M1> You Are My Sunshine / ノーマン・ブレイク
2000年に製作された映画、ジョージ・クルーニー主演、コーエン兄弟監督・脚本の映画『オー・ブラザー!』のサウンドトラックから。
映画の舞台が1930年代のアメリカ南部・・・使用されている音楽は、カントリー、ブルーグラス、フォーク、ブルース・・・などアメリカのルーツ・ミュージックを堪能できます♪
サントラの域を超えてしまった感のある1枚。
2001年のカントリー・チャートNo.1、全米No.1、トータル・セールスが500万枚以上・・・意味不明。ね?
サントラじゃないでしょ?すでに。
さてそれだけのセールスを記録した理由は収録されている楽曲もさることながらアーティストの豪華さ、新旧のアーティストの共演が実現しています。
ジョン・ハートフォード、エミルー・ハリス、ラルフ・スタンリーなどなど・・・。
そのアルバムの中から「ノーマン・ブレイク」が歌った「You Are My Sunshine」
ノーマン・ブレイクはそうです。
グラスゴー出身のバンド『ティーンエイジ・ファンクラブ』のヴォーカル・ギター。
カントリーミュージック、ブルースなど音楽ファンの皆さんはこのアルバムは手元に置いておいて損はありません。
もちろんそんな音楽とは関係なくリラックスしてゆったり楽しむことができる1枚。
珠玉の「音」が詰まっていることは変わりありませんぞよ♪
M2> トゥー・メニー・ウォールズ / キャシー・デニス
「キャシー・デニス」と言えば、1990年代の初頭にヒット曲を連発したイギリスの歌手♪
日本でも大人気になったきっかけは人気ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」の中でも登場していたことでも注目されたアーティストですね。
1991年リリースされたこの「キャシー・デニス」から。
90年にイギリスのハウスミュージックのプロデューサーの「Dモブ」と組んだことでハウスの要素が色濃く、ハウスのリズムに乗って軽快に歌う彼女のイメージが強い方が多いはず。
このポップセンスはバツグンだと今聞いて再確認できました♪
このアルバムに収録されて大ヒットを記録した『Just Another Dream』、『Touch Me (All Night Long)』などもキラキラしていて素晴らしい♪
しかし、そんなキラキラのイメージを良い意味で裏切ってくれる曲も収録されています。
もちろんボーカルと打ち込みバランスの良い90年代の音作りは聞きやすさに長けています。
そんな中、効果的に収録されたのがミディアムテンポの「トゥー・メニー・ウォールズ」
切なく歌い上げる声はパワフルでありチャーミング。
吸い込めれる感覚。引き込まれるリズム。
久々に90年代の音にドキドキ・・・。
僕にとって90年代のサウンドはカラダを作ってくれた栄養源だったみたい♪