M1> ダディーズ・コナ・ミス・ユー / ビル・カントス
1995年にリリースされた「ビル・カントス」のアルバム『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』から。
さてビル・カントスは1963年カリフォルニア生まれ。
88年に2人の姉と『シビリング・リヴルリー』を結成しアルバムを発表。
セルジオ・メンデスや小野リサさんのサポートをはじめあらゆるセッションをこなしたアーティスト♪
1995年にはソロの作品「明日巡り逢う君」がヒット、その中でも「ビューティフル・ワン」が日本でもヒットを記録したのでこの声を聴いたことがあるという方も多いはず。
さてこのアルバム『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』
はトッド・ラングレンの名曲「愛こそ証」3ヴァージョンを含むカントスのミニCD。
アルバムのラストを飾るのが「デニース・ウィリアムス」をフィーチャーしたこの曲。
「ダディーズ・コナ・ミス・ユー」♪
優しくソフトなカントスの声はどこまでも澄んでいて心地いい。
そこにしっかりイメージされたメロディラインが入ってきたところに
『デニース・ウィリアムス』のヴォーカルがさりげなく挿入。
カントスとシンクロしたかと思えばあくまでもメインはカントス。
主張し過ぎないウィリアムスのヴォーカルに好感が持てます。
「Mr.ロマンチック」こんな異名を持つカントス。
の名に恥じない出来なのだ!!!
M2> Where or When (いつか何処かで) / キャロル・スローン
「キャロル・スローン」
1937年ロードアイランド州プロビデンス生まれ。
14歳のときエド・ドリュー楽団でプロ・デビューを果たした彼女。
1982年の録音です。
「円熟味」を強く感じさせる魅力溢れる一枚『As Time Goes By』(邦題 時の過ぎゆくまま)から。
キャロルは1970年代後半から80年代初頭にかけて何度も来日。
日本でも人気を博したジャズシンガーです。
全国各地のライヴハウスにも登場し、大盛況だったそう。
その最終公演の後、東京のスタジオで同行メンバーとともに録音したのがこの1枚。
動向メンバーのピアノ・トリオと呼吸もピッタリ♪
日本でのライブがどれほど盛り上がったのか、どんなに楽しい時間を過ごしたのか・・・。
このアルバムからも聞き取れるようです。
彼女は快調に歌っている。
イキイキとした彼女の歌声に自然にウキウキします。
大人のジャズボーカル♪
彼女の歌に絡んでくるピアノにはグッと来ます♪