M1> 9月の朝 / ルース・サハナヤ
ポップ・インドネシアの若手NO.1シンガー、Ruth Sahanaya(ルース・サハナヤ)
1966年、スンダ地方の中心都市バンドゥン生まれ。
幼い頃から歌が好きで、5歳の時には、すでに人前で歌っていた。デビュー後、27裁の時に有名な音楽賞を授賞し、国民的シンガーの仲間入りをする。 (レーベル資料より)
まぁ、とにかく美しい歌声の持ち主♪甘く柔らかな表情豊かな歌声。
スローテンポからアップテンポまで、ポップス全般を見事に歌いこなすシンガー♪
アジアンポップスが注目されて数年。
インドネシアの音楽ってガムランが象徴的ですが、もちろんロックだってR&Bだって存在します。日本と同じですね。
何で、彼女の歌が気持ちよく聞こえるのか・・・?
日本がインドネシアと同じような湿度の高い熱帯に近づいているから、空気感が理解できるからなのかも。
95年に日本でもリリースされた「ザ・ベスト」
文字のとおり、彼女の代表作が12曲収録されています。
この曲「セプテンブル・パギ」(9月の朝)。
これはミディアムテンポのヂュエット曲で、男声パートはハルフェイ・マライホロというベテランのポップシンガーが歌っています。
実力派の二人の解け合うこの1曲。海外のポップスを愛する人であれば、しっくりくる人も多いはず。
インドネシア語・・・言葉の響きも心地いい♪
M2> 遠い初恋 / カレン・カーペンター
カーペンターズのカレンのソロ・アルバムです。
当初80年にリリースされるはずだったようですが、レコード会社や、兄のリチャードからいい評価をもらえずに結局お蔵入りしていたという話。
世に出てきて本当に良かったと実感する素晴らしいアルバムです!
温もりあるヴォーカル。カーペンターズとはまた違った魅力に溢れるアルバム。
カーペンターズのようにオーケストラをバックに!なんて派手さはありません。
しかし、ポップでシンプルにカレン・カーペンターが表現されている気がします。
実の兄のリチャードだからこそできる彼女本来のプロデュース。
カーペンターズとの差別化に色々悩んだ挙句、シンプルに引き出すことになったような。
勝手に想像しますが、この名曲を世界のカレンファンに示してくれたことに感謝するしかありません。
歌詞の世界はとくに女性の共感を呼ぶのでは?
じっくりと秋の夜長、カレンの声に癒されながら過ごしてみてください。