M1> アントニオの唄 / ティル・ブレナー
1971年5月6日ドイツ生まれ。
由緒ある音楽一家に生まれ、9歳の時にトランペットを始めた「ティル・ブレナー」
もともとはクラシックの訓練を積み、20の若さでホルスト・ヤンコフスキー・オーケストラのビッグバンドのメンバーとなった実力者。
2004年にリリースされたボサノヴァ・ヴォーカル・アルバム「That Summer」から。
トランペッターでもありながら自ら歌えてしまうというズルイ人!
今までのアルバムでも歌っているんですが、声質も優しくて甘い・・・。
本人もイケメンですが、音楽もイケメン!
・・・やはりズルイ。
マイケル・フランクスの代表曲であるこの「アントニオの歌」も原曲に忠実なアレンジでカバーしています。
どことなくマイケル・フランクスに声も似ているような。
このアルバムはこの夏もドライブにもバカンスにもピッタリ合うと思いますよ♪
イージーリスニングにはもってこい♪
M2> Don’t Cry Baby / マデリン・ペルー
アメリカ生まれではありますが、マデリン・ペルーはフランス語教師の母親をもつ環境の中で、フランス語と文化にどっぷり浸って大きくなったそうだ。
ペルーのデビュー作(Dreamland)が1996年にリリースされてから8年。
2004年にリリースされた「Careless Love」から。
デビュー作の成功で彼女は注目アーティストになりますが、この作品8年後の当時30歳。
大人の女性の魅力も詰め込まれた2ndアルバムに仕上がっています。
彼女は「ノラ・ジョーンズ」の先駆けとも言われていますが、今のジャズ指向の先駆者であることは確かです。
このアルバムには12曲収録。
どれも彼女の自信に溢れた曲ばかりです。
本作は、レナード・コーエン、ビリー・ホリデイ、ボブ・ディラン、エリオット・スミス、ハンク・ウィリアムズなどの古今アメリカの名曲をジャズに融合したカヴァー集。
ノスタルジックで、しっとりと聞かせてくれる彼女の歌声に注目してください♪