M1> GONE(ゴーン) / ウォルター・デイヴィスJr
アメリカ、バージニア州リッチモンド生まれのジャズ・ピアニスト。
ウォルター・デイヴィス・ジュニア。
クリント・イーストウッド監督の映画「バード」では楽曲を提供したことも、印象に残っています。
ウォルター・デイヴィス・ジュニアのピアノは、
ハード・バップをベースにリズミカル。心地よくて痛快です!
ピアノソロも最高です♪
ベースはロン・カーター。
ロン・カーターの切れのあるベースが、ピアノにスイング感をプラス。
ベースラインだけ聞いていても思わずリズムを刻んでしまいます。
全体的にブラジリアン・フレイヴァーに包まれた内容で、彩が鮮やかでいて、楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。
聞くたびに自分も高められるような気持ちになる1枚かも。
M2> 煙が目にしみる / ダイナ・ワシントン
“ブルースの女王”「ダイナ・ワシントン」
そんな彼女が1950年代の代表曲プラターズの
「Smoke Gets In Your Eyes」をカヴァーしたナンバー。
それも豪華なストリングスをバックに・・・。
ストリングスとの相性がピッタリです♪
ダイナ・ワシントンの魅力はパワフルな歌声。
この夏の暑さを乗り越えるためにも彼女の歌声に栄養をもらいたくなるものです。
今回の曲はストリングスを従えておりますが、ジャンルにこだわらない彼女の歌声はどんなメロディにも華を添えることができるのです。
その曲の表情はゴージャス感を纏っています♪
恋多き女性だったダイナ・ワシントン。
今だからこそ、聞かなきゃ♪