Hi!心呼吸 9月2日(水)

 

M1>    ロスト・スターズ  /   アダム・レヴィ―ン

 

マルーン5のボーカリスト、アダム・レヴィーンが映画デビューを果たした映画『はじまりのうた』の、主題歌でした。

ロスト・スターズ。

 

第87回アカデミー賞のノミネートもされましたが、この曲「ロスト・スターズ」を収録されたサウンドトラック『はじまりのうた-オリジナル・サウンドトラック』から。

 

優しいメロディとアダムの歌声がマッチして、マルーン5とは一味違った表情を見せてくれます。

 

監督ジョン・カーニーが指揮をとった『はじまりのうた』

舞台はニューヨーク。歌と出会うことで明日が見えた・・・。

デビューへの話が発展するが、レコーディングの無謀さなどが奇跡を起こす・・・。

 

また映画も見直してみようかな。

 

 

M2>  もう、何も  /    ルイス・ミゲル

 

プエルトリコ生まれのメキシコ人歌手。「ルイス・ミゲル」。

12歳でデビュー、アイドル歌手として活躍するんですが、

この91年のアルバム「ロマンセ」をリリースしてから一気に実力派歌手としての活動に変化する。

それもそのはず、ビルボード・ラテン・チャートでは8ヶ月連続の一位を記録!!!それまでのアイドルとしてのイメージを一気に変身したのです♪

日本でも数年前にやってきたラテンブーム。そのブームが来る前はルイス・ミゲルに決まっていた。

歌唱力はもちろんトップクラス。男の色気ムンムン状態。男前・・・。(元アイドル)

このムンムンに、あのマライアキャリーもイチコロだったんでしょうね。

 

バラードを中心にアップテンポなものを絡ませる。

ラテン男性シンガーの基本構成ですが、それがとにかく聴きやすい!

「ラテンはちょっと・・・濃すぎるから・・・」って思ってる方にもお薦めです♪

Hi!心呼吸 9月1日(火)

 

M1>  A Child Is Born /  アビー・リンカーン

 

ジャズヴォーカリスト「ビリー・ホリデイ」を敬愛し、しばしばビリーの後継者と評されてきた「アビー・リンカーン」。

そんな彼女が92年にリリースした「デビルズ・ガット・ユア・タング」から。

 

当時、映画女優としても活躍するなど知的でグラマラスで魅力的。

しかし、その反面1960年代は公民権運動に参加するなど反骨精神に溢れた女性でもあったらしい。

70年代には騒々しい世界からリタイヤし、ジャズの世界からは離れた彼女。90年代に再びジャズシーンに復帰してすぐのアルバムがこの「デビルズ・ガット・ユア・タング」

 

あまり明かされていない空白の時間から復帰して魅せたジャズの景色にドキッとする。

ビリー・ホリデーの世界にグッと近づいているのだもの♪

 

少し、耳に絡みつくような歌声は特徴的。

ずっと聞いていてもこの粘りが癖のようなものに変化する。

アルバム11曲中7曲が自作。説得力に溢れる濃厚さ。

音像が明確なアビー・リンカーンの世界をじっくりと濃厚にお楽しみください♪

 

M2>    Anniversary  /  tony toni tone

 

トニー・トニー・トニーが93年にリリースされた名盤。

「Sons of Soul」より。

 

60年代、70年代、ソウル、ファンク・・・全てのエッセンスを抽出したような楽曲、

調和したハーモニー、そして打ち込みのないリズムセクション。

ソウル・ミュージックを聴きはじめたばかりの頃に出会った音がコレだったものだから、ソウル・ミュージックの味はコレが正解だと思い込んでいました。

しかし、今聞いてもその根源は揺るがないので考えは正解だったようです。

 

実際、このアルバムがトニーズの出世作。

僕のようにこのアルバムによってソウルにはまった人も沢山いるでしょう。

アルバムの序盤は一気になだれ込むようにリズム先行・・・踊らされ。

中盤からはじっくりと聞かせに入る・・・。そして一気に虜にさせる。

 

4曲目の「Tell Me Mama」も大好きだが、耳の奥でずっと何年も居座り続けているこの曲をどうぞ♪

 

あの時代のソウルを見事にトニーの音に仕上げている。

トニー・トニー・トニーは本物のソウルを我々に届けてくれます♪