M1> ザット・ドント・メイク・イット・ジャンク / レナード・コーエン
50年以上に渡って、詩人、小説家、シンガー・ソングライターをいう様々な顔を持つアーティストとして活動を続けているカナダ出身の「レナード・コーエン」
2008年にはワールド・ツアーを行い、世界中で84回の素晴らしいパフォーマンスで魅了した。各会場でチケットはソールド・アウト。役70万人を集客したという・・・。
1934年9月21日生まれ・・・現在81歳の巨人である。
さてそんな巨人が2001年にリリースした『Ten New Songs』
こんなに愛や郷愁に満ちて、哀愁で心を刺激することが出来るアーティストさんがいるなんて。最初から涙腺に来て、この3曲目に収録された「ザット・ドント・メイク・イット・ジャンク」でもうだめ・・・。
鳥肌が立ち、聞き終わると感動のヒューマン映画を観た後のようです。
この作品がCDで手に入るなんて凄いことだと改めて実感です。
「なぜ私を今夜ここに呼び出したのか
なぜこの年寄りの心に興味があるのか
あなたは私を優雅に持ち上げ
それから落下せざるをえない場所に置く・・・。
名曲です。この名曲を聴かなきゃ・・・ダメよ・・・。
泣きましょう。感動しましょう。
この巨人の存在を体感しなきゃもったいない・・・。
M2> DINDI(ジンジ) / カレン・ソウサ
2013年にリリースされたデビュー・アルバム「ホテル・ソウサ」から。
DINDI(ジンジ)日本語の意味は「君のような人は他にいないんだ」ということになるそうです。
アルゼンチン出身、今では南米各国をはじめカナダやアメリカでも人気な女性ジャズ・シンガー・ソングライター「カレン・ソウサ」
電子音楽系の匿名サポート歌手からスタートした経歴からカバー曲はお手のもの。
オリジナル曲に加え、ジャズ、ボサノヴァのスタンダードを聞かせてくれます♪
ジョエル・マクニーリーがプロデュースを担当していることでも聞き応えがあることは必至。
ストリングスやホーン・セクションで一気に豪華なアレンジされた1枚。
ホテルの設定のアルバムに選曲はなるほどというラインナップ。
作詞・作曲にもチャレンジしたオリジナルもテーマに沿った曲に仕上がっています。
さて、実に魅力的なジャケット写真ですね。ホテルの通路でのベアーバックなドレス姿。
1曲目の「Paris」・・・駆け落ちしてパリのホテルで目覚めるところからアルバムの物語はスタートします。
さぁ、彼女の知的な雰囲気を感じながらこのアルバムの物語に入り込んでみてはいかがですか?
「アナタのような人は他にいないんだから・・・」さてどんなシーンでこの曲は流れるのでしょう?
あなたの耳で確かめてみてください♪