Hi!心呼吸 4月18日(月)

M1> All I Need to Know  /   ブリンドル

 

2002年リリースのアルバム「ハウス・オブ・サイレンス」から。

「カーラ・ボノフ」、「アンドリュー・ゴールド」、「ウェンディ・ウォルドマン」、「ケニー・エドワーズ」によるスーパー・グループ『ブリンドル』のセカンド・アルバム。

 

さてこの「ブリンドル」というグループは1960年代末にロスにて結成され、1970年にシングル「Wake Up This Morning / Let’s Go Home and Start Again」をリリースするも、アルバムを発表する機会が得られずに解散してしまった幻のグループ・・・。

そうそうたるメンバーである。

アルバム・デビューを果たせぬまま解散し、それぞれの活動で名をあげた4人が

20数年ぶりに集合して95年にデビュー・アルバム「ブリンドル」をリリースしてから7年後にリリースされたのがこの「ハウス・オブ・サイレンス」

1970年代後期の香り漂う、フォーク・ベースの良質な音が詰まった作品です。

それぞれの成功を手にして改めて音楽に向き合ったとき、表現された音楽はシンプルなフォーク。

彼らの原点の音楽に立ち返った雰囲気です。

アルバムの中で存在感を放っているのは「ウェンディ・ウォルドマン」

リード・ヴォーカルを一番多く担当しています。そして「カーラ・ボノフ」の存在も忘れてはなりません。

以前もカーラの曲をお送りしましたが、この清楚で気品溢れる歌声は春先にも聴きたくなってしまう・・・。

だって仕方ないじゃないの♪

 

M2> ブロークン  /  ジェイク・バグ

 

1994年2月28日生まれ。(現在22歳)イギリス出身シンガー・ソングライター。「ジェイク・バグ」

2013年にリリースされた彼の大ヒットデビュー作「ジェイク・バグ」より。

14歳でギターを始め、17歳でマーキュリー・レコードと契約。

 

「ボブ・ディランの再来」と世界でも注目を集め、シンプルに鋭いアコギによるリフと疾走感溢れる曲展開、いきなり心を鷲掴みにされるインパクトの強い作品♪

全体を通して聴いた印象としては、やはりボブ・ディランの名を出さざるを得ない作風だろうか。正直ここまで率直にディランの存在を意識させられるアーティストというのは、ここ十数年でもそうは居なかったんじゃないだろうか。

 

御大ディランがデビューして(今年は日本ツアーも発表されましたが、ちょうど今日は東京でコンサートをすることになっている。)時代を変化させ、コレまでの時代の中でディランのようなアーティストがたくさん出てきたか・・・。

そんな時代の中に出現したジェイクは本物。

類まれな才能と、恐ろしさも兼ねそろえた音楽センス。

デビュー作でそれが実証された。

世界中で耳を奪われることになるのだから。

 

今年はフジロックの出演も発表され御大と本人も日本でパフォーマンスとは。

何かのパワーが日本に呼んでいるのか。

今年も耳を奪っていただきましょう♪