Hi!心呼吸 11月30日(月)

M1> 未来の恋人たち(2011 Enoshima Session) /  カーネーション

 

カーネーションが2011年の11月にリリースしたアルバム「UTOPIA」から。

2012年にリリースされた「SWEET ROMANCE」に先駆けて先行リリースされたミニアルバムです。

「UTOPIA」はカーネーション得意のポップ職人技が煌くGoovyなキラーチューンが並ぶ中、東日本大震災後のライブで直枝氏がその場で作曲し、即興で演奏されたインストゥルメンタル「女川」や長谷川きよし氏の「もうあきてしまった」のカヴァーなどが収録。

その中でもこの『未来の恋人たち』の(2011Enoshima Session)は耳を掴んで離さなかった。

あの3.11から色んなカタチで色んなアーティストが音楽に反映したものが多く目に付く中、ちょっと違った視点で事実を捉え、ジックリと音楽に思いをこめた曲は、心の傷を癒しながらこれからの未来を明るく照らすように煌いていたんです♪

 

スタジオ録音と2曲のライヴ音源を混ぜた構成・・・。

アナタにはどの曲が心の中を照らすのか?

ドラマチックな曲の世界、ドラマチックなメロディに込められた思い。

言葉の背後に隠された音との対比。

 

切なくもユニークでもあり、メロディの美しさが胸に来ます。

「忘れてはならない・・・」

改めて気づかされた1曲です♪

 

 

 

M2>  MY LOVE  /  KEISSY(ケイシー)

 

赤道直下のアマゾン河口の都市、ベルン生まれの日本とブラジルのハーフ「KEISSY」

父Teddy Max(2008年54才で他界)はパラ州の州歌になるほどのヒットを持った北東部のスター、兄Klebber Maxもアメリカンポップスのカバーアルバム10数枚を連発するパラ州を中心に活躍中のシンガー。母方の祖父は1930年代にトメアスに入植した開拓者の先駆者的存在。

そんなKeissyの作るオリジナルにはそのDNAが色濃く出ている。

最大の魅力はその声♪

大きな魅力のひとつであるヴォイス・インプロヴィゼーションにはインディオの祈りや日本の声明にインスパイアされたフレーズまでが入り交じり、クライマックスで彼女はシャーマンと化す。

歌を歌うためにこの地に降り立った彼女。

アルバム「Anjo」(アンジュ)はポルトガル語で天使を意味しています。

まさにAnjoな彼女の歌声はこの時代の宝物みたいです♪

 

ソフトリーでいて芯がある。

ただのボサノヴァではない別物のサウンド。

その根底には環境というバックグラウンドで培ってきた揺ぎ無い思いのようなものがあるに違いない。

早速、次回作も楽しみです♪

早くAnjoよ舞い降りて~♪

 

Hi!心呼吸 11月27日(金)

M1>   Brother /  ヴィクター・デイヴィス

 

2001年にリリースされたデビューアルバム「Victor Davies」(ヴィクター・デイヴィス)のラストを彩った「Brother」

 

「ヴィクター・デイヴィス」はロンドン生まれ。

ギター、キーボード、パーカッションなどをこなすマルチ奏者。そしてシンガー・ソングライター♪2003年にセカンド・アルバム『ホクストン・ポップスターズ』を発表します。

日本でも「Runaway Train」は評判となり、ヴィクターの名前はじわじわとシーンに浸透、その名は世界に日本のシーンにも伝わり大きな話題を呼び込むことになりました!

そのときの衝撃は忘れられない。

先輩DJから「聡!これお前大好きだと思うわ」その一言。

CDを借りて聴いて瞬間の嬉しかったこと!「これ、これ!探していたの!」

宝石でも発見したような嬉しさと言うか、巡り合えた喜びがありました。

 

このデビューアルバムからすべて聞いてきましたが、

70年代のソウルや、メロウなJAZZの世界、ブラジリアンテイストを美しくアレンジして表現するこのアルバムは特別かもしれません。

 

好きなジャンルが彼の頭の中に入ってミキサーで滑らかになって出てくると、僕らに感動をプラスして提供してくれる音のマジシャン♪

好きすぎる・・・。大好き。

 

M2>  Do Right(パステル・メッセージ)  /  ポール・デイヴィス

 

ポール・デイヴィス(Paul Davis)♪

飾ることなく自然体のメロディ、美しく優しい歌声はAORのお手本みたいな方♪

曲からも人柄や優しさみたいなものが溢れているようです。

さて1980年に発表した日本でのデビューアルバム「Paul Davis」

このアルバムの1曲目に収録されていたのが「Do Right」(邦題:パステルメッセージ)です。

エレピの心地よいイントロ。

サビのコーラスワーク。

キラキラしています!

この鮮やかさを80年に表現していたなんて素晴らしい♪

なんといってもこの歌声の温かさでしょう。

サワヤカな清潔感にも人気があったのが分かります。

アメリカ南部に生まれたポール。

南部の音楽を根底に模索し、AORの指針にまでなった彼の生き様、音楽性はまさに宝もの。

 

大事に聴かなくちゃ。

2008年にこの世を去ったアメリカの偉大なAORシンガー・ソングライター

「ポール・デイヴィス」

 

パステル・メッセージを彼から受け取りましょう♪

 

Hi!心呼吸 11月26日(木)

M1>   ミスター・ブルー  /  マイケル・フランクス

 

この方こそAORの元祖!

シティポップ感、ジャジーなメロディ、オシャレさ。

それをとっても素晴らしい♪

「マイケル・フランクス」のメジャー作品アルバム。

 

当時50万枚を売り上げたという名盤♪

「アート・オブ・ティー」

参加ミュージシャンはクルセイダース、デイヴィッド・サンボーン他。

1975年の作品です。。

とにかく、全曲良い♪全部好き。

アルバムを頭から最後まで全部おかけしたいですが、今日はアルバムのラストに収録されている「ミスター・ブルー」を。

ピアノのイントロ、優しく入ってくるマイケルのヴォーカル。

自然に重なるメロディの美しさ、風景がパット広がるような広がり。

サンボーンの泣き節・・・涙。渋い。

 

大人の音ですね~まさにAOR♪

夜のシーンにも合いますが、僕はブルーが青空にも聞こえるのです。

切ない秋空にもしっとりとマイケルの声は季節を彩ってくれます♪

 

M2>  キャッチ・オン  /   ブレンダ・ラッセル

 

7年のブランクの後、2000年にリリースされたブレンダ・ラッセルのアルバム

「パリ・レイン」から。

 

1988年には2部門において、グラミー・ノミネートの実績ある実力派アーティスト♪

こちらもシティ的なスムーズジャズのようなサウンドで感動した1枚。

スーッと耳に入り込み、7年のブランクをまったく感じさせないこのサウンド。

 

バラエティ豊かに展開される13曲のマジック♪

R&B,JAZZ,RATINと幅広いジャンルの音楽要素がさりげなく浸透して、このさりげなさの中に本物を発見することが出来ます♪

 

肌触りのよい曲はこういうことなのかな?

久しぶりに聞きましたが、今でもシックリと肌になじんでくれます。

成熟した大人のメロディライン、あせりのような浮付きもない、ドッシリトしてはいるがくどさもない。

バランスが素晴らしい1枚だと思います!

 

キャロルキングやイヴァンリンス、ジェイグレイドンなどが共作者として参加しているのも見逃せない♪

彼女の実力と魅力がぎっしりと詰まってます♪

 

Hi!心呼吸 11月25日(水)

M1>  A Blue Star  /  ジェイコブ・コーラー

 

「ジェイコブ・コーラー」は1980年3月9日、アリゾナ州・フェニックス生まれ。

4歳よりピアノを始め、高校に入るまでにアリゾナ・ヤマハ・ピアノコンクールを含む10以上のクラシックピアノコンクールで優勝。

テクニックはもとより、魅力あふれる作曲の才能とその表現力をもって、現在最も注目されるピアニスト。

2009年には日本に移住して日本を拠点に活動している・・・。

 

そんな彼が2009年にソロ・ピアノで`星`にちなんだインストゥルメンタル・アルバムをリリース。スタンダードの名曲が並ぶ「STARS~Gift for Piano Music」

広い夜空を連想させるような演奏♪

秋から冬の星座に空も模様替え。

思わず夜空を見上げたくなる美しい旋律が印象的です。

 

演奏は密度が濃く、耳にも心地いい響き。

これからのシーズンのBGMには最適なアルバムかも。

インストだから伝わる温もりと、輝きをどうぞ♪

 

イルミネーションの輝きとあわせて聴くとムードも高潮に♪

 

M2>  バタフライ /  ラヤトン

 

「Rajaton」(ラヤトン)はフィンランド出身の混声アカペラグループ。

男性3人女性3人の6人の歌声は日本でも人気です。

フィンランドで8つのゴールド・レコードを獲得。

アメリカでは最優秀フォークソング賞、最優秀フォークアルバム賞のダブル受賞を果たすという偉業を成し遂げているグループです。

2003年のアルバム「Joulu」はフィンランドのチャートで2位、2006年のアルバム「Rajaton Sings ABBA」は1位を記録、2011年までにフィンランドは国民的コーラスグループとして人気を誇っています♪

 

アメリカ、ヨーロッパをはじめ世界中で活躍しているグループですが、フィンランドにもたくさんグループが存在しているらしいんですが、まさに北欧系♪

独特な透明感、美しさがこのグループには存在します。

フィンランドの人が作ったこの「BUTTERFLY」は英語で歌われています。

フィンランド語ではなく、英語・・・。詩が切なくて

いたってシンプルな詩でストレート。分かり易い映画です。

スラングの表現なんかもない。だから感動する。

 

ジックリ詩を聞きながらこの曲を捉えると、自然と優しさが融合するフィンランドの風景が浮かんでくるようです。

 

11月4日にリリースされたばかり。この冬のマストバイナ1枚です♪

「NORDIC FOREST STORIES」から。

Hi!心呼吸 11月24日(火)

M1>  インヴィテーション  /   ACOUSTIC CLUB

 

ギタリスト宮野弘紀をリーダーとする「アコースティック・クラブ」と、

ロバート・L・アルドリッジ、フレッド・ハーシュがプロデュースした「ニューヨーク・ストリングス・クァルテット」による、なんとも大人で深みのあるコンピ。

2005年「ACOUSTIC APERTIF」から。

 

穏やかなギターの音色はどこかに連れ出してくれそうです。

まさに行き先の知らない「インヴィテーション」を渡してくれているかのような旋律はリラックスして旅立つ雰囲気に似ているのかもしれません。

インストに落とし込む幾重の思いのようなもの。

一体演奏中にはどんな風景画広がっているんでしょうか?

 

僕には少し夏の風景も浮かびましたが、晩秋の並木道、マフラーの季節、散歩する。

そんな雰囲気に感じました。

あなたはどんな風景がかびますか?

 

大人の散歩ミュージック?

大人の旅行ミュージック?

どこかに出かける前の高揚感を抑えてくれるメロディ。

 

冬を楽しむ準備をはじめようっと♪

 

 

M2>  チケット・アウト・オブ・ヒアー /  ウィル・コナー

 

フロリダ生まれのオーストラリア育ちのウィル・コナー♪

サーフィンの腕前もプロ並み!

それでいて男前で歌も歌える・・・んでもって帽子のデザイナーの別の顔も持つ。

 

そんな彼の1stアルバム「サザン・ヘミスフィアー」に続く2作目。

2006年のアルバム「チケット・アウト・オブ・ヒアー」から。

 

ジャック・ジョンソンの秘蔵っ子と称され、オーストラリアのツアーではオープニング・アクトを務めて多くのサーフ・ロックファン、オーガニック・ソングファンを虜にしたウィル・コナー♪ジャック・ジョンソンよりも優しい声かもしれません。

 

このアルバムにはプロのサーファー仲間も参加しているらしいですが、ナチュラルで心地よく、軽快なメロディと温かな空気には才能を感じてしまいます。

優しい声で届けられる波のような響き。

何度も打ち寄せるように聴くたびに変化しているように聞こえてきます。

 

サーフ・ロックと言うものを教えてくれる歌声なのかもしれません。

サーフィンを愛している人はお好きだろうなぁ。

でもサーフィン体系ではない僕も好きです♪

 

Hi!心呼吸 11月23日(月・祝)

 

M1> THE DAYS I SPENT WITH YOU   /

フィリップ・セス・アコースティック・トリオ feat. ケリー・サエ

 

ジャズ、フュージョン、ロックなど幅広くセッションを重ねてきた、日本でもなじみの深い

キーボーディスト、鍵盤の魔術師の異名を持つ、「フィリップ・セス」♪

 

フランス出身の彼は、スムーズジャズ、ニューエイジ・ミュージックのキーボーディスとであり、音楽プロデューサーでもあります。

そんな彼が率いるバンドが「フィリップ・セス・アコースティック・トリオ」

メンバーが凄いのです!

(ザ・フーやジョン・メイヤー・トリオなどのバンドを渡り歩いたベースの名匠ピノ・パラディーノ。そしてTOTOやジェフ・ベック等名だたるアーティスト達と名演奏やレコーディングを残してきたスーパードラマー、サイモン・フィリップス。)

 

このアルバムではインコグニートのヴォーカリスト、「ケリー・サイ」をフィーチャーしたヴォーカル・アルバムに仕上がっています。

 

ツワモノのメンバーにシットリと華を添えるヴォーカルが曲の難易度を下げてくれるよう。

 

それも素晴らしい演奏と、間違えなく実力を伝えるヴォーカルがなければ出来ないもの。

一度聴けば理解できてしまう演奏は潤いを与えてくれます。

 

心の呼吸にはこんな1曲はいかがでしょう?

 

M2>  シャンゼリゼ  /  ザーズ

 

ZAZは1980年5月1日生まれ、トゥール出身。

 

そんな彼女の2015年1月にリリースされたサードアルバム「PARIS」から。

 

2006年パリのピアノバーで、歌手として夜11時から朝4時までマイクなしで歌う生活を送っていた彼女。ジャズ、ブルース、シャンソン、ラテンなど、多様なジャンルの曲を操れる彼女♪

ジャズとオーケストラの組み合わせは面白くて新鮮です♪

ZAZの素晴らしい歌唱力と音楽センスは見事に融合し、不自然は感じない。

すんなりとよく知られているマスターピースを新鮮に生き返らせてしまいました。

思った通りのパリのSwing を満喫できる作品です。

ちなみにアルバム内にはクインシー・ジョーンズのプロデュースがクレジットされている曲も数曲♪

 

その他の曲も演奏レベルがかなり高い!

単純なフレンチ・ポップというより古きよき時代のパリの香りを残しながら

洗練された”Swing “を聞くことができます。

 

これはパリ好きにはたまらないでしょう♪

元気の出るボーカルで笑顔になっちゃいます♪

 

Hi!心呼吸 11月20日(金)

 

M1> カウント・オン・ミー /  ルイス・サリナス

 

97年リリースのアルバム『サリナス』から。

アルゼンチン出身の敏腕ギタリスト、『ルイス・サリナス』

 

ラテン・フレイヴァーでテンションの高めの曲の多い、心地よいフュージョンが収録された気持ちのよいデビュー作。

ミディアム・スローの曲はラテンの香りがバンバン伝わってきます♪

 

サリナスは、モントルー・ジャズ・フェスティバルをはじめ多くのイベントに招かれキャリアを積んでいき、チック・コリア、ジョージ・ベンソン、スコット・ヘンダーソンなどから賞賛されるギタリスト♪

このデビューアルバムはラテンフュージョンと言われるほど音楽のルーツに触れることができる。ボサ・ノヴァ、サルサ、ボレーロ、ジャズ・・・。

色んな音楽のエッセンスを彼を一度通過させることで広がる音楽世界。

 

どこか世界を旅しているような気持ちにもなれる1枚かも♪

プレイヤーのボタンを押してからアナタの前にはどんな世界が広がるかな?

けた瞬間に広がるラテンフュージョン世界は、本当に素晴らしい。

 

ラテンの血が流れている方(笑)オススメです♪

 

M2>  悲しみよ,こんにちは /  バーバラ・ケイ、ロッド・マッキューン

 

1968年にイギリスで公開された映画「ジョアンナ」。

 

1960年代末のスウィンギング・ロンドンの魅力をふんだんに詰め込み、93年に渋谷でのリバイバル上映で大ブームを巻き起こした青春映画♪

“渋谷系”と呼ばれたカルチャー文化の若者をはじめ、映画ファンから圧倒的な支持を得た

この作品のサントラから。

 

青春を謳歌し、“今”を精一杯生きるジョアンナの姿に僕も刺激を受けました!

さてサントラの内容は60年代当時のポップでキュートなエッセンスがつまった音楽がギッシリです♪

スウィンギン・ソウルがキラキラとカラフルで、ファッションと見事にマッチするアメリカでもなく、アジアでもなく、それは紛れもなく「ロンドン」な訳です。

 

60年代のロンドンはもちろん知らないですが、映画の中で観たロンドンは自由で、ポップで主人公“ジョアンナ”そのものでした。

オールドボッサ、オールドジャズ、スタイリッシュな音の数々。

 

そうぞ60年代のロンドンへ行ってらっしゃい♪♪♪

Hi!心呼吸 11月19日(木)

M1> Officially Missing You /  Tamia

 

カナダ、オンタリオ州出身のR&Bシンガー「タミア」

タミアがクインシー・ジョーンズ秘蔵っ子としてデビューしたのは1998年。

デビューアルバム「Tamia (タミア)」をリリースし、日本でもゴールド・ディスクを受賞。日本での人気もご存知の通り♪

2006年に発表した『Between Friends』は私財をなげうち、ファンの多い南アフリカからリリースし大きな話題を呼びましたね。

 

2004年リリースの「More」から。

Tamiaのアルバムの中でも一番アダルティな作品だと思いますが、大事なところは絶対に外さない作品と言った印象。

そのアルバムの中でもこの曲”Officialy missing you”は心地よくて癒されます♪

NBAのスター選手グラント・ヒルがダンナさんというR&Bきってのセレブ・シンガー、タミア!

なんといっても制作陣が豪華♪

ベイビーフェイス、R・ケリー、マリオ・ワイナンズ、ジャーメイン・デュプリ・・・。

このメンツだけでご飯食べれます(笑)

この「Officialy missing you」は全米大ヒット映画の挿入歌でもありました。

素晴らしい楽曲と歌声に満足できるアルバム♪

セレブ・・・セレ部。

入部したい。

 

 

M2> Gotham City(ゴッサム・シティ) /  R・ケリー

 

「Batman & Robin」のサウンドトラックから。

97年公開のこの映画のために書き下ろしたR・ケリーの1曲。

このサウンドトラックの中でも印象的な名曲はこの時代に映画とは関係なく存在感に満ちています。

映画の内容は置いておいてこのサントラのクオリティの高さは凄まじい♪

 

この「ゴッサム・シティ」に代表されるR・ケリーの美しい歌唱力はまさに天賦の才。

バックコーラスとも重なり、ゴスペル風に仕上がった自身プロデュースによる名曲です。

 

サントラのセールスもチャートのトップ10入りをしている程の大ヒットを記録しているのはこのR・ケリー様の存在が大きいでしょう♪

 

イントロから世界に引き込まれ、豊潤な特別なゴージャス感に包まれる。

トーンと響くようなリズムトラックが流れはじめ、絨毯のようなフワフワな感触に触れる。

透き通るような透明感。

スーッと溶け合う感じ。

何度も聞いていたい1曲。

愛がないとどんな町でもみんなは生きていけないのです♪

Hi!心呼吸 11月18日(水)

M1>  Break It To Me Gently /  Brenda Lee(ブレンダ・リー)

 

「私のことを優しく振って、私を穏やかに諭して、あなたがまだ私のことを愛しているような気分にさせて・・・」

 

「ブレンダ・リー」はニュージャージー州生まれ、高校卒業後カントリーバンドを結成して1975年にデビューもはたしています!

ちなみにバンド名は「ジュース・ニュートン&シルバースパー」

77年には解散してしまいましたが、翌1978年にソロシンガーとしてデビュー。

現在彼女は70歳でいらっしゃいます♪

 

『LET ME SING/BY REQUEST』は1964年にリリースされたもの。

もともとカントリーミュージックのイメージをもたれた彼女がこのアルバムを期に“大人の女性”に変貌を遂げるカギになったアルバムと言われています。

 

歌唱力に磨きがかかり、本物の歌手になった証明にリリースされた「Let Me Sing」

このリリースから人気に拍車がかかり不動の位置を築くことになります!

独特の歌いまわし、歌唱法は今聞いても耳に残る存在感。

自分の歌い方を手に入れた強さ、自信、重厚さ。

 

今でも新鮮です♪

 

M2>  モード・オブ・ブルー /   quasimode  (クオシモード)

 

平戸祐介(ピアノ、キーボード)松岡”matzz” 高廣(パーカッション)

須長和広(ベース)今泉総之輔(ドラム)の4人から繰り出されるJAZZの音色の美しさ、華やかさ、厚さ・・・。

 

結成当時からライブに足を運ばせて頂いておりました「クオシモード」

残念ながら2015年bの2月に活動休止に・・・。

 

しかし平戸祐介さんとは仲良くさせていただいています♪

そんなクオシモードの2009年にリリースしたブルーノート創立70周年特別企画。

世界のクラブ・ジャズ・シーンから絶賛された和製ジャズ・バンド“クオシモード”によるブルーノート・クラシックスのカヴァー・アルバムです。

ブルーノートに残された数々の名曲のカヴァーに挑んだ作品です♪

世界のクラブ・ジャズ・シーンから絶賛された和製ジャズ・バンド!

そんなクオシモードがブルーノートへ捧げた「Mode Of Blue」

 

たまにはこんなクラブジャズもいいですよね~♪

ライブハウスで思わず踊りだしてしまうJAZZ・・・。

このグルーヴ・・・やはり気持ちいい♪

 

近いうちにワイグルに平戸さんに来ていただきましょう♪♪♪

Hi!心呼吸 11月17日(火)

M1>  オーヴァー・ザ・レインボウ  /  キース・ジャレット

 

97年『ラ・スカラ/ソロ・コンサート』 キース・ジャレット のアルバムから。

収録されているのはたった3曲・・・。

 

44分を超えるラ・スカラ パート1の旋律のつながりの美しさに時間を忘れ、27分をこえるラ・スカラ パート2にはパート1には見られない激しいタッチとスピード感に乗る自由な世界の広がりを感じる。

そしてこのアンコールで演奏された「オーヴァー・ザ・レインボウ」に一抹の寂しさを覚ええる。

 

『ウィーン・コンサート』以来5年ぶりとなるソロ・ライヴ作。

そろそろファンの間では聴きあきた・・・と思う人がいるかもしれませんが、聞くとやっぱりのめり込んでいってしまいます。

予想もできないドラマのような展開にワクワクしてしまうのです。

何度も何回も聴いているのに僕には毎回違った展開のような新鮮な気持ちで聞けてしまうのにはキースの魔法がかけられているかのようです。

 

このライブテイクにアンコールで演奏されたこの「オーヴァー・ザ・レインボウ」

彼がアルバムにスタンダードを収録したのは、これが初めて♪

 

キースのスタンダード・・・泣けます

 

M2>  Autumn Leaves /  KEIKO LEE

 

20周年記念アルバム『Love XX』(ラヴ・キス・キス)を11月4日にリリ―ス♪

僕も大変お世話になっている[ケイコ・リーさん!]

飾らずに自然体で優しくて、アナゴ肌。

昔から周りのスタッフさんや、ファンを大事にされるスタイルにはいつも感動します。

 

存在感のあるヴォーカル・スタイル。

ケイコさんしか出せないこの声は20周年経った今でもツヤツヤです♪

 

20周年を記念してリリースされたアルバムのオープニングを飾るのは「Autumn Leaves」「キャラバン」「ニューヨーク、ニューヨーク」などのジャズのスタンダードナンバーをケイコさんのフィルターを通して生み出された曲の数々。

トランペットに日野皓正さんを迎えての「Higher Ground」、生誕100周年を迎える20世紀のディーヴァ、ビリー・ホリデイとのデュエットで「I’m A Fool To Want You」・・・。豪華でゴージャスなアルバムの完成です♪

 

スイングジャーナル誌の人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝く、人気・実力ともNo.1ジャズヴォーカリスト♪

国内外で人気を確立しているケイコ・リーさんののデビュー20周年記念アルバム。

今日は日本のディーヴァ!

KEIKO LEEさんを大プッシュ!