Hi!心呼吸 10月16日(金)

M1>  .Dirt(ダート)  /   ペンギン・カフェ・オーケストラ

 

1987年にリリースされたアルバム『Signs of Life』から。

「ペンギン・カフェ・オーケストラ」は1972年頃、英国の音楽家サイモン・ジェフスによって結成された。1976年に英国の「環境音楽」のレーベルよりデビューして以来、80年代はお洒落な音楽として、ミュージックとして、一世を風靡した。

 

アンビエント、クラシック、民族音楽、ジャズ……、

あらゆるジャンルがミックスされた独創的な音楽はすんなりとは受け入れられない世界。

でもその世界観が気持ちよく感じてしまった瞬間に虜になる。

 

この「ダート」もツカミどころのない音楽の世界が広がる。

ウクレレのようなリゾートミュージックにも聞こえるが、クラシックも含まれて、途中からは民族音楽が加味される・・・。

でもなんでだろう?

気持ちよくて耳が離れない・・・まるで魔法の音楽のようです。

懐かしくも新しい音楽。この時代にも晴れやかに聞こえる。

 

独特の世界は飽きることも、飽きられることもないのかもしれない。

一定のリズムを刻みながら曲の中で「秋の風」が吹き抜けていくのが感じられる。

自然を吸い込むような錯覚に陥るほどの影響力と先鋭的さ。

絵の中にでも入り込むみたい・・・秋だなぁ。

 

M2>   E O Mai(エオ・マイ)  /   ケアリイ・レイシェル

 

ハワイアンミュージックのスーパースター「ケアリイ・レイシェル」

1997年発表のサードアルバム「E O Mai」から。

ケアリイ・レイシェルはマウイ島出身。

17歳からチャント(詠唱)を独学で学び始め、1995年にデビュー!

現在までアルバムを日本でもリリース、いずれもヒットを記録し、来日公演も大成功に収めている。日本で最も人気のあるミュージシャンだと思う♪

ハワイアン・ミュージック~ハワイアン・カルチャーを代表するアーティスト♪

特にこの「エオ・マイ」は日本でもヒットを記録!

バラエティにとみ、いろいろなケアリィを楽しめる1枚に。

サラリとしていて耳障りの良さは間違いない♪

ハワイアンミュージックは夏はもちろん合う音楽だが、

夏だけの音楽ではない!

こんなに美しいメロディと温かいケアリイの歌声は肌寒くなった季節だってしっかりと暖めてくれる。

 

タイトルの「エオ・マイ」簡単に言うと

「愛しい人よ 私に答えてよ♪」

 

Hi!心呼吸 10月15日(木)

 

M1>  スティル・フォーリン  /   ハンター・ヘイズ

 

2011年に自らの名前をタイトルにした「Hunter Hayes(ハンター・ヘイズ)」が全米で100万枚以上を売り上げ、戦列なデビューを飾ったハンター・ヘイズ!

そんな若干24歳のハンター・ヘイズの2ndアルバム『STORY LINE』(2014年リリース)ら。

 

アメリカ合衆国、ルイジアナ州ブローブリッジで生まれ

2歳から楽器に触れ始め6歳の時には作詞作曲もしていたというから驚きです。

ギター・ベース・ドラムもこなすし音楽を始めてもう20年以上のキャリア♪

「Garth Brooks(ガース・ブルックス)」の大ファンだったという彼の音楽性は

アメリカの精神をしっかりと溶け込ませながら、ポップスよりのサワヤカで入り易い

カントリーミュージック♪

 

24歳ですでにライヴ歴は約20年♪

昨年のFUJI ROCK FESTIVAL’14にも参加されたことでも注目されましたが

彼の中世的な綺麗な歌声はゴリゴリのカントリーではなくポップスに近いので本当に耳障りが良い♪

 

ルックスも女性に大評判、まさにカントリー界の王子様♪

曲もキラキラして聞こえますわ♪

 

M2>  Don’t Answer Me  /  アラン・パーソンズ・プロジェクト

 

アラン・パーソンズ・プロジェクトの84年発表の7枚目のアルバム

『Ammonia Avenue』から。

80年代のムーブメントを牽引していたアラン・パーソン・プロジェクト。

MTVでも話題になった名曲「ドント・アンサー・ミー」の美しさは特別です♪

ウルフソンの優しいヴォーカル。

綺麗なメロディはこの時代に聞いても穏やかでいてどこまでも優しい。

 

1975年にデビューしたイギリスのロック・バンド。キーボード担当のアラン・パーソンズとヴォーカル担当のエリック・ウールフソンの2人を中心として結成されました。

熟練した安心の演奏を聞かせるモダン・ポップスですが、少しAORの風も吹かせています。

 

この名曲をぼくがお休みしている間にお送りするのは残念ですが、代打の「アンカンミンカンの川島君」は知ってるかなぁ?

 

アルバムのジャケットはロボットの顔みたいですが、

横にするとパイプラインの鏡写しだとわかります♪

 

 

Hi!心呼吸 10月14日(水)

M1>  I Cry Everyday  /   シェルビィ・リン

 

2005年のアルバム「Suit Yourself」

意味は(好き勝手にしなさい)とタイトルを付けたこのアルバム。

そんなに好き勝手していない感じがしちゃうのですが(笑)

 

シェルビィ・リンは1968年ヴァージニア州生まれ。

音楽好きの母や祖母の影響を受けエラ・フィッツジェラルド、バーバラ・ストライザンドがお気に入りだったという彼女。

デビュー当事はカントリー系のシンガーとしてデビューを果たすのですが、

いくつかのレーベルを渡り歩きアルバムを数枚リリースするも日本ではあまりセールスを伸ばすことはありません・・・。

デビュー当時からこんなにしっかりと自分の音楽を作っているのに。

日本の風土にあわないのかな?

そんな中、2000年のグラミー賞ではベスト・ニュー・アーティストを授賞!

世界ではもちろん認められているシンガー♪

派手な感じもないのが良い。素朴でもないが強力なインパクトもない。

だからすきなのかも。内に秘めた実力。この人にポップさは求めない♪

 

 

M2>  アフター・アワーズ  /  ジョディ・ワトリー

 

1999年のアルバム「ザ・サタデー・ナイト・エクスペリエンス」から。

ダンス・シーンの最先端のイメージが強いアーティストは誰?と言う質問に

あなたは誰をあげます?

僕はこの人を外せません・・・「ジョディ・ワトリー」

90年代バリバリにダンス・シーンを席巻していた彼女がクラブを意識して作り上げたこのアルバム。

「クールでアダルト」大人のクラブ・シーンを感じる音に続々します。

リリースされたのは99年。どこかアシッド・ジャズを匂わせ、リリース当時はあまり見向きもされなかった作品だったのは事実。

でもアシッド・ジャズの匂いが大好きな僕にはクセになるリフレイン、さりげなく入ってくるジョディの歌声。

あまりにも存在を前面に出さないスタイルにもっと歌声を聞かせてくれ~!と焦らされる。

耳から入ってそのままスルーしそうなほどにスムーズに流れるリズム。

どうぞキャッチしてください!

音楽的には挑戦的なサウンドになっています♪

ドラムンベース的な要素も含まれていてドライブシーンにももってこい!

 

さぁ、リラックス~っす!

Hi!心呼吸 10月13日(火)

 

M1>  フィン・ジ・ソーリョ(夢の終わり)/  キャロル・サボヤ

 

キャロル・サボヤの2013年にリリースされた『BOSSA NOVA』から。

秋に聞くボサノヴァはいかがですか?

 

「キャロル・サボーヤ」です♪

 

まさに穏やかなリラクゼーション

ちなみにキャロルは、18歳までの約2年半をロサンゼルスで過ごし、セルジオ・メンデスのアルバム「Brasileiro」(ブラジレイロ)に、17歳にしてコーラスとして3曲も参加しているという逸材!現在はママにもなり、気取らない知的な雰囲気は世界でも人気♪

歌にも気取ることもなく自然に耳に入り込んでくる清涼感のある歌声。

夏のイメージのあるボッサですが、秋にも合う・・・なぜか?とくにキャロルの声には人を和ませる不思議な力が混ざりこんでいるようです。

 

このアルバムの選曲もツボをついてきます。

日本のプロデュースで作られたことも日本人に受け入れ易い要素をたっぷりと含んでいるみたい♪

トラディショナルな曲はありませんが、トラディショナルなヴォーカルは

メジャーな曲にはだせない、オリジナルな好印象の歌を届けてくれます♪

 

M2>    Love Is Hard   /   ジェイムス・モリソン

 

2008年のアルバム「Songs for You Truths for Me」

甘いハスキー・ヴォイスが特徴のシンガー・ソングライター、「ジェイムス・モリソン」

 

生まれ持っての才能とメロディセンス。

ロック、フォーク、ソウルなどをルーツに持ったことをしっかりと伝えてくれるような名盤だと思います。

このアルバムからの先行シングルBroken StringsがよくFMから流れていたのでおなじみのアーティストかもしれませんが、

僕としてはこのシングル「Love Is Hard」の素朴な優しいメロディが頭から離れないんです。

 

歌の内容は

「恋をすると色々辛いから簡単に誰かを好きになっちゃだめだ・・・と延々と歌っています。」しかし最後の最後でそう来るか!

とひっくり返される(笑)

 

自分の娘に書いたと言う説もありますが、僕もその意見に納得です。

彼の詩のセンスもかなりやばい。この才能に脱帽っす♪

 

Hi!心呼吸 10月12日(月)

 

M1>  イヒウカ  /  MAKANA

 

「ブルースよりも長い歴史を持つ、ハワイ特有のスラック・キー・ギター。

マカナは現在活動している最高のスラック・キー奏者の1人と目されている」

 

スラック・キー・ギターの若き名手,

透明感のあるヴォイス、甘いマスクも魅力的な「マカナ」の2ndアルバム。

2003年にリリースされたアルバム「KOI AU」(コイ・アウ)から。

(ちなみにハワイ語で「マカナ」は英語で言うところの「gift」なんだそうです。)

以前もご紹介したMAKANA。

ローカル・ミュージシャンならではの素朴さは心地良い♪

 

波の音を連想しながら目を瞑ればそこは浜辺。

ヴォーカルの曲はもちろん、インストも良い雰囲気で聞こえてきます♪

実力ももちろんですが、ライブなどにも定評がある様子。

あのBBC Newsも彼のライブを絶賛しており、

「メイン・ステージにたった一人のハワイアン・バンド、マカナが、そのハイトーン・ヴォイス、パーソナルな曲、そしてパワフルなアコースティック・ギターで観客を魅了した」 と紹介しています。

 

今回の旅で、現地でLIVEで聞けたらラッキーだな~♪

 

M2>  ホェン・オクトーバー・ゴーズ /  ケヴィン・マホガニー

 

1958年アメリカ・ミズーリ州出身の巨漢シンガー!

「ケヴィン・マホガニー」

見た目も落ち着く安心するシンガー。♪

 

そんな彼の1997年のアルバム「ケヴィン・マホガニー」から。

 

彼は大学卒業後、R&B初め様々な音楽に目覚め、やがてランバート・ヘンドリックス&ロス、エディ・ジェファーソンといったビバップを基本においたミュ-ジシャを目標にするようになったそう。

ジャズ系アフリカン・アメリカンの正統派な黒人ジャズヴォーカルとしても

貴重な人材としても注目しているアーティスト♪

そしてなんと言ってもこの野太い声のインパクト!

往年のシンガーのようにドッシリと落ち着いている感じ。

コンテンポラリーなR&BとJAZZの要素もうまく取り入れられるシンガー♪

 

この声を持った瞬間に、神は彼に味方したようです♪

神が与えたこの歌声にどうぞ酔いしれてください♪

Hi!心呼吸 10月9日(金)

M1>  OCTOBER ROAD /  ジェイムス・テイラー

 

1948年3月12日、米国ボストン生まれ。

シンガー・ソングライター「ジェイムス・テイラー」!

僕も大好きなアーティストの2002年に前作から5年ぶりに発表した「OCTOBER ROAD」から。久々のリリースに当時、喜び勇んでCDを購入しドキドキ聞いたとき、変わらないJTの姿・・・に涙。

 

66年にフライング・マシーンへ参加後、68年にソロ・デビュー。

「ファイアー・アンド・レイン」が大ヒット!

その頃からやっていることは変わらない。しかし、厚みと言うのか渋さと言うのか、間違えなく深みに満ちていてカッコいい!

今までの人生や周りにいる友人をこよなく愛している思いが曲に乗り、勝手に僕の心に入ってくる感じ。

これまで数多くの作品を残しているが、若いときには出せない“熟した”音が並ぶ。

 

参加ミュージシャンもジョンピザレリ、ライクーダーなど豪華な顔ぶれ!

タイトルそのままにOctober以降の季節にとてもぴったり!

 

やさしく響くJTの声、メロディ、アコギ、はい召し上げれ~♪

 

M2>  Slow Jam  ft. Monica  /   アッシャー

 

97年「My Way」

94年にデビューして以来絶大な人気を得ているご存知「アッシャー」

その人気を得るきっかけになったのがこのセカンドアルバム「My Way」

P.DIDDYを招いたファーストアルバムからはキャストを一新して、イメチェンをはかり見事に開花させた才能♪ジャーメイン・デュプリ、バラードにはベイビーフェイスなどを起用。

そして今の活躍・・・説明は不要ですよね。

 

僕も彼の作品に触れるきっかけになったのもこのアルバムからなんですが、他の曲はほとんど聴かず、この曲のためにアルバムを購入したようなもの。

実はこの曲ばかりラジオでかけていたような・・・(笑)

とろけるようなバラードは「モニカ」とロマンティックに♪

この表現力と美しく伸びる歌声は、まさかこのとき10代とは・・・。驚きでしかありません。

このアルバムの「MY WAY」「YOU MAKE ME WANNA」も隠れた名作であることはもちろん理解しているつもり。でもこのアルバムからはこの曲をかけなければ・・・。

こんな曲が似合う季節になったんだなぁ。

この秋・・・あなたもJAMしてみます???

Hi!心呼吸 10月8日(木)

 

M1>  Mind Blowing  /   ウィスパーズ

 

1964年にカリフォルニアで結成されたは「Whispers」(ウィスパーズ)

残念ながら1993年に解散してしまいます。

 

ちなみにウィスパーズは80年代に何度かビルボードR&Bチャートで1位を記録している都会的なスウィートR&Bグループ♪

 

このアルバムは通産16枚目、1990年の「More of the Night」から。

まさにイブシ銀なベテラングループの技。

ジックリと色気あふれる大人のソウルアルバムです。

 

個人的には夜に合うアルバムですが、秋口の風に吹かれ、この時間にも気持ちよくハマルこの曲の魅力って・・・。

 

恋の季節にもってこいのアルバムと言えるのかもしえません。

スィートなボーカルとこのハーモニーがとろけさせます♪

もう25年前の曲なのに。

 

あ~やっぱりいいですわ~♪

 

 

M2> コール・アップ・ザット・オールド・フレンド  /  アンディ・プラット

 

ボストン出身ながら60年代末にイギリスに渡りセッション・ドラマーとしても活動していたというシンガーソングライター、ピアニスト『アンディ・プラント』

73年発表セカンド作品がこの「ANDY PRATT」

 

彼の魅力はそのポップセンス!そのポップセンスを最大限に発揮した

69年のデビュー作「RECORDS ARE LIKE LIFE」

若さ溢れるパワーと色彩を感じる作品なんですが、

4年後に発表されたこの作品は音にもこだわりサウンドにもこだわり、かなり凝った大人の雰囲気を混ぜ込んだ作品に。

彼の代表作。ファルセットも交えた緩急ある歌唱法、ドラマティックな曲の展開は70年代のサウンドだけど新しさを感じます。

 

自身もドラム、ピアノを操り、アレンジ力にも長けていたことを証明するようにストレンジ・ポップに仕上げたり、ロック色の強い曲だったりと多彩!

 

ドライブシーズン!このファルセットボイスと青空、紅葉、秋風・・・。

乾いた空気を吸い込んでご一緒に♪

 

Hi!心呼吸 10月7日(水)

 

M1>   October Sky   /   ハヴィエアー

 

ソウルフルでスムース・・・。

スティーヴィー・ワンダー直系の70年代ニュー・ソウルを継承していて、自ら作曲をこなすことはもちろん、ほとんどの楽器をプレイできてしまうマルチ・ミュージシャン!

そんなところもスティーヴィーを思わせます。

 

R&Bヴォーカリスト、「ハヴィエアー」のファースト・アルバム2003年の「Javier」(ハヴィエアー)から。

70年代ソウルを現代のR&Bのエッセンスを溶け込ませ、彼のマルチな才能を思う存分披露してくれているアルバム♪

トラディショナルなスタイルにこだわるのではなく、歌声を生かす色んな可能性に貪欲に吸収していこうと姿は、ファースト・アルバムをリリースしたアーティストとは想像しにくい。

1曲目の「Crazy」は切ないメロディでスタートし、彼の魅力に触れるまでは時間がかからない。ゆったりと聞いていると、バラード、ラテン、ブラックミュージックと幅広いジャンルにとらわれない才能に触れることになる。

本当に軽やかで聴き易い。作品としては全体に心地よい流れがあり、

ラスト曲のJazzyな「October Sky」の余韻まで楽しませてくれる作品。

 

 

M2>  フライング   /   Nice Little Penguins (ナイスリトルペンギンズ)

 

デンマーク出身の正統派ギター・ポップ・バンド「ナイスリトルペンギンズ」

94年にリリースしたセカンドアルバムから。

だいぶ久しぶりに聞きますが、こんなにポップでナチュラルなメロディと日本人好みのサウンドは今聞いてもキラキラとしています。

素直なメロディはラジオライクなサワヤカソング♪

94年ごろ、当時としてはまだあまり紹介されることの少なかったデンマークや北欧のバンドの音。しかし、この「フライング」が日本でもヒットしてオランダやスウェーデンなどのバンドが注目を一気にさらったタイミングがありました。

その先駆け的な存在かも。

しかし聴いていて思うのはこの曲からも感じられる、どこか垢抜けていない田舎くささ。

(同時期にコメダというバンドもでてきたな・・・)

このバンドにも言えるのがこの田舎くささ。

『素朴な歌の持つ強さ=カッコよさ』になっていた気がします。

今聞くとシンプルだし垢抜けない。は変わらないけど、この雰囲気がいいんだな。

どこか優しくてはかない感じ。

今の時代だからこそこの温もり、大事にしたい♪

 

一緒にフライングします???

 

Hi!心呼吸 10月6日(火)

 

M1>  Hello It’s Me  /   トッド・ラングレン

 

LP時代の末期には中古盤で1万円は下らなかった超のつく名盤。

鬼才トッド・ラングレンが1972年に発表した2枚組アルバム「Something/Anything?」

 

才能を持て余したかのような若き日のトッドが次から次へと湧き上がるアイデア、メロディー、やりたい事を全て試したいという思いを詰め込みました!というアルバム!

気持ちや自分の音楽をこれでもか!と感じられます♪

まさにロッククラシックの金字塔。

 

あまりにも有名なロック・クラシックなので説明は不要でしょう。

A面からC面は全ての楽器をトッド一人で演奏。

マルチプレイヤー振りを存分に発揮!

ポップ感が存分に散りばめられ、ポップ感と自分自身のカタチが完成したこのアルバム。

 

1曲目の「I SAW THE LIGHT」はPOPSの古典ナンバーとしてカヴァーも多数。

トッドの代表的な1曲。

同じように代表曲としてよく紹介されるのが、この『Hello It’s Me』

メロディを聴くだけで勝手に「紅葉の景色の中をドライブしている自分」を思い浮かべます(笑)

 

 

M2>   Brand New Me   /   アリシア・キーズ

 

グラミー賞14冠を誇るシンガー・ソングライター/プロデューサーの「アリシア・キーズ」

が2012年に放ったアルバム『ガール・オン・ファイア』

 

このアルバムのリリースまで前作から3年が経過。オリジナルアルバムとして3年です。

この3年の間にはプライベートでボタンの掛け違いが起きて、アリシアは世界中からバッシングを浴びせられどん底に突き落とされるわけですが、そこから這い上がり自分の意思表示をしっかりと示したアルバムと言えるでしょう!

 

プロデューサーには、ベイビーフェイス、ジェフ・バスカー。

注目のギタリストのゲイリー・クラーク・Jrなどが脇を固めた意欲作!

結婚・出産を経て、様々な心境の変化を迎えたと思われるアリシアが満を持して送り出した作品のようにしか思えない。

この「Brand New Me」は、以前と変わらずこのアルバムを手に取ってくれたファンへのメッセージ。

新たな自分に生まれ変わるの!

と世界中にアピールしているように感じます。

 

母は強し!彼女の強さを感じます♪

Hi!心呼吸 10月5日(月)

 

M1>  It’s Oh So Quiet  /   ビョーク

 

アイスランド人アーティスト、ビョーク。

圧倒的なオリジナリティを誇る驚異のアーティストとして僕も魅了されました。

シュガーキューブスのアルバム4枚と見事なソロ・アルバム『Debut』を放った後に繰り出された新たなビョークの姿に驚愕。

1995年の名盤『Post』

 

アルバムでは凶暴で刺々しい印象のオープニングから、多彩な色彩を放つ楽曲の数々が押し寄せます。この前の作品に比べれば少し大人しいくらいの仕上がりではあるのですが、

その当時の僕にとってそれまではビョークの音楽は奥深すぎて理解不能・・・。

神秘的で浮遊感のある声に魅了されて声には魅力を感じてましたが、音楽の世界には入り込めていなかったんだと思うんです。

そんな時にこのアルバムを聞いたとき、ビョークがすんなり耳に入り込んでくるのが分かったんです。

ポップさと可愛らしさをまとった「It’s Oh So Quiet」♪

キュートなビョークに恋をしました。

今の成功を想像もできたキッカケの名盤「Post」

時代を牽引する実験的な音へのこんなインパクトは、最近正直、感じられていないなぁ。

 

 

 

M2> いつか王子様が  /  マンハッタン・ジャズ・クインテット

 

グラミー賞アレンジャー、鬼才「デビッド・マシューズ」が率いる5人組の『マンハッタン・ジャズ・クインテット』

ジャズの醍醐味を明快に伝えようとしてすでに約30年。

このアルバムはスタンダード中のスタンンダードをフレッシュに取り上げています♪

<いつか王子様が>、<オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート>、

<煙が目にしみる>などのスタンダードが続き、マイルスの<ソー・ホワット>。

カウント・ベイシーの<ウィンド・マシーン>そしてオリジナルのリメイク・・・と。

スタンダードをあえて取り上げ、抜群の演奏力を聴かせてくれる1枚。

 

スタンダードのメロディを聴いて、「これ知ってる!」と思う方が多いはず。

その演奏が冴え渡っているわけです。

スタンダードが輝きを再び取り戻した感じに聞こえるから面白い♪

原曲の持つ色気を立たせ、デビット・マシューズのピアノ、フロントマンの2人のソリッドな演奏が華を添えます。

斬新な切り口が心地よく、後味の良い曲ばかり。

 

秋の夜長、王子様を一緒に待つ事にしましょうか?(笑)

 

ちなみに夜には「ソー・ホワット」が似合うかも♪