Hi!心呼吸  1月19日(火)

M1>   EAO    /   マウシャ・アドネット

 

1996年発表の『SMAPPIES』に続く第2弾アルバムがこの「SMAPPIESⅡ」

このアルバムの特徴はケニー・ギャレット他、ジャズ・フュージョン系ミュージシャンが参加。

SMAPに書いた曲をジャズ・アレンジで再現、プレイしているアーティストの豪華さはこのアルバムでも前回と同様です♪

オマー・ハキム、ウィル・リー、ケニー・ギャレット、マンハッタン・トランスファー、ビル・エヴァンス・・・

え?なんでこんな豪華なメンツが揃っているの?と驚きます。

 

中でもあのテナーマン“マイケル・ブレッカー”も一曲に参加していたりと、

変な先入観を持って聴くと損をします。

 

ジャズをあまり聴いたことがないなんて方にはピッタリだと。

だってSMAPの曲をジャズ・アレンジしていることでも馴染めるはず。

さてその曲の中でもお送りした7曲目にクレジットされている「EAO」。

トニーニョ・オルタのギターとボーカルに尽きます。

そして、スティーブ・ガットが参加していることにも驚きます

なんにせよこの豪華なメンバーで奏でられる「SMAP」というスーパーグループの凄さにも

改めて触れるのです。

 

キャッチーで分厚い音楽に触れてみてください♪

 

M2> ボーンズ・アンド・ア・ネーム  /   ニーナ・ゴードン

 

ニーナ・ゴードンは1994年にロックバンド「ヴェルーカ・ソルト」のメンバーとしてデビューを飾り、1998年の脱退後はソロのシンガーソングライターとして活動をスタート。

 

そんな彼女の2006年のソロ2ndアルバム[ ブリーディング・ハート・グラフィティ] から。

前作「Tonight and the Rest of My Life」から6年の時間を置いてリリースされた作品です。

本当は2004年にアルバムを完成させていたのにお蔵入りになってしまい、また1から作り直したという裏話も・・・。

 

さてこの作品の素晴らしさは渋めに仕上げられた70年代の空気を纏った曲たち。

全体的にまとまりがあり、細かく作り込まれた繊細さも感じます。

彼女の職人気質が前面に現れた1枚。

 

1曲1曲が非常に丁寧に仕上げられていて聴いていて雑さが感じない。

だから安心して耳に吸い込めれる。

「ヴェルーカ・ソルト」の姿は全く感じ取れません。

 

アルバムには14曲が収録されていますが、それぞれにこだわりが見えるというか、

微妙な感情の変化や、思いが表現されます。

どの曲がアナタにはまるのか?

あなたも見つけてみてください。

大人のポップを♪