Hi!心呼吸 3月3日(木)

M1> Woman (I’ll Always Be There)  /  Rupee(ルピー)

 

1975年にドイツ生まれの「Rupee」

「TEMPTED TO TOUCH」(テンプテッド・トゥ・タッチ)というシングルが大ヒットして、一躍有名となったRupee(ルピー)。

 

2004年にリリース「1 on 1」から。

この頃、ケヴィン・リトルの大ブレイクで一躍脚光を浴びる“ソカ”シーン。

[ちなみに「ソカ」はトリニダード・トバゴ発祥のポピュラー音楽。

名称は、ソウル (Soul) とカリプソ (Calypso) を合わせたもの。]

 

さてTEMPTED TO TOUCHが収録された「1 on 1」

難しいのはルピーのジャンル・・・は?

HipHopなのかR&Bなのか、、レゲエなのか、、よくわかりません。

「ラテン」にジャンルわけされることが多いようですが・・・。

聞く曲によってR&Bにも聞こえるし、この曲「Woman (I’ll Always Be There)」は特にレゲエの要素も含んだソウルにも聞こえなくもない。

から新たなるスターが誕生!

 

今日は「桃の節句」♪

女の子のお祭り♪

いつかは大人のWoman(女性)になっていく彼女たちに♪

甘く歌われたルピーにのせて♪

 

 

M2> Peach melba  /  古内東子

 

「桃の節句」桃にちなんで♪

1994年9月21日リリース 3rdアルバム「HUG」から。

大人の女性・・・僕がパッと頭に浮かんできたのが「古内東子」さん。

 

さて1994年、このアルバムは北海道から全国にフルウチワールドが広がり始めた1枚。

恋愛を唄った歌詞は、女性を中心に多くの支持を集めた1枚。

 

東子さんの歌詞に共感し、涙をした“少女”も多かったのでは?

男子の僕は東子さんの曲を聞いて女心を勉強していたのかもしれませんw

大好きなアーティストさん。

 

さてこのアルバムはグルーヴ感ににあふれた初期の名盤♪

OLIGINAL LOVE人脈、木原龍太郎氏(key)、小松秀行氏(B)、佐野康夫氏(Ds)による音楽構築でしょう。

その最高峰はこの「Peach Melba」。

素晴らしい演奏と初々しい東子さんの透き通った歌声が春を知らせてくれます。

 

デザート「Peach Melba」が似合うような大人の女性になってもらいたい、素敵な女性になってもらいたい!

僕の娘にそんな願いを込めながら・・・春らしい1曲を!

 

 

Hi!心呼吸 3月2日(水)

M1>  All Of My Love  /  シャンティ・サヴェージ

 

1996年にリリースされていました「I Will Survive」から。

シカゴ出身のソウル・ディーヴァ「シャンティ・サヴェージ」のサード・アルバム。

 

オルガン、ウッド・ベースがジャジィに響くミディアム~スロー・ナンバーでまとめられたクールなR&Bアルバム。

スモーキーな声で唄う、ミディアム・グルーブが心地よくて、彼女の歌唱力とアレンジがすばらしいアルバム。

 

グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の大ヒット曲を、バラードに仕立て直してカバー。

 

ちょうどリリースされた1996年はR&Bの最盛期なんて言われていて、毎週新曲がリリースされれば、その中でもアレンジや、クオリティで凌ぎを削リあいながらの浅学時代。

いわゆるR&Bバブル。

 

そんな中リリースされたシャンテのこのアルバは、全体的にはしっとりとした質感で余裕の仕上がりです。

目立った派手さはないものの、しっかりとベースラインで聞かせてくれる流れ。

それもゆったり深いかんじで。

90年代の音という感じはもちろんしますが、この時代にこのリズム、ベースラインは僕は気持ちよくて、スッポリと包み込んでいくリズムの毛布に包まりたくなります。

絶妙なソウルアルバム♪

僕を包みこんでおくれ!シャンティ!シャンティ♪

 

M2>  ザ・プロディガルズ・リターン /  ディック・コネット

 

現代音楽家「ディック・コネット」によるアメリカン・フォークの魅力に魅せられて、どっぷりと自分の完成と向き合い、再編曲再録音再演作したアルバム。

アヴァンギャルド系のディック・コネットが、アメリカン・トラディショナル音楽に触発されて録音した1枚。

98年リリースされたアルバム「ラスト・フォーエヴァー」から。

 

ヴォーカルはピート・シーガーの姪、「ソニア・コーエン」

彼女の素朴で味わいがあり、慈愛に満ちた歌声がこの曲を一段と魅力ある曲にしています。

余分なものが削ぎ落とされて、自然の中に溶け込んでいくようなその声は美しく輝きます。

 

広がる草原、荒野?勝手に想像してしまう景色。

チェンバロの一種の楽器「スビネット」、「フィドル」、「ハモニウム」、「ストリングス」などが肌にフィットして・・・。

古きよきアメリカの原風景を呼び覚まします♪

過ぎ去ったアメリカを今の言語で歌うところに、このアルバムの並はずれたクオリティが隠されています。

 

構想10年、録音に4年を要した力作なのに力が抜けたような作品。

こだわりぬいた結果がこのシンプルになったように感じます。

新鮮な響きが美しく,アメリカと欧州のつながりへと思いは広がるのです・・・。

Hi!心呼吸 3月1日(火)

M1> OUR LOVE WILL LAST FOREVER / 永遠の二人 / バーバラ・ウェザーズ

 

ブラコン好きの方には懐かしい1曲かもしれませんね。

アトランティック・スターのリード・シンガーとしてのキャリアも持つ

「バーバラ・ウェザーズ」

88年の脱退後に一念発起してリリースしたのが、1990年のデビューアルバム

『バーバラ・ウェザーズ』。

1984~1989年にアトランティック・スターのリード・シンガーを務めた彼女。

アトランティック・スターの活躍の中でももちろん世界的ヒットソングになった名バラード「オールウェイズ」を歌っていたのがこの方♪

アトランティック・スターの人気のピーク時を担っていた彼女の歌声は間違いなく歌姫であります。

アース・ウインド&ファイアーの故「モーリス・ホワイト」もプロデュースで参加した本作は、シュプリームス「愛は何処へ」のカヴァーなど、彼女のクロスオーヴァーな持ち味が発揮された快作です。

一方でファンク調の曲も歌いこなす歌唱力にも注目です。

さてモーリス・ホワイトが3曲プロデュースしています。

その他曲としては、マイケル・ボルトン=ランディ・グッドラム作のミディアムバラード「Where Can You Run」などオススメ♪

ダイアナ・ロスを意識したと言われる作り。

 

彼女の歌唱力を存分にアピールできる曲の数々はこの時代でもキラキラと輝いております♪

 

M2> キャント・ストップ・ラヴィング・ユー /  トニー・リーダス

 

1959年米国メンフィス生まれ。「アート・ファーマー」や「ベニー・ゴルソン」との共演で知られるジャズ・ドラマー。

80年代前半からウディ・ショーのバックなどで注目を集め、サイドメンとして、数多くのセッションに参加。

切れと冴えのある力強いドラムが印象的♪

 

そんな彼のアルバム「The Far Side」から。

 

アルバムのドラマーに、この人の名前があれば、まずはハズレがないと思ってまちがいない。

そういっても過言ではないくらいアルバムの中の存在は大きいドラマーの一人。

 

49歳という若さでこの世を去ってしまった偉大なドラマーの作品。

ダイナミックかつアグレッシヴなプレイ……

限られる彼の作品を大切に聴きたいと思っています。

 

メリハリの効いた爽快感あるサウンドが心地いい作品。

この「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」も出すぎず、細かいタッチで曲の中心をキープしているのがわかります。

 

ヒリヒリと緊張感の中にも笑顔を想像できてします生のアドリブのプレイは聴き応え満載です♪