M1> ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ / アート・ペッパー
4月1日♪
新年度のスタートにこの曲を。
春先、家の窓を開けて少し大きめの音で聞きたくなる1曲。
何度聴いても飽きることもなく、これからも聞き続けるであろう1曲。
親日家としても有名だったサックス奏者「アート・ペッパー」
アート・ペッパーは1925年にカリフォルニア州生まれの生粋の西海岸人。
彼の才能は白人でありながら東海岸の黒人ジャズメン達にも一目置かれ、 マイルス・デービス、ジョン・コルトレーン達がロスまで演奏にきた際には必ずそこに加わって演奏を行ったといわれるサックス奏者。
そんな彼の絶頂期(1957年)にレコーディングされた1枚。
レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が奏でる色あせない名曲の数々・・・。
アート・ペッパーは時代を彩ったまさにビッグ・アーティストだってわけですが、
そんなビッグ・アーティストには「この曲こそ」というヒット曲を持っているわけで・・・。
アート・ペッパーはやはり「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」でしょう♪
「ヘレン・メリル」のヴォーカルも大好きだけど、このシンプルで都会的で美しい原曲にはかなわない。
さて、コレで春が本格的に始まった気がします!
M2> 恋人よ我に帰れ / ダイナ・ショア
もう1曲はこちらも4月の新年度に聞きたくなる曲です。
晴れ間が広がる春の時季。
彼女の歌声でリラックスして踏ん張ろう!って気になるんです。
ダイナ・ショア。
どこか品が合って、美しく絹のような歌声は説得力もありながらキュートさも兼ね備える。
その声でブルースを歌い上げる。
実に不思議な、僕を聞き込ませてしまうモノを持っているのだ。
1950年代から1960年代にかけて『The Dinah Shore Show』などのテレビ番組で多大な人気を博す。その容姿も美しく、知性もある。
人が羨むお嬢さんだったとか・・・。
後年には女子プロゴルフの発展にも貢献したことで1994年に世界ゴルフ殿堂入りをしています。
ダイナの歌声の魅力を最大限に引き出した、名盤の名に恥じないアルバム。
『ダイナ・シングス・サム・ブルース・ウィズ・レッド+2』から。
得意のブルースをはじめ、洗練されたパフォーマンスを存分に発揮している会心の作品。
ダイナ・ショアの
「私のもとに帰ってきてね・・・」と内容は切ない内容の歌ではありますが、ラジオから離れていた人がラジオに帰ってきて欲しいな。というこじ付けも含ませて・・・w