Hi!心呼吸 10月30日(金)

M1>   オータム /   Paolo Nutini (パオロ・ヌティーニ)

 

スコットランド出身の天才シンガー・ソングライター「パオロ・ヌティーニ」

まるでシンデレラボーイです!

 

『地元スコットランドでローディなどの仕事をしていたところ、某アーティストのライヴの時間調整役として急遽ステージに立つことになったのだが、その時のパフォーマンスが大きな話題となり、2005年、彼の18歳の誕生日にアトランティック・レコーズと契約を交わす・・・』嘘みたいな本当の話。

デビュー当時から王子様の異名を持ち、端正な顔立ちに年齢よりも味のあるスモーキー・ヴォイス。

一気に全世界に彼の歌声は広まっていく・・・かっこよすぎる・・・。

2007年のアルバム「ジーズ・ストリーツ」から。

このアルバムで僕も知る訳ですが、ナイーヴでソウルフルな歌声に一気にファンに♪

ドライブにも、食事にも、色んなシチュエーションにもピッタリです♪

 

まぁ、なんといっても彼の声は・・・ずるいわけで・・・。

 

「この青年は、バターを溶かすようなハスキーな声と聴くものを微笑ませると同時に涙ぐませ、躍らせることが出来る歌詞を持っている」 ― ロンドン・ライト紙

 

M2>  Remind Me  /   Monday Michiru  ‎

 

日系アメリカ人の女性ミュージシャン、シンガーソングライター、プロデューサー「MONDAY MICHIRU」

やはり今聞いてもスタイリッシュで都会的。キラキラと輝いています♪

 

「クラブ気分で盛り上がろうよ!」のコンセプトのもとリリースされた彼女自身、初のフル・カヴァー・アルバム『My Ever Changing Moods』(2007)から。

タイトルからスタイル・カウンシルの曲名をクレジットしちゃうところ・・・大好き♪

ソウル、ロック、80年代ポップス、ラテン、DISCOと普段から耳馴染みのあるヒットナンバーから、彼女ならではのマニアックな曲まで飽きません。

飽きるわけがありません。

11曲収録されていますがどれも秀逸。

全て生バンドっていうのもさすがの貫禄♪

 

嬉しいのは彼女の好きな音楽を中心に選曲されているところ。

なるほど!と納得してしまう曲が多い!

だからMONDAYさんの音が好きだったんだと改めて気がつけた1枚です。

カヴァーなんだけどチープな感じが一切ない。MANDAY MICHIRUの力、凄い!

ちなみにこの Remind Meは「パトリース・ラッシェン」のカヴァーです。

Hi!心呼吸 10月29日(木)

M1>   ハード・ア・ワード /  ミッシェル・ウィリアムス

 

「デスティニーズ・チャイルド」のメンバー・ソロ・シリーズ第1弾。

2002年メンバー3人がソロ活動を行うことで注目を集めた作品の中で

今回は「ミッシェル・ウィリアムス」のソロ・アルバム「ハート・トゥ・ユアース」から。

 

ジャケットからも伝わる雰囲気を見事に裏切らない作品になっている!と感動した1枚。

品もあり、清楚な感じ。

メンバーの中で一番この世界感を得意とするミッシェル。

穏やかにメロウに大切に歌い上げる曲たちに骨抜きにされてしまいそうです。

全体的に派手さはないですが、温かみは抜群♪

 

幼い頃から生まれ故郷のイリノイ州、ロックフォードの聖歌隊でゴスペルを歌っていたという彼女。

デスチャのメンバー全員が敬虔なクリスチャンというだけあってか、ゴスペルのコーラスも収録されていますが、しっかりとこのアルバムの中にもゴスペル/スピリチュアル・ソウルを踏襲しています。

 

穏やかに優しいメロウでピースフルな彼女の音楽にどうぞ浸って下さい♪

 

ミッシェルのソウルフルでハスキー、個性的なヴォーカルをあなたも気に入ってくれたら嬉しいです♪

 

M2> Shining Symbol  /  ロイ・エアーズ

 

1940年、ロサンゼルス生まれ。

ヴィブラフォン奏者「ロイ・エアーズ」

の93年にリリースされたベスト盤「シャイニング・シンボル/アルティメント・コレクション」から。2枚組です。

「RUNNING AWAY」「EVERYBODY LOVE THE SUNSHINE」などジャズ・ファンク♪クラブ・ミュージック・クラシックス♪がもりだくさんです♪

 

「これほど包括的なベストはない」と93年の時点彼本人も言っている様に、ボリュームもさることながらこれほどジックリと楽しめる曲集はないと思います♪

数多くのアーティストに影響を与えたエアーズ♪

アシッド・ジャズや、クラブ・ジャズにサンプリングされまくっているゴールデン・ナンバーも目白押しです。

クラシックのクラブミュージックを改めて聞き込んでみたくなるベスト盤。

なんて豊富な、なんて数の名曲だ!

それもオリジナルにはかなわないと実感します。

70年代ファンク、ソウル、フュージョンなど曲調は様々だが、全体を貫くメロウなグルーヴには身も心もメロメロ。

 

トロットロになりましょう♪

 

Hi!心呼吸 10月28日(水)

M1>  Never Gonna Fall In Love Again(恋にノータッチ) /  エリック・カルメン

 

1975年にリリースされた1stAlbum 「Eric Carmen」から。

 

ラズベリーズ解散後に発表されたソロ・デビュー作。

エリック・カルメンの代表作の1曲「All By Myself」も収録されている名盤。

全曲がオリジナル。まさに最高傑作です。

もう説明は要らないですよね。

 

名曲が並んでいて、その曲もちょっと切なくて、キラキラしていてどこか郷愁も感じます。

今でも色あせることもない瑞々しい曲がアルバムを盛り上げます。

1975年は僕が産まれた年。

今から40年前の曲に今でも感動してしまう。

音楽の力ってやはり凄いんですね。

 

アルバムのハイライトは言うまでもなくこの「恋にノータッチ」と「オール・バイ・マイセルフ」でしょう。

 

このイントロを聴くと、この時期の色を思い出してしまいます。

木漏れ日・・・落ち葉・・・朱色、黄色、ただただ感動。

思いっきり飽きるほど聴きまくりたくなるシーズンということで選曲させていただきました。

 

M2>    Mahina ‘O Hoku  /    JEFF PETERSON

 

目を閉じる・・・リラックス~♪

心地よいハワイの情景が浮かぶ、開放感あふれるサウンドを奏でるのは、

マウイ出身、ハワイを代表するスラック・キー・ギタリスト「ジェフ・ピーターソン」

(ちなみにスラックキーギター(Slack-key guitar)は、ハワイアン・ミュージックでよく使われるが、ギターの種類や形式ではなく、そのチューニングと奏法の総称のこと)。

 

ハワイのカーボーイであるパニオロを父に持ち、早くからギターに目覚め、今やグラミー賞に新設されたハワイアン・カテゴリーで3度ノミネートされるなど、ハワイを代表するスラッキープレイヤー。

 

そんな彼が2013年にリリースしている「Slack Key Travels」から。

ギターの音色の中に潜んでいるハワイの伝統。

空気、波、自然。その場の空気を閉じ込めることができてしまうような技術と奏法は

日本にいながらも味わうことができます。

ジャンルにとらわれないスタイルで数多くのミュージシャンとセッションをしていて来日経験も♪ぜひ一度生でこの音色を楽しんでみたいものです。

(ハワイでひと聞き惚れして購入)

Hi!心呼吸 10月27日(火)

M1>  You’re Gonna Get It  /   アンジー・ストーン

 

Mary J Bligeらを手がけたり、マルチな活動を見せてくれるアンジー・ストーン。

 

そんな彼女の3rdアルバム2004年「Stone Love」から。

 

このアルバムの先行シングルだった「I Wanna Thank Ya」はスヌープ・ドッグをフィーチャーしたナンバー。その他、このアルバムにはアンソニー・ハミルトン、ベティ・ライトらがゲスト参加していることでもこのディーヴァが多くのアーティストに愛されていることが分かります♪

 

全体的にメローなR&Bで構成されています。

やはり彼女の魅力は大人な雰囲気の深みのある声。この声はR&Bが似合う。

少しまったりと過ごしたい時にはピッタリだと思います♪

ゴスペル出身の彼女。この歌唱力と声量にレベルを楽しむだけでも価値があるとおもう1枚。

アルバムの途中に、中だるみをしないように曲順にも機を配られているように感じます。

 

このアルバムは多くのシックでアダルトなソウルミュージック♪

これからのヒンヤリ季節にはウォーマーな彼女の声に包まれることにしましょう♪

はいはい!あなたもこっちこっち♪

 

M2.  Bitter   /     ミシェル・ンデゲオチェロ

 

Me’Shell Ndegeocello'(ミシェル・ンデゲオチェロ)

彼女はどんなアーティストさんかというと、アフリカン・アメリカンのベーシスト。

どちらかというとジャズ系統の位置に置かれがちな女性。

音楽のルーツは学生時代に聞いたファンク、ソウル・・・彼女の根本にはルーツミュージックが色濃く残っている気がします。

耳ではなく体の真ん中で聴く音楽・・・。

心の奥の奥にそっと入り込んで、優しく問いかけてくれるような彼女の声はまるで魔法のよう。

アコースティックだけでなく贅沢な音がたくさん使われ、意識しないうちに彼女の物語の中に意識が逃避行してしまう。

この作品はとくに落ち着きと素直さに溢れ、大人な表情が満載。

 

アルバムタイトル「Bitter」

そのままに日常の「苦さ」が淡々と語られていく内容。

このままだとだめだと分かりながら流されてしまう自分。

誰にでもある弱さも自分の表現で素直に表してします。

それは同時に聴く者を癒す効果に繋がっているんだろうと思う。

 

さて今日は誰を癒そうか。はい!アナタ!どうぞ♪

Hi!心呼吸 10月26日(月)

M1>  ア・レイ・オブ・ホープ  /   デスモンド・チャイルド (DESMOND CHILD)

 

今までにKISS、ボン・ジョヴィ、ジョン・ウェイト、エアロスミス、アリス・クーパー、ダン・ルーカス・・・と関わったバンドの名を挙げればキリがない世界的にも有名なプロデューサー「デスモンド・チャイルド」

 

そんな彼が1991年に発表した唯一のソロ・アルバム「DISCIPLINE(ディシプリン)

」から今も色あせない名曲を♪

 

この作品で自身の楽曲を自身が最も好みとも言えるアレンジで収録されています。

 

意外にももっとハード・ロックなイメージが強いのか?

と思っていたら、ソフトで洗練されていてAORよりのアレンジが大好物。

珠玉の数々がラインナップされています。

たくさんの名曲を作り上げたプロデューサーという意識を外し、純粋に彼の音楽に触れると、こんなにも素敵な音楽を作ることができるのか!と改めて感動です。

どれもこれもキャッチーで穏やかで、素敵な曲ばかりです。

 

リッチー・サンボラとの共作「ディシプリン」は、ボン・ジョヴィの「ボーン・トゥ・マイ・ベイビー」とよく似ているので聴き比べてみると面白いかも♪

 

 

M2> オータム・シェイドII  /  ザ・ヴァインズ

 

このコーラスの抽象的なこと・・・。

でも耳に残るメロディーメーカー。この才能溢れるグループはフロントマンには奇行も才能もダントツのクレイグ・ニコルズ。

乱暴でもあり少し不思議な空気を残すガレージ・ロックバンド!

オーストラリアはシドニー出身の4ピース「ザ・ヴァインズ」

2008年にリリースされた「ベスト・オブ・ザ・ヴァインズ」から。

 

それにしてもベスト盤リリースまで早かった。

2000年代に活躍しながら3枚のアルバムをリリースしたものの数年後にはこの「ベスト盤!」

ベスト盤はやはりベテランアーティストがキャリアを振り返りながら年代別に収録されたもののイメージが強い。

ですが、彼らのベストは少しイメージが違う。

テンション高い曲も、サイケ感バリバリの曲もかれらの持ち味。

こんなオータム・シェイドⅡのようなメロディアスな曲も大好き。

そんな欲張りの片にはこのベスト盤はオススメ♪

 

この空気感はこの時期だけに許された空気に似ている♪

秋を吸い込むようなこの曲をアナタにも♪

Hi!心呼吸 10月23日(金)

M1>  トゥー・センチメンタル  /   エア・サプライ

 

オーストラリア メルボルン出身のバンド。

伸びのあるハイトーンボイスとドラマチックなバラードで1980年代には数々のヒットを連発したバンド!

1980年には「ロスト・イン・ラブ」が大ヒット。その後もたくさんのヒットナンバーをリリースした日本でもおなじみのバンド「エア・サプライ」

その当時のAORブームに乗っかりサワヤカなメロディとラッセル・ヒッチコックの美声は今もなおその美声のファンは数知れず。

 

さてそんなエア・サプライの1993年にリリースした「The Vanishing Race」から。

 

サワヤカな作品と言うよりはこのジャケットのデザインを見ても分かるように、サワヤカなサザンメロディというよりも渋いAOR色がが濃いアルバムのような。どことなく振り切れていてメガセールスというプレッシャーから逃れた彼等の真の姿がこれなのではないでしょうか??メガセールスというプレッシャーから逃れた彼等の本来の姿、本来の音がここには詰まっているのかもしれません。

 

その中から真の姿がこれなのではないでしょうか??

こんなウォーミーな歌声を秋の風と共に届け♪

 

 

 

M2> One Hundred Ways(ワン・ハンドレッド・ウェイズ) /  ジェームス・イングラム

 

アメリカの歌手。オハイオ州アクロン出身のこの人の「ジェームス・イングラム」

この方のヒット曲といえば、”Just Once”とこの”One Hundred Ways”でしょう♪

1970年代からファンクバンドで活動をスタートさせ、後にロサンゼルスでセッション・ボーカリストとして活動するようになって、「クインシー・ジョーンズ」に見出される!

それからは「クインシーの秘蔵っ子」と呼ばれ、1983年にソロデビュー♪

 

実力は折り紙付き!クインシーが彼の声に惚れ込み、ヒット曲のクレジットにクインシーの名前がクレジットされてしまってからは誰が歌っているの?とゴーストアーティストのうようになってしまいましたが、彼の歌声!

グラミー賞の最優秀男性R&Bシンガー賞を獲得しています♪

 

この曲を数多くのアーティストがカヴァーもしていますが、印象的だったのは佐藤竹善さん。優しい歌い方、声の色気・・・カヴァーができるのは竹善さん以外は考えられません。

その原曲がこのジェイムス・イングラムなのです!!!

 

10月の青空をイメージしながら吸い込まれて行くような伸びやかな歌声♪

まさに心呼吸したくなる名曲をあなたに♪

 

ス~ハ~ス~ハ~♪

 

Hi!心呼吸 10月22日(木)

M1>    Autumn  /   アース・ウインド&ファイアー

 

70年代後半から80年代、国内でも一世を風靡した彼らのサウンド。

70年代の全盛期はなんと言ってもフロントマンのフィリップ・ベイリーとモーリス・ホワイト♪この2人のツインヴォーカルに重厚なホーンセクションが特徴的なバンド!

2015年の現在も活動を続けるモンスターバンド!

そんな彼らの2005年にリリースされた『イルミネーション』から。

新時代の幕開けを告げるかのように、ヒップホップを取り入れ、挑戦した作品。

そんな攻めた作品の中でもなめらかなハーモニーと温かさのあるソウルとを融合させた名盤だと思います♪

ソウルダンス・ミュージック界の大御所のアルバムの中でもメロディアスで優しいお気に入りの1曲はこの「Autumn」

コーラスワークと乱れのないリズムに、抜群の安定感。

 

アルバム内にはもちろんカラフルなディスコナンバーも収録されていますが、

ディアンジェロやラファエル・サディーク、ケニーGなどがゲスト参加していることも注目のアルバム。

 

この濃厚な豪華な音をジックリと秋の夜長なんかにいかがですか?

 

 

M2>   アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン  /   エリック・ベネイ。

 

1996年にデビュー・アルバム『トゥルー・トゥ・マイセルフ』を発表し、その温もりのあるヴォーカルと生音を重視したサウンド、そしてスピリチュアルな歌詞が大絶賛を浴び、ニュー・クラシック・ソウル/ネオ・ソウルのムーヴメントにも乗ってディアンジェロ、マックスウェルと共に人気を博し、今もなお日本でも圧倒的な人気を誇るエリック・ベネイ。

 

彼が昨年2014年にリリースしたこのアルバム「From E to U : Volume 1」から。

 

彼が愛してやまない楽曲を自らの解釈でソウルフルにカヴァーした企画アルバムです。

収録されているのはどれも時代を彩った名曲ばかり。例えば、クリストファー・クロス「風立ちぬ」や ホール&オーツ「サラ・スマイル」などソウルフルな名曲をエリック・べネイが丁寧に、かつ自由にカヴァーしています。

 

その中から今日はEW&F「アフター・ザ・ラヴ・ハス・ゴーン」を♪

今日はEW&Fつながりで・・・。

 

彼のライヴでは必ず数曲のカヴァーを演奏するなど、元々カヴァーも定評ある彼。

このアルバムで披露した数々の名曲のカヴァーで改めて彼の実力とエリック・ベネイのエッセンスが加わるとこうなる!と言うことの実証には充分すぎることが証明された♪

 

この時期にはエリックの歌声が恋しくなる。

それではスタンダードな名曲で包まれてください♪

 

 

Hi!心呼吸 10月21日 (水)

M1>  シスター・セイディ  /   ホレス・シルヴァー

 

ホレス・シルヴァーは1928年コネチカット州生まれ。

ファンキーなジャズ・スタンダードを多数作曲した偉大なピアニスト。作曲家。

彼が亡くなったのが昨年2014年6月18日、

ニューヨークの自宅で亡くなった。享年85歳だった。

 

そんな彼が1959年に録音した作品「ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ」から。

ハードバップ史上最高のバンド初期の記録といえる超名盤と言われる1枚から。

 

ピアニストのシルバー率いるクインテットは、他にブルー・ミッチェル(トランペット)、ジュニア・クック(テナー・サックス)、ジーン・テイラー(ベース)、ルイス・ヘイズ(ドラムス)という編成でこの時点ですでにシルバーならではの正確でハードなスイングを見事に表現していたという。

 

ごちゃごちゃなソロもなく分かり易い。

感情表現もまっすぐで意表をつくようなこともない。

ストレートにブルースやゴスペルの部分を融合させている。

楽しくファンキーな名曲「シスター・セイデイ」♪

秋に聞くとしみじみ体に染み入り気がするんです♪

 

M2>  I’M YOUR PUPPET(恋のあやつり人形) /  ジェイムス&ボビー・ピューリファイ

 

1966年にフロリダで”ジェイムス・ピューリファイ”と従兄弟の”ロバート・リー・ディッキー“が初期のオリジナルメンバーとして結成され、間もなく” ロバート・リー・ディッキー”が” ジェイムス・ピューリファイ”の実の弟である”ボビー・ピューリファイ”と交代して活動していた「ジェイムス&ボビー・ピューリファイ」

(ややこしい・・・笑)

サザン・ソウルのデュオで人気を博したグループ♪

 

66年のヒット曲(全米チャート最高6位)の1曲。

この曲「I’M YOUR PUPPET」(恋のあやつり人形)で大きなヒットを記録して60年代のアメリカンホット100では上位にランクイン♪。

たまらなくカッコ良い男声デュオの曲です。

 

まぁ、なんて味のある優しくも愛らしい1曲なんでしょう。

抜群のコンビネーションは兄弟ならではの呼吸です・・・ため息でちゃう♪

 

このリズムは何度でも聞いても飽きません・・・このシンプルな曲がこの時期のヒンヤリを

あたためてくれます♪

Hi!心呼吸 10月20日(火)

M1>  ALL by myself  /  ジェイミー・オニール

 

いわずとしれた「ブリジット・ジョーンズの日記」サントラから。

出版社に勤務する32歳独身の女性の仕事や恋など日常を等身大に描き’最高の女性向け映画’とも評されたレニー・ゼルウィガー主演のロマンティック・コメディ「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001年)

このサントラの魅力は収録されているアーティストの豪華さ。

実に素晴らしい選曲にうっとりです♪

アレサ・フランクリンの「Respect」、アンディ・ウィリアムスの「Can’t Take My Eyes Off You」といった懐メロから、ガブリエルの「Out of Reach」、プリテンダーズの「Don’t Get Me Wrong」・・・と感涙必至の選曲が華を添えます。

その中でも涙なくては聴けないジェイミー・オニールの「All By Myself」♪

映画のサントラで歌っているジェイミーはオーストラリア、シドニー出身、アメリカ育ちのカントリー系のポップシンガーさん♪

この「All By Myself」はもともと1975年にエリック・カルメンが歌ったヒットナンバー。 セリーヌ・ディオンやフランク・シナトラなど多くのアーティストがカヴァーしている曲♪

 

ブリジットが、心の叫びのように熱唱していたこの曲。

聴くだけでシーンを思い出しますよね。

「自分だけの力で、ずっと独りでなんて生きていけない、やっぱり誰かが必要なの」

 

あぁ、また観たくなってきた~♪

 

M2>  オクトーバー・スカイ /  ヴァネッサ・ウィリアムス

 

いつまでも衰えない美貌の持ち主「ヴァネッサ・ウィリアムス」

83年に”ミス・ニューヨーク”、さらに”ミスアメリカ”で優勝。

アフリカ系アメリカ人初のミスアメリカとして世界的な話題になった彼女。

 

88年にはアルバム『ザ・ライト・スタッフ』で歌手デビューをはたします。

R&Bシンガーとしてデビュー後もアメリカのみならず、日本でも高い人気を誇っているヴァネッサ・ウィリアムスの2009年リリース『ザ・リアル・シング」から。

 

ベイビーフェイスはじめ、豪華なメンバーを迎え、R&Bはもちろん、スウィングジャズ、ボッサ、ジャジーなこの曲「オクトーバー・スカイ」など多彩に表現する彼女の歌声は貫禄に満ちていてキラキラと光ります♪

優しい歌声は10月の真っ青な空に吸い込まれていきます。

歌っている内容は少し切ないですが、秋のセンチメンタルなタイミングではピッタリ♪

 

かなり落ち着いて聴くことができる大人のアルバムに♪

スティーヴィー・ワンダー作のタイトル曲など、カヴァーも充実。

「クローズ・トゥ・ユー」「ラヴィング・ユー」を収録していているので聴き所満載。

 

オクトーバー・スカイと一緒にゆっくりとお楽しみください♪

 

Hi!心呼吸 10月19日(月)

 

M1>  オータム・ストーム  /  スモール・フェイセス

 

スモール・フェイセス は、イギリスの代表的モッズ・バンド!

アメリカでは酷評を受けたバンドでしたが、本国イギリスでの影響力は凄かった様子。

1970年代後半のモッズ・リバイバルなど度々あったリバイバルで再評価されたバンド!

影響を受けたアーティストと言えば、スタイル・カウンシルのポール・ウェラーは熱心なスモール・フェイセス信者であることも有名♪

 

ポール・ウェラーのファンの僕にとって、ポールが子供の頃憧れていたバンド。

それだけでもグッと来る。

「Sha-La-La-La-Lee」などのシンプルなロックナンバーや、メロディアスなポップなナンバー、サイケデリックまで多彩。

そんな多彩な音楽の中でこの季節のマストアイテムは名盤「オータム・ストーム」のタイトルトラックのこちら♪

しっとり落ち着いた中にも印象に残るメロディが雰囲気を盛り上げ、美しいメロディはキラリと耳に残ります。耳の中の残音が気持ちよくて温もりを感じる1曲。

紅葉の中、マフラーを巻くシーズン。

スティーヴ・マリオットのボーカルがマフラーのような温もりを届けてくれます。

木漏れ日の中、ホッコリと過ごす時間におすすめ♪

 

このブルージーな雰囲気は平成の世でもシックリきます♪

 

 

M2> LOOKING UP TO YOU /  マイケル・ワイコフ

 

マイケル・ワイコフは、L.Aを中心に活躍したシンガー。

70年代はスタジオのセッション・シンガーとして過ごしてキャリアを積み重ね、

スティービー・ワンダー、ナタリー・コールなどのレコーディングに参加して存在感を示したシンガーです♪

スティービー・ワンダーの「SONGS IN THE KEY OF LIFE」のバックシンガーを務めたので実力はお墨付き。

80年代を迎えて、ついにソロ・デビュー!

代表曲はこの「LOOKING UP TO YOU 」でありますが、どこかで聴いたことがあるような?

そうです!Zhane(ジャネイ)の93年の代表曲「Hey Mr. DJ」でサンプリングされましたね。元ネタがこちらでした。

80年代のアーバンソウルを代表する名曲。

原曲のほうが僕は断然大好き♪夜にもピッタリですが、午前中に聞くワイコフもいいでしょ?

AORでよく聞くキーボードの音がとても印象的♪

ソウルフルなリズムにあいまって、マイルドな渋い1曲。

カッコよろしいわ~♪