M1> EAO / マウシャ・アドネット
1996年発表の『SMAPPIES』に続く第2弾アルバムがこの「SMAPPIESⅡ」
このアルバムの特徴はケニー・ギャレット他、ジャズ・フュージョン系ミュージシャンが参加。
SMAPに書いた曲をジャズ・アレンジで再現、プレイしているアーティストの豪華さはこのアルバムでも前回と同様です♪
オマー・ハキム、ウィル・リー、ケニー・ギャレット、マンハッタン・トランスファー、ビル・エヴァンス・・・
え?なんでこんな豪華なメンツが揃っているの?と驚きます。
中でもあのテナーマン“マイケル・ブレッカー”も一曲に参加していたりと、
変な先入観を持って聴くと損をします。
ジャズをあまり聴いたことがないなんて方にはピッタリだと。
だってSMAPの曲をジャズ・アレンジしていることでも馴染めるはず。
さてその曲の中でもお送りした7曲目にクレジットされている「EAO」。
トニーニョ・オルタのギターとボーカルに尽きます。
そして、スティーブ・ガットが参加していることにも驚きます
なんにせよこの豪華なメンバーで奏でられる「SMAP」というスーパーグループの凄さにも
改めて触れるのです。
キャッチーで分厚い音楽に触れてみてください♪
M2> ボーンズ・アンド・ア・ネーム / ニーナ・ゴードン
ニーナ・ゴードンは1994年にロックバンド「ヴェルーカ・ソルト」のメンバーとしてデビューを飾り、1998年の脱退後はソロのシンガーソングライターとして活動をスタート。
そんな彼女の2006年のソロ2ndアルバム[ ブリーディング・ハート・グラフィティ] から。
前作「Tonight and the Rest of My Life」から6年の時間を置いてリリースされた作品です。
本当は2004年にアルバムを完成させていたのにお蔵入りになってしまい、また1から作り直したという裏話も・・・。
さてこの作品の素晴らしさは渋めに仕上げられた70年代の空気を纏った曲たち。
全体的にまとまりがあり、細かく作り込まれた繊細さも感じます。
彼女の職人気質が前面に現れた1枚。
1曲1曲が非常に丁寧に仕上げられていて聴いていて雑さが感じない。
だから安心して耳に吸い込めれる。
「ヴェルーカ・ソルト」の姿は全く感じ取れません。
アルバムには14曲が収録されていますが、それぞれにこだわりが見えるというか、
微妙な感情の変化や、思いが表現されます。
どの曲がアナタにはまるのか?
あなたも見つけてみてください。
大人のポップを♪