M1> ホェン・ワーズ・アーント・イナフ / ダン・シーゲル
シアトル出身のキーボード奏者。1980年に初のリーダー作『Nite Ride』でデビューを飾ったスムーズ・ジャズ界のカリスマ 「ダン・シーゲル」♪
そんな彼の正統的なスムーズ・ジャズの王道作品。
2002年にリリースされたアルバム「アザー・サイド・オブ・タウン」から。
この安心感に包まれた心地よさは一体なんなんだろう・・・。
大人の重厚さを併せ持ち、アルバム全体を逸曲が並びます。
ダン・シーゲルのオリジナル曲がほとんどを占めますが、カバー曲2も外せない。
外さないカバーの2曲。
とくにシカゴの大ヒット曲の「サタデー・イン・ザ・パーク」
この女性のアンニュイなボーカルが効果的にアルバムのアクセントになっています。
このゆっとりとした雰囲気、間違いなく落ち着きます。
モダンなつくりの楽曲にリラックスしてください♪
さてアルバムのラストにクレジットされている今日の1曲。
「ホェン・ワーズ・アーント・イナフ」はアルバムの締めくくりにピッタリな美しいシーゲルの鍵盤から始まる綺麗な曲。
ストレートに演奏されるこの曲はベース、ギター、ドラムのバランスが調和され派手さはありませんが何度でも聞いても邪魔にならない。
モダンな時間が流れますよ~♪
思わず深呼吸したくなるシーゲルの鍵盤に身をゆだねましょう~それ~♪
M2> Let There Be Light / デニス・ブラウン
レゲエのイメージって・・・夏ですよね。
確かにそうなんです。でも冬に聞くレゲエの良さもありますよね♪
え?僕だけですか?
このリズムに自然と体が揺れ始めて雪をも溶かしてくれるほどの温かさもあるのです!
そんな今日、選曲したのは「デニス・ブラウン」
レゲエ界の貴公子(The Crown Prince of Reggae)なんて言われる彼の名曲を。
こんなオシャレでダンスホールをムーディに演出する“ラヴァーズ・ロック”の先駆者としても知られるジャマイカの国民的大スター♪
1990年にリリースされた「デニス・ブラウン」のアルバム『Unchallenged』のオープニングを飾る1曲♪
42歳という若さでこの世を去った貴公子の名曲です。
サックスの音色とともに聞こえてくるデニスの歌声♪
本当に彼の楽曲にハズレは見当たらない。
曲はテーマが信仰や戦争、愛と、レゲエに込められるスタンダードなもの。
しかし彼にかかると不思議と耳にすんなりと入ってくる。
そんなにレゲエに詳しいわけではないけど、レゲエだけにこだわらない音楽のフィルターを通すように別のジャンルのように聞こえてくるのが不思議だ。
このデニス節を耳にすると・・・ほら凝り固まっていた気持ちも溶けるようでしょ?