たし、

ソロアーティストのデビューアルバムとして歴代新記録を打ち立てたデビューアルバム。

このアルバムでは、享年48という若さでこの世から去ったシンガー。

“ホイットニーヒューストン”の名曲【How Will I Know】を見事にカバー。

美しいピアノの旋律と共に彼が歌い上げます。

鳥肌ものです。

いつ聞いても。オリジナルのテンションの落差に最初ビックリしますが、

彼のHow Will I Knowに仕上げてくれました♪

 

 

 

 

 

M2>     all at once     /    ホイットニー・ヒューストン

 

彼女の名前が出てきたので。

この曲を思い出すときがあります。

口ずさんでいることがあります。

2012年に急逝したディーヴァ『ホイットニー・ヒューストン』

彼女の記念すべきファースト・アルバムがこの1985年

『そよ風の贈りもの』

ちなみにこの白い水着のジャケットは日本のオリジナルのもの。

 

NYでティーン・モデルとして活躍していたところ、

伝説のプロデューサー「クライヴ・デイヴィス」に見出されデビュー。

シングル・カットされた曲達が連続して全米No.1を獲得。

そんな作品がデビュー作品。

この夏、じっくりと名盤を聞き返すタイミングにしてみては?

 

 

HI!心呼吸 8月21日(水)

M1>    Summer Love   /     ショーラ・アーマ

 

『ショーラ・アーマ』

イギリス・ロンドン出身のアーティスト。

彼女の97,98年あたりの活躍は凄まじかった。

日本でも彼女の曲はヒットチャートを賑わしていました。

母国のイギリスでは5曲がチャートインを果たしたUKソウル・シンガー。

そんな彼女の記念すべき1997年にリリースされたデビューアルバム

『Much Love』

アルバムからの人気曲はバラードが多くて、バラードシンガーの印象も。

そんな中から懐かしい1曲をどうぞ。

ダンサブルな曲も得意、そしてバラードでじっくり歌い上げる大人びた歌声も。

リズム物の音は90年代バリバリ、懐かしい音を楽しませてもらえます。

派手さはないのに十分な音。

シンプルに歌声をしっかりと届けてくれる1枚。

アルバム後半に収録されているのが「Summer Love」♪

 

 

 

 

 

M2>  Pennies in a Jar(ペニーズ・イン・ア・ジャー) feat. バート・バカラック

/ ニッキー・ジーン

 

このアルバムももう何年聴いているんでしょう?

いつ聞いても良いんです。

ほとんど無名に近い新人シンガーとしてデビューした

『ニッキー・ジーン』

そんなニッキーが名だたるアーティストと共作してデビュー。

これが本当に新人?そんな感想と感動。

余韻が半端なくあります。

60年代、70年代のソウル,ロック,ポップスへのリスペクト。

「キャロル・キング」「ボブ・ディラン」「バート・バカラック」など

12人の偉大なるソングライターたちと共作。

2011年のデビュー作品『ペニーズ・イン・ア・ジャー』

「バート・バカラック」をフィーチャリングです。

デビュー作でバカラックと共作って・・・凄い。

 

HI!心呼吸 8月20日(火)

M1>    Closer to You  /   リズ・フェア

 

こんな彼女の声を久しぶりに聴きたくなるのです。

お綺麗なロックシンガー。

『リズ・フェア』

2005年にリリースされた5枚目のアルバム

『Somebody‘s Miracle』

どこかブッキラボウな歌い方。でもメッセージが伝わる。

過激さも抑え気味、ギターも抑え気味のエレキサウンド。

バランスがいい。

シンプルと言ってもいいサウンドに語りかける

彼女の温もりを感じる魅力。

丁寧に、しっかりと語り掛ける様な彼女の歌に浸って頂きたい。

この落ち着く空気感。大人ロック。

ゆっくりコーヒーでも飲みながらくつろいでいる時間。

そんな時間に彼女の声はいかがですか?

 

 

 

 

 

M2> ラヴ・フェル・オン・ミー (日本盤ボーナス・トラック) / シャンテ・ムーア

 

1992年にアルバム『プレシャス』でデビュー。

夫の『ケニー・ラティモア』との夫婦デュオでの活動が多かった

『シャンテ・ムーア』

ソロ名義としてリリースした2008年の作品『Love the Woman』

テーマはズバリ「LOVE」

ハートマークがアルバムから飛び出してくるみたいな・・・w

ソフトでスムースな大人のR&Bソングをたっぷりと聴かせてくれます。

どこか90年代前半の雰囲気を纏っている感じ。

実力&知名度の高さはバツグン。

プロデューサー陣も豪華です。

彼女のカムバックを祝福しているようなハッピーな1枚。

夜のドライブでも聴きたい感じのしっとりバラードを

日本盤のボーナスト・ラックの1曲「ラヴ・フェル・オン・ミー」♪

 

HI!心呼吸 8月19日(月)

M1>   I Believe In Love  /   ディクシー・チックス

 

今週もこのコーナーでごゆっくりとしてください♪

「エミリー・ロビソン」「マーティ・マグワイア」「ナタリー・メインズ」

カントリー・ミュージックの3人組バンド

『ディクシー・チックス』現在は『ザ・チックス』

デビューアルバム、2ndアルバムと2作とも

グラミー賞最優秀カントリーアルバム賞に輝いた彼女たち。

このアルバムはよく聴いたなぁ、

2002年の3rdアルバムがこの『Home』

このアルバムはアメリカでは大騒動になったアルバムとしても有名・・・

ですが、音楽をシンプルに楽しめる作品でもあるのは間違いない。

「ブルーグラス」というジャンルの音楽性を中心。

大きな違いはドラムレス。ロックやポップスとの大きな違い。

一貫して作られているアルバムへの想い。

こだわり。そんなモノを感じると最高な作品だと思うんです。

 

 

 

 

 

M2>  In A Dream Gone By(過ぎ去りし夢)/   ポール・ヤング

 

この曲も大好きな1曲です。

『ポール・ヤング』

今日は1997年にリリースされている

『Paul Young』

このリリース時ポール・ヤングは40歳を過ぎていました。

今の僕よりも若い時の作品・・・なんだろうこの色気。

ポール・ヤングの代表曲といえば、1985年にホール&オーツのカヴァー曲

「Everytime You Go Away」が世界的に大ヒットを記録。

若かりし彼の歌声を80年代の代表曲として耳に残っているわけです。

そんな彼が97年に発表したこのアルバム。

大人の色気と哀愁を感じる。

アルバム全体にラテン・フレーバーを散りばめたような作品。

柔軟で豊かな音楽性。

メキシコのマリアッチ(Mariachi)のアレンジがなんともステキです♪