M1> When I Say / ヴァネッサ・パラディ
2000年リリースされた「Bliss」から。
彼女のイメージがガラッと変わった1枚でしょう。
アンニュイで可愛らしい容姿と声で世界を席巻し、曲調に恐ろしいほどマッチして彼女の音楽性を築いたデビュー当時・・・僕も聞きまくったなぁ。
その当時からガラッと変化!
このアルバムは母になって作ったアルバムです。
ママになって作られたアルバムは優しさが宿り、全体的に穏やか空気が流れています。
彼女の色気のような雰囲気は存在しておりましたが・・・。
まさにこの作品でアイドルからの脱皮を果たしたと言える1枚。
クリエイティヴさがみなぎって「ヴァネッサ・パラディ」という非凡な才能を見せ付けてくれた気がします。
この春先、生活に溶け込んでいき、生活の中にこの穏やかさが染み込んでいきます。
彼女の幸福な時間がしみこんだ作品だからこそでしょうか。
洗濯物を干して、家の掃除をして、お仕事に向かいながら、ちょっと出来た時間にピッタリのような気がします。
ママパワーを感じることができる1枚。
同時にママの偉大さを感じることができる1枚。
M2> UNTIL YOU LET GO / ピーター・ベケット
「ピーター・ベケット」の唯一のソロアルバム1992年にリリースされた「サンビーム」から。さてピーター・ベケットはどんな人なのか?
イギリス、リバプール生まれ。
AORの名バラード「ベイビー・カム・バック」で知られる『プレイヤー』の元ヴォーカリスト!といえばピンと来る方も多いかもしれませんね!
このアルバム、ドライブにピッタリ。
コレからの春夏には聞きたくなる1枚です。
さてそんな1枚からアルバムのラストにクレジットされていたのがこの1曲。
「UNTIL YOU LET GO」
92年に日本でも公開された映画「恋のためらい~フランキーとジョニー」の主題歌にもなっていた1曲です。青春センチっぽい雰囲気がしません?このデュエットといい、声といい。ちなみにこの映画、ラジオにリクエストして必至に思いを伝える・・・簡単に言えばそんな映画!
その主題歌。僕は好きになるよね♪
AORテイストも含んだメロディックロック♪
ヘビーすぎないロックに綺麗なメロディを加え、ドライヴィング・ナンバーを含んだ1枚。
フレーズに痺れ、シーズンの景色と聞くとセンチメンタルになったり、単にAORだけでは語れない音と一緒にお出かけしましょ♪