M1> You’re Gonna Get It / アンジー・ストーン
Mary J Bligeらを手がけたり、マルチな活動を見せてくれるアンジー・ストーン。
そんな彼女の3rdアルバム2004年「Stone Love」から。
このアルバムの先行シングルだった「I Wanna Thank Ya」はスヌープ・ドッグをフィーチャーしたナンバー。その他、このアルバムにはアンソニー・ハミルトン、ベティ・ライトらがゲスト参加していることでもこのディーヴァが多くのアーティストに愛されていることが分かります♪
全体的にメローなR&Bで構成されています。
やはり彼女の魅力は大人な雰囲気の深みのある声。この声はR&Bが似合う。
少しまったりと過ごしたい時にはピッタリだと思います♪
ゴスペル出身の彼女。この歌唱力と声量にレベルを楽しむだけでも価値があるとおもう1枚。
アルバムの途中に、中だるみをしないように曲順にも機を配られているように感じます。
このアルバムは多くのシックでアダルトなソウルミュージック♪
これからのヒンヤリ季節にはウォーマーな彼女の声に包まれることにしましょう♪
はいはい!あなたもこっちこっち♪
M2. Bitter / ミシェル・ンデゲオチェロ
Me’Shell Ndegeocello'(ミシェル・ンデゲオチェロ)
彼女はどんなアーティストさんかというと、アフリカン・アメリカンのベーシスト。
どちらかというとジャズ系統の位置に置かれがちな女性。
音楽のルーツは学生時代に聞いたファンク、ソウル・・・彼女の根本にはルーツミュージックが色濃く残っている気がします。
耳ではなく体の真ん中で聴く音楽・・・。
心の奥の奥にそっと入り込んで、優しく問いかけてくれるような彼女の声はまるで魔法のよう。
アコースティックだけでなく贅沢な音がたくさん使われ、意識しないうちに彼女の物語の中に意識が逃避行してしまう。
この作品はとくに落ち着きと素直さに溢れ、大人な表情が満載。
アルバムタイトル「Bitter」
そのままに日常の「苦さ」が淡々と語られていく内容。
このままだとだめだと分かりながら流されてしまう自分。
誰にでもある弱さも自分の表現で素直に表してします。
それは同時に聴く者を癒す効果に繋がっているんだろうと思う。
さて今日は誰を癒そうか。はい!アナタ!どうぞ♪